アリーは一瞬ぞくっとした。 「この水晶玉が本物? エイプリルフールの小道具じゃなかったの?」――水晶玉は占う、運命の人を。
オークリル侯爵家の令嬢であるアリーが、ほんの少しのお供を連れお忍びのようにこの店にやってきたのには、実はたいした理
由はない。
「エイプリルフールの小ネタを探しに来たの」
そんなアリーのために気さくな店主は水晶玉を出してきてくれた。
ところが、てっきりおもちゃの水晶玉かと思っていたら、この水晶玉はどうやら本当に占いができるらしい。
アリーは誘惑にかられて自分の運命の人を占ってみた――。そうしたらなんと、自分の占いだけはずれるではありませんか!
えっ、どゆこと!?
テンポよく明るいドタバタ風ハピエンストーリーです(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 04:20:00
7996文字
会話率:34%
摩訶不思議なシャロフィの街。
そこには、まことしやかに囁かれている噂があった。
街のどこかに、その人にしか見えない魔法の『ゲート』があって、くぐると理想の姿になれるという噂が……
そんな街で恋占いの店を開いているネーネ。
彼女
は幸運にもその『ゲート』を見つけた1人だった。
今日もネーネは姿を変えてお店に立つ。
「こんにちは。ネーネちゃん」
「いらっしゃいませ。リオさん」
〝ネーネちゃんの恋占い〟として評判になったころ、リオという男性がよく来店するようになった。
彼の優しい人柄に、ネーネはいつの間にかリオのことを好きになってしまった。
だけど恋占いの店に来るということは、リオには想いを寄せる女性がいて……
好きな人がいると分かってても一途に想い続ける2人の、 夏を舞台にした甘くて切ない恋物語です。
完結まで書き上げています。
全15話
7/28(日)の午前中までに、トトトンと全部投稿してしまう予定です。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 16:02:32
36522文字
会話率:29%
「続きましてスポーツです。ついにショータニがやりました。日米通算──」
とある朝。
食パンを齧りながら、ぼんやりとニュースを眺める。
だが別に、ニュース自体に興味があるわけではない。
今時ニュースなんて、SNSのタイムラインを見て
れば事足りる。
それより俺が見たいのは――。
「それでは占いのコーナーです」
キタ!
俺の目当てはこの、占いコーナーだ。
ふむ、牡羊座の俺は八位か。
まあ、俺の順位はどうでもいいんだ。
「六位、乙女座。中途半端はやめて大胆にいきましょう。ラッキーアイテムは中華料理のぬいぐるみです」
よし、確認完了。
乙女座は六位ね。
俺はパンの最後の一切れを飲み込み、「行ってきまーす」と声を上げて家を出た。
「うんしょ、うんしょ」
「――!」
十字路の手前で、大きなぬいぐるみを抱えた女の子の背中が見えた。
――クラスメイトの中川さゆりさんだ。
「おはよう、中川さん」
急いで駆け寄り、中川さんの隣に並ぶ。
「おはよ、勇君」
素っ気なくも挨拶を返してくれる中川さんは、今日も可愛い。
サラサラの長い黒髪に、小動物を彷彿とさせる小柄な体型。
見ているだけで癒される。
「中川さん、その〜……小籠包かな、それは?」
クッションほどの大きさがある、小籠包の形をしたぬいぐるみ。
よくそんなの持ってたね?
