「おまえを愛することはない」
国王陛下のご命令で私と結婚させられた死神侯爵と呼ばれる旦那様に、愛す気はない宣言された私は、力強く頷いてこう答えたのだ。
「お任せください!」
「おま?お任せ?」
「ご安心ください!」
「ご安心?」
はい。安心
して全て私に、いえ、我々にお任せください!
我が栄光のチルちゃん軍に!
私が幼い頃から魔力を吸わせて丸々と育て上げた、なんだか分からないけれども闇と戦う可愛いチルちゃんとその仲間達。
旦那様は知らないでしょうが、私の実家の領地では、ほとんどの闇を倒した凄腕の軍隊なんです。
小さくて可愛いし、私にしか見えないので誰も知らないですけれど、実績があるんです。
だから、旦那様。あなたの抱えるその闇は、我々にお任せください!
あれ?
旦那様の闇、ちょっと深いですね。チルちゃん軍が、苦戦している。
で、でも、だ、大丈夫です。
我々は安心と信頼のチルちゃん軍!新しい仲間もスカウトしました。兵法の勉強もしました。我々にお任せください!
旦那様の闇を倒した後は、円満に離婚していただけたら大丈夫ですよ。
チルちゃん軍と私は、次の闇との戦いの地へ!
と思っていたのに、気がついたら死神公爵に溺愛されて離婚を許されなかった、不可思議な私の物語。
五話ぐらいで終わる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:37:31
195954文字
会話率:30%
春秋学院大学、兵法研究ゼミの4年生である瀬崎宵は就活に苦戦。自分がやりたい事は“大学教授”以外今の社会にはない。しかし、家庭の事情で大学院にも行けないから大学教授の道も閉ざされた。だから就活にも身が入らない……。しかし、周りは次々に内定を貰
い、その焦りから心配してくれる母に強く当たってしまう。
そんな時、自宅の今は亡き祖父の部屋の押し入れで古い竹簡を見付ける。そこに書いてある文字を読んだ宵は突然光に包まれ意識を失う。
気が付くと目の前は見知らぬ場所。目の前に広がるのは……戦の陣地??
どうやら異世界に転移してしまった宵は、何とか生き残る為に己の兵法の知識を惜しみなく使い、一軍の軍師として働く事に……!
※この作品は「ノベルアップ+」「カクヨム」でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:01:08
623996文字
会話率:49%
かつて龐涓と孫臏はともに鬼谷子のもとで学んだ。そのふたりは成長後、龐涓は魏の将軍、孫臏は斉の軍師として戦いあう。魏は覇権を有する国であり、それを維持するために戦う。斉は勃興しようとしている国であり、覇権を奪うために戦う。龐涓の婚約者にしてよ
き理解者の如公主娟は、戦いばかりの日々を過ごす龐涓に苦言を呈するが、彼はこれに答えて言った。「覇権があるからこそ、人々は平和を享受できるのだ」と。
一方孫臏は軍聖孫武の末裔であり、先祖を越える実績と理論を打ち立てようと策略を積み重ねる。彼は上役の将軍である田忌に対してこう言った。「もつれた糸をほどく際には、むやみに引っ張って巻くものではない」と。奇想天外な彼の策略は、次第に龐涓を、魏国を追いつめる。果たして魏国は覇権国としての栄華を極めることができるのか。そしてふたりの戦いのあと……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:22:43
204988文字
会話率:54%
