これは、タフで情に脆く姐御肌。食べる事が大好きな一介の女戦士が世界を旅する物語。
寒さ厳しいラグシア大陸北部に位置するドライゼル帝国には珍しい日に焼けたような褐色肌に、ルーンと呼ばれる失われた魔術文字を右眼に宿して産まれた事から「忌み
子」として扱われ、16歳の時に故郷である街や国から逃げるように出奔した────流浪の女戦士アズリア。
勇者という宿命を背負ったわけでもなく。
世界の危機を救えと神託を受けたわけでもない。
ただ、失われた魔術文字を使うことが出来る代償として通常魔法が使えないという欠落を背負ったアズリアが、あても無く世界に散らばる魔術文字を探索し継承する一人旅の物語。
世界中を旅する道中、様々な人物との出会いや色々な出来事を重ねる内に心身ともに成長し、やがて旅の最終的な目的を見つけていくだろう……多分。
※一話2000文字程度ですので、あっさりと読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 12:23:28
4072063文字
会話率:31%
伝説の双剣は巡りあい、宿命の歯車が軋みをあげる。
大陸の東と西が交差する帝国・奥尔罕(オルハン)。
双極剣の遣い手、璃凜は母の名である藍那を名乗り、帝都の色街紅籠(ヴェロ)街で用心棒を勤めていた。そして雇われ先の金亀楼で、記憶を失った青年、
紫園と出会う。
卓越した剣の腕と清らかな心を持つ紫園にいつしか惹かれる藍那。だがそんな彼らを血塗られた宿命が飲み込もうとしていた。
第一部完結しました。第二部は年内に投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 20:05:38
255527文字
会話率:39%
聖王歴1899年。各国の戦乱も落ち着かない動乱の時代、古い神々の残滓が残る世界にて、一人の少年が騎士となった。例えそれが望まぬ神々の予言による運命なのだとしても。
愛する王女を手にかけることを宿命づけられた少年騎士。舞い込んできたのは、国
宝を盗み出した賊を追跡する任務。同僚の騎士と踏み込んだのは祭りに沸き立つ小さな街。
そこにいたのは滅び去ったはずの魔族であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 23:44:54
6773文字
会話率:27%
僕の名前は赤石千明!
ちょっと交通事故で死にかけたこと以外はふつうの高校一年生。
死にかけていたところをふしぎな妖精に助けられて、魔法の力を与えられたの!
その彼の国を苦しめる悪魔が、どうやらこの世界にやってきたみたい。
僕はそれと戦う宿命
を背負うことに……ならなかったよ!
僕の命を狙ってくるのは遺産目当ての叔父さんに、彼に雇われたヤクザまがいの土建屋! 大陸の殺し屋に傭兵くずれの強盗団!
おまけにその遺産っていうのがこの街の支配権をめぐるものだってんだから、腐敗した警察組織やマフィアの支部にまで敵に回すハメになっちゃって、街はメチャクチャになっちゃうし、さぁ大変!
唯一の味方のマスコットはスチームパンクに傾倒して色が汚いコスチュームばかり量産する職人気取りの朴念仁!
なんかもうドキドキワクワクを超えてふざけんなどいつもこいつも地獄に堕ちろって感じだけども、街と自分の命を守るために、今日もがんばります!
