神戸藍斗は地域の小さなサッカー少年団のエースストライカーだった。
だが15分しか試合に出れない……。彼は喘息を抱えており、長時間のランニングが禁じられていたのだ。
それでもチームメイトに頼られる現状に満足し、過ごしていた。
ある日、藍斗は
相手GKと交錯して、頭を打ち失神してしまう。
深く沈んだ意識の深層で、眠っていた記憶だけが目覚めた。
剣と魔法の異世界で、夢半ばで命を散らした前世の記憶。
────そして、現世に引き継いだ加護『鷹の眼』の存在を自覚した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 09:00:00
17504文字
会話率:24%
文字数は二千文字から三千が目安。
取り敢えずやってみて、評判良ければ毎日更新してみます。
コンセプトは『主人公をとことん嫌っている女の子は甘やかせるだけ甘やかすとどうなるか?』です。
蒼山海青は外見から誤解されやすい男子高校生。入
学式から問題起こして不良と思われているから基本一匹狼。嫌われているというか恐れられているのでクラスメイト達とも距離を置いている。
その正体は人情家で家事万能、お世話するのが大好きのお兄ちゃん。
隠れヒーロー気質で困っている奴の為なら自己犠牲も厭わない。
そんな海青はある女子生徒から猛烈に嫌われていた。
武者小路ソニア。剣舞高校の生徒会長で、真面目な模範生だ。ほぼ全生徒が信望と敬意を示す聖女様。海青は敬意と畏怖を込めてソウルイーター先輩と呼んでいた。
初めての出会いが最悪で海青が助けたボケた婆さんが言いがかりをつけたせいで何も知らないで駆けつけたソニアといきなり大喧嘩。
以来海青が問題を起こす度に警察から呼び出されて、気が付いたら不倶戴天の敵になっていた。
そんな時、ソニアは倒れる。 そこに偶然通りかかった海青が介抱。
原因は 栄養失調と 寝不足による失神。 気づくと海青が渡した 弁当を完食した。先生の話によると誰も入れないで生徒会を一人で回し続けている代償だそうだ。
このことを 誰にも口外しないでとソニアに頼まれる。 元々そんな気が全然なかったので了承する。
その代わり毎日食べてくれと依頼。名目上は彼女にあげる弁当の味見と実験体。実際は意地っ張りな先輩に無理にでも弁当を食べさせる為。
「イヤです。何が入っているか分からないじゃないですか!」
「じゃぁ、この威厳の欠片もない無防備な可愛い寝顔学校のSNSへアップしてしまうよ?」
「それだけはやめてください!」
とった写真で無理矢理納得させた。
毎日弁当食べで当初は我慢していたが、美味しさに素直になる。
ここから相容れない二人の仲が徐々に縮まっていく。
ソニアには大好きな人がいるのだが、何処までも広い海青の色が彼女の心のキャンバスへ優しく侵食。大好きな気持ちが彼へと徐々に傾く。
ただ、海青は男女の友情はあると信じて疑わないので恋愛には発展しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 19:07:28
139096文字
会話率:48%
事故で死んで目が覚めてそうそうに、自分の身体が小さくて鏡をみて雄叫びをあげて失神。あまりにもの記憶と前世が混濁して一週間目覚めなかった。
そして知るんだ。自分が好きな乙女ゲームのアルセイヌ・ローランドに転生している事。
何故アルセイヌがあ
んな我儘に育ちヒロインを虐めて破滅に走ったのかを。
*この話しはゲームで語られなかった物語を知り苦悩して前に進むお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 00:00:00
46213文字
会話率:28%
菊池君は醜い、北海道の山で出会った熊が泡を吹いて失神する程の醜さだった。
コロン様主催企画「菊池祭り」参加作品です。
最終更新:2024-08-08 13:00:00
873文字
会話率:0%
綾子は、失神した。藤井が、慌てて入って来た。
藤井と高遠は、急いで綾子を予備の部屋に運んだ。
高遠は、食事しないまま、EITO用のPCを起動した。
「今、呼びだそうとしていたところだ。かあさんは、どうしてる?」
伝子の問いに、「失神した。今
、藤井さんが介抱している。」と、高遠が応えると、「・・・筒井が迎えに行く。池上病院に連れて行こう。」と、伝子は指示した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 09:58:59
