禁忌の術を操る孤独な死霊術師と、神に仕える穢れなき聖女。
出会うはずのなかった二人の道が交差した時、世界の歪んだ歯車が静かに狂い始める――。
死してなお主を守護する鋼鉄の騎士、次々と襲い来る教会の刺客、そして暴かれる巨大な陰謀の影。
プラナ
の聖なる祈りが天に届く時、呼び覚まされるのは神の奇跡か、それとも世界の冷徹な“機構(システム)”か?
魂の行方、世界の理(ことわり)、そして「神」の真実。
絶望的な戦いの果てに彼らが見出すものは、希望か、それとも更なる深淵か。
カクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:00:00
6833文字
会話率:14%
「お前の祝詞で化け物を祓え。嫌でもな」
「──もしそれが、世界のためだとしても、私はあなたを許さない」
終わりかけた世界に、終わってる奴が現れた。
盗賊団《屑星》の頭領・ラグド=クレイン。卑劣、下劣、そして外道。
だが彼だけが、人の悪意に
呼応して現れる異形《魔禍種》を、自作のチェンソー《黒鉄輪禍》で狩る。
そんな彼が目をつけたのは、一人の聖女──リーネ=アルフィーナ。
祝詞で化け物を浄化できる唯一の存在。
彼女は神の器でありながら、盗賊の手で囚われ、利用される。
これは、世界を救う“英雄”の物語ではない。
絶望を笑い飛ばす盗賊と、赦しを拒絶する聖女。
交わるはずのなかった二人の道が、やがて化け物たちを屠る“歪んだ共闘”へと変わる。
──正義も、救済も、いらない。
必要なのは、今日を生き残るための力だけだ。
血と呪いのダークファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:10:00
5262文字
会話率:37%
地球ではない場所、つまり異世界に真田洸はいた。
VRゲーム『another real warfare』で、久々の休みを満喫しようとしていた時だった。
転移の原因と接触した洸は、現状を知ると同時にある意味でかなりろくでもないチート
能力を持っていることに気付く。
そして現在。色々な事件、いや、厄介事に巻き込まれながらも、洸の旅は続く。金髪と銀髪の二人の道連れと供に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
675563文字
会話率:23%
ガチ中華系の仙人伝説
上下五千年のヒステリア
仙人の道に歩み始めた7歳の少女に突然の悲報が届いた。
外出中の両親が共に命を落とし、彼女と祖父だけが仙人の町で必死に生き延びることとなる。
二年後の仙門の入門選抜まで、
二人は家の財産を守り
抜き、無事に待ち続けることができるのだろうか。
果たして幼い少女の運命は――
謎に包まれた両親の死の真相とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 02:21:21
4645文字
会話率:34%
男には疑問があった。
なぜ、人々は自殺を見た事がないのか、
「17分に1人」一日中に90人は自殺をしている。
これだけいて、何故死体でなく、
やっている最中の人間に会えないのか。
男には試したい希望があった。
それは、今から死ぬ人間が言っ
た事は、
人々の頭に残るのかだ。
そして…男には夢があった…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 02:08:53
5571文字
会話率:2%
「キスをしたげるから、父を殺して」
女子高生のコンコさんは、中学生の生石に訴えかける。話を聞けば、父に乱暴され子供を身ごもってしまったようだ。
怒りに震えた主人公は願いを聞き入れ、二人共々人の道を外れるに至った。
逃げ出すように現
場を後にした二人は、自暴自棄になっていて。だからこそ、『裏世界へいける』という奇妙な噂話を信じてしまった。
裏世界。そこは血と呪いのはびこる、過酷な魔の巣窟であった。けれど人外の二人からすれば、よほど息のしやすい楽園でもあった。
血溜まりの上で踊るように、生き生きと——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 07:29:36
84063文字
会話率:32%
このお話は結婚間近な風真(ふうま)と桃子(ももこ)に起きた2人を揺るがすお話。
2人の運命はいかに、2人の道はどうなるのか。
キーワード:
最終更新:2025-05-04 05:16:26
1680文字
会話率:4%
―――― 私……世界を救う夢を見たの……滅びつつある世界を救う夢を ――――。
王子さまと結ばれて幸せになったはずのアミアン姫。しかし彼女はルルボン城へ戻って来ていた。そして、まじない師から<世界の終末>が近づいて来ていることを知らされる
。
城の外へ出たい姫。彼女を厳しくしつけようとする「じいや」と「ばあや」がそれを止めに入る。
しかしすでに精神的にも自立した女性へと成長していたアミアン姫の行く手を阻むことはできない。
世間を見て、その実情を知った上で、なおかつ世界の滅亡を回避するすべを探す姫。魔導士の本領を彼女が身につけるとき、世界を破滅させる力を持った強大な銀色の剣士と戦うことを決意する!
