その世界には魔法があった。
第一次世界大戦後、イギリス海軍拠点スカパフローにて拘留中のドイツ艦隊70隻あまりが消えた……。
それから20年あまりが経過した1940年。異世界から侵攻してきたムンドゥス帝国によって世界は大戦に巻き込まれ
ていく。南半球へ攻め入り、着実にその領域を広げた異世界帝国は、ついに北半球にも侵略の魔の手を伸ばしてきた。
アメリカ太平洋艦隊がハワイ沖にて撃滅され、大日本帝国海軍が誇る連合艦隊も、トラック諸島に襲来したムンドゥス帝国艦隊と交戦するも大敗を喫してしまう。
追い詰められる連合艦隊だったが、その救援に現れたのは、ワシントン海軍軍縮条約の結果、標的艦として沈められたはずの戦艦『土佐』らと、スカパフローで自沈したドイツ艦を再生した秘匿艦隊だった。
魔法技術研究部=魔技研の手によって蘇り、新たな姿となった艦と兵器を携え、日本は、異世界からの侵略者に立ち向かう。
※カクヨム、ノベルアップ+にも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 08:13:08
2376304文字
会話率:41%
核戦争後、人類は滅亡することなくたくましく生き続けた。
彼らは、被害の少なかった南半球の孤高、オーストラリアに根を張り、母なる大地を『サルフ』と呼んだ。
原住民の子孫が打ち立てたビクトリア王国と、かの国を宗主国と崇める七王国。その繁栄
をよそに、北方の辺境で生まれたザルツ王国は、厳しい環境で鍛えられ強くなった。
ザルツ王国は豊かな南部に侵攻しビクトリア王国を滅ぼし、帝国として七王国を支配する。
暗黒の時代が訪れる中、ある伝説が生まれた。
ビクトリアの治世を望む彼らは、消息不明の王子が生きていることを願い、それが伝説を生んだのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 22:37:18
274934文字
会話率:30%
大事変から300年、星の南半球にあたる「昼の世界」は「夜獣」の侵攻に脅かされていた。
16歳の戦士アインは「夜人」でありながら、とある事情のために世界最南の村ミュリデで用心棒として働いていた。
しかし、ある日に「昼の神」の座する聖
域まで逃げ込んだ夜獣を追いかけた先で謎の少女と出会ったことで、彼は自分の宿命と向かい合うための大いなる旅路を歩むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 18:31:33
27701文字
会話率:47%
『科学と魔法が交錯する世界――その均衡が崩れる時、人類は何を選ぶのか。』
西暦2021年、科学と魔法の融合により、人類は飛躍的な発展を遂げていた。しかし、その恩恵を享受できるのは、高度な技術力と教育システムを有する、主に北半球の先進国に限
られていた。貧困や教育の不均衡により、南半球や新興国の多くはその進歩から取り残され、科学と魔法の力はさらなる格差を生み出している。
科学と魔法の融合兵器が戦争の様相を一変させ、多くの犠牲者を生んだ2度の大戦以来、先進国間には全面的な対決こそないものの熾烈な経済、軍備開発競争が継続している。
私の名前はエイダ・レヴィーン。この拙いバランスの上に成り立つ科学と魔法の世界で、アメリカ魔法軍に所属する軍人として、そして一人の人間として、どのような使命を背負うのか。
※第一章「バランスオブパワー」更新中
毎日12時ごろ更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:10:00
129250文字
会話率:43%
人間と亜人(人間の体に動物の耳や尻尾等が生えている種族)が混在するこの世界。
両者は互いに争い、支配し、支配される歴史を繰り返してきた。
そんな中、嘗て『魔人狩り』と称し、『亜人』たちの虐殺を主導していた『イシュタル教会』が、今や希少な
存在となった亜人と人間の魔術師の保護を打ち出す陰で、彼らは『亜人』や魔物を使った実験を繰り返していた。
そんな、『イシュタル教会』の実態を知り、教会の孤児院から逃げ出した主人公の『ロナード』は、彼の、強い魔力と召喚術と言う稀有な力を我が物にしようと企んだ、嘗ての師匠に『隷属(れいぞく)』の呪いを掛けられていた。