※カクヨムに投稿していた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 00:00:00
239323文字
会話率:29%
高校二年生の春、始業式に登校するはずだった江端一塁(エバタイチル)は通学路のスクランブル交差点で何者かに刺される。
目を覚ますとそこは中佐ヨーロッパを彷彿とする街の中、異世界カブルトゥスであった。
一塁は貴族に売られたユーリカと国の雇
われ兵士ルスと出会い、この世界を抜け出すための手がかりを探す旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 07:35:51
2674文字
会話率:42%
旧い文明と共に一度世界が死んだ未来の地球の物語。
四つの古い大陸が沈んで五つの新しい大陸が浮上し、人々が暦を刻むことすら困難になった〈大崩壊〉を経た地球。黄金色の月が砕け二つの新たな〈赤い月〉〈青い月〉を天に戴くようになった大地。
ほ
んのわずかに残された旧文明のかけらを手がかりに、膨大な時間をかけて再びの文明を築き直していった。
やがて、途絶した西暦に代わって新たな暦が定められ、人類はその手にもう一度歴史と世界を取り戻した。
……取り戻した、そのはずだった。
新たな世界を侵食しようとする旧世紀の愚行の残骸。
そんな緩やかな絶望が影を落とそうとしていた時代にも、人類はたった一つの微かな希望をその腕に抱いていた。
その名はフェイリス。
少女の姿を与えられた人工機動生命体。人々に作られ、人々に寄り添い、人々と共に歩むもの。
〈悠暦〉〇一九九年四月、ゼファート国主要都市の一つユーラスト市。
高校の始業式を迎えた少女、クリスは始業式の真っ最中にかつて旧世紀に作られた巨大生物兵器の慣れの果ての襲撃に遭遇した。
荒れ狂う火龍の姿をしたその魔獣はビル街を玩具のように薙ぎ倒し、迎撃に飛来した戦闘ヘリをも圧倒しクリスに迫る。そのクリスの危機を間一髪救ったのが、電子の装甲に身を包んだ人工機動生命体・フェイリスの少女だった。
たった一人で火龍を撃退し、正体を明かさず去って行ったそのフェイリスに強い運命のようなものを感じたクリスは後日、ようやく再開したクラスに遅れてやってきた一人の女子生徒と出会う。どこにでもいる普通の少女のようでいて、しかし強烈な既視感をクリスに与えたその少女――望とクリスとの出会いが全ての物語の開幕を告げるベルとなる。
この物語は少女たちが成長の中で出会う、友情と恋、裏切りと嘘――そして宿命との戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 13:50:29
224706文字
会話率:46%
魔法世界「マーリック」
この世界には多くの国が存在し、人々はその厳しい環境の中でたくましく暮らしていた。
恐ろしい魔物が徘徊する森、強力な魔力を持つ魔族が住む地域がある中で、人間は最弱の存在。
人間は自分達の住む環境を剣と魔法で切り開いてい
た。
魔力が存在するが、魔法を使える人間は非常に少なく、また剣を使っても人々は非力であった。
だが、その中で力あるものは『冒険者ギルド』に入り、魔物を狩り、素材を集め、人々の生活を支えていた。
超反則(チート)級の力を持った少年、水無月蔵光(みなづきくらみつ)。
ジパング王国で代々龍を退治する宿命を持った「龍を狩る一族」の嫡男であり、第69代水魔神拳伝承者である蔵光が武者修行のため、従者の侍 八鬼誠三郎(やぎせいざぶろう)と関西弁を喋るスライムネコのゼリーを連れて、鎖国されているジパング王国から海を渡り、メトナプトラ国の港街タスパに到着した。
タスパの冒険者ギルドで登録し、とりあえず適正検査を受けると、全て測定不能の異常事態!実技試験でギルマスと対戦してはボコるし、お試しで受けた指定クエストでは、難易度高めの清掃クエストをあっという間にクリアし、それのついでと、A級の大盗賊団を壊滅させるしで、蔵光の力に周辺は大混乱!
その後、試験官だった女剣士ヘルメスから訳のわからないクエストに誘われると、魔族の陰謀に巻き込まれ、伝説の龍が…
話が進むにつれて、蔵光のその恐るべき力の秘密が明らかになっていく。
主人公の名前とかは日本人っぽいですが、世界観は中世ヨーロッパ風、内容は健全な剣と魔法の世界です。
坊っちゃん風の拳法家で元素魔法は水魔法しか使えないが、魔神のような強さの蔵光、関西弁のツッコミが冴えまくる元最凶最悪のエンペラースライムであったスライムネコのゼリー、「黒緒神流」の剣の達人誠三郎らが織り成すトンでもな冒険に、個性的なキャラクターが次々と登場!
笑いあり、涙ありの冒険活劇。
面倒臭いと思いながら付き合って下さい。
伏線などもちょこっと入れて楽しめればと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 11:31:11
751425文字
会話率:34%
女尊男卑の国の女王の娘、ローズ・シャリルは、16歳の誕生日の少し前から、妙な夢を見るようになった。
それまでの彼女は、次期女王となるべく完璧な英才教育を受けてきた。だが、その夢をキッカケに、ローズは妙な違和感を感じ始めた。
女性は恋愛感情
を持たない種族。だが、ローズは武術学校の先輩に対する恋心に気づく。そんなことありえない! もしかして呪い?
