退屈な毎日を寝て過ごすミステリ好き中学生男子、松原玲。
クラスで埋没している地味系中学生女子、羽佐間灰音。
学校の委員会活動で知り合った二人だったが、ふとした偶然で玲は自分が秘密にしていたことを灰音に知られてしまう。
どうか言い触らさないで
くれと頼む玲に、灰音はこんな「取引」を持ちかけた。
「私、松原君の彼女になりたいの。そうしてくれたら松原君の隠したいことは一生守るから。これが、私の出す条件」
何故、彼女は突然こんなことを言い出したのか?
真の目的は何なのか?
取引に応じた玲はやがて幾つもの「日常の謎」に出会い、同時に羽佐間灰音という少女の抱える秘密について解き明かしていくが……。
これはとある少年の恋愛譚。
そして、とある探偵の失敗譚。
所詮ゼロはゼロでしかない────探偵と言えど、知らないことは分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:06:12
209744文字
会話率:29%
普通の男子高校生、松原玲は、アイドルプロデュースに関わっている姉の命令により、ある日突然、アイドル事務所でバイトをすることになる。
その中で、アイドルたちに降りかかる「日常の謎」を目にした彼は、成り行きから探偵のように謎を解くことになり……
。
……この世界は、「日常の謎」に溢れている。
どんな職業の人間に対しても、例外はない。
警察官にも、学生にも、サラリーマンにも、それぞれが毎日経験する「日常の謎」があるのだ。
では、アイドルが経験する「日常の謎」とは────?
犯行現場は常に芸能界、容疑者も被害者も全員アイドル。
一風変わった「日常の謎」ミステリー、これより公演開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 09:00:00
1695651文字
会話率:28%
普通の女子高生、氷川紫苑には悩みがあった。
というのも、彼女の幼馴染がとにかく変わった性格をしているのだ。
松原夏美というその友人は、高校内でも有数の奇人変人で、常識が無く、やることなすこと破壊的で、ついでに紫苑をいつも巻き込んでくる。
そして一番変わっているのは────そんな彼女が、数多の殺人事件を解決する名探偵であるという事実だった。
女子高生と、高校生活と、ミス研と、殺人事件。
四つが全て交じり合った日常を描く、連作短編ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 20:01:35
236829文字
会話率:30%
第一章 『眠り姫』
初めてLROを始めた日、僕はゲームの世界に居続ける少女と出会った。彼女の願いと思いが、このLROというゲームを加速させていく。現実とゲームの境界を曖昧な物にしていった。
第二章『世界に愛された娘』
LRO事件が
終わって数ヶ月。日々は至って平穏だ。だけどあの人が、自分達の会長が、とんでもない物を持ち込んできた。最初はそれに参加する資格も、思いもなかった自分だけど、同時期に塾で密かに気になってた娘が姿を消した。
それには会長の持ってきた物と関係があって……自分は『誰かがやってくれる』その『誰か』になろうと思ったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:46:31
8021364文字
会話率:43%
私は自身を美少女にした。だってそうしたら楽ちん人生イージーモードだと思ったからだ。新たな世界がどんな所からはわからない。けど可愛いは正義。それを信じて突き進む!