長い間、その呪いに苦しみ、抗いながら、教会からの追手に怯える日々を過ごしていたロナードだが、長らく、彼の行方を捜していた祖父と再会し、祖父の知人を頼りに、南半球の東の大陸を支配する『エレンツ帝国』へ、生き別れていた兄シリウス、その相棒のハニエル、二人の雇い主のセネトの協力の下、呪いを解く旅に出る。
しかし、死んだ思わていたロナードが生きている事を知り、彼の力を執拗に狙う嘗ての師匠『アイリッシュ伯』、元の仲間であったアルシェラを抱き込んだ『イシュタル教会』の魔の手が伸びる。
彼は、何カ月もの船旅を経て、無事にエレンツ帝国へ辿り着く事が出来るのか……。
そして、この旅の先に、どんな未来が待ち構えているのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 07:00:00
743415文字
会話率:42%
人間と亜人(人間の体に動物の耳や尻尾等が生えている種族)が混在するこの世界。
両者は互いに争い、支配し、支配される歴史を繰り返してきた。
数百年前、世界の大部分を統治していた亜人たちの国『魔法帝国』の末期、奴隷の扱いを受け続けてきた、
魔力を持たない人間たちが各地で蜂起。
天変地異などの混乱もあり、魔法帝国は衰退し、滅亡した。
『魔法帝国』を支配していた亜人たちからの抑圧から解放された人間たちは、彼らの文明を悉く破壊し、『魔人狩り』と称し、各地に散った亜人たちを捕らえては、老若男女を問わず次々と残酷な処刑法で、数世紀にわたり殺戮を繰り返した。
亜人たちは、人間たちによる『魔人狩り』を恐れ、その多くが、人間が立ち入る事が出来ぬ辺境の地へと逃れ、息を顰め暮らす事を余儀なくされた。
そんな中、嘗て『魔人狩り』を主導していた『イシュタル教会』は、今や希少な存在となった亜人と人間の魔術師の保護を打ち出す。
北半球にある国々に大きな影響力を持つ『イシュタル教会』の方針転換は、その地に住む人間たちの思考にも多少なりの変化を与えつつあったが・・・・・。
そんな時代背景の中、北半球の大陸の南西部に位置する、南半球の国々との海上交易で財を成してきた『ルオン王国』と言う国がある。
先の『エレンツ帝国』との大戦後、病床にある国王に代わり、一人娘である『カタリナ王女』が政を代行する様になると、予てから王位簒奪を目論んでいた宰相の『べオルフ』とそれを支持する一派の活動が激化しはじめる。
若く経験の浅い王女は、狡猾な宰相らの策謀により、厳しい立場に追い込まれていく。
この現状を打開する為、カタリナ王女の腹心である『オルゲン将軍』は、知人の『烏族』の長の下に身を寄せている青年『ロナード』を招く事を決意する。
オルゲン将軍の熱意に突き動かされ、カタリナ王女を王位に就かせる為、そして己自身の未来を切り開く為、ルオン王国へ向かうことを決意したロナードだが、彼の登場により事態は更に混迷を極めていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 07:00:00
847157文字
会話率:42%
僕の名は妹尾(せのお)美英(よしひで)。
ごく普通のどこにでもいる高校二年生です。周りの子達としいて違うところを挙げるとすれば…
「彼女が欲しい、とにかくモテモテになりたいってとこカナ…」
え?普通?…そうですよね。まあ、それ
はともかく…。
そんな僕が登校するところから物語は始まります。
訳もなくいきなり死んでしまった僕は謎の空間で転生を勧められました。その転生先は地球そっくりな所でした。ただ、日本は南半球にあり北海道が一番南、東京は西に大阪は東にといったように東西南北がさかさまの向きになっています。
さらにはエルフや獣人さんなど色々な種族の方がいます、それに魔法もあったりと色々な設定を盛り過ぎたような世界になっています。
そして何より違ったのは男女の貞操観念があべこべになっていたのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 12:05:32
13874文字
会話率:54%
ナタンとメルヴェ達は、平和なハンザ合衆国で、小学生らしく遊びながら暮らしていた。
しかし、大量の難民と政治問題を抱えた、世界各国は混迷しきっていた。
そんな中、混乱に乗じて、異世界からノルデンシュヴァイク帝国が侵攻してきた。
経済が困窮しており、内政は腐敗していた、北半球の諸国家群は、瞬く間に制圧された。
帝国軍・帝国警察は、ヴァンパイア兵やゾンビ兵を中核兵力として、圧倒的な軍事力を誇示した。
帝国は、反政府運動に参加した市民や兵士を、捕らえては、洗脳して自身らの軍隊に加えていった。
