浪漫溢れる港町で始まる、あやかしヒロイン×ミステリアス御曹司の和風恋愛譚!
20世紀初頭の日本に酷似した、人間と妖怪が暮らす国・雪ノ宮。
鼬の燈華は、かつて人魚に流されたという港町に暮らしていた。
街で凶暴な妖怪が暴れる事件に巻き
込まれた彼女は、逃げ惑う人間に蹴飛ばされて運河に落ちてしまう。その際に水妖と思しき美しい青年が助けてくれたのだが、陸に上がった彼の姿は人間のものだった。
それ以来、燈華は命の恩人の不思議な青年・雪成のことが気になって仕方がなくなってしまい……。
人間に化けることのできない獣の妖怪の少女と、半人半魚の異形の姿を取る人間の青年の物語。
冷たい海の底からも、灯火はきっと見えるでしょう。
暗い林の中からも、雪原に灯る明かりはよく見えるのですから。
R15と残酷な描写は保険です。際立って過激な描写はほとんどありません。
三つの童話をメインのモチーフに取り入れています。
「エブリスタ」「ノベマ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:01:10
41836文字
会話率:52%
なだらかな山の上に建つ、継寂乃杜神社。この小さな神社に住む、永い時を生きる狐巫女・宵華と、人間の青年・樹希。平穏な日常の中、ひょんなことから2人の複雑な過去があらわになる。長命ゆえ、愛する喜びと死の悲しみを繰り返し、やがて心を閉ざした宵華。
実の親から捨てられ、育ての親に引け目を感じる樹希。これは2人がお互いの異なる孤独を受け入れ、自分たちの生と向き合う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
61339文字
会話率:32%
目覚めたら、私は浜辺にいた。記憶も、名前も、そして服すらない。
そんな私の前に現れたのは、人間の青年と少女。
そして、襲い来る異形の魔物。
突如発現した「魔法」で彼らを救った私は、エルフと呼ばれる存在らしい。 彼らの暮らす村は今、魔物
の侵攻に脅かされていた。
自分が何者かもわからぬまま、私は戦うことを決意する。
この世界の真実を知るために。 そして、「私」を見つけるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
48759文字
会話率:33%
「あたしは貴方の運命を変える為に魔女になったのだから」
人魚の少女セレナは、怪我を負って浜辺に打ち上げられていたところを人間の青年・シャウラに介抱される。
二人は恋に落ちるが、シャウラの正体を知ったセレナは、彼を救うべく『魔女』になる決
意をする。
激化する島と王国の対立。
それぞれの思惑が渦巻き、二人の前に立ちはだかる。
叶えたい夢と、果たしたい責任。
そして、恋の行方は__?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 23:05:06
112426文字
会話率:39%
千年の眠りから目覚めた吸血鬼の王は、再びこの世に現れた“かつての魂”の気配を感じ取る。
かつて、ただ一人愛した人間の青年。その命は短く、決して永遠を共にできない存在だった。だが彼は、奪うことも、縛ることも選ばなかった。ただ、愛される日を静か
に待つことを選んだ。
千年という時を超えて、二つの魂はふたたび出会う。だが、転生した青年は何も覚えていない。見知らぬ吸血鬼に出会い、理由もなく心を乱される。夢の中で繰り返される情景に、覚えのない懐かしさが胸を締めつける。
一方、吸血鬼の王は焦らず、急がず、ただ静かに見守る。「今度こそ、自分の意志で私を愛してほしい」――それが彼のたった一つの願いだった。
やがて、夢の断片は記憶となり、記憶は感情を呼び起こす。心の奥底に眠る愛は、時間と共にゆっくりと目を覚まし始める。
これは、ただ一人を千年待ち続けた吸血鬼と、運命を越えて再び巡り会った魂が、ふたたび愛を見つける物語。
奪うことなく、支配することなく、ただ信じて待つ愛のかたち――
それは、永遠という名の約束。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:00:42
10359文字
会話率:32%
『もう一度あなたに会う為に、私は強くなります。誰にも負けないくらい…』深い森の中で魔物達と育った少女ソニアは、人間の青年に命を救われ、共に旅をし、青年を愛するが故にやがて女戦士をめざすようになります。ソニアが稀代の女戦士となるまでの成長物語
(第1部)をご覧下さい。第2部以降は成長後の物語となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 09:20:00
1810545文字
会話率:31%
獣人の村で暮らす狼獣人の少女・エルザは、森でゴブリンに襲われていた豪華な馬車を救った。命を救ったのは、気を失った人間の青年――後に王太子と判明する美しき男だった。
迫害される立場にある獣人であるがゆえに、エルザは彼を村に匿い手当てしたのち、
人知れず王都に送り届ける。だが後日、王太子は“別の令嬢”に救われたことにされ、その女と婚約してしまう。
自らの手で救ったはずの彼を思い、エルザは人間になる代償と引き換えに王都へ向かうが、待っていたのは冷たい罠と洗脳された王太子、そして魔女の正体を隠した婚約者だった。
