夏の真っ只中、極寒の世界がやってきた。
最終更新:2025-07-24 00:00:00
233114文字
会話率:56%
故あって精霊と契約し、異世界に転生する道を選んだ主人公
その記憶を失い、なんでもない村人として日々を生きていたが……ある日のこと危機を前にして記憶を取り戻す
更には契約相手である精霊まで現れて……精霊の力である武器を手に入れた主人公ヴィ
トーは、その武器を手に極寒の白銀世界を生き抜いていく
そしてヴィトーの暮らす村にはサウナがあって……サウナもまたヴィトーに様々なものを与えてくれる
狩猟とサウナとちょっとお馬鹿な仲間達と……そんな転生先での生活をのんびりと楽しむ主人公の物語
【しばらくの間は毎日、12時ちょい過ぎに更新予定です】 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:42:50
477279文字
会話率:20%
ラクラスは、読書好きで魔導研究者になりたい一五歳。力を欲せず、争いを好まない。心優しく可憐な少女。
――少女の世界の始まりは、終わりと同時に訪れた。
氷結世界の極寒すら蒼褪めるような鋭い視線、一点の淀みも無い透き通った翠緑の瞳。その瞳の
奥には、想いを貫く強い意志と、哀愁を帯びた調べ。
奏でる旋律は、滅びへの導き――。
ラクラスは、「死の祝福」と「闇の加護」を宿し、贖罪の十字架を背負う、絶対領域の少女。
「祝福」は力、「加護」は守、「支配」は使者。
「祝福」、「加護」、「支配」を頂点の名前として描いた神の三角形。その三辺の内側領域に属する極一部の者の総称を絶対領域(Absolute Territory)という。
絶対領域……。
それは、禁忌の力。人智の及ばぬ力――。
キメ細やかな柔肌。薄く桜色に染めた頬。絹のような光沢を放つ艶やかで張りのある、腰まで真っすぐに伸びた線の細いサラサラとした金色(こんじき)の髪。小さく華奢で触れると壊れてしまいそうな幼さの残る肢体。
背筋が凍りつくような神気をまとう人形のように美しい幻想的な少女が、力の代償として生まれながらに失ったものは眠りの世界に広がる『夢』。
暗黒が支配する終わった世界の眠りに堕ちた少女は、永久の闇の果てに光差す世界の始まりを求めて、運命に抗うことを決意する――。
ラクラスの『夢』探しの旅と出会いの物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:10:25
200918文字
会話率:35%
送りの霊穴――この世界で最もあの世に近いとされている場所
青年リンドウが友人から依頼されたのは、アンデッド蔓延る極寒の地で彷徨っているという依頼者の妹、シラギクの救助だった
送りの霊穴の奥地にて、助けが来たことを拍手して喜ぶシラギクだっ
たが。リンドウはその拍手に違和感を覚えて――
おかしな文言が添えられた依頼
歪さを見せるシラギクの言動
だんだんと狂ってくる状況に
「ねえ、リンドウさん。私、ちゃんと。ちゃんと拍手、できてるよね……? ねえ! 私の拍手、おかしくない、よね……?」
「私は、生きてるんだよ、ね……?」
――人は、なにを以て死とするのだろうか
《生存ではなく帰還を最大目標とする》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:05:01
185190文字
会話率:31%
私、長野 美香(29)は東京のブラック企業で働いていた。
ある日家に帰ると、気づけば見知らぬ場所にいた。
『聖女召喚に、成功したぞぉ!』
『ただ、聖女が二人おります』
もう一人の聖女は、聖女スキルを持っていたため、【真の聖女】として
国から歓迎される。
その一方で、私に与えられたスキルは【インターネット】。
ハズレスキル持ちの私は、偽の聖女と冷遇される羽目に。
召喚された日から3年後、
「王太子オロカニクソ=フォン=ゲータ・ニィガが命じる! 真の聖女こごみをいじめた罪で、偽物の聖女ナガノ・ミカは国外追放とする!」
言われもない罪で理不尽に追放された私。
さらに、極寒の地に捨てられ絶体絶命のピンチを迎える。
そんな時、私は山の中で一つの小屋を見つける。神の用意した、特別な小屋だった。
神の力、そして実はチートだったインターネットを使って、私は山の中で快適なスローライフを送る。
