――今から300年前、全ての生命が死滅した荒廃した大地に、突然『リター』という三体の機械が出現した。 リター達は地底都市を創造し、生命を再びこの星に蘇らせようとした。 地上に蔓延るショル・アボル、そして『マルアハ』と呼ばれる天使達を消滅させ
る為、器械(バトラー)と呼ばれるロボットを創り始めた。 リター達は器械達に『アニマ』という装置を付けた。
器械達はアニマによって意思を持つことが出来た――学習をし、経験を活かし、感情を持つことが出来るようになった。
意思を持った器械達はリターの命令に従い、自らを創造した人類を――器械達にとっての『創造の神』を再びこの世界に繁栄させるべく、地上に蔓延るショル・アボルとマルアハを駆逐する為に戦い始めた――。
――数年前、地底都市『エクイテス』で、ある器械が製造された。
『ライコウ』と名付けられた少年型の器械は、優秀な性能を持っていたため、相棒の器械と共に地上の敵と戦う戦士となった。
彼にはある夢があった。
それは神を冒涜する不届きな夢であった。 だが、リターはその夢を実現さてやろうと約束した。 その代わり、ある命令をライコウに降したのであった。
ライコウはその命令を受け、器械騎士『ゼルナー』となった。 そして、自分の夢を実現させる為に相棒の器械『ヒツジ』と旅に出たのであった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 13:42:03
863233文字
会話率:31%
美しい海に囲まれているオルタナ国に、不可解な爆発が起きた。
その爆発から数十年が過ぎ、平和だった首都ザハスの治安が悪化し、いつの間にか巨大組織『ジル』によって支配されてしまう。
ザハスのサンデルク地区には、格闘技に特化した戦闘アンドロイド
がバトルするエリアがあった。
この戦闘アンドロイドのことを『バトロイド』と言い、格闘技をするそのエリアを『GASTUNK《ガスタンク》』と呼んでいた。
スクラップ屋に住むバトロイドのアーマー・クウヤの壮絶なバトル。そしてクウヤの壊れたバトロイドを一晩で直す謎の小人・デトとロイト。
ガスタンクでバトルするクウヤのアンドロイド格闘技物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 08:30:00
9382文字
会話率:58%
歴史が好きな美咲は、図書館である緑のバッジを付けた謎の女、加水と出会う...
人類の最後の希望、人類の楽園というたくさんの異名を持つ地底都市で、
加水から、美咲、文芸部へと巻き込み、やがて起こる70年に1度の天災、「地獄」に立ち向かう。
最終更新:2024-03-01 13:56:01
10169文字
会話率:29%
『あなたを食べたくないよ、、、ヴィクトル、、、』
海から現れ人を喰らう『人魚』に追われ、人類は地上を追われた。
それから数十年。
人類の避難先である地底都市で生まれ育ったヴィクトルは、都市の崩壊か逃れ、地上で人魚の少女と出会う。
「
捕食者と被食者のボーイミーツガール」がテーマです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 19:00:00
50710文字
会話率:23%
「これは人類の最後の抵抗であり、最初の反撃だ」
人工知能が全ての国、人類を管理する社会。そうして、人類は争いの無い平等な世界、ユートピアの実現に成功した。
……と思われたが、その平和は一年と経たずして終わりを迎える事になる。
世界を監視す
る人工知能「世界樹」の反乱。「選定」と称した大殺戮が行われた。
これにより、人類は一瞬にして築け上げてきた全てを失い、絶滅した。
僅かに生き残った人類は「アガルタ」と呼ばれる地底都市に避難。
世界樹の支配下に堕ちた地上の奪還を目指して、反撃の機会を伺っていた。
その鍵となるのが、プロジェクト「ブレインコード・パティシェラティ」。通称「コード」と呼ばれる技術。
ある特定の文字列を脳にインストールすることで、10%しか使用されていない衰弱した現人類の脳を覚醒させ、潜在能力を引き出す事が出来る。
この技術こそ、人類の最後の希望。人工知能に対抗出来る唯一の武器であった。