それでも、北半球では、レジスタンスが結成されて、反帝国運動を行っていた。
また、南半球に逃れた各国の軍隊は、連合軍を編成して、反撃しようとしている。
しかし、帝国による軍事力と技術力を前にした、人類連合政府は、今や風前の灯火と言える状態だ。
だが、ナタンも自身が愛する、メルヴェを守るため、苛烈な戦いに身を投じる。
これは、アンデッドと人類による、最後の決戦を描いた物語である。
洗脳&性描写有りですので嫌な方は御注意を。
《洗脳&性病者は、運営の規定を守り、あったとしてもR15以下です》。
【反ナチ・レジスタンス&スパイ物】
【反ロシア・親ウクライナ】
【007とか、影の軍隊とか、CALL OF DUTYとか、オーヴァーロード《なろう小説ではなく、ゲームの方》とか、好きな人向け~~】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 18:03:10
1019516文字
会話率:40%
レ‐ラームには、中程の縊れた上半身肥大の太めのZを、赤道よりやや南半球を中心に描く二つの大陸。
穏やかな太陽と、静かな月がそれぞれ一つ。
空の交差と呼ばれる垂直に交わる二つの小衛星輪を持つ世界である。
中央に赤道と横に走る山脈を持つ北
の大陸と、南半球の中程に位置する南の大陸。
新たに見出された、未大陸。人々は、疲弊した二大陸のため、新たに見出された大陸に渡った。
この話は、二大陸に残った人々の話。
盲目の封術司、カカ‐ティン。
流戦士「碧の閃光」、エリア‐ハーティ。
カカ‐ティンに拾われて、エリアは、癒される。
そして、二人は、旅をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 20:00:00
34872文字
会話率:49%
レ‐ラームは 中程の縊れた上半身肥大の太めのZを、赤道よりやや南半球を中心に描く二つの大陸。
穏やかな太陽と、静かな月がそれぞれ一つ。
空の交差と呼ばれる垂直に交わる二つの小衛星輪を持つ世界である。
中央に赤道と横に走る山脈を持つ北
の大陸と、南半球の中程に位置する南の大陸。
ある都の外れで、二人は出会う。
『黒騎士』の通名を持つ、術剣士ノアール‐ハン‐ノエル。
吟遊詩人に身をやつす“言織り”ジェナー。
二人は、道連れとなり、レ‐ラームを巡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 20:00:00
158024文字
会話率:42%
南半球の海の果てで再突入宇宙機の残骸を回収して生計を立てる「回収業者」の青年ニール。
仕事中、不測の事態に巻き込まれた彼がたどり着いたのは、宇宙機の残骸が積み上がる不思議な機械島だった。
ニールはそこで「ネモ」と名乗る白髪の少女と出会
う。彼女は、「自らがビーコンとなり、廃棄宇宙機をこの場所に誘導する」という命令のみを課された「失敗作の生体コンピューター」だった。
死に損ないの青年とコンピューター少女との不思議な共同生活が始まった。
「こんなところで死んでたまるか」生きることを諦めない青年ニールは果たして生き残ることができるのだろうか。
本来出会うことのない二人が運命に抗う、反逆型ボーイミーツガール!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 15:59:16
44516文字
会話率:49%
時に23世紀の初頭、人類は深宇宙より来たる謎の敵性異星体グォイドに対し、太陽系防衛艦隊を結成、種の存亡を賭けた大宇宙戦の時代を迎えていた。
航宙艦エンジニアの少年ケイジは、木星近傍での激戦の末に漂流していたところを、適性をもつ少女でし
か扱えない超高速情報処理システムにより、破格の戦闘力を有する航宙戦闘艦〈じんりゅう〉に救われる。
しかし〈じんりゅう〉もまた主機関が故障し、減速出来ずに小惑星帯《メインベルト》へと危険な速度で突入せんとしている最中であった。
ケイジは〈じんりゅう〉の個性豊かな少女クルーと協力し小惑星帯への安全な突入を試みる。が、行く手にもまたグォイドの影が潜んでいた。
目次ページ最下部、他◆マークの付いた話には挿絵的写真付き!
2021年1月末をもちまして無事本編完結!
さらに特典メニュー EP4前半編▼緊急追悼企画!!『〈じんりゅう〉の思い出』にて、立体版〈じんりゅう〉公開中!