一方、真の聖女だった私を追い出した国は、破滅の道を歩むことになるのだった。ま、関係ないけどね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
916383文字
会話率:47%
私、長野 美香(29)は東京のブラック企業で働いていた。
ある日家に帰ると、気づけば見知らぬ場所にいた。
『聖女召喚に、成功したぞぉ!』
『ただ、聖女が二人おります』
もう一人の聖女は、聖女スキルを持っていたため、【真の聖女】として
国から歓迎される。
その一方で、私に与えられたスキルは【インターネット】。
ハズレスキル持ちの私は、偽の聖女と冷遇される羽目に。
召喚された日から3年後、
「王太子オロカニクソ=フォン=ゲータ・ニィガが命じる! 真の聖女こごみをいじめた罪で、偽物の聖女ナガノ・ミカは国外追放とする!」
言われもない罪で理不尽に追放された私。
さらに、極寒の地に捨てられ絶体絶命のピンチを迎える。
そんな時、私は山の中で一つの小屋を見つける。神の用意した、特別な小屋だった。
神の力、そして実はチートだったインターネットを使って、私は山の中で快適なスローライフを送る。
一方、真の聖女だった私を追い出した国は、破滅の道を歩むことになるのだった。ま、関係ないけどね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 18:01:02
8990文字
会話率:23%
むかし……母からよく冒険譚を読んでもらった。
〜〜この世界には『天空の迷宮』が存在し、大空には無数のダンジョンがひしめきあっていた〜〜
〜〜遥か空の彼方には、火山が噴火し、宙に水が浮き、大きな熱帯雨林が広がったかと思えば、極寒の氷の洞
窟が姿を現す〜〜
〜〜そして、その頂に存在するのは【光の迷宮 アルフヘイム】……そこを攻略せし者は“勇敢なる者”——【勇者】と呼ばれ……光の精霊が『祝福』を与え、どんな願いも叶えてくれるとされている〜〜
〜〜数多の冒険者は光に憧れ果敢にも大空を目指した〜〜
これは、その冒険譚の一節。
だけど……これはフィクション。あくまでファンタジーだ。
この冒険譚は、ど田舎暮らしのしみったれたクソガキだった僕——“ウィリア”の興味を大きく刺激し、何度だって母にせがんで読んでもらった。
だがな……
僕ももう15になった。立派な大人さ。
夢と現実の区別くらいはつけられる。
僕が憧れたのは冒険者なんて非現実の『夢』ではなくて……都会で暮らしてみたいという現実的な『夢』さ。
あの冒険譚は好きだけど……いつまでも子供じみた夢に憧れていてどうする?
だから、現実的な夢を見て都会にまで出てきたんだ。
さて……これからシティーヒューマンになるための僕の物語が始まる。
はずだった——
「あれはラストダンジョン。光の迷宮アルフヘイムだよ!」
「……はあ?」
道ゆく男性の足を止め、質問を投げかけると返ってきた答えがコレである。
いざ、都会に憧れ【大都市シルフ】へとやってきた僕だが……常に既視感に襲われていた。
冒険者はフィクションではなく実際に存在してた。摩訶不思議な城と一体化する塔もそうだ。
それで……
「ちょっと待ってください? あれがアルフヘイム? 頂上につくと光の精霊が祝福してくれる??」
「あれ……なんだ、知ってるじゃないか君?」
「うそ……だろ……?」
男性はあの塔のことを光の迷宮【アルフヘイム】だと言った。
だけど……僕の記憶が正しければ……
あれは……
【チュートリアルダンジョン】であるはずなのだ。
これは、僕だけが……
知る事実——
♢小説情報補足♢
・1話大体2000文字。
・主人公【ウィリア】がおくる一人称視点。
・この作品はオリジナルです。
・カクヨムにも投稿されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:54:15
200495文字
会話率:37%
覚えているのは死んだことだけ。
そして気付けば異世界。そして極寒、猛吹雪の大陸に突き刺さる魔剣になってました。
氷を操れる莫大な魔力を持った氷の魔剣に転生した俺だったが、浮遊して自由に動く事もできる。
しかもスキルに自己強化・進化・ス
キル吸収などもあると分かれば、やるのは一つ! 魔物狩りだ!!