王立防衛大学校特任教授のジョン=ホワイトは思い悩んでいた。幹部候補生の教育が今のままでよいのか、と。
彼は、若き日、嵐の魔女と呼ばれたロズリーヌ=フランクールに師事し、孫子兵法の影響を受けた魔道を継受した。それは戦場の最前線を駆ける魔術
師にとって、あるいは軍を率いる将軍にとって、そして国を導く王にとって有用な思想であった。
彼女との繋がりが露呈するリスクを取ってでも、これを軍教育に組み込むべきか。
彼は天秤にかけた。王国の利益と自分の余生とを。
これは、ジョン=ホワイトによる最後の講義録と回想譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 21:00:00
17102文字
会話率:58%
主人公は、「由子の兵法」の著者である由(ヨウ)子(ヅゥ)が、大韓を建国するまでの物語です。
城主に陵辱され殺された姉の敵討ちをするも、敵わず殺される所を救われ、その者に師事する。
由子は後に「一振り十殺」と恐れられる飛燕剣と言う剣技を生み出
し、城主を討って姉の復讐を遂げるが、お尋ね者となり各地を放浪する。
越南領主の命の危機を救い、我が義弟と称されて招かれるも断る。当時、亡国韓の公主・紫水蘭(水姫)が客将として越南に身を寄せていた。彼女は諸葛亮の再来と謳われる才女であり、越南ではなく、彼女に忠誠を誓う事を認めるなら仕えると答えた。韓の公主は、亡くなった姉に瓜二つであったからだ。
由子は天下一の武勇にこだわった。理由は、自分にあの時、力があれば姉を救えたと後悔していたからだ。
「由子の兵法」は天下に広く知られ、由子を手に入れ様と、天下統一の野望を持つ斉国に攻められる。
斉国には中華最強と謳われる馬光(紫光)がおり、由子とは浅からぬ因縁があった。その馬光の正体は亡国の韓の王子で越南の宰相となった紫水蘭の兄であった。
意に反して兄妹で争う事となる。
越南は、かつての韓・魏・趙・秦を北遼から奪い返して国号を越南から晋へと改めた。
富国強兵を進める斉は遂に北伐を開始し、晋と共に北遼を中華から駆逐して北に還す事に成功する。
天下は晋と斉に二分されるも、斉の天下一への野望は尽きず西侵して晋と覇を争う。
丞相となった紫水蘭は、韓再興の夢を由子に託して病の為、亡くなる。弔い合戦と称した由子の不敗の兵法によって斉は滅び、晋によって天下は統一される。
韓は馬光(紫光)によって再興され、由子は斉王に封じられるも放棄し、表舞台から降りて野に降る所まで1部。
第2部は晋帝が統一僅か2年で後継者もなく、死去する所から始まる。晋の五柱国によって後継者争いが起き、これの事件は後に「五柱国の乱」と呼ばれる。
馬光は陰謀によって北伐中に命を落とす。馬光の娘によって由子は迎えられ、乱収拾の為に軍を起こす。
楚王・龐越との争いに勝ち、韓が天下を統一し、由子が大韓帝国を建国する。
第3部は、建国から300年経ち、再び中華は不穏な空気に包まれていた。北方騎馬民族である遼に攻め込まれ、帝都は包囲され、皇帝や皇族が殺される。
主人公は皇族唯一の生き残りとなる。最後まで抵抗するも討ち死にし、大韓が滅ぶまでの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 15:52:34
58716文字
会話率:43%
ラノベっぽいストーリーで、兵法を紹介する試みです。
兵法は、2つある孫子の兵法のうち、孫ピンの兵法を紹介しています。
実際の歴史の事例も、組み込んでいますので、歴史の勉強にもなるかもしれません。って、学習小説かよっ!
