玄 香月は、父親から『大恩のある先帝の御子を守れ』と命令される。それは反乱を企てる家臣たちから皇帝を守る為であり、非業の死を遂げた異母姉の玄翠蘭の謎を解き明かす為でもあった。
欲望渦巻く後宮で香月が得るものはーー。
最終更新:2025-03-22 15:46:11
134911文字
会話率:29%
十二歳のとき、私は雪の精のような美しい人を拾った。でもその人はある日雪のように消えてしまう。それから一年後、角家に養子入り、十五歳で後宮へ。旦那様の計画通り、皇帝の寵愛を受け、四妃の一人になったけれども、どうして、あなたがそこにいるの?
中
華風の後宮恋愛小説。
以前投稿していた「その愛はちょっと重たいかもしれない。」の改稿版(三人称、内容が少し異なります)
「魔法のiらんど」でも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 12:19:06
54257文字
会話率:37%
【憎しみに燃える悪女が権力を掴み国を傾ける中華復讐譚】
魁《かい》国には、外戚の禍を避けるために、皇太子の生母は必ず死を賜るという法がある。
その残酷な法により姉を殺された翠薇《すいび》は、姉の子が健やかに成長して名君になることを願っ
ていた。けれど、後宮の権力争いにより、その子までもが暗殺されてしまう。
怒りと悲しみの中で、翠薇はすべてに復讐することを決意する。魁国の法、皇帝、後宮の女たち──そのすべてに。皇后の地位も国母の栄誉も、生きながらにして手に入れることによって、法に盲従した者たちをあざ笑うのだ、と。
手始めに、翠薇は姉に似た容姿を利用して皇帝を篭絡する。あるいは皇帝の寵愛を笠に着て、あるいは野心を持つ臣下と結んで。競争相手を追い詰め、邪魔者を排除する彼女は、やがて悪女と呼ばれるようになるが──
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 07:13:34
143171文字
会話率:28%
幻獣を召喚する力を持つソリアは三国に囲まれた小国の王女。母が遠い異国の踊り子だったために、虐げられて王女でありながら自給自足、草を食んで暮らす生活をしていた。
しかし、帝国の侵略により国が滅びた日、目の前に現れた白い豹とソリアが呼び出した
幻獣である白い猫に導かれ、意図せず帝国の皇帝を助けることに。
皇帝を治癒したことにより、死罪を免れたソリアは、自由に生きることを許されたはずだった。
しかし、皇帝の後見人として皇帝の地位に就けた重臣がソリアを荒れ果てた十三離宮に入れてしまう。
「ここで、皇帝の寵愛を受けるのだ。そうすれば、誰もがうらやむ地位と幸せを手に入れられるだろう」
「わー! お庭が広くて最高の環境です! 野菜植え放題!」
「ん……? 連れてくる姫を間違えたか?」
元来の呑気でたくましい性格により、ソリアは荒れ果てた十三離宮で健気に生きていく。
そんなある日、閉鎖されたはずの離宮で暮らす姫に興味を引かれた皇帝が訪ねてくる。
「あの、むさ苦しい場所にようこそ?」
「むさ苦しいとは……。この離宮も、城の一部なのだが?」
これは、天然、お人好し、そしてたくましい、自己肯定感低めの姫が、皇帝の寵愛を得て帝国で予定外に成り上がってしまう物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 19:44:35
89327文字
会話率:41%
――後宮妃が殺されて池に浮かぶ姿は、大輪の花が咲いているかのようだった。
四妃のひとりが殺され、犯人と疑われたのは、唯一皇帝の寵愛を受けていない白鈴花(ハク・リンファ)だった。
鈴花は自分の無実を証明するため、時に女官に扮しながら後宮を探
り、真実を突き止めていく。
古き神の末裔である白家の姫・鈴花は、身体に宿る神鈴を振り、死者の無念と帝国の闇を晴らしていく。
そうしていくうちに、いままで関わりのなかった皇帝との関係も変化していき――?