えっ? 氷系の魔物を眷属にできる? なら可哀想だから良いや! 別のエリアに行くぞ!
遠征しては魔物を倒してスキルを吸収! けど元の場所には帰っても持ち主はいない。
誰か持ち主になってくれる人はいませんか! 魔力もスキルも凄い氷の魔剣ですよ!
えっ? 魔法大国の貴族? 貴族同士の貴族王を決める戦い? 力が欲しい?――まぁ良いけど、じゃあ抜く?
これは魔剣に転生した男と、下級貴族である女貴族の成長成り上がり物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:13:14
36385文字
会話率:33%
VRゲーム【フローラ▪フェアリー▪オン▪ライン】のアバター、花妖精として異世界に転生してしまった社畜、愛原 かなえ。
29歳。
彼女は、訳の分からないまま花妖精カーナ▪アイーハとして花を育てていくのだが、彼女が転生した世界は、神に見捨てられ
た春の来ない世界、アーデ▪ラテーナだった。
冷え症だったカーナは、極寒の外にでる訳にもいかず、やる事もないので、社畜根性そのままに、せっせと花を育てていく。
そしてその事が世界に変革をもたらし、暖かい春をもたらしていく。
しかし急激な変革は、時として人々に畏怖と信奉をもたらせる。
果たして彼女のいく末は、激動に巻き込まれるのか、それとも幸せなスローライフか、本格ファンタジー、さあ開幕。
更新、不定期です。
なお、カクヨム版とは一部内容を変え、(小説家になろう)版オリジナルとして手直し、改変がある予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:10:00
817590文字
会話率:30%
ある日、世界中を巻き込んだ大戦争が始まった。歴史と言う大河は、その時代に生きる人々に安息の人生を与えることを一切合切拒否することにしたのだ。
覇を競い合うあらゆる陣営の中でも、当初は陸軍大国で知られる帝国が際立って圧倒的だった。
行く先々で快進撃を続ける帝国軍の機甲部隊。
しかし、帝国と対峙した国の一つである連邦の広大な大地と根強い抵抗、極寒の冬の到来が帝国軍の快進撃を阻み、あっという間に終わるはずだった戦争は際限なく泥沼化して行き、終わりのない戦いへと姿を変えた。
そしてそれが、輝かしい栄光を手にするはずだった帝国の運命を変えつつあった。
これは、世界の片隅で精一杯その時代を生き抜いた人々の物語―――
※本作を読まれる方は、必ず以下の点をご留意ください
・この物語はフィクションです。第二次世界大戦がモチーフではありますが、政治的思想や民族的主義等を主張、支持するものではありません。
・特に戦車については、史実の戦車たちがあまりに魅力的すぎて、オリジナル戦車の設定を作ることが作者にはできませんでした。描写についてはリアリティより面白さを重視する場合もあります。様々な作品で実在の銃器が使われているのと同じ感触でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 08:29:09
504113文字
会話率:28%
※連載ではありません。連続投稿後、完結します。
凶花、フリージアの精霊・リフラク。かつて兄弟達を暗殺し、風の副官、雷帝・インファを襲った犯罪者の過去を、魔法・魂のリセットで生き直すことでなかったことにされた彼は、生き直しの今、過去暗殺してし
まった牡丹の精霊・ペオニサに可愛がられて、善良で強く逞しく成長していた。しかし、風の王の一人娘・インリーによって、過去を知ってしまう。兄だと慕うペオニサを暗殺した過去を受け入れられず、意味のある死を求めたリフラクは、インリーがすでに邪精霊であることに気がつき、害悪でしかない彼女を道連れにすることを企てる。そして渡った、グロウタース・白虎野島は、父王・ジュールが、風の王だった時に生み出した娘が守護精霊として崇められていた。極寒の地・白虎野島で、兄弟達の想いが交錯する。
同じ父を持つ白虎野島の守護神・ツェエーリュアとリフラクの出会い
拗れてしまったリフラクと兄弟をやり直したいペオニサの奮闘
インリーに異常に執着される元夫であるレイシの決断
討たれたインリーの悪意から生まれさせられた、シャナイン
シャナインの結末と恋の行方
すべてはそれぞれの愛故に。穢れた想いを浄化するのは誰か?
