二月十四日。移動教室から返ってきたら、机の中に見知らぬプレゼント。これはおそらく甘い例のアレ。
ただ、宛名がどこにも書かれていない。この推定チョコ君はどこから来たのか。偶々、クラスに来た女友達である瀬戸内と送り元を探る。
最終更新:2024-09-28 09:45:47
4378文字
会話率:62%
二月十四日。蒼嶋透希は図書委員の後輩からチョコレートを受け取る。普段の接し方ゆえに「変な先輩」と思われているのではないかと恐れていた彼は、少なくともチョコレートを贈る価値があるくらいには尊敬されているのだということが分かり、ふっと安堵で胸を
撫で下ろした。
しかし、僕にも作ってくれてありがとう、と言った彼の言葉を後輩の女の子は否定して……?
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前編後編の構成を予定しています。十四日中に終わらなかったので(こういうのは機を逃したら終わりなのだと理解しながらも)後編は十五日に出します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 21:51:48
10023文字
会話率:29%
二月十四日、バレンタインデーは日本で最もチョコレートがやり取りされる日である。
それはこの私立聖黎学園でも同じだった。
この学園では毎年この日に賭場を開き、女生徒らはチョコレートを賭けた博打を行った。
これは彼女達の愛と情熱の花々が咲
き乱れる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 11:22:18
36935文字
会話率:40%
「二月十四日、新装開店《しんそうかいてん》。濃いお客様もお待ちしております」
入っていたチラシに私たち夫婦は少し戸惑いつつ、面白ろそうだから行こうと言い、二歳児の末っ子を母に託し、私たちはスーパー・ボディーに向かった。
満員の客、変な
作り、サービスカウンターが無い、夫と長男が消えて、レジがあるそうな案内に集まったのは女性ばかり。日常が非日常になっていく。
「スーパー・ボディー、当店は何でも取り揃えております」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 16:00:00
1708文字
会話率:40%
誰しもがそわそわする二月十四日。バレンタイン。
社会人になってからずっと無縁になっていた沢島美幸だが、今年はどうやら違うようで・・・。
最終更新:2023-02-20 00:35:49
4039文字
会話率:40%
バレンタインは好きな人から貰いたいなぁ
最終更新:2023-02-14 19:38:37
13251文字
会話率:55%
これは恋とは呼べないけれど
きっと俺は恋だと思う。(作者談)
淡くてもいい。甘くなくてもいい。
バレンタインチョコの貰い方に
ポリシーのある男子くんと
一見では恋愛観薄めに見える
クール系不思議ちゃんな幼馴染のお話です。
男子くん
の一人称で物語を紡いでます。
言葉にせずともきっと伝わる心の動き。
そんなワンシーンを短編に込めてみました。
さっくりぽっくりと読んでいってね!
面白い! なんか好き! と思えたら
ブクマやら評価やら感想やら!
ご気軽に送ってくださると幸いです。
アナタに甘酸っぱい春の訪れがあらんことを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 11:17:07
9652文字
会話率:8%
時遠雅(ときとお みやび)は芹沢悠太(せりざわ ゆうた)という元同級生であり人気アイドルの追っかけをしている。十年間彼のことを思い続けていたが、二十五歳の時に転職先の先輩である暁月明(あかつき あきら)に恋に落ち、猛アタックの末に交際を始め
た。二十七歳の誕生日に明から念願であるプロポーズを受け、婚約する。その祝いも兼ねて明の幼なじみである晴海直人(はるみ なおと)と三人で食事に行った際、二人が結(ゆい)という女性について話しているのを聞いてしまった。
