ある日の学校帰り、高倉捺音(なつね)は、知らない男性に声をかけられる。ただ、その声の主はおらず、自分の頭の中に響くように感じる。その夜、高熱を出し倒れ、数日後目覚めたとき、捺音はかつて地球とは別の、異世界の人間でフィーネと呼ばれていた頃の、
前世の記憶を思い出していた。
前世であるフィーネは、その世界の国のプロジェクトに参加し、同じ年齢くらいの男女数名の者たちと地球の日本に転移してきた。フィーネの真の目的は、その世界から出ること。本来は帰還の際に姿を消すつもりだったが、元の世界で問題が発生し、プロジェクト参加者全員帰還できなくなってしまう。その後、日本の地で命を落とした異世界の者たちは、地球で生まれ変わることになる。
捺音は謎の声が聞こえて以降、度々前世の記憶を夢で見ることになった。それから約1年後、高校生になったある時、同じように前世の記憶を思い出していた、共にプロジェクトに参加した、かつての仲間たちの存在を知る。そして、元の世界の者?たちによる様々な思惑に、捺音たちは巻き込まれていくことになる。
前世での出会い、仲間たちと出会えたこと、そして現在、再び巡り合っていく。
これは、捺音とフィーネを中心に、出会いと様々な想いが交錯していく、そんな物語――――――
*前世の話は、不穏で重めの話になると思います。序章は、日常や恋愛模様的な予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 21:10:00
207771文字
会話率:41%
いつもと変わらない日常が一変するのをただの会社員である芽依はその身をもって知った。
世界が違った、価値観が違った、常識が違った、何もかもが違った。
意味がわからなかったが悲観はしなかった。
それはこの美しく清廉で、残酷でいておぞましい御伽噺
の世界の中でも慈しみ育む人外者達や異世界の人間が芽依を育て守ってくれるから。
お互いの常識や考えを擦り合わせ歩み寄り、等価交換を基盤とした世界の中で、優しさを育てて自分の居場所作りに励む。
全ては幸せな気持ちで大好きなお酒を飲む為であり、素敵な酒のつまみを開発する日々を送るためだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 18:02:53
848430文字
会話率:45%
それらは異世界へと流れた技術という恩恵か。
狂い狂わされ、忘れ去られた過去の異物か。
西暦2024年12月、世界各地で突如発生し、落ちた周辺にあるほとんどの物を飲み込む『黒い球体』が出現した。
黒い球体に飲み込まれたチハヤユウキは
、異世界へとたどり着く。
その世界は、人型機動兵器 《リンクス》が戦場の花を飾り、黒い球体から出現する異世界から来た物資を巡って二つの勢力が争う世界。
世界を狂わすのは未来の技術か、過去の異物か。
世界を変えるのはその世界の人間か、異世界の人間か。
彼は、異世界の存在がその世界に何をもたらすのかを知り、この世界の秘密へと近づいていく。
これは、何もかもを失ってから異世界へと渡ってしまった、一人の少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:00:00
1944222文字
会話率:28%
「俺はキミを必ず救い出す」
柊木レイは地獄のような夢を見た。五感が現実のような夢でバケモノに殺される。そんな夢を毎夜毎夜見た。レイは様々な方法で殺され、精神が壊れていった
ある日、夢に扉が出てきた。
レイは扉の先で天使のような少女ラナと
出会った。
囚われていたラナはなんと異世界の人間だった。
ラナの身の上話を聞いたレイは誓った。
必ず救い出すと。
そうして地球に帰還したレイは勇者召喚に自分から巻き込まれに行く。
※この作品はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:06:16
441036文字
会話率:34%
これは、異世界の人間を召喚できる能力を持つネコミミ幼女ミニャちゃんが、ネット住民たちと交流し、森を開拓していく物語。
ネット住民たちは、30cmの人形に宿って異世界の森で働きます。日本では働かない人たちも、ミニャちゃん陛下のためなら馬車馬の
ように働きます!
人形に宿ったネット住民たちは制限が多く、1人の力はそこまで大きなものではありません。みんなで力を合わせて、ミニャちゃんのために物事を解決していきます。
ミニャちゃんは幼女なので、みんなのお手伝いをしてむふぅとします。偉い!