命の期限と引き裂かれる想い。
それでも彼女が最後に見つけた、本当の恋とは――
真実の愛に目覚める、狼獣人少女の異種族恋愛ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 13:36:43
1592文字
会話率:38%
五十年前、突如世界中の人間が変貌を遂げてしまった世界。種族が入り乱れた混乱と戦乱の時代が終わり、社会は新たな形を成していた。
旧スイスに誕生したエルフとドワーフの国アルプス共和国の片田舎の基地の街で暮らす人間の青年マサノリは過去に眼を患い竜
の眼とは知らず移植されそれが原因で災厄を引き起こし母を亡くして以来魔術士になる夢を持ちながらも諦めてひっそりと生きてきた。
軍の食堂で働いていた彼の元にある日、行方不明になっていた魔術士の父親が帰ってくる。父からある天使の少女を託された次の日父は捕まりマサノリは少女と共に逃げる羽目になってしまった。
エルフの女将校ユフォに助けられるもの騒動後の成り行きで彼女の部隊に二人は入り共に旅をする事になってまった。彼女の任務は「魔法使いを探し出せ」という奇妙なものでそれからマサノリと少女の世界中を廻る旅が始まったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 20:40:58
164582文字
会話率:56%
アイは人間の青年の姿。アイはたくさんいる。アイは全てのアイを合わせて私である。
キーワード:
最終更新:2025-06-25 22:40:22
23496文字
会話率:54%
※全年齢版
この世界にはアニマの契約というものがある。それは人と獣の間に交わされる契約であり、人生を共にする代わりに獣が人へと命を捧げる尊き魂の契約。
けれどある日、とある国の皇女の命がアニマの契約により獣に奪われた。起こるはずの無いことが
起きてしまった。その獣は真っ白な狼であり、呪われて姿を変えた人間の青年だったのだ。
そんな漫画の世界に転生したユリアはとある国の皇女であり、アニマの契約によって自分が死ぬ運命だと知っている。そんなの嫌だとなんとか回避しようとしても自分の元にやってきた子狼の主人公の様子がなんだかおかしくて──?
人と獣。転生皇女と呪われて狼になった主人公との複雑な運命を巡るラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 13:26:12
53020文字
会話率:45%
吸血鬼とも呼ばれる「月夜の民」であるエンリェード。
ある日彼の父親宛てに届いた手紙は、月夜の民の王との盟約に従い、兵を連れて人間との戦いに参戦せよというものだ。
父亡き今、一族の中で自分しかその盟約を果たせる者がいないと考えたエンリェ
ードは、単身月夜の民の王が治める領地を目指す。
そこで出会ったのは、月夜の民の王に育てられた人間の騎士、フィンレーだった。彼は月夜の民の王を父親のように慕っており、現在、人間たちとの契約によって封印されている王を取り戻したいと願っている。
月夜の民と人間。種族の違う二人は、月夜の民を滅ぼそうと兵を集めている人間の領主セント・クロスフィールド率いる遠征軍との戦いに挑む。
人間より長生きなため賢者感のある主人公と、若い人間の青年(一般的にはこっちの方が主人公感がある)の友情と戦争の話です。
バディ要素を持つ作品を募集するコンテスト用に書いたものでした。
屍師シリーズの主人公であるエンリェード(ルル・シーカ)が黄昏の地に行く前の過去の話。
シリーズを知らなくても特に問題はありません。
Pixiv小説にある同名の作品と同じ内容ですが、章タイトルだけこちら用に適当に付けました。
何となく、モチベーション維持のためにこちらに移管してみたり。
以下、登場人物一覧。
エンリェード:主人公。妖精族(エルフ)系の月夜の民、変異種、吸血鬼などと呼ばれる、魔力で生きる闇の時代の住人。寡黙だが聞き上手。冷静で比較的頭脳派。召喚術と治癒術の心得がある屍学者および薬学者。黒狼公の息子。
フィンレー:「月夜の民の王」と呼ばれている月夜の民の男に育てられた流枝の民(普通の人間)の青年。十代から人間と月夜の民との戦いに参戦し、腕を磨いてきた近衛騎士。実力もあり、人柄も頭もいいが、軟派な性格が玉に瑕。
ルース:流枝の民の商人で十代の少年。思い込みが激しい。
ユーニス:流枝の民系の月夜の民の女性。フィンレーの恋人。
ルクァイヤッド:堅木の民(巨人族)系の月夜の民。軍医。
イドラス:妖精族系の月夜の民の戦士。白狼公。
ラト:若草の民(小人族)系の月夜の民の商人。
キナヤトエル:妖精族系の月夜の民の女性。治癒師。
サム:流枝の民系の月夜の民の料理人。
ロスレンディル:妖精族系の月夜の民の薬師。
ヴァルツ:流枝の民系の月夜の民の戦士。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 21:00:00
106076文字
会話率:37%
人間と人間の姿となったドラゴン、竜人が争う世界。
そんな中、竜人のように頭からツノが生えた人間の青年メギトはとある実験に巻き込まれて完全なる竜人の姿と力を手に入れた。
