ロブレス侯爵家のフィロメナの婚約者は、魔法騎士としてその名を馳せる公爵家の三男ベルトラン・カルビノ。
ふたりの婚約が整ってすぐ、フィロメナは王女マリルーより、自身とベルトランは昔からの恋仲だと打ち明けられる。
『ベ
ルトランはね、あたくしに相応しい爵位を得ようと必死なのよ。でも時間がかかるでしょう?だからその間、隠れ蓑としての婚約者、よろしくね』
可愛い見た目に反するフィロメナを貶める言葉に衝撃を受けるも、フィロメナはベルトランにも確認をしようとして、機先を制するように『マリルー王女の警護があるので、君と夜会に行くことは出来ない。今後についても、マリルー王女の警護を優先する』と言われてしまう。
更に『俺が同行できない夜会には、出席しないでくれ』と言われ、その後に王女マリルーより『ベルトランがごめんなさいね。夜会で貴女と遭遇してしまったら、あたくしの気持ちが落ち着かないだろうって配慮なの』と聞かされ、自由にしようと決意する。
『俺が同行出来ない夜会には、出席しないでくれと言った』
『そんなのいつもじゃない!そんなことしていたら、若さが逃げちゃうわ!』
夜会の出席を巡ってベルトランと口論になるも、フィロメナにはどうしても夜会に行きたい理由があった。
それは、ベルトランと婚約破棄をしてもひとりで生きていけるよう、靴の事業を広めること。
そんな折、フィロメナは、ベルトランから、魔法騎士の特別訓練を受けることになったと聞かされる。
期間は一年。
厳しくはあるが、訓練を修了すればベルトランは伯爵位を得ることが出来、王女との婚姻も可能となる。
つまり、その時に婚約破棄されると理解したフィロメナは、会うことも出来ないと言われた訓練中の一年で、何とか自立しようと努力していくのだが、そもそもすべてがすれ違っていた・・・・・。
この物語は、互いにひと目で恋に落ちた筈のふたりが、言葉足らずや誤解、曲解を繰り返すうちに、とんでもないすれ違いを引き起こす、魔法騎士や魔獣も出て来るファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 17:00:00
42621文字
会話率:34%
「王子より王子らしい」と言われる公爵家嫡男、エヴァリスト・デュルフェを婚約者にもつバルゲリー伯爵家長女のピエレット。
デビュタントの折に突撃するようにダンスを申し込まれ、望まれて婚約をしたピエレットだが、ある日ふと気づく。
「エヴァリスト様って、ルシール王女殿下のお話ししかなさらないのでは?」
エヴァリストとルシールはいとこ同士であり、幼い頃より親交があることはピエレットも知っている。
だがしかし度を越している、と、大事にしているぬいぐるみのぴぃちゃんに語りかけるピエレット。
「でもね、ぴぃちゃん。私、エヴァリスト様に恋をしてしまったの。だから、頑張るわね」
ピエレットは、そう言って、胸の前で小さく拳を握り、決意を込めた。
ルシール王女殿下の好きな場所、好きな物、好みの装い。
と多くの場所へピエレットを連れて行き、食べさせ、贈ってくれるエヴァリスト。
「あのね、ぴぃちゃん!エヴァリスト様がね・・・・・!」
そして、ピエレットは今日も、エヴァリストが贈ってくれた特注のぬいぐるみ、孔雀のぴぃちゃんを相手にエヴァリストへの想いを語る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 19:00:00
74327文字
会話率:54%
田舎から出てきた私は、結婚相手を探すために王都の夜会に参加していました。
そんな中、とつじょと行われた王女殿下による婚約破棄。
婚約破棄をつきつけられた公爵令息テオドール様を助ける人はだれもいません。
ちょっと、だれか彼を助けてあげてくださ
いよ!
仕方がないので勇気をふりしぼって私が助けることに。テオドール様から話を聞けば、公爵家でも冷遇されているそうで。
あのえっと、もしよければ、一緒に私の田舎に来ますか? 何もないところですが……。
※シンシアの兄のストーリーはこちらから→https://ncode.syosetu.com/n5182ih/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 13:08:15
119556文字
会話率:34%
田舎から出てきた私は、結婚相手を探すために王都の夜会に参加していました。
そんな中、とつじょと行われた王女殿下による婚約破棄。
婚約破棄をつきつけられた公爵令息テオドール様を助ける人はだれもいません。
ちょっと、だれか彼を助けてあげてくださ
いよ!