時には200m足らずの大冒険をし、時には竪穴式住居を作り、時には夏のゴミ捨て場のような臭いのゴブリンと戦い、時にミニャちゃんを楽しませるためにズンズンと踊ります。そうしてミニャちゃんが寝たら、掲示板で大会議を始めるような物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 18:45:28
523906文字
会話率:23%
《常闇の魔王》オスクロルドと、その配下である魔物の驚威に曝された世界。
女神サンルーチェは異世界の人間達を勇者として招き、拠点である神殿と戦力となる勇士を与え対抗していた。
少年・猪狩大吾もまた、病に倒れた勇者の代理として活動していた。
しかし彼の仲間となるはずの勇士たちは彼を受け入れてはくれず、仕方なく単身で魔物蔓延る戦場に挑む。
やがて《孤独の勇者》と呼ばれるようになった大吾は、ある日一人の少女と出会う。
襲い来る過酷な運命を乗り越えて、大吾は立派な勇者になれるだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 15:53:18
362466文字
会話率:21%
推理小説好きの少々偏屈な男性医師・来栖幸喜(くるす こうき)。定年を迎えた翌朝心臓発作を起こし、謎のチェンジリング現象によって精神だけが異世界の人間の体へ。
新しい体は、連続殺人事件の犯人として死刑になったばかりの少女、マリオンのものだった
。
転移した先は、科学も魔法も発達している世界で、幸喜(コーキ)が保護されたアルグランジュは、特に科学の発展した近未来民主国家だった。
知識チートの余地はなかったものの、マリオンの義弟アルフォンス(エリート警察官)と同居しながら、趣味の推理小説をライフワークにして気ままに生活の基盤を築いていく。
そこにもたらされた不穏な招待状。
マリオンは、【チェンジリングの王】と呼ばれる伝説的な人物の、莫大な遺産を相続する権利を持つ候補者の一人であった。体とともに権利も引き継いだコーキは、十五年ぶりに開かれる一族の遺産相続人選定会に、アルフォンスとともに乗り込んでいく。マリオンが犯人とされた十五年前の選定会での殺人事件の真相を、明らかにするために。
そして一族が集まったいわくつきの館で、再び惨劇の幕が上がるのだった。
死のゲームを仕掛ける復讐者『女王の亡霊』の正体とは?
一族とは無関係を公言するコーキは、障害物(人)を排除しながら、外部と切り離された館からの生還を目指して暗躍する。
※主人公は時折脳内で毒を吐きますが、あくまで偏見に基づく個人的な考察であり、間違った思い込みである場合もございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:03:21
549609文字
会話率:23%
今からおおよそ100年前、人類は滅亡の危機に瀕していた、そんな人類を
救ったのは異世界の人間と名乗る者達、そんな滅亡に瀕した異世界の
知的生物を救う英雄たちを異界の救命軍〈ワールド・レスキュー〉と呼ぶ
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最終更新:2024-05-06 21:32:30
208文字
会話率:0%
世界“アースオブエデン”には7種族が7つの国家を建てていた。その種族とは、人間族(人族)・竜人族・長耳族・小人族・獣人族・鬼人族・魔人族である。
そして、主神ゼプスナハトは女神たちに世界の管理を任せた。その命を受け、女神たちは各種族の
守護神となった。こうして、各国は女神の恩寵の下で、それぞれが独自に発展と繁栄を遂げた。小さな対立は時々起きたものの、かつて7種族は世界に共栄していたのだ。
しかし今、7種族の均衡は崩れ、人族は滅亡の危機に瀕していた。
◇◇◇
人族の守護神である女神アリューシャは、主神ゼプスナハトの許可を得て異世界の人間を召喚しようとしていた。これは女神序列最下位の自分と、同じく国家序列最下位の人族への特別救済措置である。
「どうか……どうか善良な人間でありますように……」
女神アリューシャは祈りを込めて召喚の儀式を始める。おそらくこれが最後の救済措置になる。次の“審判”までに人族の国を変革しなければ、この世界の人族は終わりなのだ。
女神アリューシャが一心不乱に儀式を続けること11日目、ついに一人の少年の召喚に成功した。これからこの少年の素性を確認し、こちらの世界への転生を依頼しなければならない。
