形あるモノ。心に秘めるモノ。
実像の有無に関わらず、万物は崩れ去った。
記憶や技術、信仰、自然ですら──遥か遠くに。
全てが消え失せた世界で、強く輝くものが1つ。
生物の核。心の力。
魂だけはまだ、彼等の中に残っていた。
希望がない?
未来がない?
救いがない?
関係ない!
そこに確かに魂があるなら──変えられないものなんてないっ!
だってまだこの世界は終わっていないのだから!
この物語は──崩壊した世界とそれに抗あらがう人々を描いた──ドラマチックバトルアクション伝奇です!
注.自分の作品の【崩壊Hand's】のリメイクです。
内容はかなり異なりますが、以前よりも面白くなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 06:00:00
103576文字
会話率:42%
ー魔獣出現歴2004年ー
その地球にはかつて栄えた人類文明の跡形は無く、世界は白銀に染まっていた。
ある日突如現れた『白嵐』、『魔獣』と魔獣の扱う『魔法』によって人類は食物連鎖の頂点より引きづり降ろされた。
魔獣は人類だけを攻撃対象とし、
生き延びた僅かな人類は絶滅を防ぐべく『機導』と呼ばれる装備を開発し、白嵐と魔獣から居住地を守る『サテライト』を世界各地に建造した。
魔獣出現より以前に扱われていた人間の身体から生成される『ハーツ』と呼ばれる生体動力を使っており、サテライト内に絶対的な安全をもたらした。
人類は前進することもなく後退することもなく、ただただ白嵐の厳しい寒さと魔獣の猛攻に耐える事しかできず月日は流れ、
そこから2000年と少しが経過した。
これはそんな崩壊した世界の、サテライト外に住む1人の少女の歩む物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 01:29:27
40963文字
会話率:73%
失われた魔法王国の姫クリアは、記憶を失ってサイボーグの支配するディストピアで目覚める。
その世界では誰も知らない魔法と魔法とは言えない不思議な力を使って、クリアはサイボーグの世界で生きていく。
最終更新:2025-07-06 01:00:00
208052文字
会話率:46%
これは物語を読むのではなく、異世界を覗き見るための一冊。
明確な主人公も一本の筋書きも存在しない。
登場するのは、各地の兵士、指揮官、傭兵、研究者、そして時にただの観測者のみ覗ける設定群。
手帳に綴られた断片的な記録、戦場の叫び、失われた都
市の記憶──
それらが織りなすのは、無数の世界に点在する「もしもの断章」たち。
順番に読む必要はありません。
どこから読んでも、どこで止めても構わない。
読者自身が“観測者”となり、思考と想像でこの異界に息吹を与える──
これは、世界観を遊ぶ者たちに捧げる、幻想世界記録集。
⚠Chatgptが8割ぐらい書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 23:18:08
13479文字
会話率:4%
最底辺の下級市民として生きる清掃員・ホークス。
薄汚れた作業着に身を包み、レベル8の無能として蔑まれる日々。
だが、それは全て偽装だった。
15年前、巨大アノマリーに故郷を滅ぼされ、家族を惨殺された彼は、復讐のために力を隠し続けてきた。
掃
除スキル「クリーンアップ」の裏に隠された同名の殺戮スキル。
本当のレベルは88――そして今も上昇中。
腐敗した企業都市連合で、人体実験、強制労働、下級市民の家畜化。
特異点技術を悪用し、人間を実験動物として扱う巨大企業たち。
「俺は掃除屋。社会のゴミを掃除して、そのゴミを別のゴミ溜めに売る」
騎士団の狂気の科学者・マロンから渡された強制進化薬で更なる力を得たホークスは、
今日も企業の闇を「掃除」していく。
研究所を爆破し、
ウイルスをばら撒き、
上級市民どもを地獄に落とす。
全ては、あの日家族を殺した「植物を操る魔術師」にたどり着くために――。
「この腐った世界で、俺にできることは掃除だけだ」
最弱を装う最強の掃除屋が、腐敗した支配者たちを一人残らず始末していく、壮絶な復讐劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 23:07:55
69773文字
会話率:46%
望んだ現象を発生させる夢のエネルギー、『魔素《エーテル》』。
人類は有史以来、『怪異』と呼ばれる人食いの化け物に魔素の力、魔術によって対抗してきた。
だが、生み出された技術には人の手には余るモノも存在する。
人が触れるべきでないものを
封印、破壊するのが異端審問官の責務。彼らは人類のために戦う英雄だった。
