勇那は気が強い少女だった。
やられたらやり返すをモットーに、短気は損気と言われようと納得いかないことには徹底的に抵抗した。
だから、勇那は今回だって絶対に許さない。どれだけ建設的じゃないなんて諭されようと、泣き寝入りなんて冗談じゃない
。
女神から与えられた力で望んだのは、何よりもスピーディーな報復、そして逃亡。
与えられる恩恵を報復に全振りした勇那は、数々の困難に見舞われながらも異世界生活を始める。そして、報復された側もまた……。
※思いつくままに、不定期にて更新していきたいと思います。
※恋愛要素は今のところ薄く、ほぼありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:59:16
25677文字
会話率:41%
梅村 花(36)はある日、自分が異世界の伯爵令嬢リリアンヌ(5)として生きている夢を見た。
優しい家族と使用人達に囲まれ、幸せな日々を過ごしていたが、父が「新しい家族だ」と連れて来た女の子、デイジーが現れた事で、リリアンヌの世界が一変する。
5歳の幼女デイジーが悪意満点でリリアンヌを陥れ、優しかった家族はいつの間にか欠片も残っていなかった…。
そんなとっても胸くs……とっても腹立たしい夢を見た花は、身体の痛みを感じて目を覚まし……自分が夢で見たリリアンヌになっている事に気付く。
「うぇ~!痛った!身体、痛った!え!?めっちゃ痛った!」
「ふはははは!【梅村花】をDLした【Newリリアンヌ】は、泣き寝入り等せぬわ!」
「むふふふふ。チートの予感、ビッシンバッシン!」
可愛いだけのリリアンヌはもういない!
アラフォ…アラサー女の魂が、リリアンヌを凄まじく逞しくする!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:15:23
344540文字
会話率:46%
中高生ばかり襲う奇妙な硫酸襲撃魔が京都市内を恐怖のどん底に陥れていた。物的証拠の少なさ、被害者たちの関連のなさに頭を抱える京都府警をあざ笑うかのように次々と続く凶行。被害者たちの泣き寝入り、迷宮入りをさせてなるかと立ち上がったのは、我らが
中京記者クラブ加盟の勇敢なる「学校事件記者」達であった!
二年近くのブランクを経て幕を開ける新エピソードに乞うご期待!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 12:00:00
1927文字
会話率:60%
かつて“悪役令嬢”と蔑まれた侯爵令嬢クラリスは、王太子と妹の不倫により婚約を破棄され、全てを失った。だが、クラリスは泣き寝入りせず、隣国ルヴィアの王子・レオナルドと政略結婚――いわゆる“白い結婚”を選び、復讐の舞台に返り咲く。彼女の冷静な策
略により、元婚約者と妹は失脚。そして静かに復讐を果たした後、クラリスの心を癒したのは、夫レオナルドの深い愛だった。表面だけの政略結婚は、やがて真実の絆に変わり、クラリスは“愛される女性”として生まれ変わる。過去の因縁に決着をつけ、再び現れた妹との対話を経て、クラリスはようやく“赦し”と“癒し”を知る。真紅の指輪に誓われたその愛は、やがて新たな命を宿し、彼女を真の幸福へと導いていく――白く始まった結婚は、やがて深紅に染まり、悪役令嬢は愛に包まれて生きていく。これは、復讐の果てに辿り着いた、ひとつのハッピーエンドの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 20:30:00
3417文字
会話率:40%
結婚式当日、夫のトマスに逃げられた花嫁「ヴィオラ」は、その後放り投げられた貴族社会での地位の確立や義両親の介護、没落寸前だった家の立て直しに十年の月日を消費させられた。若かった彼女ももう三十手前、そんな時に書類上の夫トマスが現伯爵の死期を知
って戻って来た。子供連れで戻って来たトマスは父の死後に家を継ぐのは自分だし、この子供は貴族として与えられる幸せを全て得る権利があると主張し、これまでヴィオラを「貴方は本当の娘のよう」「君が娘ならよかったのに」と可愛がってくれた義両親も実の息子と孫可愛さにヴィオラを「他人」と扱い始める。「わたしの十年はなんだったの?」ショックで倒れたヴィオラは自身のベッドで目覚め、「2025年の日本人女性なら絶対に泣き寝入りしないからな」と庭でバーベキューを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 22:56:48
105703文字
会話率:37%
オリヴィアはある日、従姉妹のベアトリスから彼女の代役として王宮へ行くよう命じられる。
その目的は「王太子殿下のペットの飼育係」として一週間王宮に勤め、「王太子の婚約者の座を掴む」というものだった。
聞けば、期間内にペットと仲良くなった令嬢を
王太子の婚約者にするというとんでもない企画の候補者に選ばれたようで、ベアトリスは確実にその座を掴むため、生き物の世話が得意なオリヴィアに代役を命じたのだ。
両親や大切な存在を失くし、共に暮すベアトリスや彼女の両親から虐げられる日々——。
——泣くのはこれが最後
——いつか使用人みんなをこの家から解放する
来るその時まで、泣き寝入りに耐えることを選んだのは自分自身だ。
今はまだベアトリスの命令に従うしかない。
唯一の味方である使用人たちを人質に取られたこともあり、やむなく王宮へ向かったオリヴィアであったが、無愛想ながらも優しさの垣間見える王太子エリアスや純粋無垢で愛おしさ溢れるペットのメルクとの出会いが、思いがけず身も心も傷だらけのオリヴィアを癒やしていく。
——私、ここに居たいんだわ
それなのに、エリアスはなにかを抱えているようで……?