「僕はもう、嘘を吐くのには疲れたんだ――」
「見下ろしてごらん。貴方達が争っていた地球という星は、こんなにも小さくて狭いんだよ」
「教えてくれ。心を持った機械を人と呼べるのなら、心を失った俺は機械なのか……?」
「貴方が私のナイトなら。お願い。引いて、その引き金を……
――終焉の引き金を」
これは、悲劇を生きた、四人の少年少女の物語。
////////////////////////
最新話時点での用語や登場人物の紹介を活動報告に用意しました。不定期に更新します。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1360737/blogkey/2667956/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 00:57:42
275222文字
会話率:47%
『精霊』はマナを代謝して概念を支配する…有限な世界の中で共和を保ちつつ静かに、文明を築き上げてきた。
しかしある時、巨大な爆発が発生し、地中深くから地底都市が露になる。
なんと何気なく暮らす世界の地底深くは『人類』と呼ばれる高度知的生命体の
巣窟だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 08:44:51
3645文字
会話率:60%
地底都市に生まれた僕。
僕の仕事は地上へ出て食料の調達だった。
しかし、地上は恐ろしい生物で溢れかえり、僕たちは地底都市で暮らしている。
何故、生まれたのか、何故、死ぬのか…その理由が最後にわかった。
最終更新:2021-06-19 09:23:32
3141文字
会話率:10%
仮面を被った黒髪の竜人、アカツキは、とある遺跡の調査をしていた。古代都市の防衛機構を切り抜けた末に重傷を負った彼は、滅んだはずの地底都市で一人の少女に出会う。聞けば、彼女は五千年もの間、この地底都市に縛られ続けた『神様』であるという。
「地上を見たい」という彼女のわがままに振り回されるアカツキの旅路は一体どうなるのだろうか。
—————―————————————————————————————
*(作者にとって)こんな小説が読みたいなー、という小説をしこしこ書くだけの自己満産業廃棄物です。それでも読みたい方は覚悟してどうぞ。更新はかなり不定期になります。月一回出せたらいい方だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 10:00:00
20154文字
会話率:27%
遠い昔大きな戦争で地上は汚染され、新人類と呼ばれる人種が地下で暮らす世界。
地底都市28軍お抱えの調査員瀬戸大地は、政府の依頼で新たに発見された謎の遺跡の調査を行っていた。
しかし、その遺跡の祭壇を調査中にまばゆい光とともに意識を失い気が付
くと、異世界ディアナ大陸の草原に全裸で放り出されていた。
草木の匂い やわらかい日差し 湿り気のない風
かつて当たり前だった光景に感動し、言葉を失う大地。
魔法文化が盛んで、魔法の才能が全てのこの世界で、魔法が使えない大地はどう生きていくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 23:20:59
1578文字
会話率:33%
歌舞伎者(ダリル)。
そいつはどうしようもない半端者で、見かけばっかり派手に取り繕ったやくざ者だ。
けれど、鬱屈した世の中ってのには一陣の風ってもんが必要でさ。
それが人やら魔族(アスラ)やらがわんさと詰め込められた地底都市なら尚の
こと。
大都市ウヴォには無数の人間がいる。
その中に、地の底でどうにかこうにか息をしようって連中がいるのも不思議じゃない。
なのに奴らと来たら、新鮮な空気よりも吸いたがるのは奇妙な煙ばっかりさ。
これは地の底で愛煙のならず者たちが歌った、ひとつなぎの譚詩曲だ。
この作品は「カクヨム様」「マグネット・マクロリンク様」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 14:16:08