【章毎の事件解決まで毎日更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 18:23:02
101373文字
会話率:31%
17歳の少女、周 蒼華(しゅう そうか)は、皇帝の妃の一人である。
蒼華は美しく聡明でありながら、没落貴族の娘であるため、皇帝の寵愛をめぐる争いから早々と脱落してしまった。
だが、そんな蒼華はへこたれることはなかった。なぜなら――。
「美少女だらけの後宮に住むことができるなんて……最高!」
実は転生者の蒼華は、可愛い女の子が大好きで、皇帝のことなんてそっちのけ。美しい貴妃たちと親しくなろうとし、そして不気味に思われていた……。
そんなとき、皇帝が突如として行方不明となる。蒼華にとっては他人事……のはずが、皇帝の影武者に選ばれたのは、蒼華だった。
「わ、わたしが皇帝!? 無理ですってば!」
蒼華は男装させられ、他の妃や官僚から皇帝の代理を押し付けられてしまう。
蒼華は仕方なく偽物の皇帝となるが……。
「本物の皇帝陛下より、蒼華様のほうが優秀では?」
官僚たちからは頼りにされ、妃たちからも熱烈な愛情を向けられるようになり……。
蒼華はその超人的な優秀さで、帝国の危機を次々と救っていく。
美少女大好きな変人妃・周 蒼華が、大帝国を導く救世主へと成り上がっていく中華ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 09:09:52
22286文字
会話率:30%
「借金を肩代わりする条件として、後宮に上がって欲しい」
ポヤポヤ父さまが詐欺にあってこさえてしまった借金五百五十貫。それを肩代わりしてくれたのは、皇帝の侍中を務める、范 恵騎。
後宮嫌いの皇帝。その皇帝の寵愛をいただくこと。それが、
借金肩代わりの条件だった。
ならばと勇ましく後宮に乗り込んだものの、全く姿を現さない皇帝。代わりに出会ったのは、高 栄順と名乗る武官。
「見せかけの月でよろしければ、差し上げましょう」
見せかけの月。すなわち、みせかけの妃になるということ。
後宮からのラブコールに辟易としていた皇帝のみせかけのご寵妃となって、陛下に平穏を授ける。それが栄順から提案された仕事。
栄順が、かくれんぼ皇帝その人だった?
これは、奏帝国第十二代皇帝景帝と、唯一の寵愛を得た妃の、ヒミツの出会い(と契約)の物語。
※ この作品は、PIXIVさまにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 12:39:16
91772文字
会話率:33%
気づいたら前世でやってた乙女ゲームの悪役令嬢ユリアに転生して――と、ここまではよくある話……問題はその後ですよ!
ヒロインを虐めた罪で断罪され、流れ着いた先は遠い異国の後宮(ハーレム)!?
女奴隷としてハーレムに売られたユリアが
見たものは、栄華を極める帝国中から集められた美女たちが皇帝の寵愛を競い合い、宦官や官僚たちが派閥争いを繰り広げる宮廷生活だった――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 12:00:00
96089文字
会話率:29%
百膳後宮。
そこは健啖家な皇帝のために集められた美食の花園。そんな後宮の頂点に立ち、なおかつ皇帝の寵愛を一身に受ける私のもとに、真っ赤な麻婆豆腐を片手に下剋上を申し込む妃が現れた。
「点貴妃に妃嬪の地位をかけた百膳遊戯をお挑みいたしますわ
!」
「いいでしょう。百膳遊戯、受けて立ちます」
女には負けられない戦いがある。
皇帝の寵愛をかけた愛の手料理勝負、いざ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 20:14:53
5532文字
会話率:35%
【最終話予約投稿済】小国スウェイルの第一王女ソフィア・スウェイルは隣の大国ラドフォードへ赴いた。父と共に献上品をささげるため皇帝と謁見する。その場でソフィアは薄紫色の特別な髪色が目に留まり、夜の宴で皇帝に召し上げられてしまう。皇帝の妃などが
住む宮の一つで暮らし始めたソフィアは、毎夜皇帝の伽をする。文字通り、他愛無いお話をして寝入るだけの夜が続く。皇帝はソフィアを娘のように可愛がるばかりだった。世間に皇帝の寵愛がささやかれ、ソフィアの元に大量の贈答品が届く。困り果てたソフィアが皇帝に相談すると、贈答品を引き下げてくれた。その日を境に、皇帝はソフィアを伽の相手にしなくなった。寂しく打ちひしがれ、ソフィアは自分が皇帝を愛し始めていたことを自覚する。落ち込むソフィアに追い打ちをかけるように皇帝の崩御が知らされた。嘆くソフィアの元に、新皇帝は三つの未来を提示し、彼女はその中から、自分の進む先を決めなくてはいけなくなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 11:00:00