5584文字
会話率:12%
この世では、天国と地獄の解釈が、概ね固定されている。
しかしもし、その固定観念が誤っていたら_
主人公「祟羽 庵」は幼少期、天使に身体を細工された。
超常的な能力を得た代わりに、吐血、失神、錯乱等の発作を起こすこととなる。
彼は望んでもい
ないその能力に、強い憎悪を抱いていた。
天使は、善なんてものではない。救済などではない。
私利私欲で細工した彼らは、紛うことなき悪である。
彼は、天を強く恨んでいる。
彼にとって、使命はただ一つだった。
「天を滅ぼす」
そんな無謀な旅に、彼は挑戦する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 12:00:00
29063文字
会話率:43%
柏木は東大生時代の学友で鑑識官の前園とともに、目黒区の有名ホテルで行われている蛍の観賞会に参加していた。彼が助手のころ学部生で、なにかと世話をしていた澤村翠が、この庭園で行われている蛍の人工飼育の責任者を務めているのだった。柏木らはホテル
のオーナー、大隈源太郎の招きで、大隈の友人たちとともに夕食をともにすることになった。
柏木は大隈の要望で彼が解決した事件について一同に語り、夕食会は和やかに進んでいたが、突然大隈は暴言を吐き、中座したまま戻ってこなかった。やがて、夫の後を追って夜の遊歩道に出たさくらの叫び声が辺りに響き渡った。大隈は渓流に下りてゆく石段の途中で倒れたまま、絶命していたのだった。
死因は脳挫傷だったが、大隈が会食の場を去る時の様子や、完全な失神状態で倒れたと思われる損傷状態などから、毒殺の可能性が浮上した。しかし、会食の場にいた全員が同じものを口にしていたし、誰にも気づかれずに特定の皿を大隈のところに置くことは困難を極めた。しかも、いくら前園が調べても、こうした場合に使用されそうな毒物はまったく検出されなかったのだった。事故か殺人か……、物思いにふける柏木が何気なく目にした蛍火が、彼にインスピレーションを与えた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 11:31:46
15944文字
会話率:65%
ブタゴリラ(オーク・エイプ)と呼ばれる戦争の英雄が居た。
第三婦人の長男である俺は、10歳の【元服の儀】のため、王都の屋敷に呼ばれた。
しかし、50年ぶりに現れたサーバント(眷属)であるイビルアイから黒い液体をかけられ~失神。
目を覚ます
と別人の様だった。
その後50年ぶりに勇者が召喚され~世直しの旅に出る。
俺と姉は、勇者夫婦に気に入られ【勇者パーティー】として同行することになる。
波乱万丈の話が嫌いな【森のこびと】のことだから~「やんわり」とした話です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-15 23:29:13
36584文字
会話率:10%
やっとたどり着いた。
この先に目的の人物がいる。はずだ。
虐められっ子だった僕が、神様のおかげでゲームのような世界に転生出来たんだ。皆親切にしてくれるし、転生人生は順風満帆だった。
この先にいるのは墜ちた英雄、と呼ばれている人物だ。
そ
の剣は一振で地を割り、本気で動くだけで竜巻が起きる。睨み付けただけでドラゴンが失神し、さらに不治の病をも治す技術まで持っていたらしい。
そんな盛り過ぎな人だったが、急にすべてを捨てて消えたらしい。詳しいことは皆口を噤むからわからないけど、滅茶苦茶なことが起こった、らしい。
何があったのかはわからないけど、危険人物として指名手配されてるのに見つからなくて皆不安がっていた。
だから、僕が倒してあげるんだ。
皆きっと褒めてくれる。喜んでくれる。
どこにいるかわからないって話だったけど、僕のチート能力さえあれば、大変だったけど見つけることだって出来た。皆も僕なら出来るって言ってくれたんだ。なんとかなる!
期待と不安に胸をざわつかせながら、僕は一歩踏み出した。
転生俺TUEEEEチート無双に適正のなかった悲しい男の独白です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 22:07:42
2647文字
会話率:0%
「魔術師やめた! 向いてないもの! 」
ぶん殴る!
