【作品補足】
2019年執筆、ライトノベル新人賞向けの長編第8作目。GA文庫大賞2次選考落選・MF文庫Jライトノベル新人賞2次選考落選。拙い内容ですが、ここに供養します。
【あらすじ】
心が折れて引きこもってしまった「最強」主人公が、
そんな自分を全肯定してくれるヒロインに導かれながら「英雄」を取り戻す物語。
人類をシンギュラリティの向こう側へと導いた機械知性――〈ロータス〉。だが人類はいつしかロータスの力を恐れ、それを外宇宙へと捨てる旅に出た。
ロータスを乗せた星雲間航行船――通称〈殉教船団〉では、ロータスが生みだした十二基の〈魔剣〉を巡り、五大騎士家が勢力争いを続けていた。
みごと十二基の〈魔剣〉を手にした騎士こそが、ロータスを破壊し人類の悲願を果たす英雄となる。
五大騎士家で最多の〈魔剣〉を集めた英雄候補――二式スカラは、自分が英雄となる未来に希望をなくし、屋敷に閉じこもっていた。
役目を果たさない英雄候補に、不満を募らせていく船団社会。そんななか他の騎士家が巡らせた策謀により、反騎士家テロリスト・エッジワースの標的として二式家が選ばれてしまう。
迫りくるエッジワースの対騎士無人機に、単騎で苦戦するしかないスカラ。そんな彼を背に庇った謎の少女・月王寺アリルは、存在するはずのない十三番目の〈魔剣〉ID13を携えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 20:26:52
141544文字
会話率:16%
自爆テロの実行犯が転生する話です。
最終更新:2023-07-29 22:44:28
1815文字
会話率:27%
幕末に家康率いる徳川家が転生!?
内府率いる徳川家は、堕落した江戸幕府を建て直し、幕臣達を鍛え直して、薩長率いる維新政府に立ち向かうことができるのか!
最終更新:2023-05-08 12:29:24
5006文字
会話率:50%
異世界に転生できなかったチーターのお話。
最終更新:2018-03-03 23:29:53
4911文字
会話率:51%
今朝見た悪夢。犬が怖い。
最終更新:2015-08-11 09:34:25
1588文字
会話率:7%
欲望のままに弟は兄を監禁し、兄はそれを受け入れた。
支配しているのはどちらなのか。
最終更新:2023-03-14 06:44:18
320文字
会話率:0%
2月14日のバレンタインデーの早朝。印象的な夢を見たので掌編小説にしてみました。
(この作品は外部サイト『カクヨム』『アルファポリス』にも投稿しています。)
最終更新:2023-02-16 16:53:05
1206文字
会話率:7%
人生を旅に例えるなら、誰もが聖地へと向かう巡礼者。
信念にその身を捧げるなら、君はまた殉教者。
あとは、その旅路を愛するのみ。
最終更新:2022-06-13 07:00:00
349文字
会話率:0%
血石羅九螺九は書き記す。殉教の旅、その記録を。
記し終えたその先に待つ、明日は始まりか、はたまた終わりか、それとも……。
我らは彼の者の書き記したものを読むことしかできない。しかし、血石羅九螺九は耽るだろう自らの追憶へとその意識を落とすは
ずだ。
その時、我らは目撃する。彼の者の殉教を、その旅の道程を、罪を、後悔を、最悪を。
この作品は「カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16817139554863649746」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 09:41:24
1186文字
会話率:0%
<あらすじ>
太古より竜が生息するパナリオン公国では、竜をご神体と崇める拝竜教を国教と定めていた。パナリオン公国の中でも特に信仰心の強い村で育った少年サムエルも、拝竜教の敬虔な信徒として成長した。
しかし拝竜教の祭りの日、竜によって両親
と故郷の村を焼かれ、自らも殺されかけた時、全身を鎧に包んだ騎士に命を救われる。その騎士は、竜の卵を素材とした鎧を装着することで竜に対抗する力を得た『鎧殻士師』のギデオンであった。サムエルは信仰心を復讐心に変え、ギデオンに弟子入りをする。