ワイルドウインド・シリーズ滅1作目。極寒の白虎野編です。
恋愛要素ありのファンタジーです。
※単独で読めるように精進しておりますが、キャラクター、世界観は前作から続いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 17:53:16
138773文字
会話率:46%
かつて邪神に名を連ねるシャドーロードが、黒き双頭竜デスドラゴンを召喚し、全人類に戦いを挑んだ。それに呼応して、地底に封じられし古き神々である魔神が、各地で復活し大災害を引き起こす。
だが、実際の影王は・・・愛妻と隠遁したいと願う欲のない
男で、勇者とか世界の二大国・連邦王国と大和帝国などという、降りかかる火の粉を払ってるうちに、いつの間にか世界の敵となってしまい迷惑していた。終いには、温暖で楽園のような領地から、最北端のコキュー島という極寒の地に追いやられ、食糧難と資金難に嫌気がさし、責務を放り投げ ふて寝した。
----20年後の現在、災厄の少なかった大陸南部を復興させた連邦王国・国王アレックスは、打ち捨てられた大陸北部を憂い、各地の魔神を討伐すべく、勇者見習いの愛娘を彼の地に送り出す。
運命のいたずらか・・・、偶然にも同じ時期、長き眠りから目覚めた影王ソドムが闇の眷族を率いて大陸進出を目論み、光と闇が再び対峙する。
人類の未来をかけて、新時代の勇者と影王が激突する! かもしれない!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 20:14:21
351664文字
会話率:10%
【どういうお話か】
炎の賢者ネビウス:
准主人公。まあまあ美少女で年齢不詳の不老長寿者。炎の呪術と剣術の達人。ピクニック大好きなアウトドア派。経験豊富なので何でもできるが、物事の責任を負うのは大嫌い。カミットを育てる。
呪われた捨て子カ
ミット:
主人公。差別対象である森の民。幼少期を穏やかな環境で育ったので当初は緩い性格をしているが、実際は負けん気が強く向上心お化け。他者との衝突を厭わないトラブルメイカー気質。
こういう親子の冒険物語。
【あらすじ】
古の民と呼ばれる不老長寿の人々が極寒の地に生み出した最果ての楽園「秘境の里」には一歳に満たない死すべき定めの捨て子が届けられる。森の呪いをその身に宿すカミットはここでも引き取り手が見つからなかったが、珍しく帰郷していた変わり者のネビウスがカミットの養母となることを名乗り出た。
カミットはたびたび呪いの力を暴発させては周囲に迷惑をかけていたが、ネビウスや秘境に住む古の民は大らかに受け入れ、カミットはのびのびと育った。
カミットが十歳になったとき、穏やかな日々は唐突に終わりを告げる。島の精霊たちに異変が起こり、一夜にして秘境の里は吹雪に飲まれてしまったのだ。
安住の地を失ったネビウスとカミットは島の異変に対処するべく、五つの街の大神殿を治める偉大な呪術師「守り子」に会いに行く。
カミットはネビウスの子息として様々な人と出会い、経験を積む中で成長していく。
【備考】
・荒れ地の都編まではまとめて投稿します。それ以降はのんびりやっていこうと思います。
・カクヨムにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 18:28:06