そんな世界で異端審問官に憧れる少年『灰月仁』はある日、空から落ちてきた少女『ネージュ・エトワール』と出会い、彼女を狙い暗躍する者達との戦いに彼は身を投じることとなる。
少女が世界を壊す存在とは知らぬまま。
その時、彼が選ぶのは正義か少女か。
《第一篇主要人物紹介》
『灰月仁《はいつき じん》』
本作の主人公。魔術の使えない魔道具職人の高校生。十年前に壊滅した『東京』の生き残りで、それ以前の記憶が無い。
『ネージュ・エトワール』
本作のヒロイン。空から降ってきた謎の美少女。人体実験の被験者であったことがうかがえる。
『神出薫《かみいで かおる》』
仁のクラスメイトの少女。風の魔術と大弓を扱う大和撫子。
『御門英二《みかど えいじ》』
仁のクラスメイトの少年。竜人であり、騎士のごとく剣と盾で戦う。
『狐火カレン《きつねび かれん》』
仁の先輩。魔道具師を目指しており、同じ東京の生き残りである仁を気に掛ける。
『煤日ユウ《すすひ ゆう》』
ネージュを狙う組織の刺客。2丁の銃を操る鬼人の少年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 23:05:44
11480文字
会話率:41%
五十年前、突如世界中の人間が変貌を遂げてしまった世界。種族が入り乱れた混乱と戦乱の時代が終わり、社会は新たな形を成していた。
旧スイスに誕生したエルフとドワーフの国アルプス共和国の片田舎の基地の街で暮らす人間の青年マサノリは過去に眼を患い竜
の眼とは知らず移植されそれが原因で災厄を引き起こし母を亡くして以来魔術士になる夢を持ちながらも諦めてひっそりと生きてきた。
軍の食堂で働いていた彼の元にある日、行方不明になっていた魔術士の父親が帰ってくる。父からある天使の少女を託された次の日父は捕まりマサノリは少女と共に逃げる羽目になってしまった。
エルフの女将校ユフォに助けられるもの騒動後の成り行きで彼女の部隊に二人は入り共に旅をする事になってまった。彼女の任務は「魔法使いを探し出せ」という奇妙なものでそれからマサノリと少女の世界中を廻る旅が始まったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 20:40:58
164582文字
会話率:56%
タイトルが思いつかなかったので思いついたら変えます
週一投稿予定
読んでいただけたら幸いです。
何かしらのリアクションをしていただけたら励みになります。
最終更新:2025-07-05 19:00:00
9401文字
会話率:48%
―ボトムダウン・オンライン―
これはプレイヤーに人権のないVRMMO。
はじめの都市はレイドボスに支配され、【スキル】の入手方法や【ジョブシステム】も不明。
……これどうすんの?
そんな不自由な世界で、チュートリアル武器の包丁を手に、自由
気ままにプレイする主人公。
トッププレイヤーとしてレイドボスに果敢に挑む反面、突如巻き起こすプレイヤーキルの嵐!
そのあまりにも自由なプレイスタイルから、他のプレイヤーたちを困惑させたりすることもしばしば……。
そんな主人公に迫りくるはレイドボスや次元戦争!?
様々な成長を遂げた強敵たちと激戦を繰り広げながら仲間との絆(?)を育んでいく物語。
【Bottom Down-Online Now loading……】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 07:00:00
4447997文字
会話率:16%
十年前、勇者アルバート・エリュシオンによって魔王モラクレスが討伐された。
”勇者”アルバートには七人の仲間がいた。
”戦士”ダニヤン、”武闘家”ラヴィアン、”魔法使い”ハインリヒ、”神官”ハンナ、”商人”アレクス、”盗賊”シューザ、
”スーパースター”キアラの七名。
勇者と仲間たちによる統治によって、世界はディストピアとして完成していた。とにかく意識の高い勇者たちの統治は、決して平和な社会をもたらさなかった。
――主人公ステッドは、魔族と人間の混血。今まで隠れ潜みながら過ごしてきた。そんな彼は或る時、滅んだはずの魔王の魂を宿した少女クモラと出逢う。
魔を宿す二人は紆余曲折を経て旅に出る。やがて、勇者の仲間たちが世界中に封印した魔王の力の根源――”七大罪の化身”を復活させ、勇者アルバートの治世を終らせる。
これは罪で、世界を取り戻す物語。
※ギャグ、下ネタ多めです。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 07:00:00
143877文字
会話率:45%
皆がすなる「俺tueee」といふものを我もしてみんとてするなり。
要は「独りだけ銃を持つ」が俺Tueee!だろ?