数年後、パナリオン公国にて公爵の弟ジョバンニが鎧殻士師ギデオンを配下として、クーデターを起こす。首都は占領され、公爵家唯一の生き残りフランシスは落ち延びた。
その逃走の最中、フランシスは鎧殻士師となったサムエルに救われる。
サムエルは、『竜以外にその力を行使してはならない』という鎧殻士師の掟を破ったギデオンを処断するため首都を目指しており、フランシスと旅路を共にすることとした。しかし生まれや考え方の違う二人は、馬が合わなかった。
拝竜教の信徒のフランシスはジョバンニと戦って討ち死ぬことを望み、それこそが殉教と信じていた。一方、サムエルはそれをただの無駄死にと諭す。
最初は反発するフランシスだったが、サムエルの過去を知り、また、竜に襲われた村を訪れる内に宗教観に揺らぎが生じる。
電撃大賞にて第三次選考まで進んだもののあえなく撃沈した作品です。こんな出来でも三次選考まで進めるようですよ。死蔵しているのはもったいないので晒します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 19:59:20
133989文字
会話率:29%
ポール・ドラローシュ作「レディ・ジェーン・グレイの処刑」に影響を受け創作しました。
ポール・シュレイダー監督「魂のゆくえ」の影響も受けています。
最終更新:2021-11-07 15:10:06
5785文字
会話率:10%
時は江戸時代初期。
九州には多くのキリシタンがいた。
弾圧に耐えてきたキリシタン達だが我慢も限界を迎える。
神の子と言われる少年を旗頭に一揆を起こすが。
「神様なんか信じてませんけど」
少年、その名は天草四郎は内心ため息をついていた。
人に
は言えない秘密を抱えながら。
数万人まで増えた信徒を引き連れて、四郎は島原にある城を占拠する。
包囲するのは十万を数える幕府軍。
四郎達に勝ち目はあるのか。
そして彼の抱える秘密とは。
この物語はキリスト教弾圧を背景に一人の少年の奇跡を描いた史実創作入り混じるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 21:16:27
48608文字
会話率:18%
神々が新たに想像した箱庭、その名を中つ国と言い、一見どこかで見た事のある中世の世に見せる、だがこの世界には大きな欠陥がある
何故か乙女ゲーの悪役令嬢が存在するからか?―それは些細な問題に過ぎない。
当たり前の様に多くの転生者がいるからか?―
転生させたのは神々だから文句は言えない。
獣と呼ばれる異形の生物が存在するからか?―獣もまた神が創造した存在故に仕方がない。
では一体なにか?―それは≪星屑の鐘≫と言う名の、あらゆる願いを叶える道具が存在するからである。
鐘の音を鳴らし願えば、善行にも悪行にも使用できる道具。
これを危険視し、封印せんとする者達がいる―彼等の名は、≪呪装兵≫と言う。
その身が呪いで蝕まれても、殉教の道を歩まんとする戦士達である。
そして転生者である花岡陸もまた、今呪装兵としての道を歩まんとしている。
この物語は、星屑の鐘の封印へ挑まんとする者達の群像劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 13:19:18
345660文字
会話率:25%
庶民のシャルルは歌の才能を見初められ、貴族の子女が通う名門校に編入する。
学園は未来の女王と目される令嬢、黒蜘蛛の君が支配していた。
黒蜘蛛の君が神に与えられた使命は”悪”の役目を果たすこと。心優しいシャルルを不幸に陥れることが悪の一端だと
信じ、学友や婚約者の王子を使って謀を巡らせる。
「主人公」シャルルの学園生活と、「悪役」黒蜘蛛の君の企みを裏表に描くファンタジー。
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中世ヨーロッパ風の乙女ゲームっぽい世界観ですが、乙女ゲーム感は特にありません。悪役令嬢と言えばそうですが、いわゆる「悪役令嬢モノ」ではないのでご注意を。
※『エブリスタ』『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 12:36:33