結は彼らの幼なじみで、明と相思相愛の仲であった。そして、明の二十歳の誕生日である二月十四日に交通事故に巻き込まれて亡くなっていた。そのことを知った雅は、明は自分ではなく結を愛しているが、彼女がこの世にいないから仕方なく自分を選んでいるのではと心配になる。だが明の優しさや愛情表現からなんとかその不安を乗り越えて、プロポーズから一年後の春、明と無事に結婚する。しかし挙式の最中、激しい頭痛に襲われて気を失い、目を覚ますとそこは社会人になる際に出たはずの実家の自室だった。時代は十年前、高校三年生の頃にタイムリープしてしまっていたのである。結がもうすぐ死ぬという事実を知っているのは自分だけ。けれども彼女を救ってしまえば、明は自分なんて選んでくれない───────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 11:42:08
30503文字
会話率:73%
もうすぐ春休みを控えた高校二年生の俺、佐久間勝栄(さくましょうえい)には一つ大きな悩みがある。
明日、三月十四日に迫ったホワイトデーという奴だ。勘違いしないで欲しいが、本命チョコなんぞもらっていない。
二月十四日、バレンタインデーにも
らったのは母親とクラスメイトの女子、そして「お隣さん」からの義理チョコだけだ。
ただ、お隣さんで幼馴染な-生島郁美(いくしまいくみ)-は俺のど本命で、ちゃんとしたお返しはしたい。
こうやってお返しに悩むのも毎年のことなのだけど、今年は少しだけ違う事情があった。渡されたチョコに
「Happy valentine's day! 勝栄。これは書くか悩んだのだけど、伝えないと後悔しそうだし―」
そんな書きかけでクシャクシャの便箋が入っていたのだ。それから一か月近く、郁美はもしかして……と考えたことは
一度や二度じゃない。明日、お返しをする時にこの便箋のことをたずねようか、と考え続けて約一か月。
もし、思いのたけを伝えようとしてくれたなら、なんて都合のいいことを何度も妄想したけど、郁美が「後悔しそう」な
話は果たしていいことなのだろうか。彼氏ができたなんて話かもしれないし、重い事情をカミングアウト
しようとしてくれただけなのかもしれない。いや、さすがに彼氏ができたことをわざわざ手紙で伝える必要はないにしても、
言い出せなかった「何か」がいいことだとはやはり限らない。
なんて考えても、結局は「勇気を出して話を切り出すしかないか」てことになるんだけど。
果てさて、明日はどうなることやら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 18:38:20
10456文字
会話率:39%
遡ることひと月前、あれはそう――二月十四日のバレンタインデー。
幼馴染のなっちゃんから貰った箱を見て、僕は悩んでいた。
一年四組の前から三列、窓側から二列目の、出席番号順ではとおになく。
かと言って好きな席座っていいぞとはならず
に、くじが一番妥当だ! という担任教師の鶴の一声により決まった、何度目かの席替えで自分に与えられた席につき。
授業も終わり、さんざんばらばらとクラスメイトが教室を出ていき一人もいなくなった頃。
もう少し細かく言うならば、まだ春にはちょっと早いよね、だけど冬真っただ中と言える程冬でもないなぁ。でも日の落ちるのはまだ早いからまだ冬中という事で、もう暗くなってしまいそうな今この頃。
あぁ、そろそろ明かりつけようかな。いや、動くのめんどくさいしまだいんじゃないか、と迷ってしまう程の暗さ加減。
刻々と暗さを増していく教室の中で、僕はけなげにもまじまじと箱を目にして悩んでいた。
片手で持てるほどの大きさの、綺麗にラッピングされた箱を消しカス一つないように、手の裏側面でさっと拭いて、ついでに数日前にノリにのって描いた落書きを消して、そこで出してしまった消しカスをもう一度カスを落とすためにさっ、さっと拭き拭きして、キレイキレイにした机の、ついでにど真ん中に恭しく置きなおして、少し距離を取ろうと椅子の背もたれに背中を預け腕を組みながら、悩んでいた。
さてこれは、はたしてどういう物だろう、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 21:00:00
5502文字
会話率:24%
私はサンドラ・ドゥーランド伯爵令嬢。
縁結びの女神様が、私の未来の夫は、クリント・スタイルズ侯爵子息だと言うの。
でも、クリント様って、私が以前に婚約破棄した相手なのよねえ。
でもこのバレンタインデーに、イタズラ小鬼が私な絵姿を勝手にクリン
ト様に送ったところから、話が急展開!
人の『縁』って不思議なものね。ふわふわとしているようで、しっかり結ばれているみたい。いや、仕組まれているのか!?