仕方がないので勇気をふりしぼって私が助けることに。テオドール様から話を聞けば、公爵家でも冷遇されているそうで。
あのえっと、もしよければ、一緒に私の田舎に来ますか? 何もないところですが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 11:43:16
11658文字
会話率:36%
【あらすじ】
本国より表敬訪問に訪れた愛新覚羅翠蘭第一王女殿下にビアホールで休憩して頂こうとしたが、老舗の人気店であるビアホールは貸し切りや予約を一切受け付けていなかった。
しかしチェコのピルスナービールは秋の旬シーズンを迎えており、在チェ
コ中華王朝大使館の職員達としては王女殿下には歴史あるビアホールで最良のシーズンを迎えたピルスナービールを召し上がって頂きたかった。
そこで大使館は一計を案じるのだが、件の策には大使館一の酒豪を誇る女性職員の存在が必要不可欠だった。
(※本作品は武 頼庵様御主催の「24秋特別企画 秋の収穫祭!! 味覚祭り!!」企画の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 05:58:03
2591文字
会話率:25%
満州地方の黒竜江省を公務で訪れた中華王朝第二王女の愛新覚羅白蘭殿下。
無事に公務を終えた彼女は、黒竜江省の巡撫を務める佟佳聖音に会食に誘われるのだった。
その会食の席で供されたのは、愛新覚羅王家の御先祖様である清朝皇族達が満漢全席の一環で食
べた事もある歴史ある料理だった。
(本作品は、武 頼庵様御主催の『24秋特別企画 秋の収穫祭!! 味覚祭り!!』 企画の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 03:19:51
2330文字
会話率:32%
中華王朝の成都平原で発掘された古蜀文明の古代遺跡。
そこで出土した青銅縦目仮面には、何とアルミ鍍金の痕跡が残っていた。
官民を問わず中華王朝の人々の耳目を集めたオーパーツ騒動は、思いもかけぬ事態を誘発するのだった…
最終更新:2024-07-28 05:43:47
1000文字
会話率:22%
*未完結ですので、書き上げたら公開していくスタイルのため、毎日更新はお約束出来ません。連日投稿の場合もあれば、間が空く事も有り得ますので、ご了承頂けることを願います。
【ちゃっかり令嬢は逃げる事にした】に出てくるマルティナがお仕えする公爵
令嬢と、その相棒の王女殿下の世直し(?)話。恋愛要素ゼロです。
【あらすじ】
「退屈だわ……」
いつも退屈な日々を送っていた公爵家のご令嬢は、ある日、想像外の話を持ち出してきた一族の末端である子爵令嬢のお陰で退屈な日々とはオサラバ!
*ご都合主義のゆるふわ設定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 05:30:00
39007文字
会話率:47%
大国・フレーティア王国の東側に位置する小国のマルケイア王国は王位継承争いに端を発する内乱が起こった。それを自らの手で収めたのが現国王・ホマエル。彼が王位に着いたのは10年前の15歳。そうして復興に命をかけていた間にフレーティア王国の第二王女
との見合いが設定されていた。
***
「無理です」
何を言ってるんだ、このバカ女は。よりにもよって自分の見合いを私に押し付けようとするな!
だけど色々あって。結局ホマエル陛下とお見合いをする事になってしまった。見合い続行って本気ですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 12:00:00
12847文字
会話率:65%
仕事と私、どっちが大切なの?
……なんて、本気で思う日が来るとは思わなかった。
彼は、王族に仕える近衛騎士だ。そして、婚約者の私より護衛対象である王女を優先する。彼は、「王女殿下とは何も無い」と言うけれど、彼女の方はそうでもないみたいです
よ?
婚約を解消しろ、と王女殿下にあまりに迫られるので──全て、手放すことにしました。
お幸せに、婚約者様。
私も私で、幸せになりますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 12:00:00
130168文字
会話率:25%
「アンリエット王女殿下。
間の無く我々も結婚式を挙げるということから、婚姻にあたっての契約を交わしておきたいと考えております」
ナーロッパな世界ではどの国でも婚約破棄(解消含む)と溺愛が入り乱れ、世はまさに世紀末。
そんな中で政略結婚とな
る、婚約者達の物語です。
ざまぁはなく、イチャイチャもない、ギャグ寄りのお話です。
愛はないようだけどあるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 18:52:16
10376文字
会話率:24%
「ねぇ、アーノルド。私に××ー」
「殿下っ、勘弁してください!そのセクハラ発言アウトですっ!」
お気に入りの護衛騎士アーノルドを揶揄って戯れたい王女殿下VS真面目ヘタレな護衛騎士の2人のちょっぴり、えっちな青春ラブコメディです。
最終更新:2024-10-11 01:14:23
5206文字
会話率:36%
お仕えする王女殿下を狼藉者から身を挺して守った女騎士ガブリエラ・オークス。自身のやり遂げた仕事を誇りに思い、これからも王女を守り通す盾となることを強く胸に誓ったはずだったのに――護衛の褒章として与えられたのは王女のネックレスと『打ち遣られの
領地』と呼ばれる王家所有の曰く付きの土地、その地の領主の任という理解に苦しむものだった。
領地経営の相談役ジェラルド・ワーケンダーにあれこれ口出しされながらも領地経営に向き合うガブリエラだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 20:40:00
96198文字
会話率:49%
*注意:これは、前作カリ幸のスピンオフなので、ネタバレを多いに含みます*
アルカナ王国第一王女のカミラは、悪魔の血を引く隣国の皇太子殿下と婚約が決まった。
「政略結婚は仕方ない。でも、一度でいいから恋がしてみたい」
では私と恋人になり
ましょうと言う皇太子。彼女の願いは叶うのか?
