瀬能さんは、とある美術館が買った絵画が、本物かニセモノか、真贋を下すよう頼まれる。
※全編会話劇です
最終更新:2025-04-19 21:20:05
21578文字
会話率:80%
徳島県立近代美術館に展示される名画「自転車乗り」。その真贋に疑念が浮かび上がる。館長・東条理香は、修復師・三枝からの報告を受け、調査を開始。地元紙記者・水無月も巻き込み、美術界を揺るがす贋作疑惑の核心へと迫っていく。やがて浮かび上がるのは、
世界的贋作師ベルトラッキの影と、芸術と真実の曖昧な境界。贋作が意味するものとは何か、美術館の責任とは、美とは何かを問う本作は、サスペンスとヒューマンドラマが融合した社会派ミステリー。真実を追い求める人々の葛藤と決断、そして贋作に込められたもう一つの芸術への情熱が胸を打つ。最後に残されたのは、贋作という名の“真実”だった――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-26 09:24:40
9278文字
会話率:59%
現在を舞台にした日常系の推察ものです。設定には歴史が含まれますが、当分出てくる予定はありません。気軽に読んで頂ければ幸いです。以下は、その設定です。
「名物の声が聞こえる」……不昧公の名で知られる大名茶人、松平治郷。公が生前に遺した
功績は計り知れない。
『古今名物類聚』は日本史上類をみない「名物の巨大カタログ」だ。
古美術鑑定において、不昧公の以前と以降で分かれると言っても過言ではない。
にも関わらず、鑑定士として不昧公が語られることは殆どない。
何故か?
自ら、その能力を隠したのだ。
「鑑定における『絶対の保証』など、命がいくつあっても足りない」
公が宿した『心眼』と呼ばれる能力は、物に残った痕跡を正確に読み取ることが出来た。その能力は、子孫に脈々と受け継がれて現代に至っている。
古美術鑑定の礎を築いた鑑定士の祖。
その功績と能力は、今も隠匿され続けている……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 19:50:00
29044文字
会話率:45%
国内某所に沫土(まつど)博士が運営するその菜園(サイエン)試験(テスト)農場がある。
博士はちょっと… というより相当変わった人物であり、日々菜園試験農場で研究を進めつつよくわからない現象や理論を弄(もておそ)ぶのが趣味である。
そこに営
業と試験の依頼に訪れる「僕」と博士は妙に「ウマが合う」ところがあって、ついついどうでも良いことを話しこんでしまうのであった。
ちょっと科学(サイエンス)好きな二人が果たしてどんな会話をしていたのか… 趣味悪く盗聴してみることにしよう。ただしエピソードに真贋(しんがん)は、しっかり御自分で判断なさってくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 12:44:37
48949文字
会話率:57%
絵画としての価値がない絵を描く画家クレイ。
しかし彼の審美眼はすごかった。
鑑定士として真贋・古美術・絵画鑑定は確かだった。
物の価値が分からない伯爵令嬢に気に入られ、毎回査定を依頼され。
美術品を巡り事件を解決していく物語。
最終更新:2024-08-05 06:04:33
197066文字
会話率:24%
【あらすじ】
七夕も終わり、秋の気配が漂う宝珠皇宮後宮。
後宮蔵書室・華月堂は、連日、混みあっていた。
春にがんばった模様替えや本の配達が功を奏したと喜ぶのは、華月堂の司書女官・白花音。
しかし上司である華月堂の司書長官・鳳伯言の鬼上
司っぷりに相変わらず翻弄され、忙しい日々を送っている。
そんなある日、花音は、『宝玉真贋図譜』という本が書架に見当たらないことに気付く。
それは、凛冬殿の女官たちに特に人気の高い本だった。
ほどなくして、その本は、思いもよらない場所で見つかる。
凛冬殿の若い女官、蘇奈が遺体で発見され、そのそばに、『宝玉真贋図譜』が落ちていたのだ。
蘇奈は、花音も馴染みの凛冬殿の女官三人組の一人
蘇奈は自死と思われたが、華月堂の本が現場に落ちていたことから、花音に容疑がかけられる。
「蠟蜂様の仇を討つ」と内侍省武官の冥渠に宣戦布告された花音。
「冤罪にされる前に自分でなんとかしなくちゃ!」と凛冬殿に潜入し、そこで姜涼霞という男装の麗人に助けられる。
花音に容疑が掛かる中、璃莉が話してくれた「三人のイタズラ未遂」を手掛かりに、花音は事件を調べていく。
なんとか花音を助けたい紅壮と藍悠、そして伯言の助力により、花音は事件の真相に迫るが、魔の手は花音にも伸びていて――。
華月堂の司書女官・白花音、後宮を揺るがす大事件を解決することができるのか?!