・・・・違う?
かくして、日本が異世界に転移します。
そこは中世ヨーロッパにファンタジーを足したような異世界。
その世界は魔
法と竜騎士を要する世界帝国によって新たな時代を迎えようとしていました。
世界帝国を創ろうってくらいですから、その国家が無能なわけがないですよね。
モンゴル帝国とオスマン・トルコ帝国とローマ帝国を足して煮詰めたような、極めて合理的で優秀な国家です。
そして転移してほどなく、日本列島には国際連合が再編成されました。
ほぼ同時に国連軍が異世界に「合法的に」侵攻します。
緒戦を圧勝で飾った国連軍。
広大な異世界を前にして、世界帝国とにらみ合い。
互いに相手を滅ぼすつもりでしょうか。
そんな世界大戦のど真ん中。
・・・・・・・・・・・・・・の端っこ。
戦争で一番難しいのは、戦場ではなく占領。
世界帝国の領土を半減させた国連軍。
命令。
一個分隊にて一国を占領すべし。
腹黒上司に左遷させられた事務系自衛官。
やる気なし、技能無し、実績なし。
ニートになりたい。
星に誓った幼いあの日を忘れない。
こまめに邪魔するパワハラ上司!!
目指せ即日解雇で失業保険!
頑張らないで無病息災上官退散!
降り立ったのは未占領の5万人都市(手始め)。
出迎えたのは貧乏くじを押し付けられた魔法使いの少女。
ハブられ者同士が、なんやかんやと(たぶん)幸せをつかむまでの物語。
テンプレートにツッコミをしたら出来上がった小説です。
ただし、否定してもつまりません。
「きっとこうなっているんだろうから説明はつく!」
という具合にシュミレーション。
日本まるごと異世界転移、中世ファンタジー世界、強大な異世界帝国との戦争、自衛隊VS魔法使い、近代兵器VSドラゴン、などなど「よくある」材料多数。
こんなネタが好きなあなたは考えたことがあるハズ。
自衛隊って戦えるの?
日本列島だけだと自活できない?
海外に、ただ行くだけで予防注射とか必要だよ?
「異世界」の人と言葉が通じても話が通じる?
在日米軍はなにしているの?
日本列島に何百万といる外国人はどうしているの?
日本が無い地球はどうなった?
何で戦争になるの?
などなど。
その答えは本編にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 23:40:04
4807814文字
会話率:6%
起きたら二百六十年経ってて、しかも若返っていた?!