なんてツ
ッコミはされたことはないけれど、
ともあれ、
評価してくださったみなさんの数値を見るに、おそらく悪くないストーリーにはなっているのだと思います。
もっともフォロアーは少ないので、すごく人を選ぶ書き物なのかもです。。。
よろしければ、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 08:00:37
562847文字
会話率:38%
『闘戦経』は、日本オリジナルで、日本最古の兵法書と言われています。
その教えをラノベっぽいストーリーで紹介していくという試みです。
最終更新:2018-03-07 07:34:55
219091文字
会話率:38%
島原の乱を経て数年の江戸。隻眼の七郎は江戸を守るために魔性に挑む。兵法とは平和の法なり、その信念を証明するために。
最終更新:2023-08-26 23:42:04
52827文字
会話率:27%
死線に踏みこみ尚、勝利を得んとする十兵衛の秘技を見よ。勝機は一秒にも満たぬ一瞬の中に在る。
最終更新:2023-03-22 22:42:10
25622文字
会話率:24%
かつて十兵衛は幼子を助けた。その時に達した境地こそ、父である宗矩も到達した無の境地であった…… 十数年後、柳生十兵衛三厳の姿は江戸にある。そして人ならざる魔性との戦いも幕を開けた。
最終更新:2021-05-28 15:37:38
52123文字
会話率:25%
高校卒業パーティーの帰り際、作戦好きの愁人のある作戦により、念願の司彩と二人切りで帰ることに成功する。しかし、不審者に追いかけられるというハプニングに巻き込まれて告白するチャンスを失ってしまった。果たして愁人は計画通りに想いを伝えることが出
来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 20:00:00
90426文字
会話率:51%
木村栄寿(1982年)『林崎抜刀兵法 夢想神伝重信流 傳書集及び業手付解説』大村印刷株式会社 所収の細川家の居合に関する伝書を現代語訳したものです。
英信流下村派の居合の伝書です。現在は中山博道系の夢想神伝流がメジャーですが、同門の植田平太
郎系の無双神伝抜刀術兵法も徳島や広島に伝わっているほか、いくつもの系統が存在するようです。
タイトルの流派名については、伝書によって各種名称が異なるところ、底本とした書籍名から「夢想神伝重信流」としています。
また、作者は歴史や古文の専門家でないため、相当の誤訳があるおそれがありますのでご了承ください。
なお、伝書については著作権切れと考えておりますが、問題が生じた場合は削除します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 18:00:00
21135文字
会話率:1%
【書籍版、好評発売中! コミカライズ連載中!】
朽ち果てた城で、魔王として目覚めたアシト。
『前世の知識』がある彼は、徹底的な『リアリスト』として領地を経営していく。
「魔王様、なんでレベル1の勇者を襲うんですか?」
「育ちきる前に倒す
。それが兵法だ」
「魔王様、偽金を敵国に送ってどうするのですか?」
「敵国の経済を混乱させて自滅させる」
「人狼部隊が攻めてきました。銀の弾丸を使いますか?」
「弾丸ではなく、大砲をぶち込め」
こうして古い体質を『改革』したアシト。
民衆からも部下からも愛される領主になった彼は、やがて歴代最強の魔王と呼ばれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 21:00:00
515136文字
会話率:37%
必要なのは、攻めの戦術ではない。
守りの——生き残るための戦術である。
最終更新:2022-09-17 07:00:00
254文字
会話率:0%
軍師に憧れる少年、射落統星(いおち・すばる)は文科省が威信をかけて開発したVRMMO「ヒーローメーカーシステム」の被験者の一人に選ばれる。
クセの強い先輩の緑川翡翠、腐れ縁の幼馴染華山玲子、できた妹の一十三たちとともに、すばるは古代中国を模
した仮想現実世界において磨き上げた兵法を駆使し、次々に目覚ましい戦果を上げていく。
全ては胸に抱いた「志」を実現させるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 19:00:00
245264文字
会話率:29%
人生はやり直せる。
いや、やり直して見せる!!
歴史上敗者として悪名を残した英雄たち、彼らの強い慙愧の想いが、女神の琴線に触れ、彼らから見た異世界、現代文明が栄えるとある地にてもう一度チャンスを与えられる。
同年代のなじみの能力を女神から賦
与され、さらに自らの後の歴史の記録を研究してから彼らは今度こそ汚名をそそぎ、英雄となるべく活躍します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 07:00:00
77830文字
会話率:15%
チャラいインテリか。
陽キャのミリオタか。
中国・春秋時代。
歴史にその名を遺す偉大な兵法家・孫子こと孫武さんが、自らの兵法を軽ーくレクチャー!
風林火山って結局なんなの?
呉越同舟ってどういう意味?