さらに! エピソード7の最後に特典メニュー▼続・フル可動カオルコ少佐育成計画『谷間とカーテンと南半球と』を投稿開始!
〈じんりゅう〉クルーにしてヒロインが一人、カオルコ少佐のフル可動フィギュア化に挑戦中!
カクヨムにも重複投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 21:21:54
2822070文字
会話率:19%
絶滅種シリーズ第二弾。
姿を消した『元祖』ペンギン。その名を、オオウミガラス。南半球に生息するペンギンに対して、オオウミガラスは北半球に生息していました。絶滅し、標本や絵でしか見られません。
『卵も羽毛も金になる』とか、『捕まえ易い
鳥だ』という話が広がり、大量殺戮。繁殖地が天災により海に沈み、絶滅寸前。プレミアが付いて高価買取。で、絶滅。
博物館で展示されている一羽の母鳥が、見聞きした全てを語ります。<全6話>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 08:00:00
7878文字
会話率:24%
{HAHAHA! Merry Christmas!」
サーフィンに乗ったサンタクロースが、軽快にそう声をかける。
オーストラリア――南半球のクリスマスは夏のイベントだ。
それに違和感をぬぐい切れない祐樹に対し、ホームステイをして
いる従姉妹の智花は「この国のクリスマスは夏祭りだ」と言い始め……
※第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞 応募作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 08:00:00
996文字
会話率:57%
交際している幼馴染みちっぱい彼女に、「俺は巨乳派ではなく貧乳派だ!」を含む、女の子には聞かせられないボーイズトークを聞かれてしまった……。その日の帰り道。彼女は自身の胸(ちっぱい)が『おっぱい』ではないと言い出して、さらには俺のちっぱい好き
を否定してきたので、「これ以上信じないなら、押し倒しちゃうよ?」という冗談を言った結果……彼女と初エッチしてピロートーク♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 15:16:16
12176文字
会話率:46%
決して有名ではない各地の歴史・民話を題材にした、短編集です。南半球・海洋編。全10話予定(解説付き)。
アフリカ、東南アジア、オセアニア、南米など。
(自サイト『The Spirit of the Mystic Valley』に公開してい
る作品の、転載です。) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 07:00:00
47591文字
会話率:30%
22世紀。
車は空を飛んでいるか? → ごく一部では、Yes。
人々は体にチップを入れ、デバイス化しているか? → ごく一部を除き、No。
テクノロジーの発展と人間の許容に格差が生まれ、先進国であればあるほど自然への回帰傾向が強い時代と
なっている。
各国の自然が「世界資源遺産」となり、木製品のような自然の恵みへの憧れが強く、手仕事が再評価される時代だ。
ジェンダーは、どうだろう?
多様化の波はますます世界に広がり、それにまつわる犯罪や不正も増加した。
その結果、今や多くの国ではジェンダーの確定と公開を余儀なくされている。
所属によってはセクシュアリティ(SOGI)の身分証明示を義務付ける国も多い。
南半球に位置するゼィロビークは、南アメリカ大陸の共同体国家。各国の文化・言語を維持しつつも、経済的・法秩序的に統一し、大統領制を敷く。
その統一初期には、統一の立役者となったヴィクトワール家を象徴王家に戴いていた。
フランス出身のルイ・ヴィクトワールは全土に熱狂的な支持者が存在した。そのためか、当人がそう望んでいたわけではないのに王にと担がれ、半ば強制的な戴冠となったのだ。
だが、その経緯はごく一部の者しか知らない。
ゼィロビークでは各地の言語がそのまま話されているが、官公庁の公用語はフランス語にポルトガル語が混在する「ポルト・フランセーズ」である。
現大統領は、国祖ルイの孫であり王太子であったゴードン・アルード・ヴィクトワールだ。
彼はかつて自ら象徴王家の廃止を訴え、大統領選に出馬し、見事当選を果たしたのだ。当選後は国力が増大し、今や先進国入りを果たしていることもあって、絶大な支持を得ている。
