ギリシア神話の魚座の物語。
この世で最も美しい女神アフロディテ。彼女の息子として知られるエロスは、アフロディテの忠実な従者であり、一番の讃美者であった。
巨人族(ギガース)との戦いに打ち勝ったことを祝う宴に、アフロディテとエロスの親子も招か
れる。神々が勝利の美酒に酔いしれる中、恐ろしい怪物が現れ、祝宴が狂騒へと一転してしまう。
恐怖が明らかにする美と愛の本来の関係とは。
※文学的、匂わせ程度の性描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 16:36:04
22682文字
会話率:31%
最初にして最後の魔女ヘカテ。
古代大戦ティタノマキアにおいて、まだ姿形すら無かった彼女がそう呼ばれる所以とは?
神々との戦いにおいて、冥王ハデスが選ばなかった未来とは?
地獄の先には、更なる地獄が待っていた。
最終更新:2017-10-09 13:14:16
7621文字
会話率:26%
この作品は、草創期歳時器時代の膨大な甲骨文文書のなかから見つかり、竹簡に筆写されて今日まで伝来されてきたものである。偽作説もあり、真贋の論争がかびすましいが、ぼくとしては偽作説のほうに与しておきたい。
最終更新:2017-06-13 19:09:19
623文字
会話率:0%
貧乏苦学生の鳳桐悟(おおとりとうご)がはじめた不思議な在宅内職バイトは異世界の『神』……。
それは信者ゼロからスタート、バイト料は信者1人あたり月1円支給のブラックバイト!
弱小神である自分への信仰を広め、どんどん信徒を獲得してバイト料を
がんがん稼いでいこうとは思いつつ青春真っ盛りの桐悟は神の声が唯一聞こえる聖女メリアの健気な献身ぶりも気になるし、大学図書館で出会った桜子や内職仲間の麗しき女神クレアのことも気になってしまう。
そんなさなか12神が顕現したとき、ついに神々が争う最終戦争ギガントマキアが幕を上げるのだった――
普通の大学生活を送りつつ同時に四畳半下宿から在宅神様業に励む青年の青春絵巻。
いかにして神話や宗教が成立してゆくかを描く宗教シミュレーションです。
※できるだけ毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-04 23:26:25
49181文字
会話率:42%