目覚めたら草原ででっかいドラゴンが私の前に降りてくる。話してみると案外良
い奴で私たちは心の友となった。なんとドラゴンの力が使えるらしい。友達料としては十分だ。力も手に入れたし世界征服もいいかもしれない。
そんなことを思ってると、何か機械兵士みたいなのが私を追う。私は逃げる。追い詰められて壁をぶち破ると私はどこにいたかをその時初めて知った。それは空に浮かぶ島。私の物語はここから始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:42:09
2797834文字
会話率:44%
「野々野 足軽」(ののの あしがる)は超能力者である。それは別にそういう家系とか、ある日悪の組織に捕まって人体実験をされたとか、天候の悪い日、雷に打たれた――とかでもない。
ただある日、なんとなく今日は学校にいきたくないなぁ……飛んでい
けたらなぁ……とか思ったら、なぜか天井にぶつかった。どうやら野々野足軽は人類で初めて……と思われる自立飛行を達成したようだ。
それから彼は混乱した。当然だろう。いきなり飛んだんだ。けど漫画やアニメが好きだった彼はとりあえずどういう力が使えるかを検証してみた。するとまあ……色々と出来る。でも最初は微々たるものだ。飛べるけど、ゆっくりで上に上がるだけで疲れる。炎は火花しかでなかった。電気は静電気でピリッとね。風はそよ風。
テッシュ一枚なら、なんとかちょっと先から手元まで持ってこれた。それだけだ。けどワクワクした。彼は超能力の修行に明け暮れた。それから一年後……彼は人生を謳歌してたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 08:56:17
553176文字
会話率:36%
かつてこの星を救った勇者の娘、ディーナとシャルルの姉妹は、再びこの世界の平和を維持する為の冒険の旅に出た。
幾多の困難と試練と、出会いと別れを通じて、最後にはかけがえのない人との出会いを果たす。
長く辛い旅の先には何が待っているんだろうか。
二人は旅の目的を果たすことができるんだろうか。
そして、二人にとっての幸せを掴むことができるんだろうか。
これは、新たな勇者の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:40:11
157351文字
会話率:58%
突然未来へと召喚された普通のアラフィフの友部貴弘は地球を救う使命を背負わされてしまった。
二つの世界に分かれ消滅の危機にある地球を一つに戻すまでの時間が迫るっている。
最強の力を手に入れた貴弘はそこで出会った人たちとの絆を深めながらも、星を
救うために奮闘していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 12:55:07
370382文字
会話率:53%
江戸時代――に似たところもあるが、魔法があり、魔物と勇者がいる世界。
春次郎(18歳)は勇者が利用する宿場町の商人。
自分も勇者になりたい。そうすれば異国へ行ける。
異人を含む勇者相手に商い、魔物狩りを練習し、ついには勇者となって
異国へ旅立つ。
会社に魔石を売却して生計を立てる、そのために魔物を狩るのが勇者という職業。
魔石は”活性化”させるとさまざまな現象を引き起こし、生活や産業に利用できるのだが、魔物を発生させ引き寄せてしまう。
資源の回収と魔物の脅威を引き受ける勇者なのだが、一般的には蔑まれる存在だ。
ただし一部の上級者は英雄視されることもある。
どうせ英雄になんてなれやしない。好奇心を満たすための手段、それが勇者だ。
自由を求め、心の中は期待と不安、緊張と興奮でゆらぎながら生きる春次郎。
けれども異国で奇妙な勇者と出会い、春次郎の旅は国が、世界が変わるかもしれない目的を持つものへと変わる。
魔石≒賢者の石の秘法が記されているとされる、エメラルド版を探索する旅へと。
●○ 物語は三つの時間軸で進んでいきます。
※ この作品は史実などを参考にしておりますが、架空の世界を舞台としたフィクションです。
※ 未成年者の飲酒・喫煙シーンがありますが、現代・現実を舞台とした物語ではないことをご了承ください。
こちらはオリジナルから一部の文章を削り、描写を変えたものです。
オリジナルは「カクヨム」に掲載していきますが、不快な、あるいは健全ではない描写や冗長な場面がより多くなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:16:32
35329文字
会話率:13%
「我々は400年前にいるのか」
1941年12月、大東亜戦争開戦に伴い、マレー、フィリピン制圧のために、海上移動していた大日本帝国陸海軍、皇軍の諸部隊は驚愕することになった。