文明は二度崩壊し、新たな社会秩序の形成された世界で人生を歩むハードSF。
二百年後のネットインフラはどうなっているのか。
魔法をSFに落とし込むにはどうすればいいのか。
未来へのワクワク
を全部詰め込んだらこうなった。
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
※他サイト様でも同時連載中です。
作者:まりお
単語、用語解説データベース(外部サイト)
https://roleplay.sumikko-love.com/
イラストはXにあげてます。
https://x.com/su1kano_tane折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 12:00:00
928240文字
会話率:27%
ある日突然、仕事中に見たニュースで知ったダンジョン出現。
待ちに待ったこの瞬間に私はその日に退職届を出して、クソみたいな労働に別れを告げる。
そして翌月、私は財産を纏めて処分して、愛車と共にダンジョンが多く出現した北海道へ向かった。
何
でかと言うと、そこで念願のプレッパーズ生活をする為である。
だが現地に家を買ってから、私は驚くハメになる。
そこに居たのは……
ダンジョンを利用して荒稼ぎをしようとするヤクザや半グレ、ダンジョンを利権の源として独占しようとするクソ役人や業突張りのNPO共、マスコミによって飛び交う根拠不明の『安心安全』プロパガンダ。自縄自縛で武器使用も出来ない自衛隊と、相も変わらずはした金で老人猟師をコキ使おうとする警察に、無防備なままダンジョン内へ突撃して死ぬYouTuber。
山中の畑で大麻を栽培するジャマイカ人に、信者を使って金儲けしようとする韓国のカルト団体、製薬企業や軍需企業に雇われたアメリカ人の傭兵集団、ダンジョン内に住み着いて料理店を開く中国人、そして人間とモンスターと動物の区別が付かないサイコ美女ハンター……
突如湧いて出たモンスター保護団体に、精肉加工場前で騒ぐバカなヴィーガンの集団、戦争終結で余ったアサルトライフルや戦闘車両を売り歩く戦争帰りのロシア人達、立ち並ぶユダヤ人の闇金事務所と法律事務所、それにRPG-7でカチコミを掛けるイスラム教徒の不法移民集団……
ダンジョンとその周りの住人達には、現代日本社会のルールや習慣など全く通用しなかった。
そしてありがたい事に、刻一刻と終末の時は近づいていたのだった。
いや、もうこれ既に終末だろ。
※好き嫌いがハッキリ分かれる作品なので、読む人は覚悟して読んで下さい。
※あと、不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:21:27
408227文字
会話率:68%
「生命とは、何ですか」
そう問うた少年は、「生ききってみればわかる」と、はぐらかされてしまった。
──これは、現実とは異なる歴史をたどった世界。
科学と魔術が共生する時代。
命を救う「医者」という職業が存在するように、魔術師の間にも、治
癒に特化した「魔術医師」なる職業が存在する。
主人公・今井舞は、かつてある魔術師に問うた「生命」に関する問いの答えを、いまだ求めていた。
魔術医師となり、数多くの戦場で傷を癒してなお、見つけられない至上命題。
どんなに命を救っても、その答えを得られることはなかった。
だが、幸いにも救う命に困ることはなかった。
数多くの魔術組織が跋扈し、日夜抗争を繰り返し、理念を追い求める現代。彼もまた、魔術医師として、戦禍に身を投じていく。
「生命とは何か」を、知る為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 01:07:06
6136文字
会話率:17%
不登校の高校生・黒川ハルトは、ある日突然“母性MAXな女神”テラに召喚され、旧支配者の加護を受けて異世界へ飛ばされる。
しかしその世界は、新支配者による恐怖と堕落に支配されたディストピアだった。
かつてこの世界を守っていた旧支配者たちは
封印され、信仰する者たちは弾圧されている。
「我が子よ!母がついてますからね♡」
テラはもはや母親モード全開。
テラの分身体と共に、自由を求める人々と出会いながら、少年はこの世界に抗いはじめる。
新支配者vs旧支配者、神々の戦いの果てに、少年は何を選ぶのか。
——これは、女神に甘やかされながら世界を変える物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 23:00:00
19105文字
会話率:47%
勇者として異世界に召喚された少年・会崎斗悟(あいさきとうご)は、仲間と共についに魔王を討ち果たした。だが現実世界へと帰還する最中、次元の狭間で謎の怪物に襲われた斗悟は、時空を飛ばされ100年後の未来に漂着してしまう。
そこは、『イーター』と
呼ばれる未知の怪物によって人類が滅亡寸前にまで追い詰められた地獄の世界だった…。
斗悟は僅かに残された勇者のスキルを頼りに、イーターに対抗できる唯一の力を持つ少女達、桜花戦士と共に人類を救うための戦いに挑む。
果たして彼は絶望の未来を覆すことができるのかーー⁉︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 21:04:30
103020文字
会話率:44%
研究者は火星人の夢を見るか?