※ 拙作は『華月堂の司書女官』というタイトルで、角川ビーンズ文庫様から書籍化されている作品の続編です。
そちらを読まなくても楽しめる内容となっておりますが、もし、気にいってくださって、前のお話も読んでもいいな、と思ってくださったら、カクヨム様でシリーズ化して連載しておりますので、よろしければそちらもご覧いただけるととってもうれしいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 06:00:00
89039文字
会話率:50%
私は六紋社第六編集部の編纂する『月刊ジーランティア』に記事を連載している専属のライターだ。
担当は『クトゥルフ神話』である。
新連載予定の『クトゥルフ神話の秘密 日本編』の為のネタを探しているところだ。
しかしなんの成果もあげられていなかっ
た。
そんなある日、神話関連に関わる様なふたつの物が私のもとに現れた。
『五芒星の石』と『黄金のランプ』である。
それらの真贋を確かめる為、私は取材に向かったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 22:54:07
9729文字
会話率:32%
草薙剣の行方とその真贋にかかわる物語
最終更新:2022-01-25 17:00:00
30048文字
会話率:38%
自由を、望み。手にしたところで。
その真贋を見極める眼を、我々は持っているのだろうか?
偽物をつかまされたまま、うかれてやしないか?
最終更新:2022-01-16 00:00:00
300文字
会話率:100%
オーパーツの真贋を調べて20年の専門家に「これは本物じゃないか」と物を持ってきた訪問者。
どこかにあると信じる本物かもしれないと話を聞くが、これはそうじゃなくて……
※この作品は「カクヨム」にて同作者・同作品名で投稿しています。
最終更新:2021-12-27 00:00:00
943文字
会話率:28%
カードコレクターが、ずっと探し求めていたカードに出会う話です。
最終更新:2021-11-03 03:06:04
2145文字
会話率:39%
かつて伝説級の武具を世に残した鍛冶師ガーディヴァル。晩年彼は人知れず山奥の村で過ごし、そのまま弟子も残さず天寿を全うしたと思われていた。
だが、そのガーディヴァルの孫であり、唯一の弟子と名乗る少年ティルトが田舎町サイに現れた。
サイの冒険者
ギルドマスターであるカースィは半信半疑ながらも彼をギルド専属鍛冶師として採用し、低ランク冒険者の装備の修繕を行う仕事を任せることにした。
だがティルトは町の鍛冶師見習いですら簡単に直せる武具の修繕も上手く出来ず、一年後結局カースィによってギルドをクビになってしまう。
その直前彼の元に現れた新米冒険者の青年アービーからボロボロに朽ち果てた剣を渡されたことで彼は真の力を発揮することになる。
ティルトの力――スキル【真贋】は、真実をその目に映し出すことが出来るというもので、青年が持ち込んだボロボロの剣を見たティルトの目に映ったのはその剣の真の名とその力だった。
ティルトは最後の仕事としてその剣――聖剣アーヴィルを自分の持つ全ての力を込めて打ち直してから町を出た。
やがてその聖剣アーヴィルの真実の力に気づく者がギルドに現れ、ティルトが本物のガーディヴァルの弟子だと判明するのだった。
これは後に『聖剣は造れても包丁一本造れない鍛冶師』『魔神の盾より鍋蓋のほうが造るのが難しい職人』と謳われる少年の歴史に現れた最初の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 17:39:42
10326文字
会話率:41%
ある日、スターリング博士はある人から、黄金の山羊像の真贋鑑定を依頼される。博士が助手の少年に語る真贋鑑定の結論とは?
