始皇帝に仕える宰相であり、史記列伝の便所のネズミのエピソードで知られる李斯。貧しい小役人に過ぎなかった若き李斯は、ある冬の朝、便所で凍える一匹のネズミを助ける。しかし、そのネズミは、翌日、意外な行動を見せた・・・そのネズミの不可解な行動に、
李斯は人生の秘密を悟る。
この作品は、「極東浪漫座論」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 15:33:17
2123文字
会話率:0%
始皇帝が没した。
宦官趙高は、始皇帝の寵愛を受けていたにも関わらず、時期到来とばかりに謀を巡らせる。
秦帝国滅亡の原因ともなった趙高の側面や内心を、丞相李斯、二世皇帝胡亥、趙高の弟趙成、趙高の娘婿閻楽、そして趙高自身の視点から描く。
※アルファポリス主催 第5回歴史・時代小説大賞にて、最終選考まで残り、奨励賞をいただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 15:00:00
44876文字
会話率:38%
後に秦の丞相となる李斯(りし)視点で描く青春時代の韓非子。ただしこの話で韓非子は僕っ娘の男装女子です。
高校生用の法家周辺まとめとして作りました。
最終更新:2012-09-18 23:40:39
2590文字
会話率:38%