「別に」
頬を桃色に染めながら、そっぽを向く中川さん。
まるでツンデレな子猫みたいだ。
いとおかし。
※コラボ作品です。
【原案】しいたけ
【文】間咲正樹折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 21:01:50
6859文字
会話率:51%
占いが趣味の高校生、能勢(のせ)。
その占いは当たると評判で、毎日のように能勢の下には、自分も占ってほしいと依頼人が殺到している。
そんなある日、能勢は隣の席の栗原(くりはら)さんから恋占いをしてほしいと頼まれる。
何でも栗原さんには、片想
いをしている男がいるらしく……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 21:04:28
3620文字
会話率:51%
恋は毒林檎そんな定番な話じゃない。
恋は記憶を、簡単に変えてしまう、呪い。
最終更新:2023-12-22 11:40:50
1381文字
会話率:43%
恋は毒林檎そんな定番な話じゃない。
恋は記憶を、簡単に変えてしまう、呪い。
最終更新:2023-12-21 13:48:42
1336文字
会話率:37%
王侯貴族を中心に「的中率100%」の異名を持つ稀代の占い師エリーゼ。
類稀な才能と88年もの人生経験が心に染みわたると話題沸騰の、今最も王都で予約が取れない王侯貴族専門の占い師である。
どんな恋の悩みもひとたび相談すれば、霧が晴れるように解
決するという噂が口コミで広がり、今日も今日とて人目を忍んで恋に迷う高位貴族が押し寄せる。
とはいえ、占い料が高額すぎる、法外だ、悪徳商法だ、平民のくせに無礼だなんだという声があるのも事実。
批判の声も何のその、平民上等無礼無双の老婆には誰にも明かしてはならない秘密があって…。
そんなある日、誰にも言えない深い悩みがあるので占ってほしいと貴族の青年からの依頼があり、エリーゼはいつものように粗野な老婆として客人を迎え入れるのだが―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 14:27:53
8298文字
会話率:40%
【運命の相手とキスしないと死ぬ王太子 × 運命の相手だと名乗り出たくない聖女】
クローディア・エアーズは、元・聖女候補生。
しかし、落ちこぼれだったクローディアには聖女としてのスキルが発現せず、できることと言ったら「恋占い」だけ。
神殿
への就活に失敗し、半ば追われるように故郷に戻ったクローディアは、小さな恋占い屋を営みながら一人で暮らしていた。
ある日クローディアの恋占い屋に、イングリス王国王太子のアーノルトが訪れる。
アーノルトから、「婚約者候補のリアナが自分の運命の相手なのか占って欲しい」と依頼を受けるクローディア。早速占ってみたものの、なんとアーノルトの運命の相手はリアナでなく、クローディア本人だという結果に!
身分が低い自分が王太子に釣り合うはずがない!と思ったクローディアは、「リアナ様が王太子殿下の運命の相手です!」と、咄嗟に嘘をついてしまう。しかしアーノルトは、「ファーストキスを運命の相手に捧げなければ誕生日の夜に死んでしまう」呪いをかけられていると言い始めて――?!
自分が咄嗟についた嘘が原因で王太子を危険に晒してしまったクローディアが、バレないようにこっそり王太子のファーストキスを奪って命を救おうと奮闘するラブコメディです。
--------
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 17:36:08
96783文字
会話率:44%
片想いしている彼との仲を、進展させられていない主人公は、少しでもきっかけが欲しかった。
そんな彼女が最近ハマってるのが星占い。
星座に想いを乗せて、結果に一喜一憂。
そんな彼女の、今日の恋愛運は――
最終更新:2022-12-29 21:00:08
1000文字
会話率:36%
風に恋占い、ここぞというときのタイミングで
最終更新:2022-09-28 09:42:17
340文字
会話率:67%
あの人を思って、花をむしった記憶。
最終更新:2022-06-02 20:00:00
1162文字
会話率:20%
恋占いの能力に秀でた『恋占師(こいうらし)』と呼ばれる女性と、そんな彼女を様々な意味で追いつめてゆく、麗しい王子様のお話です。
※こちらの作品は、『アルファポリス』様、『カクヨム』様にも投稿させていただいております。
最終更新:2021-12-31 20:00:00
2215文字
会話率:32%
フォーチュンクッキーが占う、甘酸っぱい恋の行方とは?!