これは人類の滅びの唄であると同時に、人類の救いの唄でもあるのだ。アミアン姫が見た<夢>は、現実のものとなるのか?
「人の道」を描くシナリオの前編でもある今回の作品は、私たち人類のことを暗示している?
大幅にスケールアップした「アミアン姫」のストーリー。
2章全10エピソード完結!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 05:00:13
55036文字
会話率:52%
勇者と魔王による最終決戦から10年。
長きに渡る戦乱の時代は終わりを告げ、魔王が死に際に残した『迷宮』へと挑戦する時代が到来した。
勇者に憧れた少年──レイン・シュナイダーもまた、冒険者として名を上げる為、期待に胸を膨らませながら迷宮に挑
んでいた。
だが、冒険者となったばかりの彼に待ち受けていたのは、同業者からの略奪だった。
絶体絶命のピンチを、逃走中に出会った幽霊のような少女の助言によって難を逃れる事に成功する。
『ボクの名前はカシュア。10年前、勇者と呼ばれた魔法使いさ』
元勇者を名乗るその少女との邂逅により、平凡な冒険者人生を歩むはずだったレインは冒険者として急速に成長していく。
『君に協力する代わりに、二つ、願いを叶えて欲しい』
『一つは、ボクの身体を取り戻す手段を探す事』
『もう一つは──今この世界に存在する迷宮。その全てを、君に破壊して欲しい』
──だがそれは、この世界において大罪である『迷宮』を破壊するという事を条件として。
果たして少年が行き着く先は、世界を救う英雄か。
──それとも、世界を揺るがす大罪人か。
これは、勇者に憧れた少年と、元勇者の少女による、理想を追い求める冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 23:28:56
144654文字
会話率:42%
イベリア半島全土を巻き込んだフランス軍とスペインの全面戦争、通称スペイン独立戦争の終結から二年。戦争末期から暗躍していた魔女に対抗するべく、スペイン政府は解体されていた異端審問機関を再び結成した。
戦時中に魔女を殺した元スペイン軍人のフ
ランセスクは、その実績を買われ異端審問機関にスカウトされる。 これは自らの願いを叶えるため人の道を外れた魔女達と、それを狩る者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 22:08:27
13799文字
会話率:38%
活気あふれる現代都市の中心で、2人の女性が愛と芸術の境界を試す旅に出ようとしている。 自分の声と居場所を探し求める前途有望な芸術家ハルキと、複雑な過去を持つ謎めいた文学愛好家シノンは、2人のつながりの中に、人生を照らす思いがけない輝きを見出
す。
感情を揺さぶられる初対面の後、ハルキとシノンは二人の愛にはかない美しさと溢れる情熱を発見する。 しかし、2人の心が交錯するにつれ、仕事や私生活の困難にも立ち向かわなければならなくなる。 春樹の辛い過去から、ふたりの世界を引き裂こうとする家族の秘密まで、ふたりは愛と約束について知っていると思っていたことすべてに疑問を投げかけられる。
影とささやき』は、人間関係の複雑さ、アイデンティティの探求、愛の変容の力を探求する小説である。 強烈な美と苦痛の瞬間、そしてエレガントで誠実なエロティシズムのタッチを通して、この物語は2つの魂が逆境を通していかに成長し合えるかを明らかにする。
予期せぬ試練がふたりの愛を試し、運命が別々の道を歩ませるとき、ハルキとシノンは、距離、不安、そして自分自身の恐れに向き合わなければならない。 二人の道が交差するとき、真の愛は近さによって定義されるのではなく、共有するつながりの強さによって定義されることを発見するだろう。
残酷なまでにロマンティックでありながら、深い感動を呼ぶエンディングを持つ『影とささやきの間に』は、真実の愛のはかなさと強さについて考察する。 読者を網の目のようにとらえ、心に残る印象を残す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 13:42:18