ローズは、女王陛下の命令でハロイ島にある神族の街の魔法学園に留学する。武術剣術には自信のあるローズだが、魔法は苦手だった。
学園生活の中で、ローズは自分が背負っている宿命を知ることになる。そして、それを解決できる能力のある、怪盗の情報をつかむ。闇夜の謎、虹色花束の謎を解くことで、ローズは怪盗を呼ぼうと奮闘する。
そして、その怪盗が現れたとき……彼女の新たな運命が動き始める。
*ファンタジー要素が、かなり多めです。
*序盤は少し暗いですが、学園生活が始まると雰囲気が変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 15:46:31
390284文字
会話率:66%
少女・ヒナは旅に出た。
それは、村の掟であり、この国に生まれた、彼女の宿命であったから。
そうして、見つけた。
街道の隅に咲く、淡い一輪の――光を。
最終更新:2018-12-24 13:31:18
2678文字
会話率:35%
今宵は私のつまらないお話にお付き合い頂き誠にありがとうございます。
これから語らせて頂きますは、アレク歴1818年 19世紀のロンドン
この街におりました、とある一人の少女の物語。
美しいブロンドの髪、エメラルドの瞳を持った心優しい歌
姫。
名はフィリーナ・アタルガティス
彼女の美しい歌声はロンドン……いいえ、英国一と言われる程の絶世の美女でありました。
そんな彼女は、とある宿命を背負いこの世に生を受けておりました。
探偵も怪盗も名医もエクソシストも科学者もみんなまとめて巻き込んで……
果たして彼女を待ち受ける運命は幸福か?はたまた悲劇か!?
どうぞ、ごゆるりとお聞きくださいませ…………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-03 00:41:24
294文字
会話率:70%
ルプス王国の王女であるルゥヴィは、今日も大好きな兄王のため暴走していた。だがある日、教育係であるラキウスと一緒に街で起きている事件を追っていくうちに魔族が関係しているとわかる。彼女の背負う宿命が事件を解決させるものだとラキウスに言われ、覚悟
を決めるルゥヴィだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-22 22:35:46
2078文字
会話率:27%
【天啓】に見初められた少年ユウと少女ソラナの物語
剣術大会の祭りで活気づくある街の宿屋で働く少年ユウのもとに、世界で有名な修道院から修道女のソラナが転がりこんでくる。
人類に福音をもたらす【天啓の門】を開くために必要な三つの神器。
【
天啓の剣】【天啓のサークレット(輪冠)】【天啓の指輪】
ユウが住む街はずれにある洞窟の岩に刺さる天啓の剣をユウだけが引き抜くことができた。
天啓の神器を身につけれれる者を人は勇者と呼ぶ。
勇者たちは、各々の宿命と想いをもって、天啓の門のもとに集まっていく。
あたらしい千年紀がはじまる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-08 21:30:45
170114文字
会話率:42%
突然荒れ始めた国。
鎮静化に乗り出した自国防衛軍。
事態は終息に向かったかに見えた。
しかし、その裏には別の意志が隠されていた。
ボクサーてして栄光を手にした主人公に絡みつく宿命。
最終更新:2012-09-14 14:12:26
825文字
会話率:0%
剣や魔法ではなく、科学で発展を続ける世界”アビスウォクテラ”。人々は戦争を繰り返す・・・。
この世界にあるギルガメシュ連邦という国で少尉として軍人をしている主人公のセリエルは、自分が何者なのか・・・全てを知っているが故に、日々葛藤を繰り返
す。女の身でありながら、自分が世界を滅ぼす最終兵器の”鍵”の宿命を持つこと。そして、"違う世界"に自分と瓜二つで同じ立場の人間がいるという事も――――――――
「”8人の異端者”に気をつけろ」
とある事件で遭遇した悪魔が、去り際に残した台詞(ことば)。
その言葉が何を意味するのか、セリエルにすらわからないのであった・・・。
時が経つにつれ、アビルウォクテラが”もう1つの世界”と融合しそうになるのを感じていたセリエルは、どうしようか迷う。
セリエルとナチ――――2人の想いが複雑に絡み合いながら、ついに世界統合の日を迎える事に・・・
世界が統合した後、セリエルが物言わぬ状態になってしまったため、状況を把握しきれないナチ。
任務で向かった街ゲヘナにて、驚愕の光景と、ここにいるはずのない人物に遭遇する。その人物達は、自らを”8人の異端者”と名乗り、宣戦布告をしに来たと述べていたのであった―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-25 10:22:37
92157文字
会話率:44%