聡と里乃は幼馴染の高校生。
ある休日に、図書委員と文芸部との合同会議が開かれることになった。
メンバーが集まる時間より早めに着いた聡は、空いた時間につい出来心から差し入れをつまんでし
まう。
しかしそれは波乱の幕開けで……。【全4話】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 18:18:35
11834文字
会話率:44%
私立江陽学園に通う神崎翔はいわゆる運命の赤い糸を視ることのできる力を持っている。
あることからその力を恋占いと偽り、隠しながら、行使していた神崎のもとに、クラスメイトの柊から自分をみてほしいと依頼される。いつもと違う感覚を覚える神崎。
そこ
に現れた神崎の力を怪しむ新聞部の戸松星奈を加えて柊の違和感の原因を調べていく。
これは不思議な力に悩まされながら、それに向き合っていく少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-29 19:46:57
13607文字
会話率:45%
占いに興味がなかったはずのヒロ子は同僚のトモエから聞いたよく当たるという占いに興味を惹かれ、実際に訪れてみることにした――。
マーガレットの花言葉「恋を占う」をモチーフとした短編です。
最終更新:2018-07-29 15:20:39
4332文字
会話率:27%
名門私立高校にトップの成績で合格した私。勉強することしか能が無い私は、唯一の親友を除いて友達0人、彼氏いない歴=年齢の残念な喪女である。中学の時、先生のお気に入りになったことでちょっとしたいじめにあったから、高校では目立たずひっそりと過ごそ
うと決めていた。それなのに、美形だけど言動が意味不明で握力がゴリラ並の生徒会長と、同じクラスの妙な色気のある猫系男子に絡まれて、何故か生徒会に入るハメに。お願いだから、私に構うのはやめてください!平穏な学校生活を返してくれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-22 17:00:00
7398文字
会話率:43%
一昔前までは怪しげな占い師のような存在でしかなかった陰陽師という職業。2020年では国家資格として認定される職業となった。
国内でも大手の陰陽師派遣会社、アルカナコーポレーションに勤める陰陽師の高遠千早(たかとおちはや)は、ずば抜けた第
六感と高い身体能力を生かして要人警護を主な仕事する調伏課に籍を置いていた。千早の持ち味である鋭い第六感は、広範囲の状況把握を可能とし、常人離れした広い視野を持つことから、『ホークアイ』の異名で呼ばれていた。
だが、千早は仕事中に呪詛を受け、その呪詛を抑え込むために力の大半を自由に使えなくなってしまった。危険な事も多い調伏課仕事には就けなくなってしまった為、調伏課から占術課第三支部へ異動することになったのだが、占術課第三支部は、占いの中でも恋占いに特化した課だった。千早は今まで縁もゆかりもない恋愛がらみの仕事に翻弄されながらも、戦闘職陰陽師独特の視点で解決していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 16:45:34
94091文字
会話率:45%
恋占いが現実になりえる可能性??
最終更新:2017-02-23 14:37:03
848文字
会話率:0%
婚約者の背を押して、彼が愛する人の元へと送り出してしまった子爵令嬢のアマリー。新しい婚約者を探さなくてはならないのに、まったく乗り気ではなかった。参加した夜会で、婚約者からもらった宝石、「雪の雫」を未練と同時に手放すと、通りがかった人にまさ
かの直撃!慰謝料がわりにそれを押しつけ逃亡すると、友人で占い師のケイティには「雪の雫」がアマリーのラッキーアイテムだと言われて……。
*『雪の雫とチョコレート』で婚約破棄されてしまったアマリーのお話です。そちらを読んでいなくても大丈夫だとは思いますが、読まれていた方がよりわかりやすいかもしれません。
*全7話。R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-07 20:00:00
25282文字
会話率:32%
あたしはあの人が好き。
あの人の声、笑顔、全部好き。
でもあの人は――。
――だからあたしは今日も花占いをするの。
「カクヨム」様にも掲載しています。
最終更新:2016-12-11 16:06:05
1330文字
会話率:13%
人の縁を占い、取り持つ魔女が、やって来た何かに一方的に話しかけている形式。
彼女の周りの二つの恋の顛末とは?
最終更新:2016-11-27 12:15:26
1961文字
会話率:6%
恋占いの的中率99パーセント!
学校には秘密で占いの館で働いていた麻那(まな)の元に、クラスメイトの男子が現れた。
その男子の運のなさに麻那は呆れた。誰と占っても恋愛成就せずの結果しか出てこない。試しに自分と占っても恋愛成就せず。この男子は
誰と運命の糸がつながっているだろう。むしろ麻那はこの男子に興味が出てきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-04 00:05:54
9685文字
会話率:58%