148368文字
会話率:16%
2019年夏、私は冬になると小さなスキー場になる小山を登り頂上近くまて辿り着き一服した。林の奥に青い沼を発見、その沼に足を滑らせたが、水中に落ちることなく下へ下へ落ちていった。
しばらくして目が覚めたが、周りは熱帯の山に変わっていた。裾野
は段々畑ではなく高層ビル群に変わっていた。それらのピルは荒れ果てて、人は誰もいなかった。そのビルの礎石版には2170年と刻まれていた。
ビルのデジタルカレンダーは2190年で止まっていた。
情報スペースのモニターから2020年から2190年の日本の気象の変化を知ることができた。
突然、奥のドアから7~8歳くらいの女の子が現れ、私をチューブの場所へ引き入れ、地底都市へ案内した。
私は地底都市の代表から、地球温暖化による異常気象により日本列島の気候は温帯から熱帯に変わり、一部の日本人は地底に潜り都市を築いた。また、地底都市の人たちは、二酸化炭素の吸収を強化する苔を作り出し、それを過去の地球にばら蒔けば、異常気象は避けられ、熱帯化することもなくなることを聞かされた。私は、この人たちの考えに賛同し、協力することにした。
未来の人たちと私は、時間移動の機能を持たせたチューブを使って、2019年の世界に移動し、勢力的に苔の胞子をばら蒔いた。
その時点から、地球は苔の胞子を蒔いた世界とこれを蒔かなかった世界の二つのパラレルワールドが発生することになった。
この計画が終了した後、私は2019年の元の世界に戻り、生涯地球温暖化に対する環境活動を行った。
二つの世界に分かれた地球はそれぞれの世界で同様に進歩し、日本列島では人々は地方の風光明媚な場所に高層ビル群を建築した。しかし、いずれの世界でも地球の気象が元に戻ろうとする力、つまり1万7000年ほど続いた間氷期から氷期に向かう自然の摂理により、両方の世界は徐々に寒冷になってきた。
熱帯の日本列島では、人々は熱帯を避けるため地上の高層ビル群から地下に潜った。温暖化が継続されたもう一方の日本列島では、氷期が近づいていることを知った人々は。寒冷化を避けるため地上の高層ビル群から地下に潜るようになった。
こうして二つに別れたパラレルワールドは、地球の気象の自然な摂理によって再び一体化したのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 12:12:42
6912文字
会話率:9%
「少年は、廃墟と化した地底都市で闘い続ける。ただ生き延びるために」
―――――
僕の名は、柱飛健太郎(はしらと・けんたろう)
親しい友人からは『ケンタ』って呼ばれている。
日本全国どこにでもある中規模地方都市の、いちおう進学校という
ことになっている私立高校に通っていた。
学校の成績は可もなく不可もなく。
父親は地元の銀行に勤めるサラリーマン。母は市役所の職員。
まあ要するに『平凡』を絵に書いたような高校生という訳だ。
強いて自慢できる部分があるとすれば、他の高校生よりガタイが大きく、運動部に所属していない割には運動神経が良い事くらいだろうか。
それと……別に自慢できる事でもないが、家系は少し特殊かもしれない。
僕の生まれた柱飛の家系は、かつてこの地方を治めていた領主に剣術指南役として代々仕えていた。
柱飛流と呼ばれるその剣術は、明治維新以降も僕ら一族に受け継がれた。
これは、そんな『ガタイが良くて、運動神経が良くて、剣術を継承する家系に生まれたこと以外は、ごく平凡な高校生』だった僕が、化け物の跋扈する異世界の地底都市に飛ばされ、そこでサバイブし続ける物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 07:24:29
8134文字
会話率:16%
━━かつてこの惑星の上で起こった三度の大戦。
核戦争によって大陸が焦土と化し、人口の90%が失われた世界。
人々は放射能に汚染された地表を放棄し、地底に逃れた者たちの手で生き残った人類が生活可能な巨大都市を築き上げた。
生き残った生
命の楽園、唯一の希望。
この都市の外周区に住まう少年は閉ざされた奈落の天蓋に何を思うのか。
その都市の名は