ちょっとだけ……ほんのちょっとだ
け「チャラ男」な孫武さんによる、
軽薄な現代語訳「孫子の兵法」です。
※本文は直訳ではなく、意訳な雰囲気でお送りいたしております。
※この作品は、セルバンテス・pixiv小説で公開中の同名作に、修正加筆を施した物です。
※この作品は、アルファポリス・ノベルアップ+でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 20:59:55
114539文字
会話率:7%
『月影のエレメンター』の作品中において、魔境での勇者と英雄の違いについて語ってみました。年齢としては小学生卒業くらいである後の公爵家当主の望月明衡の口、というよりは手を借りています。
最終更新:2022-04-04 04:00:00
3641文字
会話率:3%
駿河の山中に虎が出る。旅の兵法者、熊谷鹿衛門は、その噂を聞き、虎を狩って、武名を上げようと、山中に分け入る。そこで、彼は、見慣れぬ模様の皮を被った獣を見つけ、刀で斬りつけるが……。
最終更新:2022-04-03 12:00:13
72093文字
会話率:62%
『今昔四方山物語集』より。
最終更新:2021-05-31 09:17:07
308文字
会話率:0%
『今昔四方山物語集』より。
キーワード:
最終更新:2021-05-31 07:45:15
856文字
会話率:0%
前作のサモンドスタールジェスト 果てなく続く光と闇の物語で、異世界に召喚された桐葉葵は、アナスタシア・マリー・ロマノフと運命の出会いをする。
互いに恋仲となり、結婚まで約束した時、ペトロ大公のクーデターによってアナスタシアは自ら命を絶つ事に
なってしまった。
そして異世界に転生したアナスタシアを見つけて、再びクロノスに戻そうとするのだが、アナスタシアだけが、何処とも知れない土地に飛ばされてしまったのだ。
そんなアナスタシアを見つける旅に出る葵達一行だったが、飛ばされて召喚されたアナスタシアは、葵に関する記憶をすべて忘れていたのだ。
葵とアナスタシアの恋の行方は……。そしてサーバントのスルーズの葵への思いが絡み合う中で、運命という荒波が、再び三人を激しく揺さぶろうとしていた。
サモンド スタールジェスト 果てなく続く光と闇の物語Ⅰの続きなので、いきなりサモンド スタールジェスト 果てなく続く光と闇の物語Ⅱから入ると理解しにくい所もあると思います。
サラリとサモンド スタールジェスト 果てなく続く光と闇の物語Ⅰをよんでいただけたらとてもうれしいです。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 21:13:23
545559文字
会話率:40%
小学生の時両親を殺された桐葉葵は、心を失っていた。感情が表現できず、笑っているかのように見える顔のせいで、皆から遠ざけられていた。そんな葵がある時大学の構内で、不思議な光に包まれて、異世界へ召喚されてしまった。小さな地方都市に召喚された葵は
、サーバントとなった美少女剣士スルーズとの出会いがあった。
趣味で学んでいた兵法により、地方都市を奪還し、更に帝国皇女アナスタシアの軍師として招かれ、帝国とアナスタシアの運命を背負った戦の中へと導かれるのだった。
可憐で無双の女剣士スルーズ。一途で真っ直ぐな皇女アナスタシア。
アナスタシアとの恋の成就を果さんとする中、帝国を渦狭く陰謀の中、悲しい結末を迎えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-04 22:25:58
357165文字
会話率:40%
古代中国の知者の駆け引きと身の引き方。
※これは自身の「知略企画」参加作品です。
最終更新:2022-01-28 10:16:14
4503文字
会話率:25%
無謀にも孫子の兵法を解説、考察していくエッセイ。勝利に興味がある人は是非に覗いて下さい。
最終更新:2021-12-13 22:09:36
25924文字
会話率:6%
孫子は軍師として自分を売り込んで呉の国に仕えた。
戦争、政治に抜群の腕前を発揮するが・・・
私(はやまなつお)の小説ブログに同時発表しています。
https://ameblo.jp/gojiragamera91
最終更新:2021-12-06 21:46:39
2604文字
会話率:16%