剣と魔法の世界フーケで、白魔術師ロン・チェイニーは魔法をかなぐり捨て、己の拳一つで世界を渡り歩く事を決めた。
万年、中級下位いわゆる “中の下” の白魔術師ロンは、効果の薄い回復魔
法を使うのをやめる事にした。なんと言ったって才能が無い。
なにより、眼前にいる今まさに飛び掛からんとしている魔物共を倒さなくてはならない。
武器も無い。魔法の才能も無い。
あるのは己の身体ひとつだけ。
だから、ぶん殴る!
この物語は、剣と魔法の神秘の世界フーケにおいて、世界初の徒手格闘術を編み出し「拳法家」となったロン・チェイニーが、すぐに失禁するポンコツ黒魔導師や、肝心な時に失神している戦士に過保護なエルフなど、おかしな人々と共に歩み、成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:46:49
536490文字
会話率:36%
後藤健二は癌を患い死に至った。通夜がお壊れる中、棺に魔方陣が展開され、死に装束を着た少女が現れて、人々は恐ろしくなり逃げようと試みた。少女は恐れることはないと語ると、自分は異世界人であり、後藤健二の幼少の時に体に入れてもらったと語った。人々
は大笑いした。小太りの青年は、少女を他の部屋に連れて行き布団に寝かせた。次の日、小太りの青年は少女を見に部屋へ行った。目を覚ました少女は、再び、異世界人であることを告げ、名を、時乃澄香と言った。信じることができない青年は、時乃澄香を突き飛ばした。時乃は、やれやれとわき腹から剣を取り出すと、小太りの青年に見るように言った。剣に無数の目が現れ、それを見た小太りの青年は失神して倒れた。小太りの青年はしばらくして目を覚まし、時乃に真摯に接した。食事をした時乃は元気をとりもどした。自分の母船の位置を把握するブレスレットが輝きだし、二階の部屋で空間を結合した。母船の中に入り、冷凍睡眠中の部下を解凍し、再び、小太りの青年の前に出た。青年は恐ろしくなり言葉を失った。その後、時乃は仲間とともに、軍資金の調達に出る。そこに地球にいるはずのないプレアディスの兵器がいた。このことから、この地球で何か大事が起きると考え始める。日本に戻った時乃たちは会社を立ち上げることにした。会社の業績は伸び、時乃たちは力をつけていった。時乃は営業も兼ねて東京へ旅立った。しかし、そこでプレアディスの襲撃にあう。時乃は軽く叩き潰す。この時期から、マスコミでは宇宙人の存在を語る。時は進み、時乃澄香は、高校へ行くことになった。ある事故から、石原瑠奈と仲良くなった。時乃は彼女に対して特別の思いを持つようになっていた。時乃は運動会でプレアディスの襲撃に合い生徒を庇い傷を負った。時乃の仲間はプレアディスの暗殺者を倒した。この出来事からマスコミが宇宙人の存在を多くとりあげた。そんな中、北朝鮮からミサイルが日本に発射された。時乃は日本を守るために能力を使いミサイルを殲滅した。しかし日本は北朝鮮と戦争になり日本は押されていた。その理由は、北朝鮮の背後に、時乃澄香の弟、真奈がいたからである。時乃は現在地球にある自分たちの兵器でこれを打ち砕き戦争を終結した。そして、日常を取り戻し、石原と楽しい毎日を過ごしていたが、再び、プレアディス本体の攻撃が始まった。時乃は、石原瑠奈に力を授け、戦いへ赴く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 14:26:59
75192文字
会話率:40%
俺、◯◯◯◯は名城中学に通う中学3年生。
今日は卒業式だから朝早くに家を出たんだけど、寝ぼけたトラック運転者にドーンと肩をぶつけられて難癖を付けられて怖くて失神。
そのまま異世界転生してしまった。
いや、身体はあるから異世界転移というやつな
のかもしれない。
俺の来た異世界はスケールが違う。
何せ顔面偏差値が高いから平均ちょい上のつもりだった俺の顔がブサイク扱いされる。
黒髪のブサイク呼ばわりされるがちゃんと傷付くからやめてほしい。
この世界においては黒髪が珍しいらしく、それで声をかけてくる人が居るんだけど、どうやら目的はそれだけではないらしい。
「あら、そこの黒髪のブサイクな人ちょっと待って」
「面と向かってブサイクとかやめてくれない?」
「丁度良かった。あの時の礼がしたくてさ」
潮騒香る海岸沿いに今居るのだが、近くに柑橘系の果樹園が有り、そこから山のようにデコポンを渡された。
「あるんだ……普通にデコポン」
この世界特有の生き物とかを期待してなかったとは言えないので少しガッカリした。
「ほら、これ全部持っていきな」
両手に抱えきれないほどのデコポン。
服の裾を持ってそこに乗っけて貰う形で持っているが、めちゃくちゃ重い。
「あの時のアンタが『名乗るほどの者ではありません』なんて言うから恩返ししたくても探しようも無いしさ……そうだ、ウチに寄って行きなさいよ」
「そ、それは助かるけど、まずこのデコポンをなんとかしたいかな!」
こぼれてる!