12962文字
会話率:0%
年号が変わり時代が進み、日本という国は大きな変化を迎える事になったのである。
少子高齢化、未知のウイルス、第3次・第4次世界大戦、南海トラフ級の地震が連発するなど、国家崩壊を招くような事件が度々起こる。
しかし日本の国民たちは負けなか
った。
一致団結して乗り切ろうとした。
だが日本を崩壊へ招いたのは、腐敗し切った政府と酒池肉林の限りを尽くす政治家だった。
国民が苦しんでいるのに対して、政治家たちは悠々と豪華な暮らしをしている。
それに耐えられなくなった国民たちは、暴力での革命を起こし政府は崩壊、つまりは日本滅亡である。
そして日本は北星王国・日中合衆国・豊栄共和国・京阪公国・雲耀連邦・琉摩連合国の6つに別れた。
そんな旧日本の札幌に生まれた葵は、父の背中を追って軍人の道へと進む。
再度日本を1つの国へ、天下統一を目指す物語がスタートするのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 20:03:14
401101文字
会話率:28%
あらすじ
魔法と知識、そして料理の魅力が詰まったアストレリア学園(Astrelia Academy)。
学園内にある**ネブラティーナ学食(Nebratina Gakushoku)**は、学生たちの空腹を満たし、心を和ませる人気の食堂だ。
その厨房で鍋を振るうのは、元冒険者のリアム・クロフォード。
かつて森や遺跡を駆け回っていた彼は、旅先で出会った異世界の料理に心を奪われ、料理人の道を選んだ。
今では、豪快で頼れるガルド・ベイスン総料理長のもと、食堂の味を支える立場となっている。
厨房にはもう一人、明るい声が響く。
調理助手のクラリス・メイベルは、失敗しても笑顔を絶やさないムードメーカー。
「失敗も美味しい思い出に!」が口癖の彼女がいるだけで、厨房の雰囲気が自然と和やかになる。
料理の香りが人と人を繋ぎ、新たな出会いを生む。
やがて、学園食堂を起点に、さまざまな人々がこの不思議な異変に関わっていくことになるとも知らずに。
——これは、料理と仲間たちが織りなす異世界学園ファンタジーの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 18:00:00
55062文字
会話率:56%
私立流創学園高等学校。
ギリギリ都内といえる場所に建つこの学園は、ある特殊な教育法によって毎年質の高い生徒を生み出している名門校。
その特殊な教育法とは『アイドルによって生徒の向上を図る』という、学校教育史上例を見ない異例なものだった
。
そんな学園の生徒の1人である鹿誠文空(かせいふみあ)は、何をするにも最初に面倒と1言付けるような無気力少年で、学園内のアイドルにも関心を示さず学園の教育理念に背くどころか、アイドル科の生徒の1人である、黄谷かこむをある理由から避けている始末。
文空はただ平凡な生活を楽をして生きてたいだけなのだが、無情にも運命はそんな2人の道を結びつけてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 23:12:36
406569文字
会話率:48%
六歳の安云絵は、画家を夢見て日々絵を描きながら過ごしていた。そんな彼女の前に現れたのは、引っ越してきたばかりの隣の家の少年、蓮(れん)。小さな体に大きな夢を抱える蓮は、アイドルになることを決意していた。二人は子供ながらに互いの夢を応援し合い
、固い約束を交わす。「未来、絶対に夢を叶えよう。」だが、時が経つにつれて、二人の道は次第に離れていく。
アイドルとして名を馳せた蓮と、画家としての道を歩み始めた云絵。彼らは再び運命の糸で繋がることになるのか? 幼いころに交わした約束を胸に、それぞれが辿る未来の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 20:25:54