——今度は私があなたのお役に立ちたい
ドアマットヒロイン出身の主人公が強くたくましく成長していく、シンデレラストーリー。
※作中に架空の生き物が登場しますので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 14:29:07
101088文字
会話率:28%
ティネケはある日、気に入らないという理由でお茶会で散々にイジメられた。惨めで身体も心も限界。だけど、そんな時に前世を思い出した。『私、ナンバー1のキャバ嬢だったわ。このまま泣き寝入りなんて冗談じゃない。......あいつらに仕返ししてやる!
』こうして、ティネケは悪女となり、イジメた令嬢たちに仕返しを企て実行していく。だが、そんなティネケに気付いた男性がいて........。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:20:00
9646文字
会話率:53%
平凡な人生を歩んでいた主人公がまさかの転移!
転移先はまさかの魔王が既に半分侵略してる世界!??
クビ寸前の女神からは「魔王倒したら100万円あげるんでお願いします。」と泣き寝入り。
主人公は女神から半強制的に奪い取ったチートスキルと性格の
悪さで世界を平和にできるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 04:59:16
4432文字
会話率:73%
アリアは王太子に婚約を破棄される。
明確な契約違反をしているくせに、なぜそんなに偉そうにできるのかわからない。
しかし、相手は格上の権力者。
泣く泣く、泣き寝入りするしかなかった。
けれど、幼馴染のレオナルドが慰めて支えてくれたから頑張れた
。
彼女は誰にも言わなかった秘密を彼へ教えると、転機が訪れてやがてスキルを開花させていく。
二人で様々な難題を乗り越えて幸せに続く道へ行きましょう。
ちょっとだけざまぁ要素あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 06:00:00
12017文字
会話率:28%
幼馴染と婚約者に裏切られ、無実の罪を着せられたオルカ・マゼラン侯爵令嬢は、結婚を目前に婚約破棄を言い渡される。自身の無さからどんな仕打ちにも大人しく泣き寝入りばかりしていたが、流石に今回は理不尽過ぎる状況で抗議するも、オルカの話に耳を傾ける
人は居らず投獄されてしまう。悲しみに暮れていると、罪悪感に耐え切れなかった専属護衛が現れ、オルカを陥れる計画に加担していた事実や、オルカの家族も事実を知っていた事を打ち明けた。そして濡れ衣を着せる計画を考えたのは幼馴染で唯一の友人だと信じていたエイリーンだった。また、直接的な関与はしてないものの婚約者も真実を知っていた可能性があると伝えられ、身内の裏切りを聞いたオルカは人生に絶望し、大きな精神的ショックを受ける。無気力状態で夢と現実の区別が付かなくなっていたある日、何の前触れもなく記憶を保持したまま過去に戻れたオルカは、自身に起きた事を冷静に受け止め、濡れ衣を着せられる未来を回避しようと少しずつ行動を起こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 01:18:05
273195文字
会話率:36%
魔法学園の食堂にて「婚約破棄だ!」という声が響いた。その言葉にアイリーンは鞄を開いてすぐに正当な理由の有無について問いかけた。
婚約というのは、貴族に取って家同士のつながりに関わる大切な事項だ、それをまっとうな理由もなしに唐突に破
棄するなどただ事ではない。
それに浮気相手を隣に置いて、それを言いだすなんてなんて情けない男だろう。そう思うけれど笑みを浮かべて、警戒させないように話を聞く。
けれどもここが悪い、あそこが悪いとあげつらうだけで正当な理由など出てくる様子もなかった。
なので、こんなふうに宣言されたからと言って泣き寝入りする必要はないのだと、言ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 20:11:52
6598文字
会話率:46%
婚約者のジラルドのそばには王女であるベアトリーチェがおり、彼女は慈愛に満ちた表情で下腹部を撫でている。
