香月よう子&楠結衣様主催【バレンタインの恋物語企画】参加作品です。
明日のバレンタインデーの為に、職場用義理チョコを妻が作っていたら、夫がサプライズバレンタインプレゼントをするお話です。
※洋酒入りチョコレートが登場しますが、未
成年やアルコールに弱い方、妊娠・授乳期の方、運転される方への飲食を推奨するものではありません。
※作中に登場するチョコレート調理について、実際のレシピを参考に執筆していますが、食品衛生面等を保証するものではありませんので、予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 17:02:37
3138文字
会話率:56%
私立中学に通う二年生の少女、阿良川真(あらかわ まこと)は悩んでいた。
中学受験の少し前から、忙しさにかまけて会わずにいた、一歳下の幼なじみと去年の秋に久しぶりに再会した。
その、あまりの変貌ぶりと変わらなさに胸騒ぐ自分がいた。
自覚した
恋心を持て余すうちに「その日」がやって来る。幸いというべきか、幼なじみの一家が遊びに来る日は――いわゆるバレンタイン。
真は、はたして幼なじみに告白できるのか?
「バレンタインの恋物語企画」投稿作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 10:00:19
5920文字
会話率:36%
「今年は、くれないのかよ?」
幼なじみの大介が、いつもより真剣な顔で言った。
物心ついたときから、毎年バレンタインにチョコを渡してきた。
でも今年は違う。高校卒業を控えた今、私はただの義理じゃなく、本当の気持ちを込めて渡したかった。
だ
けど、タイミングが悪すぎる!
ようやく決心したのに、電車では人が多いし、エレベーターは満員。
結局、私は渡せなかった。
──もう二度と、渡せないのかもしれない。
「ふぇ、ふえぇえええん……っ」
こぼれた涙と一緒に、想いも終わるはずだったのに──
「おい、メグ?」
ラストチャンス。
私はこのチョコに、本当の気持ちを込める。
ずっと、好きだったから。
香月よう子さん & 楠 結衣さん主催
『バレンタインの恋物語』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 19:02:48
1890文字
会話率:34%