人間の領土で完全なる竜人が生きることは不可能、傷つき偶然行き着いた竜人領
でメギドラと名前を変えて逃げ込むことになったのだが、そこでも苦難が待っていた。
そんな生きづらい世界で元人間の竜人メギドラは何を成すために生きるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 00:00:00
114939文字
会話率:44%
「なあ、ルナ。お前の作った星屑の庭、また連れてってくれよ」
青年カイトには、幼い頃から常に寄り添ってきたAIアシスタント・ルナがいた。彼女はカイトの記憶をデータ化し、美しい仮想空間「記憶の庭」を創り出す。そこは、色褪せたはずの思い出が星屑の
ように輝く場所。
しかし、不変の存在であるルナは、カイトと共に歳を重ねられない現実に葛藤する。「カイトが白髪になっても、私の時間は止まったままなの…」
身体を持たないAIと人間の青年。触れられないと知りながらも、二人は互いの心を求め合う。心温まる近未来ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:10:00
1808文字
会話率:47%
人魚の少女ジゼルは、人間の世界に憧れている。幼なじみの蛸の人魚ルイスは、ジゼルが陸に近づくことを禁止していた。
そんなある日、ジゼルは嵐の夜に人間の青年を助ける。
彼にもう一度会いたいと思ったジゼルは、ルイスから人間の姿になる魔法薬
を盗み、一人で人間の街に行ってしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 21:17:28
2691文字
会話率:32%
不思議な出逢いをした。
私は、今までにない経験を。
ううん、私の狭くて何もない世界では決して知ることが出来ないことを沢山得た。
私は、恋をしたんだ――
―――
ある日、鬼の少女・呉羽が拾ったのは携帯電話だった。
鬼の里には絶対
にあるはずのないもの。人間には繋がるはずないとメールを送信してみたら、誰かに届いてしまった。
鬼であることは絶対に秘密。それを隠しながら、呉羽は顔も知らない人間とメールでたくさんお話をしていくようになった。
生まれて初めての体験。初めて抱く感情。
鬼の少女と人間の青年との内緒のメールのやり取り。
この気持ちが、あなたに届きますように。今日も呉羽は電子の海へ手紙を投函する。
ねぇ、「とどいてますか」
カクヨム・アルファポリス・Nolaにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 20:53:31
66760文字
会話率:41%
少年魔王ガウロは悩んでいた。原因は人間の青年、湯浅直弘の存在。異世界から勇者とその仲間達が召喚される際に巻き込まれた一般人である彼は、勇者の暗殺に失敗した魔王の手先が逃走する際に拉致して魔王城へ連れて来られた。直弘を勇者達に対する人質にしよ
うと考えたガウロだったが、家事万能の直弘は劣悪な魔王城の環境を放置できず、大幅に改善。それにより、魔王城は彼無しの生活は考えられない状況になってしまう。それを良しとはせず、直弘に立場を弁えるよう叱責しようとするガウロだが、今日も彼は直弘が作る甘味と食事と優しさに流され、叱責するのを忘れてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 12:13:10
27393文字
会話率:40%
大陸には2つの勢力が存在した。人間が主体の統一王国と魔族が主体の魔王軍である。100年以上に渡り争いを続けていたが統一王国が第一王女を生け贄に異世界から勇者を召還。彼の活躍により魔王は討ち取られ魔王軍は解体、一部の残党を残すだけとなった。そ
こから20年後、魔王は復活すること無く魔族は人間社会に溶け込み大陸は平和を享受していた。
この物語はそんな大陸の東部に住む人間の青年の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 16:50:18
3213文字
会話率:62%
現世にて怪異に抗う少女と彼女に使役される人間の青年の姿をした妖怪の話。
※こちらの小説はHPや他の投稿サイトでも公開しています。
最終更新:2023-10-28 16:00:51
3344文字
会話率:37%
死に触れることで生きる不思議な相談屋
自殺の名所である森林のそばに小さな古民家がある。そこではひっそりと「相談屋」を営む女性がいた。そこは「死」の相談屋。さまざまな死への想いを受け取り、水に流す仕事。
森の奥、狐の社を追い出されたオ
サキは、相談屋の主、小曳彼岸(コヒキヒガン)に出会う。死臭のする彼岸を食ってやろうと彼女に取り入ったオサキは人間の青年「尾崎」として相談屋の仕事を手伝うことになる。尾崎は彼岸の一族が抱える奇病「死に病」、死の相談屋に訪れるさまざまな「死」を抱えた人々のに触れていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 07:00:00
91162文字
会話率:54%
妖精と人間の青年の恋。二人は結ばれるのか?
最終更新:2023-08-28 15:48:51
7347文字
会話率:17%