シスコンの弟が出てきます。お姉様方が大好きです。ちなみに、姉弟でも結婚できる世界線なので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 17:53:42
31555文字
会話率:43%
王子妃殿下の侍女をしている私に、新たに婚約を結んだと知らされた相手は、王女殿下の護衛騎士で兄の友人だった。
王宮で、いつも王女殿下の後ろを、頬を染め付いて歩いている彼。
「白い結婚でいいなら……」
この人は何を言っているのかしら
? どうして私が妥協しなくちゃいけないの?
白い結婚ならってことは、2年後に離婚する考えなのだろうか?
一人目は婚約破棄で、二人目は離婚か――。
どうせ結婚する気もなかったし、2年後に離婚したとしてバツが付いたところで何も変わらない。そう思っていたのだが――。
※すれ違う二人がハッピーエンドで終わるお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 08:18:04
12784文字
会話率:37%
グリュール修道院とは、軽微な罪を犯した令嬢たちが収容される場所である。
ここには、悲劇の令嬢と呼ばれたビアンカ嬢がいた。
初夜の日に新郎をナイフで刺して殺したのだ。
余りに、可憐で弱々しかったので、男の方に何か重大な問題がある判断され、
この修道院に送られた。
償いの日々を送っていたが、ある日、被害者の遺族と対面し、謝罪と赦しの儀式を行うと言う。
王女殿下を招き。その儀式は行われたが・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 18:13:49
4228文字
会話率:49%
魔法と剣のファンタジー世界へと転生した私は、侯爵令息の婚約者と王女殿下の親友という立場を得て、幸せな人生を送っていた。
しかし、あるとき王女毒殺の容疑で牢獄へと入れられ、無実の叫びを聞いてもらう事も出来ずに処刑されてしまった。
「恨んでや
る!呪ってやる!」
そう叫んで処刑された私の前に、願いを叶えてやると神の使いが現れた。
回帰できるのか? 人生やり直しできるのか?
と喜んだのも束の間、神が叶えてくれた夢は『呪ってやる!』の方だった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 16:53:33
10066文字
会話率:25%
王女殿下を婚約者に持つ公爵家嫡男は、アクシデントに見舞われる。
最終更新:2024-08-12 15:50:06
6191文字
会話率:42%
悪逆非道の科学者と呼ばれた男『シュタットベルト』
彼の開発したカプリチオによって世界はただ一国を残して焼け野原となってしまう。そんな兵器を開発したとあって、国民は彼の存在に恐怖し抑圧され、総意が固まってしまう。彼を殺せ―――と。
それから彼
は処刑され、その人生に幕を閉じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 12:00:00
15501文字
会話率:33%
「美しい。」
ルフィール聖王国侯爵家の中では最下位に順位されてるフローレンス家、その跡取りであるコンラートは反逆者の娘と呼ばれ虐げられてる第一王女フリーダを目にした瞬間恋に落ちた。
彼女を虐げる輩から守る為、「名前だけの侯爵」と蔑む貴族
達を見返すため。
コンラートは前へ、コウシンして行く。
※これはコンラートの成長物語を中心としていて恋愛要素はやや少なめです※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 13:31:20
114669文字
会話率:45%
「イザベラ・ベルロック!お前の悪事も今日限りだ!」
「..申し訳ないのですがわたくしには全く見覚えが...」
身に覚えのない事で怒鳴りつけられる令嬢
会場は卒業パーティー
声高々に話すフェルベルトと落ち着いた反応の
イザベラ。
それを見物する王女。気づけば自身の名をだされ重い腰をあげ彼らの前に行く
神はどちらの味方なのか。
__________________
微ざまぁ?です。あんまりスカッとする!ってのは無いです笑
ヒロイン以外乙女ゲームの知識無
乙女ゲーム要素3%ぐらいしかないです…笑
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 02:19:39
4943文字
会話率:51%