最終更新:2020-12-08 21:43:39
941文字
会話率:68%
主人公北條は山形県に在る美術大学の先生。東京で一目惚れした女性の事が頭から離れ無い悶々とした日常を過ごしていた。ある日東北大学の教授に、贋作の真贋の依頼があり、仙台市にあるお屋敷を訪れると、そこにはあの美しき女性がいたのである。贋作の里に学
生たちを連れて行くと、そこには詩乃さんが二人存在していた。全てが、本物と贋作で出来ている贋作の里から始まる、事件、果たして、美しい詩乃姉妹の愛の行くへは・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-02 16:54:39
39976文字
会話率:29%
ずーっと昔に書いた創作怪談シリーズ。
これを書いていた頃は、真贋などどうでもよい的な考えがあって(本当にあった怪談って、誰が証明するんだよ?と思っていたので)PCに保存されている文章データが未分類もいいところなので・・・
今日は、実話系怪
談です。
創作してません。
そういうの苦手な方はおやめになったほうが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-13 02:00:00
1126文字
会話率:12%
そこは知る人ぞ知る鑑定事務所【御霊のレンズ】。
心霊写真の真贋を見極める【眼】を持つ青年・玉置千里(タマキ センリ)は、しかし実のところその生活に満足はしていなかった。
そんなある日、千里を見込んであらゆる場所へ心霊写真を撮りに行くと、
莫大な金額を投じて千里を専属鑑定士として契約を持ちかける謎の女性・神居弧織(カムイ コオリ)に出会う。
弧織の目的とは?千里の本当に望むものとは?旅の先に、待ち受ける弩級の写真とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-21 03:01:16
1033文字
会話率:0%
この作品は、草創期歳時器時代の膨大な甲骨文文書のなかから見つかり、竹簡に筆写されて今日まで伝来されてきたものである。偽作説もあり、真贋の論争がかびすましいが、ぼくとしては偽作説のほうに与しておきたい。
最終更新:2017-06-13 19:09:19
623文字
会話率:0%
「友紀(ともき)さん。鑑定してほしい写楽絵があるんです」
東京・銀座の路地裏に居をかまえる水羊亭画廊の若き画廊主・柏木友紀のもとへ舞いこんだのは、真贋もさだかではない未発見の写楽絵だった。ナゾの写楽絵をつけねらうあやしい男たちの影に、次
々と起こる殺人事件! 犯人の魔の手は柏木友紀にも容赦なくおそいかかる!?
〈水羊亭画廊シリーズ〉の柏木友紀、松本まどかと云ったおなじみのメンバーにくわえて〈水羊亭画廊シリーズ〉真打ちにして最終兵器となる玲瓏(れいろう)の変人・華響院響華が東洲斎写楽のナゾにいどみます。
緻密(ちみつ)な作品分析からうかびあがる〈写楽コード〉を読みとくうちに、これまでだれも知らなかった本当の東洲斎写楽があきらかとなる!『刀の柄で踊れや写楽(新説・東洲斎写楽)』の綾乃弓彦(よのすけ)が満を持してはなつ、写楽ファン必読の長編本格美術ミステリ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 00:31:04
67687文字
会話率:40%
願いかなうノート、その願いは確実に叶えられる。
そのノートの表紙には赤い山が書かれているそうだ。
そんな話を先輩から聞いてしまった。
最終更新:2016-07-29 17:09:08
3044文字
会話率:31%
日本…裏社会に蔓延る闇。何時の時代も権力にすがる人間の周りには闇が存在する。それが裏社会。表舞台に決して立つことはないが、権力者からはその名を知られ、重宝され、そして疎まれる。権力者同士の争いに加担し命を落とす者も少なくない。この物語は、裏
社会に生きる青年譜手間真治(フテマシンジ)のその特異な能力を手に入れるまでの物語。…というとりあえず「瞳」を題材にしたサスペンス風の小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-19 22:00:00
17329文字
会話率:27%