女神アリューシャは心を込めて紅茶を淹れると、それを持って黒髪の少年のもとへ向かったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 22:06:31
319569文字
会話率:53%
黒崎 玲奈には幼馴染がいる。幼馴染の名は白雪 誠。
彼は玲奈を束縛し、その影響で玲奈の人間関係は壊れていく。玲奈は彼の束縛にうんざりしていた。
玲奈は白雪とある出来事から口論になるが、その時二人は白い光に包まれて異世界に導かれる。白
雪は勇者として歓迎される。
しかし玲奈は異世界の人間達の都合により森へと捨てられてしまう。
そんな玲奈を保護したのは魔王メビウスであった。メビウスは玲奈に優しくて…
玲奈はそんなメビウスの優しさや自分の話を真剣に聞いてくれる所に心惹かれて…
そんなお話です。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 22:26:53
8948文字
会話率:46%
世界を救うために異世界の人間を拉致して勇者にしたてようぜ、というあまりにクソな「勇者召喚」に反対した氷の魔女。けれど放っておけば世界は滅亡するわけで、国は結局勇者召喚を行いました。
三十人ほど魔術師は生贄になったものの、無事に勇者召喚は成功
し、たのだけれど、オマケがついてきた。眉目秀麗、勇者のギフトもりもりな兄の「オマケ」でついて来てしまった根暗で気弱で、ギフトの一つもない凡人の「弟」アキラ君。
ヘクセは「勇者召喚に協力しなかったのだから」と国から弟アキラ君の保護を命じられ、共同生活が始まった。
「へぇ、異世界の料理、美味しいねぇ。もっと作りなよ、アキラ君」
無才で無能でどうしようもない臆病者という自己評価のアキラ君と、自分が世界で一番強い魔女だという自己肯定感の塊の魔女。
「高校デビューに賭けてたんです……俺を元の世界に戻してください!」
「いやぁ、それは無理だねぇ。私の魔力を全部使えばできなくもないけど、そうすると私、人間になっちゃうし」
「わかりました、ヘクセさんの自立支援をします、魔法がなくても生きていけるようお手伝いします」
どうしてそうなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 10:54:48
36380文字
会話率:45%
どうもどうも小説家になろう初投稿で緊張しています。
海六花です。
まず一つ謝罪したいのはこの物語は主人公がそもそも異世界の人間なので異世界転移まではいかないですが、異世界よ物語と言うことです。
それが苦手な方は回れ右をお勧めします。
さてあ
らすじと言うことですが前書きを見てくれた方なら解ると思うのですが幻想郷の妖怪の山にすむ、射命丸文と言う烏天狗の新聞記者が新聞のネタを探して幻想郷を飛び回る物語です。
その第一ターゲットになったのが博麗霊夢と言う人間なわけですね。
彼女が何を聞かれたのかなんと答えたのかは見てからのお楽しみです。
此れからも海六花を宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 22:00:00
1794文字
会話率:0%
召喚者はこの世界の人間を不幸にする――。
日本から異世界転移した暗殺者・不動。能力によって異世界の人間を虐げる召喚者に理不尽を覚えた彼は、悪質な召喚者達の排除を誓う。そして圧倒的な力を持つ召喚者達を相手に彼は戦い続ける道を選んだ。これは
そんな彼と彼を取り巻く人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 21:54:01
331221文字
会話率:26%
市役所に勤めるヤマダユウは、夢の中に現れた怪しい男にどこかに連れていかれるが、途中で幼くして亡くなった兄の魂によって救われる。しかし知らない世界に降り立ってしまう。
夢の中だと思った世界で、奴隷として売られていた少女を買ったり、怪しい男
達に襲われたりするが、物置小屋に逃げ込んだ拍子に目が覚めたのか、自分のアパートに戻っていた。
しかし、襲われた時に切り付けられたケガによって現実だったことを悟る。ユウは異なる世界を行き来する能力を見込まれて、異世界の魔導士にさらわれたのだった。そして既に異世界の人間となってしまったユウは、元いた現世に長く留まることは出来ないというのだ。
ユウは向こうの世界で役立ちそうなものを買って再び異世界へ旅立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 21:33:22
313511文字
会話率:44%