状況の異変を把握し、更に情報収集に努めるのにも、中々皇軍は手
間取ってしまい、1541年12月にいることが、ようやく分かった。
取りあえず、フィリピンを仮の根拠地にした皇軍の主力は、祖国の日本を目指す。
戦国時代の戦乱の下にあり、困窮している天皇陛下をお救いし、衰微している国体を回復するために。
そして、この出来事は、当時の日本に割拠していた諸勢力にも多大な影響を与え、更に世界にも徐々に影響を与えることになり、歴史を大きく変えていった。
また、その皇軍の中には、上里松一という海軍少尉がいた。
対米戦の中で戦死を覚悟していた彼は、戦国時代に生きる中で家族を作り、更にその家族が更なる人とのつながりを育んでいく。
その中には、史実で名を馳せた人物もいることになる。
そして、史実で名を馳せた人物も、また史実とは異なる人生を歩むことになる。
そんな80年余りの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:09:46
2350290文字
会話率:23%
松平信康に転生していたことに気づいた際には、自分は絶望したくなりました。
どう考えても織田信長と徳川家康を敵に回して、その二人を打倒して生き延びる等は無理ゲーです。
そのために「良い子」になって懸命に頑張って、海上自衛官幹部としての教
育を少しでも活かして、長命しようと考えたのですが。
却って、それが良くなかったようで、私の知る歴史が徐々に変わってしまい、自分の歴史知識が完全に役立たたなくなる事態に至りました。
でも、今更、どうしようもありません。
やれることをやり、畳の上で死ねるように自分は頑張ろう、と考えたら、更に歴史が変わることに。
本当に私が生きようとすることだけで、歴史が変わって良いのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 18:54:50
182135文字
会話率:19%
2023年の大河ドラマでは、徳川家康が主人公を務めていますが。
これまでとは徳川家康と最初の築山殿等との関係について、かなり違った描写が為されています。
更に最近、築山殿の生涯について黒田基樹氏を著者とする新書が出版されました。
私
自身が、著作の「戦国に皇軍、来訪す」で築山殿、瀬名を登場させたこともあります。
そうしたこともあり、黒田氏の新書を基本書として、私なりに築山殿の生涯をエッセイとしてまとめました。
ご笑覧の上、ご感想を頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 19:14:36
4491文字
会話率:0%
年末に行われる全国ネットの漫才コンクールで、香川県の高校生に通う素人の二人組み(鬼松と福家)が優勝した。
二人には小学一年生の時、全校生徒の前で予期せず辱められた経験があり、それ以来、赤面症と軽い対人恐怖症に陥った共通点があった。
小学三
年に上がる時のクラス替えで同じクラスになった二人は、似た境遇から親友になり、二人して木村サクラという女の子を好きになる。二人してサクラと同じ塾に通いだし、そこで数学講師の三島由紀夫に出会う。
三島は人と話すのが苦手そうな鬼松と福家を贔屓にし、三島を介して鬼松と福家はサクラと仲良くなっていく。
小学五年のクラス替えでも三人は同じクラスになったが、大きな変化としてまーくんという発達障害の生徒が転校してきていた。まーくんは何をするにも他の生徒たちには劣り、イジメの対象になった。まーくんの面倒を見るのはサクラの役目だったが、そんな優等生な振る舞いから妬まれ、サクラは陰口を叩かれ始める。
鬼松も福家もサクラは悪くないと分かっていながら、サクラを批判する言葉に反論できない。それを知った三島は嘆き怒って二人とは一線引くようになる。
ある日、まーくんが教室で排泄物を漏らすという事件が起こり、それを止めに入ったサクラもイジメの標的となった。
事件後サクラは腫れ物扱いされ、お漏らし事件はタブーとされるが、三島だけは意に介せずその話題に触れ、サクラの味方となった。
助けられなかったことを謝る鬼松と福家だったが、三島は許さず、「一日一回はサクラを笑わすこと」というミッションを二人に突きつける。それから鬼松と福家は笑いを研究し、日々サクラを笑わそうと努力する。対人恐怖症を克服し、人前でも研究した笑いの成果を発表するようになっていく。
鬼松と福家が漫才コンクールで優勝した年の大晦日。サクラと三島は、鬼松と福家が稽古に使っていた香川県総合運動公園の屋根がついた休憩所の下に居た。
正午を知らせるサイレンが鳴る。その音が細く聞こえなくなったところで三島が指を鳴らした。大きな柱の陰から鬼松と福家が現れる。人前で赤面することしか出来なかった二人が、六年十一ヶ月試行錯誤したネタが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:00:00