25852文字
会話率:43%
花の名を持つ一族が治める国、花興。
六つの花弁が広がるように花開いたこの国は未だ七つの國をその内部に持つ特殊な政治形態をとっている。
女であることを隠して朝廷に出仕している芙蓉には、かつて皇帝の寵愛を一身に受けた天才官吏月英を父親に持つとい
う秘密があった。
芙蓉を父親同様手元に置こうと画策する皇帝や芙蓉を利用して国を掌握しようとする叔父の手を逃れ、彼女が辿り着く真実は国を破滅に導くのか。それとも新たな時代を呼ぶのか。
恋と陰謀渦巻くヒストリカルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 23:00:00
449128文字
会話率:41%
この異世界では、次元の違う世界から転生してきた者を、漂流者【ドリフター】と呼ぶ——。
終わりの見えない社畜生活の中、不慮の事故で死んでしまった神田湊(カミダ・ミナト)は、魔王を手懐けるスキル『最終皇帝の寵愛(ラストエンペラー・タイム)
』を始め、数えきれないスキルと規格外の初期ステータスを付与され、とある異世界に降り立つこととなった。
その転生初日。【始まりの草原】で魔王をあっさり手懐けたミナトは、
【何ものにも縛られず自由にイキる】
【世界中を旅し、様々な種族の〝さいかわ〟を口説き落としてハーレムを作る】
という揺るぎない二つの旗を心に掲げ、二度目の人生をスタートさせる。
ミナトの全スキル、魔法、その発動方法を全て把握する〝ステータスウィンドウに住む美少女ガイド〟と共に愉快な仲間達を集めながら、一風変わった異世界のトラブルを図らずも紐解いていく。……そんな物語。
——〝さいかわ〟とは、『最高にかわいい』『最強にかわいい』それすなわち……『神』と同義だ——
(カミダ ミナト談・第一話より引用)
正真正銘、全世界最強。 誰にも止められない力を授かって転生した男の異世界チーレムギャグコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 18:22:18
206345文字
会話率:64%
始皇帝が没した。
宦官趙高は、始皇帝の寵愛を受けていたにも関わらず、時期到来とばかりに謀を巡らせる。
秦帝国滅亡の原因ともなった趙高の側面や内心を、丞相李斯、二世皇帝胡亥、趙高の弟趙成、趙高の娘婿閻楽、そして趙高自身の視点から描く。
※アルファポリス主催 第5回歴史・時代小説大賞にて、最終選考まで残り、奨励賞をいただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 15:00:00
44876文字
会話率:38%
ある日、お父様が死にそうな顔で言った。
「お前は後宮に上がることになった」と。
嫌です、なんて即答してみてもどうにもならない現状を嘆くしかない。
本当に嫌なんですよ。だってたった一人の皇帝の寵愛を得るために、数百の女性たちが権謀術数を繰り
広げている場所でしょう!? 怖いったらないわ!
だから皇帝陛下の寵愛を得られず、人員整理の名目で開放される宮女を目指します!
後宮に夢なんて見ない塩商の娘。友達が出来たり、嫌がらせをされたり、心の中でいつか復讐したいと呟いたり、ままならない現実に悩みながら暮らしています。
※第一章完結しました。第二章の投稿を開始しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 22:48:33
199260文字
会話率:52%
広大な大陸の東を占める国、乾(けん)。とある地方の街で、ひとりの老人が食事の代金の代わりに昔話を語りだす。「皇帝の寵愛を受ければ不幸になる」と―――。 ひょんなことから貴族の姫の身代わりとして後宮に上がることになった翠蘭(すいらん)。
彼女は、偶然にも後宮の壁越しに風騎(ふうき)と名乗るひとりの青年と言葉を交わすようになる。それは、窮屈な後宮の生活に生まれた、ほっとできるひとときだった。ただの壁越しの出逢いでしかなかった。けれど、衝撃の真実がそこには秘められていた。 ***数年前、別名義で某少女小説賞に投稿した作品を改稿したものです。 ***古代中国をイメージした国が舞台のため、ルビの量が凄まじく非常に読み辛いですが、どうかどうかご容赦ください。 ***見直し、(時には大掛かりな)推敲をしながらなので、ちまちました更新となります。 ***物語は三人称で進められます。 ***漢字表記の関係で、文字のエンコードをUTF-8に設定しております。 ***2013/10/15完結しました。ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-15 23:08:40
82252文字
会話率:36%