地底都市『アンダーノア』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 19:00:14
8538文字
会話率:28%
魔導歴2100年、魔術の歴史を培ってきた人類の生活は、【科学】という別の力を手に入れることによって急激に変化した。
そして現代、魔導歴2258年の今——。
世界は地上都市『パンドラ』、天空都市『ゼウス』、地底都市『ツチグモ』の3カ国
の巨大な国に分かれていた。
そんなある日の事、『パンドラ』の第1都市に通う男子高校生の金石 賢人(かねいし けんと)は『キー』と言う不思議な少女と出会う。
彼女を中心に、スパイ組織所属の少女、錬金術師の少女、パンドラ最強の能力者等々、様々な想いを抱く少年少女——。
彼ら彼女らが動き、各国々の思惑が蠢く中、世界を巻き込む大戦争が動き出そうとしていた。
群像劇的な視点で織り成すSFファンタジー × 戦争もの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 07:00:00
108542文字
会話率:24%
はるばる地球から月へやってきた菜苗(ななえ)。
月までやってきた理由は、元婚約者の仁史(ひとし)に会うため。
仁史は楽器メーカーTSUBAKIの御曹司で、今は閑職に追いやられているという。
ときは二十二世紀。月にも、有重力スペースコロニー
にも人類が住んでいる時代。
月面地底都市を舞台とした、大企業の元御曹司と、元アイドルでピアノ講師のラブロマンス。
(この小説は、個人サイトでも公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 09:11:24
47934文字
会話率:43%
両親がハーフで欧米人にしか見えない語学留学中の女子高生ユメと、柔道バカのマコト。
カナダと日本にいたユメとマコトは、前世に導かれ、夢と現実で古代文明の地底都市をめざす。
最終更新:2019-04-08 00:34:19
100258文字
会話率:34%
私はここに記そう。
私の旅の記録を。出会いと別れ。生と死。この広大な異世界の全てをここに記す。
この記録がもし元の世界の誰かの手に渡れば……この日記はきっと嘲笑されるだろう。荒唐無稽な笑い話だと。
絵空事だと、そう思うに違いない。
だ
が、私は知っている。
死が息吹く森、広大な紅い砂漠、空に浮かぶ神々の城、永遠の闇に閉ざされた地底都市、煙燻る炎の連峰、星の輝く王宮、極寒の冷風吹き荒れる氷の海……
私はたしかにそこにいたのだ。
だから私は記す。
形あるものに。誰かの目にとまるものに。
たとえ私のこの体が朽ちようとも、私の遺したものはこの世界に残り続ける。
私の足跡は消えてもそこを歩いたということは消えることはない。私がそこで暮らし、歩んだことが変わることはない。
私がどうなったか。世界がどうなったか。貴方が何者でどちらの世界の住人かはわからない。
だが、この日記を手に取り中を見たということは私の旅は無意味ではなかったということだ。
私の見てきた全てを記そう。
私の知っている全てを記そう。
私の記憶を筆に乗せ、足跡を文字にしよう。
街を、森を、山を、海を、人を、ここに残そう。
これは世界を旅し巡った私の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 04:46:57
65352文字
会話率:36%
植物をこよなく愛す天然パーマが売りのちょっぴりイタい青年、梶原軌道は就職先の企業『マルチソルジャー』の業務方針に失望し、社長の福見徹郎に直接辞表を叩きつけてやることを決意する。
しかし徹郎の手腕によって逆に手玉に捕られ、気付けば【地底都市と
そこに住む人々を救うための救世主様】としての指名を勝手に背負わされてしまう。
ほぼ無理矢理に地下――アンダージュへと墜とされた軌道はそこでわけもわからないまま瀕死の重症を負うが、運良く地下にて運行する文明『地底列車』の切符を手に入れたのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 21:00:00
72341文字
会話率:32%