10905文字
会話率:23%
氷河期世代の竹尾輪太郎(たけおりんたろう)は納屋のサーバルームで年越しを待っている最中に脳梗塞を発症し、意識を失った。
目覚めた輪太郎は、自分が小学6年生の頃へと戻り、時間が巻き戻っているのに気づく。
時は1985年、舞台はバブル直前の熊本
県。
氷河期世代として過ごしてきた地獄の日々を思い、なんとか別の人生を送るため、必死で人生のやり直しを始める。たとえそれにより中学生で社長をやる羽目になったとしても。
えーと、氷河期世代の記憶を元に書いていますが、知人の話やネットの情報もだいぶ参考にしています。半分は昔語りみたいなもんです。
読者はものすごく選ぶと思います。多分R45、上限65位じゃないかな。
正直、記憶違いもあると思いますので、お気づきの点などありましたらご指摘ください。
楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:00:00
19909文字
会話率:1%
平凡な高校生である俺、松代才賀。
ある日、俺はクラスメイト達と異世界へ召喚されてしまう。
「あなたたちは魔王と戦うための勇者として、これから異世界に行ってもらいまーす★」
俺たちを召喚した女神は、クラスメイトたちの勇者としての適正を調
べる。
「君の適正は、最低ランク、Fランクの勇者でーす」
本来なら誰にでも一つは与えられるはずの、固有スキルが【無】の俺は、ダンジョンに廃棄されることになった。
しかし実は、スキルがないのではなく、【無】というスキルだったことが判明。
【無】は無敵や無毒化などの、いろんなスキルに進化する、無限の可能性を秘めたスキルだった。
これは、Fランとバカにされた俺が、規格外のスキルを使って、俺をバカにした連中を踏み潰していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:00:00
47090文字
会話率:42%
陰キャ高校生【上松勇太】は、人気急上昇中大ベストセラーWEB小説家【カミマツ】として活動している。
ある日勇太は、毎日のように熱い応援を送ってくる幼馴染が、自分のことが好きなのだろうと思って告白する。しかしあえなく大玉砕。
「ぼ、ぼくが
作者のカミマツなんだけど」
「はあ?あんたみたいなオタクと、神作者カミマツ様が同じわけないでしょ!?」
彼女は勇太ではなく、作品の、作者の大ファンなだけだった。
しかし、幼馴染みはのちに、カミマツの正体が勇太と気付いて後悔するが、時すでに遅し。
勇太の周りには、幼馴染よりも可愛く性格も良い、アイドル声優、超人気美少女イラストレーター、敏腕美人編集がいて、もはや幼馴染の入る余地はゼロ。
勇太は自分を認めてくれる人たちと、幸せ作家生活を続けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:37:17
472840文字
会話率:47%
平凡な高校生である俺、松代才賀。
ある日、俺はクラスメイト達と異世界へ召喚されてしまう。
「あなたたちは魔王と戦うための勇者として、これから異世界に行ってもらいまーす★」
俺たちを召喚した女神は、クラスメイトたちの勇者としての適正を調
べる。
「君の適正は、最低ランク、Fランクの勇者でーす」
本来なら誰にでも一つは与えられるはずの、固有スキルが【無】の俺は、ダンジョンに廃棄されることになった。
しかし実は、スキルがないのではなく、【無】というスキルだったことが判明。
【無】は無敵や無毒化などの、いろんなスキルに進化する、無限の可能性を秘めたスキルだった。
これは、Fランとバカにされた俺が、規格外のスキルを使って、俺をバカにした連中を踏み潰していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:01:05
8341文字
会話率:34%
口癖が「早く嫁に行け」なんて信じられないっッーー!
生活力は一切ゼロ、社会人一年目の【高取美波】は、ご先祖様の習わしで、生まれたときから一緒に暮らしている河童の末裔の従者がいる。
身の回りのお世話してくれる十歳年上の【河田正臣】の任期は、美
波が無事にお嫁に行くまで。
お嫁に行けば、二人の首筋に彫られている契約の印は消えて、主従関係は解消される。
正臣を自由にしてあげるためにも、いい相手を見つけなくてはならないのに、美波は今まで一度も誰かを好きになったことがない 超恋愛初心者で……
福岡の街を舞台にした、河童と胡瓜と妖を巡るドタバタで、ちょっと甘くて超両肩思い。
焦れキュン炸裂な二人の行く末とは?