しかしその私生活は不幸だ。
バイセクシュアルのゴードンには悲しく苦い過去があり、現在は不遇の結婚生活を送っている。
一方、冷淡さと頭の良さで有名な美貌の青年、エドワード・カオル・カガは、ゼィロビーク空軍所属の情報士官、少尉である。孤独なこの青年の過去は、深い謎に包まれている。
この物語は、22世紀という、そう遠くではない未来を生きる、ゴードンとエドワードという二人の男の運命を描いて行く。
※この作品はPixivに掲載中のものを推敲した加筆修正版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 13:15:25
26978文字
会話率:27%
聖歴3000年、北太平洋海底で発見された紫と緑の2対で構成された古代遺物であり永久機関「ヴァルハラモーメント」を巡り戦争が勃発。
北半球を占める巨大国家オーディス合衆国はXフレームと呼ばれる人型戦闘兵器を開発、初号機「パラディン」の圧倒
的戦力によって南半球の国々を一斉に敵に回した。それにより戦火は地球全土へと広がり、Xフレームに対抗する為に量産タイプであるZフレームが新たに開発され戦争は拡大化する一方だった。
半年後、パラディンが2対のヴァルハラモーメントを回収し終戦を迎えようとしたとき、火星に生活圏を移したバルド国が強襲をかけ、機密事項であったもう一つのXフレームと緑のヴァルハラモーメントを強奪し逃亡。
オーディス合衆国は奪われたヴァルハラモーメントの力を恐れ、61代大統領サルバ・リーゲルによってバルド国と友好条約が結ばれ終戦となる。
それから17年後。
何者かにサルバが暗殺されて間もなく、バルドがオーディスに強襲を仕掛けるが、それは明らかにヴァルハラモーメントではない何か別の目的が垣間見えた。
しかし、多くの命が奪われたことにより、オーディスはバルドに対して報復を宣言。両国は再び戦火に呑まれる。
バルド国が求めるものは何なのか。その間にもオーディス合衆国が企む計画は少しずつ、だが確実に進行していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 20:14:45
35805文字
会話率:31%
西暦2059年。南半球に位置するオーストランド大陸では『機械獣』と呼ばれる機械仕掛けの化物が大陸中を闊歩していた。
殺し屋という過去を持つ男フィドは、住処にしている商工都市ウォンドンより西の町――モルビットに修理屋の出稼ぎに来ていた。し
かし、客に料金を踏み倒されたことで自棄になり、偶々町で流れていた『ある噂話』に興味を持ち、北の山脈に立つ寂れた塔へと向かってしまう。
塔に入ったはいいもの、そこを住処にしていた野犬の群れに追い回されて窮地に陥るフィド。そんな彼のことを救ったのはヘルメットを被った奇妙な怪人だった。
その怪人を置き去りにし難を逃れ、一人ウォンドンへと帰還した彼だったが、なんとその怪人――少女がトラックの荷台から現れ、彼に言うのだった。
「あなたの住処に案内しなさい」
その出会いこそが、後に待ち受ける過酷な人生のはじまりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 16:15:41
231421文字
会話率:27%
万世一系の皇帝が君臨する世界帝国『アキツ諸侯連邦帝国(帝国)』と、
真教とよばれる一神教を信仰する専制君主国の連合体『神聖王国連合(連合)』
革命により専制君主を打倒し『連合』を脱退した国々の共同体『民主国家同盟(同盟)』
それらに
属さず独自路線を歩む国々(第四諸国)
この四大勢力が、熾烈な勢力争いを繰り広げる世界。
各勢力は、この星の南半球に広がる『南方大陸』から、飽くなき資源収奪闘争の末に吸い上げた、
莫大な富の輸送手段として、特殊な気体の桁違いな浮力を利用する飛行船を大々的に活用し、
時代は『大量空輸時代』を迎えていた。
そこに登場したのは、南北を行き交う『お宝』を掠め取らんと、武装した小型飛行船を駆り、
自らの船の何倍も巨大な飛行船を襲い、各勢力の空軍が送り込む重武装の飛行戦闘艦の鼻先を掠め逃げ去る。
神出鬼没な空行く盗賊『空賊』だった。
そんな空賊の一団である若き女船長アマツ・アゲハ率いる『アゲハ団』は、
オイシイ情報を得て南北の大陸間に広がる『赤道洋』の上空を遊弋していた。
南方大陸にかつて栄えた古代文明が残した超一級の芸術品『コケモモの壺』