生まれてくる子供の為にも婚約解消をとオフェーリアは言われるが、納得がいかない。
けれどもそれどころではないだろう、こうなっ
てしまった以上は、婚約解消はやむなしだ。
それ以上に重要なことは、ジラルドの実家であるレピード公爵家とオフェーリアの実家はたくさんの共同事業を行っていて、今それがおじゃんになればオフェーリアには補えないほどの損失を生むことになる。
その点についてすぐに確認すると、そういう所がジラルドに見離される原因になったのだとベアトリーチェは怒鳴りだしてオフェーリアに掴みかかってきた。
その尋常では無い様子に泣き寝入りすることになったオフェーリアだったが、父と母が設定したお見合いで彼女の騎士をしていたヴァレントと出会い、とある復讐の方法を思いついたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 20:16:35
25953文字
会話率:34%
私、伯爵令嬢パトリシア・グラスソードは、幼馴染の侍従ザックと共に、ステンドグラスの製作を続けていました。
両親の援助もあって工房を建て、ステンドグラスを製作し続け、ついには王宮主催の芸術発表会に作品を出展できるほどになりました。
そし
て、その発表会は特別なもので、参加したのは、貴族の令嬢方ばかりでした。
じつは、王子様の婚約者候補を集めたものだったのです。
私のステンドグラス作品は王子様に気に入られて、ぜひ製作者に会いたいと、王宮に招かれました。
他の婚約者候補もいると聞いて、私は喜んで王宮に出向きました。
ところが、他の候補者はドタキャンして、私一人になってしまいました。
そこを、王妃の弟のおっさんに襲われてしまいました。
緊縛魔法で身動きができなくなったところを、もてあそばされたのです。
事件後、酷いと訴えても、両親は「隙を見せるから、いけない」と言うし、世間では、私の方からおっさんを誘ったことにされていました。
しかも、芸術発表会に参加した他の令嬢方も、同じ手口で襲われていたのです。
それなのに、みな家名を重んじ、自身の婚姻に影響するからといって泣き寝入り。
でも、私は許せません。
王子様が隣国の皇女と婚約発表するパーティーに押し入って、しらばっくれる暴行男と、セッティングした王妃に復讐してやります!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 14:10:00
39014文字
会話率:23%
昔は人が殺される事自体、大変な事だったんだよ。
誰が言ったかこの台詞。けれどもこうも思うのだ。
ただ明るみに出されてないだけじゃないかと。
本当は……泣き寝入りしていただけなのではないかと。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
あのね、貧富の差が激しくなると、治安が悪くなるそうなんだ。
そうだよね。だって人を襲えば簡単に金が入るんだもん。
だから何時だって、貫かないと。
そんなやるせない気持ちを持ちながら、今日も傘を振り回します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 17:56:06
795文字
会話率:32%
側室腹である第一王子は、正妃腹の第二王子派から毒殺、暗殺、謀殺のフルコースで命の危険に晒されていました。文句を言っても「証拠を出せ」と言って泣き寝入りです。そんな虐げられた第一王子を助ける勇者様の話です。「証拠を出せ」と言う悪党なら、証拠が
ないようにすれば何をやっても大丈夫だよね?という性格が捻じ曲がった異世界から召喚された勇者様は絶対に某有名ネット小説愛好者ですよね、たぶん。とりあえず前後編の2話を投稿します。続きはその時の気分次第です。だって楽しんで書いてますから、頑張って読んでください、がモットーの作者ですもん(苦笑)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 06:00:00
56574文字
会話率:44%
途方も無く理不尽に溢れた世の中に辟易しているそこの君、もう心配は無用だ! 泣き寝入りの時間はもうこれっきり、復讐大好きダークヒーローの爆誕だ!