※プロローグ 河童の松のものがたりは、実際に福岡で語り継がれている昔話です。
【本作は第五回アルファポリスキャラ文芸大賞奨励賞作を改稿し投稿しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:30:00
91650文字
会話率:62%
私立探偵 田中健一が殺人事件の犯人を追い詰める。
サスペンス小説
最終更新:2024-05-17 17:17:15
68246文字
会話率:42%
私が寝ていると、寝室の窓から怪しい光が差し込んだ。そして、突然、耳をつんざくような爆音が響き渡った。私は何が起こったのかを確かめるため、犬のボビーと一緒に外に飛び出した。ボビーは尾を振り、興奮しているようだった。
空は、静寂に包まれていた
。星々がきらめく中、一際大きな光が私を呼んでいるようだった。それは、巨大なUFOだった。
宇宙船は静かに私の前に降り立ち、ドアが開いた。そこから現れたのは、人間の言葉を話す宇宙人と、彼らのペットであるUMAだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 12:34:50
1394文字
会話率:8%
主人公の正男はペットの豚のティールとテレビを見ていた。するとテレビの画面が突然、静電気のようなノイズ
に覆われた。レポーターの声が、緊迫した叫び声に変わる。
「皆さん、信じられないことが起こっています!空には…」
画面が揺れ、一瞬の静寂の後
、異形の顔が現れた。豚の顔をした宇宙人が、冷たく機械的な声で話し始める。
「地球の人間たちよ、我々は遠い星から来た豚の子孫だ。お前たちが祖先を食べる行為は許せない。今、我々は
正義の裁きを下すために来たのだ。」
正男は、ペットの豚ティールと共に、テレビの前で固まっていた。彼の心臓は高鳴り、ティールの鳴き声が
不安を増幅させる。外に目を向けると、空はUFOで埋め尽くされていた。地球の運命が、今、大きく変わろ
うとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 16:29:45
45236文字
会話率:40%
白昼は天使の都、夜は悪霊の巣窟——
表と裏の顔を持つ王都・エディリアで暮らす少女アリスは、十七歳の誕生日に行われた婚約式を抜け出したところ、悪霊に襲われて絶体絶命の窮地に陥る。
数年前に悪霊に喰われ命を落とした双子の妹の元へ行けると死を覚悟
したその時、目の前に緋色の瞳の美貌の天使が現れる。
「お前が俺と契約してくれるなら、お前の願いを叶えてやることができるが……どうする?」
天使と契約した少女は、悪霊を狩る聖女となる。自由奔放な天使に振り回され、謎の黒騎士から求婚され、一変した生活の中、アリスは妹を生き返らせるという願いを叶えることが出来るのか。そしてその先にある『世界』の真実とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:10:12
223464文字
会話率:46%
今は昔。美濃国、国司の娘に、菫野といふ幼き姫ありけり。
野に在りて、罠にかかりし狐を助けたまふ。狐、姫の優しき心に感じ入り、その恩義に報いんと、妖しの技を持って、姫に強力を授けん。
――それから数年後。
かつて菫野の母がお仕えして
いた桐壺更衣。その更衣の遺児である女二の宮、桜花内親王にお仕えしてみないかという誘いが菫野にかかる。
女二の宮は、十四歳。同母の兄、安積親王と仲良く暮らしておられるが、やはり母を恋しがっておられるとのこと。
年の近い菫野なら、姉のように接することでお慰めできるのではないか――という期待。
「絶対、ぜったいに、何があっても強力のこと、知られてはなりませんよ」
そう、母に強く念を圧されたのに。
「あなたも、十六。素敵な公達に見初められて、幸せな人生を掴み取るのです!」
なんて言われてきたのに。そのために、豪華な衣装を用意してもらったのに。
初出仕の日。「心配だから」とついてきた、狐の狐太を追いかけて木に登ってしまった宮の愛猫。それを助けるためにウッカリ強力を披露してしまい?
その上、イケメン安積親王にバッチリ見られて、笑われて?
内裏で働く女房として、美しい絵巻物のような世界で、ときめく物語のような恋をくり広げるはずだったのに! もしかしたら、素敵な公達が付け文なんか贈ってよこしてくれるかもって期待してたのに!
初っ端から、期待も希望もベッキリ圧し折られた菫野。
こんな強力女房、誰が好きになってくれるっていうのよ。
「まあまあ、ドンマイ、ドンマイ」
次があるさと、孤太が心のこもらない慰めをくれるけど。
わたしは、ここで幸せな恋をしたいの! こんな強力なんていらないのよ!