753785文字
会話率:46%
辺境惑星「エウレカ」は、星間国家アールカノ帝国の統治圏にありながら、開発の失敗によってほとんど放置され帝国勢力圏にありながら忘れ去られた惑星。
極点付近の苛酷な環境下であるにもかかわらず、政府の税制も治安機構も今は事実上存在せず、住民た
ちは自給自足と交易による生活を余儀なくされる。
エウレカが置かれた状況は、単に「寒冷地での過酷な生活」にとどまらない。
開発放棄と惑星政府の混乱による数十年の無政府状態と経済的停滞が続き、惑星各地では治安が次第に悪化しつつあった。
無警察・無軍事の社会において、各村はそれぞれがわずかに保有する武装や数少ない若者の人員を頼りに自衛せざるをえない。
辺境ゆえの自由がある一方で、協調や秩序を維持する手段が少なく、戦いは文字通り“生存”を懸けたものとなる。カイは自然との闘いと、人間同士の争いという二重の脅威に直面し、極寒の地に生活基盤をもつ者としての責務を痛感していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 21:26:06
146493文字
会話率:41%
この世の北の果てにある、極寒の監獄島。
雪しか降らないこの地で、少女は生まれ、生きてきた。
希望も知らず、名前すら持たず、ただ命じられるままに働き続ける日々。
そんな彼女の前に、ある日、ひとりの男性が現れる。
それは、彼女の人生を静かに変え
る「はじまり」だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:14:33
4759文字
会話率:28%
本文は生成AIであるchatGPTでたたき台を作ったのち半分ほどを加筆修正して作成しました。あらすじは本編を読ませた上でchatGPTに書いてもらったものです。
あらすじ
日露戦争末期、戦場で命を落とした乃木希典の息子たちは、極秘裏に北海
道へと運ばれ、蘇生された――。
彼らを導くのは、謎の宗教組織「極星祠(きょくせいし)」。
与えられた使命は、極寒の大地に“来るべき日”のための拠点を築くことだった。
やがて極星祠は宗教の域を超え、「北辰連邦」と呼ばれる独立国家へと変貌する。
時は流れ、ナチスと手を結んだ日本に「河豚計画」が持ち込まれる。
その裏には、極星祠の司祭・クリエと、一人のユダヤ人少女との出会いがあった――。
文明、信仰、戦争、そして愛。
神に等しい存在とされた男が、少女に交わす最後の言葉とは。
極北の地で交差する、魂と国家の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:49:58
12275文字
会話率:24%
分厚い雪と氷に覆われた都市国家シャトゥカナル。
ここ、極寒の地で人々の生活を支えているのが、魔物と呼ばれる異形たちの毛皮や牙、爪などから作られる魔法具である。
魔物を狩り、魔法具を作るものたちは「職人」と呼ばれ、都市の外で村を作り暮らしてい
た。
シャトゥカナルに住む女性ライサは、身体の弱い従姉妹の代わりに職人たちが住む村スノダールへ嫁ぐよう命じられる。
未知の村スノダールで彼女を待っていたのは……思わぬ歓待とのほほん素朴な旦那様、そしてあるものを割る新生活!?