恨んだ君のめんちかっつはどんくらいジューシーかな?
※グロ描写、胸くそ悪さのオンパレードな
ので苦手な方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 14:19:29
13829文字
会話率:41%
全国の公安旅で分かったことは,街の繁華街には必ずと言っていいぐらい、組織やくざが存在して、暗黒の世界を支配していた。公安委員会が警察が監視取締りをしても、組織やくざは息づいている、、困った社会問題であると思いながらの視察旅であった。
全国の
一匹野郎のトラック運転手は分散して存在していた、一人では交渉が弱いために正当な運賃が貰えずに、泣き寝入りをしていた。
それを団体交渉できるように組合をつくったりしていたが、、高い運賃に釣られて仕事をしたら「密輸仕事」だったりして、騙されて刑事事件にまでなっていた。
そんなことで密輸業者と抗争が起きたのである、
ハードボイルド物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 05:07:16
40654文字
会話率:10%
碧海小学校5年生の朱音は臨海学習に行くのを楽しみにしていた。
それなのに当日熱を出してしまい臨海学習に行けなくなってしまう。
行きたくてずって泣き寝入りして目が覚めると熱は下がっていて・・・。
最終更新:2024-05-26 17:10:00
3892文字
会話率:20%
アイリスには前世の記憶がある。それが役に立つ時もあったが、1番のトラウマである、家に帰ったら同棲中の彼氏が別の女と浮気中だった記憶が今世でも彼女を苦しめていた。
「愛のない結婚がいいです」
その望み通り、アイリスは会ったこともない隣
国の王子と結婚した。
そして初夜を迎えるはずの寝室にいたのは、裸の男女。
(ああ、前世でやり残したことをここでやれってことね)
今世では泣き寝入りはしない。徹底的に潰して差し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 12:41:09
19685文字
会話率:47%
「フェリシー、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
ディヴリー伯爵家が主催している夜会の最中。
子爵令嬢のフェリシーは、ディヴリー家の嫡男であり、婚約者でもあるオーギュストから、唐突にそう宣言された。
「オーギュス
ト様、ご冗談はお控えください。ご来賓の皆様が困惑されているではありませんか」
「もちろん冗談などではないさ! 俺はやっと真実の愛を見付けたんだからな!」
「真実の愛……?」
「今日から俺は、西の魔女、ノエル様に生涯を捧げることを、ここに誓う!」
「んふふ、イイ子ね、ぼーや」
「「「――!!」」」
その時だった。
まるで影が立体化したみたいに、オーギュストの隣に、どこからともなく一人の女が現れた。
その女は全身を漆黒のドレスで包んでおり、烏の濡れ羽色の髪に、血のように紅い瞳。
そしてその顔は、見ているだけで魂を吸い込まれそうになるほど、美しかった。
彼女こそが西の古城に住む稀代の魔女――通称『西の魔女』、ノエルだった――。
オーギュストはノエルの美貌に誘惑され、フェリシーとの婚約を破棄したのである。
権力・武力・美貌、全てにおいてノエルに及ばないフェリシーは、泣き寝入りするしかなかった……。
そして悪夢のような婚約破棄劇から数ヶ月――。
傷物になったフェリシーには、なかなか次の婚約者は見つからず、このままでは修道院にでも行くしかないかと、半ば諦めていた、その時だった。
「フェ、フェリシー! やっとお前の嫁ぎ先が決まったぞ!」
「――!」
フェリシーの父が、血相を変えて部屋に入って来た。
「……お相手はどなたですか、お父様?」
「……うむ、それがな――あの、ジャン・クストー侯爵閣下なんだ」
「――なっ」
フェリシーの新たな婚約者に立候補したのは、『化け物侯爵』の異名を持つ、ジャン・クストーだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 21:03:42
17615文字
会話率:49%
エレシアはヴィンテリア王国の王子の婚約者だった。しかし卒業記念パーティーにて婚約破棄を言い渡された。が、ここで泣き寝入りするエレシアではなかった。父親である公爵と共に王家を訴え徹底抗戦した結果、勝利をもぎ取った。これはそんなアグレッシブな公
爵令嬢のその後のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 23:06:57
6939文字
会話率:46%