華やかな宮中でくり広げられる、平安「剛力」恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:00:00
68991文字
会話率:33%
「今日から、この子はお前の妹だ」
背中に大きな翼を持つ鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 16:00:00
43518文字
会話率:36%
同棲中の恋人に二股かけられたことが原因で別れたヒロイン。急遽住む所を捜して見つけたワンルーム。駅近、コンビニ近くのおしゃれな家具付きワンルーム。なのに、とっても家賃はお値打ちで。
まさかの、事故物件?
怪しむ主人公、朝倉和奏。お化け
が出るとかではないらしいのだけど。
お金もないし、家具付き、駅近はとっても魅力。切羽詰まってるしで即決した和奏。
だけど、その夜から、見知らぬ男性が部屋に現れて。
彼は元この部屋の住人で。お化けでも幽霊でもなく。次元のズレた世界で暮らしているそうで。
「日没から日の出まで。その間だけ空間が重なるんだ」
夜だけの同居人。とってもイケメンな彼との不思議な同居新生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 18:00:00
6674文字
会話率:36%
宇宙デカトシヒコとともに、50年間の修行に耐え抜いた。格闘戦、パワーともに、宇宙デカのトップになてしまったレナさん。
しかし、他のステータスがZと剣技と格闘しかできない
脳筋ド天然娘と発覚。
地球に戻った後は、居酒屋「紅の華」で、閉店まで
働いた後、
さらに夜の仕事に出発する。
梅さんからに、依頼を忠実にこなす、掃除やとしての別の顔が
そこにはあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 16:24:09
629文字
会話率:12%
女はある日、娘を殺された。
その日、生まれた「私」という存在を生み出してしまう。その存在は憎しみと恨みと好奇心を持つもので、その存在は世界の各時代で、陰謀に加担していた。それを阻止し、自ら生み出した「私」という存在を倒すために女(「儂」)は
、「水晶」と、「人に創られし人」を創り出した。女は「水晶」と「人に創られ人」とその子孫とともに「私」と戦う話である。
【現実世界石化、異世界冒険編】
現実世界はある日、ベルグという人間の実験のために石化した。それを逃れた松長瑠璃は、松長李章と山梨礼奈とともにギーランという人物によって異世界へ送られる。そして、「儂」と「私」の戦いへと巻き込まれていくこととなる。
【第2編(予定)】
松長瑠璃らが異世界へ行く三百年も昔、それは、「人に創られし人」の最初の人の話。
【第3編(予定)】
松長瑠璃らが異世界へ行った千五十年後、とある城主の娘は、自らの城が燃える中、自分達の領土を奪った人物への復讐を誓う。
【第4編(予定)】
第1編より五百年後の話。
【第5編(予定)】
松長瑠璃の娘が主人公の話。
【第6編(予定)】
第2編からだいたい百年後。第1編においてローがいる大陸へと移住し、ある一族を編成する話。
【最終編】
女はついに「私」と本当の意味で向かい合うこととなる。あの時から、心の中で止まっていた時間を進めるために―。
【第2編】以降に関しては、予定であり、変更される可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 16:18:18
3088622文字
会話率:15%
妻木煕子(ツマキヒロコ)は親が決めた許嫁明智十兵衛(後の光秀)と10年ぶりに会い、目を疑う。
子供の時、10以上年上であった筈の従兄(十兵衛)の容姿は、10年前と同じであった。
過去の思い出を思い出しながら会話をするが、何処か嚙み合わない。
ヒロコの中に一つの疑惑が生まれる。今自分の前にいる男は、自分が知っている十兵衛なのか?
