清朝の流れを汲む立憲君主制国家である中華王朝は、王政に反旗を翻した過激派の軍閥である紅露共栄軍と内戦状態に陥っていた。
中華王朝の女性武官である紀志玲将軍は、紅露共栄軍から吉林省を奪還するために敵の居城を攻撃し、その内部へ見事に突入した。
先祖である紀信への敬意と、崇敬する関羽雲長への憧れ。
二つの思いを胸に抱きながら彼女が振るった三日月斧は、果たして敵将を捉えられるのか?
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 07:42:56
1000文字
会話率:38%