194032文字
会話率:33%
聖女が真心を籠めて祈ることで、安寧が齋されると信じられる世界で――――
愛を知らない純真無垢な聖女は、教えられた通りに忠実に祈り、なにも齋《もたら》さなかった。
ある意味悲劇ではある。
読む人によっては胸くそ。
残酷な描写あり、は念のため
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 08:16:39
2218文字
会話率:47%
戦前の日本に似た社会。
捕らえれた革命の闘士御子神には凄惨な運命が待ち受けていた。
*過剰な拷問描写、人体損壊描写があります。
予めご了承ください。
最終更新:2018-07-23 22:33:51
4660文字
会話率:22%
純文学、観念小説。梗概に拘泥せず、純粋な観念のみで織り上げた短編。
題名にはあるが、宗教とは関係がない。
芸術性と読みやすさに重きを置きつつ、現代の日常を非日常的に捉え直した。観念的になりすぎるきらいを避けるべく、描写も適度の量を用意した。
高校生の処女作。
遠慮のない批評をしてくれると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 10:49:20
3232文字
会話率:0%
かつて、日墨交換研修生としてメキシコで暮らした男女の物語。メキシコシティ、クエルナバカと旅行する中で、お互いの錯綜した思いが徐々に解き放たれていく。離婚して独身に戻った男と、夫と死別して寡婦となった女の交情をノスタルジックに描いた短編。
最終更新:2018-01-29 20:00:00
22421文字
会話率:39%
このものがたりはくしょんです、つまりくしゃみです。
最終更新:2018-01-12 17:54:56
957文字
会話率:0%
ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2
最終更新:2017-05-24 15:54:09
647文字
会話率:0%
世界を否定する。それは同時に、全ての生命と争うことを意味している。
空には天空の覇者である火竜が住み、渓谷には獰猛な翼獣が群れている。大海には果てしなく巨大な海王類が身を潜めるそこは、人が最も非力な世界。
弱肉強食の底辺たる人間達は、
明日の我が身を心配する暇も有りはせず、一片の脳裏に過ぎる仲間の断末魔の叫び声だけが、身を震わせていた―――――そんな時代。
空には恵みが、森には芽吹きが、海には神秘が、こんなにも満ちているというのに。
誕生、生命、輪廻、殉教、死別、創造、破壊。あらゆる理は万物の元に実行され、その全てが万物の上に成り立っている。
天は人に生きる意味を与え、存在するその意義を教えた。しかし人は実行せず――。
愚かにも臆し、怯み、嘆き、もがいた。
すれば後(のち)、朽ちた人間達の行く末に、一組の男女現れる。
或る者は言った――意志無き者に存在する価値はない。力無き者に明日の陽の目を見る資格も有りはしない、と。
彼の者は言った――竦(すく)んだ足を切り落とせ。震えた腕も引っこ抜け。臆した心は抉り出せ。弱き者が強くなる為には、犠牲を払い積み上げろ、と。
して、或る者と彼の者は人間達に知恵と勇気を授けた。
雲を払い、森を潤わせ、大海を裂き、その天災の元、荒野に緑をもたらしたのだった。
『其の力、想いにありけり』
男女はその言葉を残すと、静かに消息を断った。また、この二人が見せた人ならざる力を、人は総じて『奇跡』と呼んだ。
それから二〇〇年後。人は或る者と彼の者、二人の教えを胸に、ついに弱肉強食のカーストにおける底辺を脱した。対話という手段を用いて、他の生命との共存を手に入れたのだった。
人はそれを【想世紀】と呼ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-04 19:43:01
103747文字
会話率:33%
ーー亡児の姫君、人喰いの巫女、偽勇の覇者、彼岸の探求者、死を剋した殉教者。
或いは決して手の届かない、彼方の岸辺に漂う夢の残骸。
その果てに、何を臨むのか。
その希望に、何を望むのか。
最終更新:2017-04-10 00:03:55
14071文字
会話率:19%