女神により転生させられてしまった特に目立った特技もなければ顔も普通な平均中学3年生の赤城涼。そんな彼───彼女の目標はただ一つ──────
「俺は、絶対にこの世界で生き残る…!」
『絶対に死なない』ことが目標の彼女は、共に転生させられた49
人の転生者や異世界の人間に怯えつつも今日を生きてゆく───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 20:00:00
10599文字
会話率:35%
平凡な女子中学生のノゾミは勘違いで殺されて、幼女姿のゴーレムとして転生する。
しかし異世界の人間と仲良くしたくても、無条件には信用できない。
そこで自分を女王とする監視国家を築き、悪人を国外追放することを思いつくのだが──。
最終更新:2023-04-30 06:00:00
344470文字
会話率:23%
ある日のこと、貿易会社に勤める小林太郎は海外支社の一つアフリカ○○支社に駐在することになった。
海外駐在に向けて着々と準備し、いざアフリカの大地に向かおうとしたその時、なぜか異世界転移する。
異世界を司る女神ユーグレナの導きにより
スキル制がある世界に降り立つ小林太郎。
日本の常識と異世界の常識の大きな違いに戸惑いながらも、近隣諸国有数の大都市ハリスで『銀馬車の紙商人』として異世界の人間として生きて行く。
英雄や女傑、王族や貴族、商会や商人、そして民衆や奴隷。様々な異世界の人間と深く関わりながらも、数奇な運命を辿って行く。
小林太郎は異世界の大地で愛車と共に風になれるのか?まだ見ぬ大地へと踏み出そう。
※インフォメーション。2022年4月14日現在、100話をストック中。頑張ってストック貯めます。下記予約投稿中。
0章 プロローグ~愛しき人への別れの讃歌~
1章 『深読みする孤独者』と『能天気ポンコツ女神』
2章 『銀馬車の紙商人』と『ミランダ商会の最高傑作』
3章 『異世界の勇者』と『台座の聖剣』
4章 『世間知らずのロリコン商人』と『ミランダ商会の煌めく宝石』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 13:07:51
281276文字
会話率:30%
【平凡で格好悪い人間の異世界冒険譚】
自らの生まれ育った世界とは異なる世界へと辿り着いてしまった少年少女たち。その世界では戦争が始まろうとしていた。
異世界の人間に頼まれて、戦争を止めることを決意した彼ら。しかし、一人の少年だけはそれを拒絶
する――。
『今にも戦争が起きそうな異世界に来たので、戦争を止めるために行動する』。
……そんなことが出来るのは物語の中の主人公たちだけだと思う。自分勝手だけど、俺は死にたくないし、早く元の世界に帰りたい。だから俺は、一人で逃げ出したんだ。
――生き残るため。そして、元の世界へと戻るため。平凡で格好悪い彼の異世界冒険譚が始まる。
※同シリーズの小説「久喜輝の回想録(https://ncode.syosetu.com/n3973fa/)」もよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 00:08:10
631161文字
会話率:40%
俺はある使命を持って異世界に転生した。
それは、この世界の人間を殺し尽くすこと。
邪神から貰った体とスキルで異世界の人間を滅ぼそうと頑張る。それがこの物語だ。
※人が死にます。流血表現も多々あるので苦手な方はお気をつけ下さい。
最終更新:2023-01-22 21:41:55
118064文字
会話率:43%
残像、時間を自由にコントロール出来るリモコン型の機械を手にした主人公アウドラ。
残像、時間を動かす、止める、切り取る、などを自由に出来るリモコン型の異物で出来た機械、 『ビジョン・コントローラー』を手にした現実に呆れ腐り、人並み外れた身体
能力を持つ主人公アウドラ。そのコントローラーを奪おうと企む異世界の人間達との戦いが始まります。
そして仲間との関係も崩れて行く──?
現在:再開
上はコピペ。
2018年3月7日〜エブリスタで連載していた作品です。私の全作品中2作目で、エブリスタでは初作品でした。
2019年10月27日〜小説家になろうで連載再開。
1話が基本的に長いので、大体二話ずつに分けて移動します。
エブリスタで連載した分を移動し終えたら、1話1ページとして更新を進めます。
全三章です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 21:17:45
236712文字
会話率:42%