これをオークションで競り負けた古美術商が、購入した相手から、
客船に乗せ北方大陸に運ぶ途中で、奪い取ることを彼女らに依頼したのだ。
莫大な報酬に吊られ、依頼を受けたアゲハら一味。
的の船を襲い、まんまと『お宝』をせしめる事に成功したのだが、
突如現れた『帝国』の飛行戦闘艦からの激しい攻撃を受ける。
操船技術の限りを尽くし、決死の脱出を図る一味だったが・・・。
欲望野望陰謀渦巻く異世界の大空を、
お宝夢見て東西南北上下右往左往に駆け巡る。
天翔けるアウトロー集団『アゲハ空賊団』の、
手に汗握り胃袋裏返る大冒険を描く、
スチームパンクアクションファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 16:24:43
54829文字
会話率:40%
世界の三分の二を支配する一神教を信仰する君主制国家の連合体『神聖王国連合』“連合”と、残り三分の一を支配する超巨大国家『アキツ諸侯連邦帝国』“帝国”。
この二大勢力が、南半球に広がる豊穣な自然環境と膨大な地下資源をもつ『南方大陸』の覇権をめ
ぐり衝突した『植民地争奪戦争』が休戦し二年。
連合に属するブリスタス王国空軍で、小型飛行艦を指揮し帝国の航空輸送路の破壊に従事、多くの武勲を挙げたジョユス・オトゥナー元大尉は、
戦後実施された軍縮とドクトリンの転換により、古びたかつての乗艦『イカヅチ号』とともに軍を追われ、その上世界恐慌のあおりをうけ年金生活を余儀なくされていた。
だが、不況を理由に年金の打ち切られ、さらに追い打ちをかけるように就職していた長男も勤め先が解散、大学に進んでいた次男までも奨学金の貸しはがしが始まり学業を断念せざる負えなくなった。
たちまち生活破綻の危機を迎えたオトゥナー一家。
一家の大黒柱であるジョユスは、家族全員が生き残るため禁断の一手に打って出た。
戦後の荒廃を、法をも恐れぬ手段でサバイブする一家の姿を描く、
異世界クライム・ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 20:57:32
23437文字
会話率:25%
南半球の、とある島。イワトビペンギンのトビーは、大陸から離れた田舎の島が大嫌い。おまけに、鳥なのに空を飛べない自分に子どものから腹を立てていました。
最終更新:2020-11-22 23:00:00
1781文字
会話率:22%
レピドクロサイト、鳳炎鳥、
炎の國、、溶岩淵に住む聖霊、、、鳳炎鳥、、、
2000年前東洋の王族が南半球の大陸に移り住んだという。
南半球の大陸に叟璽燬國(そうじやきこく)を建国したのである。
金銀鉄鉱石など鉱物の生産国でもあった。
先帝が亡くなってから、姉の紅玉が女皇陛下として国を統治していた。
妹の泊玉は、紅玉によって殺されていたのである。
泊玉には双子が産まれていた。
宮廷内の庭にある百年に一度咲くベクビャンの木があった。
双子の姉妹の1人が産まれて直ぐに笑ったら、その娘の聖霊でベクビャンの花を咲かせたのである。
しばらくして、双子の姉妹は、行方が分からずにいた。
レピドクロサイトクォーツ(ファイヤークォーツ)のペンダントを与える。
双子の姉、、江(コウ)
アナンダライトクォーツのペンダントを与えていた。
双子の妹、、珊(サン)
双子の姉妹は、別々の聖霊を宿しているのであった。
江は、鳳炎鳥の聖霊である。
珊は、鳳氷鳥の聖霊であった。
双子なのに相反する聖霊を宿している。
鳳氷鳥を鳳炎鳥が溶岩淵に封印していたのである。
残酷な宿命を背負った双子の姉妹であった。
泊玉の守護兵と侍女は、双子の姉妹に宝石箱からペンダントを取り首に掛けてやる。
この時、レピドクロサイトクォーツのペンダントを双子の妹、、珊(サン)に、、
アナンダライトクォーツのペンダントを双子の姉、、江(コウ)に間違って掛けてしまったのである。
守護兵と侍女の二人は、赤子を抱えて百花殿から逃げ出して行った。
赤子を抱えて山の中へと逃げ込んで、追ってくる守護兵から救い、、
赤子を抱えた二人は、別々の方向へと逃げて行ったのであります。
アナンダライトクォーツのペンダントを双子の姉、、江(コウ)
レピドクロサイトクォーツのペンダントを双子の妹、珊(サン)
それからです、双子の運命が変わっていくのであります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 12:18:17
36137文字
会話率:48%