つめたく、他人に関心を持たない『氷の王女』ミサ殿下には、ヴァルさまという許嫁がいらっしゃいます。殿下たっての願いで婚約し、年齢的に、またヴァルさまのお家の希望もあって、結婚が近いと噂されていました。
しかしわたくしは、その結婚が決してな
されないと知っています。ヴァルさまが本当に愛しているのは、わたくしなのですから。
©2024 弓良 十矢
リハビリ作品 改稿可能性あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 14:35:18
19056文字
会話率:26%
兄の借金相手に襲われ、返り討ちにした子爵令嬢・アレイアシュ。
借金返済を猶予してもらう為に交渉に行ったのに無駄になったうえ、「奔放な悪女だ」と根も葉もない噂を流され、婚約を破棄されてしまう。このままでは叔父一家に本家をのっとられると焦っ
たアレイアシュは、親しくしている王女殿下に頼み込み、「氷の公爵」とあだ名されるランプライアへ会いに行く。
彼は天然氷の販売や魚の養殖で潤っている領地をもち、家柄も申し分のない公爵でありながら、奇矯な行動をとるので有名だ。わけても最もおかしな振る舞いは、「正直な妻を募集する」というもので……?!
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 12:36:31
27534文字
会話率:48%
「婚約者は、今月もお茶会に来ないらしい。」に出てきた、王女殿下視点の話です。親友を害そうとしたアレンが許せないそうで、ものすごーーーく怒ってます。怖いです。可愛いアリアンは出て来ません。怖い人だらけです。お話もホラーよりです。(続いているの
で別ジャンルにできない)
前作でざまあが足りないと思って方のみどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 03:20:17
9905文字
会話率:12%
無限の時空間の中、いきなり意識が覚醒した。
女神の話によれば、異世界に転生できるという。
ディルメス侯爵家の次男、シオン・ディルメスに転生してから九年が経ったある日、邸の執務室へ行くと、対立国の情報が飛び込んできた。
父であるディルメス侯爵
は敵軍を迎撃するため、国境にあるロンメル砦へと出発していく。
その間に執務長が領地の資金繰りに困っていたため、シオンは女神様から授かったスキル『創造魔法陣』を用いて、骨から作った『ボーン食器』を発明する。
食器は大ヒットとなり、侯爵領全域へと広がっていった。
そして噂は王国内の貴族達から王宮にまで届き、シオンは父と一緒に王城へ向かうことに……『ボーン食器』は、シオンの予想を遥かに超えて、大事へと発展していくのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 07:32:37
59832文字
会話率:35%
高校2年の前園瑞貴(まえぞの みずき)が自宅で夕食をしてると窓の外が突然輝き出し、外に出ると純白のドレスを着た美少女が横たわっていた。
「コスプレイヤーかな? でもこの子意識を失ってるし、早く救急車を呼ばないと」
電話をかけようとし
た俺を、隣にいた母さんが慌てて止めた。
「何バカなこと言ってるのよ瑞貴。この子は異世界から転生してきた王女様なのよ。救急車なんか呼んだらそのまま当局に連れて行かれてしまうでしょ、バカね!」
何言ってんだよ、このババァ・・・。
「はあ? そんな訳ないだろ母さん。母さんは毎日「なろう」ばかり読んでるから、現実とファンタジーがごっちゃになってるんだよ」
だか結局、彼女を一晩家で介抱することにした母さん。翌朝目を覚ますと、その少女は本当に異世界から転生してきた王女様だったことが判明。
うそーっ!
平民に生まれ変われたと大喜びするアリスレーゼ王女殿下は、母さんの勧めで俺んちの養女になったが、妹の愛梨は猛反発。
「この女は危険! お兄の貞操を守る愛梨の身にもなってよ」
そんな妹の意見は無視され、同じ高校に通うことになった俺たちだったが、異世界王女がいきなり普通の女子高生に成れる訳がない。
アリスレーゼが巻き起こす学園騒動に、義弟となった俺は彼女の後始末に奔走するが、その裏で身の回りに起きはじめた奇妙な事件と、俺たちを付け狙う謎の組織。
普通の男子高校生の瑞貴と、普通でない女子高生アリスレーゼの冒険譚が今ここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 12:12:33
602426文字
会話率:55%