まあいいや。もう縁結びの女神様には逆らわないことにします……。
藤乃 澄乃様主催の「バレンタイン恋彩企画」参加作品です(ズレてますが)
読み切り短編、設定超ゆるゆるです。
令嬢の言葉遣い、良くないです(要注意)
お気軽に読みに来ていただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 06:00:00
15070文字
会話率:38%
高校二年生の月森むつみは、学校で見つけた古文書を開いた途端、意識を失った。気が付くとそこはまるで知らない場所。そして時代劇の中のような人々。
時は元禄十五年十二月三日。場所は江戸本所松坂町、吉良上野介の屋敷。
赤穂浪士討入り直前の吉良家にタ
イムスリップし、成り行きから屋敷の人々と生活することとなったむつみに、十二月十四日その時が迫る。
赤穂浪士に討ち入られた吉良家とは? 浅野内匠頭刃傷の理由とは? むつみは何を思い何を成すのか?
忠臣蔵に描かれない、吉良家に生きた人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 15:00:00
111268文字
会話率:36%
未司馬 昂平は十四年前の二月十四日の夜、家を留守にし、友達の家に泊まりに行った日に、家族が何者かによって殺害され、父、母、妹、弟の家族四人を失っていた。十五年がもう直ぐ経とうとしていた今も犯人は見つかっていなかった。
そんな折、週刊誌
の編集部に一通の手紙が届く。「事件の真犯人は未司馬 昂平」だと。
事件は幼い妹弟、父親、そして、母親の順で殺された事が警察の調べ、死亡推定時刻などから分かっていて、焦点は先に殺害された三人と母親の殺害の間に一時間の空白がある点と、父親だけに二十数ヶ所の刺し傷がある点が捜査のポイントになっていく。
未司馬昂平は母親の眞由美の連れ子で、父親、そして、妹、弟とは血が繋がっていなかったのであった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 22:00:00
125005文字
会話率:45%
アイドルグループ、“はーとのパッケージ”は、毎年、二月十四日バレンタイン当日に、秋葉原にあるライブハウス秋葉原NESTでワンマンライブを開催する。
新型コロナウイルスの影響で、有観客での開催が危ぶまれた二〇二一年のワンマンライブだが、無
事に開催されることになった。会場の準備をしているメンバーのサヤカに、同じくメンバーのルリから、ある提案が持ちかけられる。
それは、今は卒業してしまっているメンバー、エリナに送った、あの曲を久しぶりに歌わないかというものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 22:28:48
5594文字
会話率:37%
二月十四日の何気ない日常の一コマ
最終更新:2021-01-24 18:22:57
800文字
会話率:22%
二月十四日、世間で言うバレンタインの日。俺は中学から付き合っていた彼女と別れた。俺はこんなことしたくなかった。でも彼女はとんでもない人だったんだ。別れたその日の夜、二つのチョコが家に届いていた。それらを食べたら体が熱くなって!?
最終更新:2020-06-21 07:00:00
41835文字
会話率:52%
友チョコという、一種の儀式的なものを煩わしいと感じつつも参加している人の話。
最終更新:2020-02-17 21:12:52
3418文字
会話率:36%
二月十四日
高校に入って、幼馴染と疎遠なった主人公。
さらにその幼馴染に恋をしていて……。
そしてさらに、先輩から下駄箱へ手紙が投函されていて……。
最終更新:2020-02-14 21:05:28
7409文字
会話率:46%
これはとある夫婦のとある日常である。
世間では、恋人達には特別な一日でも、二人にとってはありふれた日常。
――――――そんな二月十四日の出来事。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2020-02-14 12:00:00
5176文字
会話率:28%
二月十四日──大切な人へ、仲良しのあの人へ。
たくさんのチョコレートが街を飛び交う日。
そんなバレンタイン当日の朝。
俺は見知らぬ女性に赤い箱を手渡されたのだが……。
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少しネガティヴな内容です。
貴方には彼が受け取ったチョコレートは
どんなチョコレートに映るでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-07 18:08:45
3559文字
会話率:32%