炉端にポロポロとこぼれてるから!
「ほーら、ウチの主人村長だったの覚えてない?鬼に取り憑かれて大変だったんだから」
「へ、へぇ、やっぱり居るんだそういうの」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 20:58:05
1428文字
会話率:11%
王太子フェルゼンは悩んでいた。
生まれつきのフェロモンと美しい容姿のせいで、みんな失神してしまうのだ。
このままでは結婚相手など見つかるはずもないと落ち込み、なかば諦めかけていたところ、自分のフェロモンが全く効かない令嬢に出会う。
運命
の相手だと執着する王子と、社交界に興味の無い、フェロモンに鈍感な貧乏子爵令嬢の恋のお話です。
ゆるい話ですので、軽い気持ちでお読み下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 20:36:46
27248文字
会話率:22%
現代ダンジョンで最強の名をほしいままにしたおれは、ウルトラSSS級ダンジョン攻略成功の打ち上げて調子に乗ってそのへんで採ったきのこを食ったら死んだ。
そして気がついたら異世界だった!
そこは魔王の領地内。
人類は魔王との戦いに敗れ、完全に支
配下に置かれていた。人間たちは滅ぼされない代わりに、定期的に若い女を魔族に献上しているらしい。
人類史上最強にして最良のニンジャと言われた俺はその持てる力を存分に発揮して女の子たちを奪還。
人類を救うため、魔王軍と対峙するのだった。
と思ったら俺のやり方があまりにも残虐すぎて人間にも魔族にも怖がられ始めたんだけど!?
俺の忍術の前では魔族も絶叫、人間も恐怖で失神。
まあいい、人類救済のために俺は魔王の娘を傀儡にして独立政権を樹立し、女の子たちには忍術を教え込んでくノ一にしたてあげ、町の悪い人間たちは力で支配下において世界を平和にするために戦う!
ま、多少はね? 過程において残酷なこともしちゃうかもしれないけど、これ、人類平和のためだからしかたがないんだよね!
みんな、わかってくれよな!
じゃあまずは爪をはぎます。
最悪にして災厄のダークヒーロー、見参!