十兵衛に知られない様に、彼の行動を監視し、調べる中で彼女は驚きの真実を知る。
真実を知った上で、彼女が取った行動、決断で光秀の人生にも変化が現れる。
若き日の明智光秀とその妻ヒロコの出会い、天下の裏切り者明智光秀と徐福伝説を繋ぐ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 15:50:42
97490文字
会話率:25%
1575年、備中の国にて戦国大名の一族が滅亡しようとしていた。
一族郎党が覚悟を決め、最期の時を迎えようとしていた時に、鶴姫はひとり甲冑を着て槍を持ち、敵毛利軍へ独り突撃をかけようとする。老臣より、『女が戦に出れば成仏できない。』と諫められ
たが、彼女は聞かず、部屋を後にする。
生を終えた筈の彼女が、仏の情けか、はたまた、罰か、成仏できず、戦国の世を駆け巡る。
優しき男達との交流の末、彼女が新しい居場所をみつけるまでの日々を描く。
トラとシノの戦国ものかたり、備中高松城攻め編迄の前日譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 23:57:03
169180文字
会話率:18%
ホットケーキ1世は、美味しい物が大好きで、面倒くさい事が大嫌いな怠け者の王様でした。ある日、病気になり何を食べても、全然美味しくなくなってしまいました。
王様の病気を治す為、王様の家来達や、パフェ大臣は国中のお医者さん達を集めますが、何も効
きません。パフェ大臣が最後に頼ったのが、150歳のどら焼き仙人。魔法の契約書に書かれた内容にも目を通さず、焦って直ぐにサインしてしまった王様の運命は!!病気は治るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 15:17:56
4875文字
会話率:12%
いつものようにマンションの駐輪場に向かう主人公の松井文也(まついふみや)は自転車の鍵を無くした会社員の一ノ瀬千乃(いちのせちの)に自転車を貸した。すると彼女はお礼をしに来た。
2人の関係はどうなるのか?
少し不思議なお隣さんラブコメ?
ここ
に開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 12:35:18
53725文字
会話率:77%
二本松藩の泰平の眠りを醒ましたのは、尊皇攘夷の嵐だった――。
文久2年、思いがけず名家を継いだ二本松藩の番頭、大谷鳴海の視点から二本松藩内における幕末動乱、そして天狗党騒乱について語っていきます。
最終更新:2024-05-17 12:00:00
19873文字
会話率:42%
かつて、二本松には藩のために戦った少年たちがいた。
故郷を守らんと十四で戦いに臨み、生き延びた少年は、長じて何を学んだのか。
二本松少年隊最後の生き残りである武谷剛介。彼が子孫に残された話を元に、二本松少年隊の実像に迫ります。
※この作品
は、今のサイトでも公開しています。
【note】https://note.com/k_maru027/n/n08e7a24dc0dc?magazine_key=mf5f1b24dc620
【カクヨム】https://kakuyomu.jp/works/16817139558463849542/episodes/16817139558464157746
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 19:00:00
238706文字
会話率:36%
三つの国で構成されるマルキエラ大陸。
ここでは人類と光の魔物が数百年に及ぶ戦いを繰り広げていた。
魔物に対抗できるのは魔法使いのみ。
ある日、そんな魔法使いとして覚醒していたことが発覚した松雪玄兎。
しかし、彼には魔力が無かった。
自分で
魔法が使えない代わりに出来ること、それは――。
これはそんな彼を中心に描かれる光の魔物との戦い。
……と楽しい楽しい学園生活!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 12:00:00
31371文字
会話率:64%
友達にハメられて、タイムスリップさせられた高校生松本京四郎と山本律は、戦国時代に飛ばされてしまう。「令和に戻ったら絶対アイツを殴る!」そう誓いながらも、戦国ライフをどうにか満喫しようとする2人の明日はどっちだ!
【織田信長や徳川家康に仕える
?そんな先の見えてるヌルゲー御免だぜ!】
処女作ですが、歴史知識ない人にも楽しめるように頑張ります。
カクヨム様に転載があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 08:40:00
366247文字
会話率:46%
主人公仲月喜実紀(なかつきみのり)はある日異世界に転生した
異世界転生したら絶対に人生が甘くなると思っていたので喜んでいたが異世界は自分が思っていたのとは全然違うものだった
一応前の世界の記憶があるのでその知識を頼りに何とか生きていた
そしてある日とある女の子に出会うその子も異世界転生者だった
そしてその子の現状を聞いた仲月は
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:14:23
76550文字
会話率:66%
今俺の生きている日本では世界三大珍味の一つフォアグラの生産が多く行われていた
昔の苦しみを思い出しながら俺はこれからどうするか
最終更新:2023-11-26 17:26:19
40992文字
会話率:67%