魔法やSFの世界がいよいよ現実味を帯びてきた一方、現在われわれの棲む地球の未来に対しては悲観的な見方がされる近年。宇宙移民に対し反対の意見を唱える老いた研究者・バッキー=フラーレンは時代遅れの者として、ただ死
ぬのを待たれていた。絶望した老いた研究者は、末期の地球人が移民先にと考えている火星にふと思いを馳せる。火星は地球の希望なのではなく、地球の未来なのではないかと。そうなれば、火星にも末期があったのではないか。その時、火星人はどう生きたのであろう。火星人の行き着いた先は、死か、否か。
これは、誰にも歓迎されない一研究者がえがいた、仮説と妄想の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:00:00
143034文字
会話率:47%
恐ろしいほど強い魔王を十数年もかけて滅ぼした俺達は、滅びたはずの魔王の魂核から衝撃の事実を知らされる事となる。なんと、それは魔王ではなくこの世界の根幹そのものだというのだ。俺達は正義の為に戦っていたはずが、なんと世界を滅ぼすために戦ってい
たのだ。
驚愕の事実を聞き、俺はその魂核に滅ぼさずに済む方法を聞いた。たった一つこの世界を滅びから救う方法とは、なんと俺自身を犠牲にする事…。だが俺は愛する仲間と世界を救うために決心する。
世界を救うために魂を捧げたと思った瞬間、俺は見知らぬ土地に立ち尽くしていた。さっきまで居たエリスやレインやエルヴィンの姿はどこにもない。そこは俺達がいた世界ではなく地獄でもなかった。どうやら、そこは日本と呼ばれる異世界だったのだ。この世界には魔獣もおらず、魔法の類も一切存在していなかった。ただ一つだけ前世で見た事のある存在であふれかえっていたのだ。
その存在とはゾンビ。前世の小さいダンジョンの一階層にいるような屑モンスターだ。事もあろうにこの世界は、その屑モンスターのゾンビに滅ぼされかけていたのである。
俺は決める。俺はこの日本と言う世界で、魔王討伐に使った失った青春を取り戻すと。
レベル1000超えの最強勇者は、終焉の世界で青春を取り戻す事が出来るのか?異色のゾンビストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 17:05:35
1800629文字
会話率:66%
22世紀の地球。長年にわたる環境破壊と資源枯渇により、人類の文明は崩壊寸前まで追い詰められていた。そんな中、突如、未知の物質「シリウス・エッセンス」を体内に宿し、超常的な能力を行使する人類が現れた。
しかし、この「シリウス・エッセンス」には
致命的な副作用があった。特定の感情の高ぶりによって暴走を引き起こす危険性をはらんでいた。暴走した能力者は強大な破壊力を持ち、一般市民に甚大な被害を及ぼすようになり、政府は能力者の戸籍を管理し、違法な行使を取り締まる<シリウス管理局>を設立し、暴走者の取り締まりを任務とする特別部隊を結成するに至る。
主人公エリカ・ノヴァは、その特別部隊に所属する冷静沈着なエージェント。彼女自身もまた「シリウス・エッセンス」の適合者であり、その制御に日々苦悩していた。エリカはある任務中、暴走者の死体から現れた謎の結晶「シリウスの涙」を発見する。それは、暴走者の精神が物質化したものとされ、「シリウス・エッセンス」と能力者、そしてエリカの両親に関する重大な秘密を隠しているのだった。
同僚のライアン、理念を異にするソフィア、シリウス管理局の離反者ヴァルデスらとの出会いや衝突を通して、エリカは自分自身の在り方と向き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 05:10:00
78218文字
会話率:38%
我らは介入者(インタービーナーズ)である。
彼がこの船に来た時、最初に読まされた本の書き出しにそう書かれていた。
時空移動船バイト、時空の狭間を漕ぎありとあらゆる世界を行き来する箱舟。超越的な科学力を有し、ありとある目的の為にあらゆ
る世界の事柄に介入し資源と技術を肥大化させるその船で、一人の青年がボヤいていた。
「……はぁ、下っ端かぁ」
彼は思う。超越的な技術を持つ人徳組織だと謳うプロバガンダは表向きで、自分たちはそんなたいそうなものではなく、ただの悪質な善意押し売り業者だと。
――人間はユートピア(理想の生活)に片足を突っ込んでいても利己的で誰かを差別して自己評価上げる生き物なのである。
つまるところ、インタービーナーズとはこの船において危険が伴う下級職なのであった。
アラム、そんな名前の彼も元はしがない研究職であったが、とある理由で職にあぶれ危険な“現場”へと放り出されるのである。
誰も彼も、本人でされも、これが壮絶な冒険の序章だとも知らずに――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 08:10:00
919717文字
会話率:56%