狐系クール女子×くまさん系おおらか男子。
これは夫婦が協力し、最高の温かさを作る物語。
※こちらの作品はカクヨムにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 12:10:00
136577文字
会話率:41%
人間達が住む大陸『モルディガンマ』から海を渡って遠く離れた、別名『魔族の住処』とも呼ばれる巨大な島。
魔界島『ディザストレ』。
この島には、普通の人間では生きて帰れないほど過酷な環境が存在する。
水面まで暗い海の中で獲物が来るのを待
ち続ける魔の海『バミューダ』。
生命を干からびさせるどころか燃やす灼熱地獄のような火山地帯『インフェルノ』。
身体に突き刺さるように凍て付く絶対零度の地とも言われる極寒地帯『フロスティア』。
常に食うか食われるかの過酷な弱肉強食の世界である森林地帯『グランノーム』。
その海と三つの地帯、中枢の居住地帯を持つディザストレには、いくつかの特徴を持つ。
様々な動物の骨が転がる大地には、異形の鳥や植物、獣などが生息する。
光が見えない青黒い海には、船体は穴だらけで帆はボロボロな船が浮かんでいる。
星のない夜のような暗い空には、赤紫の月の光が島の細部まで照らす。
……そして、島に大きく建てられた城『ジェノサイド城』には、魔族を統べる王が最上階の玉座に座る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 09:52:23
187725文字
会話率:44%
置物姫と蔑まれた私が、凍える民の心に温もりを灯すまで。これは、一人の姫が真の「導き手」となる再生と感動の和風ファンタジー!
帝都で「氷の姫御子」と揶揄され、役立たず扱いされてきた姫、氷室茜(ひむろ あかね)。彼女が追いやられたのは、雪とも
ののけに閉ざされた極寒の辺境「白銀郷」。 凍える寒さ、乏しい資源、そして心を閉ざした村人たち。 しかし、寒がりの茜は諦めない。古文書の知識と持ち前の行動力、そして「誰かの役に立ちたい」という熱い想いを胸に、井戸を掘り、薬草を探し、自ら村人と共に汗を流す。 これは、一人の不遇な姫が、厳しい自然と戦い、村人との絆を育み、やがて凍てついた土地と人々の心に温かな春を呼び込むまでの、成長と感動の和風開拓ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 23:00:00
28276文字
会話率:40%
雪山で事故死したはずの福々ハナ(三十代・ぽっちゃり爆乳デカ尻)は、なぜか極寒の終末世界に転生してしまった!持ち前の世話焼きな「おかん」気質と、意図せず発揮されるお色気はそのままに、ハナは謎のパワーアップを遂げていた。異常に高い体温で他者を温
める「人間湯たんぽ」能力、怪力「母の剛腕」、料理で周囲を温め食べた者を元気にする「ぽかぽかキッチン」などを駆使し、凍え死にそうだったイケメン青年アキラを救助。彼が所属する「ひだまりキャンプ」に身を寄せることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 10:30:58
14869文字
会話率:36%
南極の極寒、閉ざされた巨大基地。深く眠っていた未知のアーティファクト、「光の環」が目覚める。
それは太古の遺物か、あるいは――人類への遥かなる呼びかけか? 複雑な模様に隠された、宇宙の根源的な秘密とは?
集結した各国の精鋭科学者たち。言語学
者、考古学者、そして研究主任・澪。彼らを待ち受けていたのは、国家間の思惑が複雑に絡み合う、冷たい現実だった。
だが、研究主任・澪には予測不能な進化を遂げるパートナーAI、リリがいた。彼女こそが、謎を解き明かす唯一無二の鍵となるのか?
猛烈な暴風雪に隔絶され、外界との通信が断たれる極限状況。
「光の環」から、遥か星々の彼方からのメッセージが届く。その存在は「エコー」と呼ばれた。
「エコー」が突きつけたのは、科学技術だけではなかった。分断された国家間の対立。人類は、この壮大な未知に対し『一つの声』で応答できるのか?
これは文明としての「試練」であり、未来への「壮大な問いかけ」だった。
未知との対話、そして極限状況が、彼らの絆を深め、変革を促す。対立を越え芽生える人間的な繋がり。AIと人間が共に成長する中で、研究主任・澪は自らの「内なる光」を見出していく。
はるか宇宙からの声に応えるのか、それとも…?
人類の運命をかけた、遥かな旅が、今、南極で始まる――。
壮大なスケールと張り詰めた緊張感で描かれる、緊迫の本格SF。
全20話(前後編あわせるとのべ49話、ストック済みなので完結保証作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 00:00:00
234898文字
会話率:47%