3621文字
会話率:35%
一番下っ端の聖女として、修行という名の下働きをするマリエッタは今日も身をすり減らしていた。そんな時偶然出会ったのが、伯爵令嬢ながら男装姿で活動するサーシャ。身分や立場の違いを乗り越えて二人は無二の親友となる。しかし、楽しい時間は永遠に続くは
ずがなかった。やがて、サーシャは貴族の青年アドルファスと、マリエッタは裕福な農場主キリアンとそれぞれ結婚することになる。二人の道は分かれ、新しい家族と新しい人生を歩むことになる。それでも一度誓った友情は変わることはなかった。苦楽の末に再び出会った二人は何を選択するのだろうか。
女の友情+男女の恋愛+女の一代記みたいな話です。途中辛い展開もありますが、ハッピーエンドなので最後までお付き合いくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:48:22
81518文字
会話率:55%
――両親から愛された記憶がない。俺は誰をも愛さず生きていくのだろう。
孤独な人生を送るのが自らの宿命と決めた青年が出会う人々。果たして彼の人生にはどのような出会いが待ち受けているのか。士官学校を出て、軍人の道を歩む青年。1862年、隣
国プロイセンではビスマルクが宰相の地位に着いた。鉄血宰相はドイツ統一を目指し、ドイツ諸邦には緊張が高まっていた。1866年6月、遂にプロイセンからの宣戦布告で普墺戦争が始まった。
普墺戦争の勝者はプロイセン。青年の祖国はプロイセンに併合される。プロイセンはドイツ統一への歩みを止めない。
青年は虚しさを抱えつつ、軍に残る選択をした。
プロイセン参謀本部からの声が掛かり、青年は参謀本部に出向する。そこで命じられたのはフランスは巴里での諜報活動であった。これまでとは全く違った職務に戸惑いつつ、任を受けた。
そして巴里では……。
無断転載、無断複製を禁じます。参考文献はその都度後書きに入れている場合もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 00:00:00
722945文字
会話率:45%
母の葬儀を終えた翌朝、姉は双子の弟妹にこう宣言しました。
「私たち三姉弟は道化師になって旅に出ます」
13年前に起きた事件が家族の運命を狂わせた。この時、姉は10歳、双子は母の腹の中。
父母亡きいま、朧げな記憶を頼りに真実を求める旅が
始まる。
でも玉乗りしたり、歌ったり踊ったり、笑いを届ける道化師になんでまた?
それは姉が考え抜いた計画の第一歩だったのです。
※ご挨拶※
初めて作った作品です。道化師という職業の存在を知って何かひらめいた気がして書き始めたら段々と話ができあがりました。この物語は第三部までで大まかな筋書きはできています。あとはこれを書き切れるのかどうか・・・がんばります。応援していただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 23:21:30
410357文字
会話率:39%
普段通りの景色を作る それは不自然を消すことの基本的なやり方でとても大事
最終更新:2024-12-20 21:00:00
2435文字
会話率:0%
昭和の街を舞台に繰り広げられる、警察官と暴力団若頭の運命的な物語――。
50代の警察官・柴崎翔は、巡査部長として地道に職務を全うしながらも、組織に埋もれる日々を送っていた。一方、広域指定暴力団「東条組」の若頭・東条和馬は、冷徹さの裏に孤独と
葛藤を抱えている。
二人の道が交わるのは大災害が起きた日。瓦礫の中、住民を守るために奔走する二人は、それぞれの正義が交差する中で、互いの本当の姿を見つけ始める。そして、オメガとアルファという本能的な絆が明らかになるとき、社会的立場を超えた愛と希望が生まれる。
大人の純愛と成長を描いた、心揺さぶるBLストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 12:01:15
21222文字
会話率:39%