【残虐で残酷な暴力表現がありますのでご注意ください】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 19:36:12
40022文字
会話率:31%
気がついたら棺桶の中で寝ていたレイヤは血にトラウマがあり、見るだけで失神するレベルで苦手だというのに、どうやら吸血鬼に転生してしまったらしい。そんなレイヤのもとに現れたのは「私は主様の生贄です」などと仰る可憐な美少女・リリィ。色々あって一緒
に暮らすことにした二人だったが、魔物蔓延る危険な世界でレイヤは否が応でも血染めの道を歩むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 01:32:43
26650文字
会話率:36%
畠木薫(はたきかおる)は30代をとっくに超え、周りの友達は結婚・子供を授かっており置いていかれていた。しかし薫は周りの環境が悪く男を毛嫌いしていた。そのような節をSNSで投稿してはプチ炎上を繰り返し、ちょっとしたネットの有名人になっていた。
その日も男上司から女性軽視するような発言をガミガミ言われながら、もんもんと怒りゲージを溜めて帰宅しようとしていた。
いつになったら自分の思い描く生活ができるのだろう、上司のこともあり普段よりも考えにふけっており、赤信号に気づかずにわたってしまう。トラックにはねられ人生なんてあっけない…と、思っていたも束の間、見たことない部屋、王宮にいることに気がついた。
転生召喚されたことを説明され、薫は混乱する。さらに見た目を確認するために鏡を見ると、そこには若い青年がたっており、それが薫自身だと気づきあまりのショックで失神してしまう。
男嫌いが男になってしまった、そんな異世界生活が始まる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 20:25:24
294749文字
会話率:40%
自ら命を絶った男子中学生、芽衣。来世は、、、、美少女に生まれたいな、、、、
そんなことを考えていると、神様の気遣いによりチートスキルをもらって異世界に転生させてもらうことに。そこで芽衣は、遂に求めていた美少女の姿に!この姿の上にチートスキ
ルなんて貰っていいの!?
そうしてオマケ的なスキルを確認すると、そこには"男の娘"の文字が。え、、、、まさか。
恐る恐る股間に手を当てると、そこには身に覚えのある"もの"が付いていた。
声にならない悲鳴を上げて失神してしまった芽衣。彼女、、、、いや彼はこの世界で無双できるのか?
新感覚 異世界 男の娘コメディ
【転生しました、男の娘に】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 12:00:00
4122文字
会話率:20%
スローライフを満喫していた聖女が魔女退治を依頼される。断ったらガス攻撃で失神した。おーん、なんでやねん。
最終更新:2023-09-19 20:47:44
2545文字
会話率:43%
絵物語を読んだ少年は、勇者の冒険譚や、迷宮で秘宝を発見するのに憧れ、自分もギルドに登録して冒険をしてみたいと思っていた。
どこにでもある少年の青臭い冒険へのあこがれなのだが、その志の持ち主が竜だった所から、話のかけ違いが出てしまう。
人
化した時の生身の攻撃力が999999ありカンスト、鉄の剣など振ってもすぐに圧し折れてしまう。
素手の方が強く、鉄剣など持つと攻撃力が下がるが、剣士に憧れているので弱攻撃で済ませ、割れる鋼の剣ではなく、柔らか~~い軟鉄で「鈍器」を装備。
道中でよくある「おかあさんが、おかあさんがあっ!」病気の少女が、薬草などを摘みに来ていて、クマに襲われてボーイミーツガールする所から物語は始まる。
鉄剣をしまってからが本番で、その拳は空を切り裂いたり大地を割るだけでは済まず、グーパン一発でワンパンマン状態。ブレス一発でヒューマノイドタイフーンのオジサンが右手からデッカイの丸出しで歩いている状態。
ハーフらしき流行のルリドラゴンが「ぼわあっ」の可愛らしいブレスなら、こちらは「ヒイイイイイイイイイイインッ、ドバアアアアアアアアアアアッ!」で山を貫通するレベル。
その上、過保護の姉と母親が付いて来ていて、弟が検知できない辺りから監視中。
包囲されている城砦とか血の小便垂れ流すレベルで、領主白目剥いて失神寸前。
王国も騎士団とか暗部の暗殺者とかが、ギルドの連中や街中の連中が失礼な態度を取ったりしないよう監視中。
魔獣達も恐慌状態で逃げ惑い、今日も暴走状態(モンスターパニック)でスタンピート。
普段は「王」から逃げ惑い、魔獣たちも恐れて近寄らないが「王」が森の中に依頼書片手に移動するので、周囲に引っ越した竜の一家も参観日。
今日もFランク冒険者が、何も知らないまま依頼書片手に城砦から魔の森へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 07:40:11
265066文字
会話率:31%
主人公は、十四歳で死んでしまう。その後、天国らしきものに着いたと思ったら、爆音と同時に頭痛が起き、失神してしまった。
彼は、自分が異世界に転生したこと、この音はなにもなければ起こらないことを知る。
なにもない場所で平穏に長生きした
い、貴族様のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 17:00:00
113872文字
会話率:56%