歴史好きの男が、突然なぜか戦国武将「吉良義安」に転生してしまった。
名家の跡取りであることと、あの徳川家康(に改姓する直前の松平家康)と親しいということ以外に取り柄がない上に、子孫が『忠臣蔵』の吉良上野介義央であることに気づいて、何とか忠臣
蔵=赤穂事件を阻止しようと、家康に吉良家を継がせるという策を思いつく。
三河支配のための三河守任官に苦戦していた松平家康もそれを受諾して、徳川家康ではなく「吉良家康」が誕生した。
そのあと史実通りに吉良義安が病死したところで目が覚めたので、夢オチかと落胆した主人公だったが、パソコンで歴史を検索してみたところ、家康が吉良家を継いだことになっていただけでなく、なぜか明治の歴史まで大きく変わってしまっていたのである。
その変化の鍵は水戸光圀が編纂させた『大日本史』にあった。
何でこんなことになったのか? その謎を知りたい方は、ぜひお読みください!
※全5話、1万字ちょっとの短編連載です。
※「カクヨム」にも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 19:30:00
11426文字
会話率:16%
正徳元年(一七一一年)、師走某日。
若狭野浅野家の当主である浅野長恒は、堺奉行として赴任した堺の町が雪で覆われているのを見ながら、九年前の冬の出来事に思いを巡らせていた。
元禄十五年(一七〇二年)十二月十五日。
世に言う「赤穂事件」が発生し
、師走の吉良邸は血で染まった。
討ち入りの指導者である大石内蔵助と「赤穂事件」の引き金となった殿中刃傷の当事者である浅野内匠頭は、長恒にとって又従兄弟と宗家当主という間柄にあたるのだった…
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 06:38:54
1000文字
会話率:11%
日本人に愛されている忠臣蔵の話は、江戸時代の元禄期に起こった赤穂事件を元に作られたというのは、周知のことである。
元禄期は言うまでもなく天下泰平の世であった。
しかし、もしも赤穂事件が元禄期ではなく室町時代に起こっていたとしたら、いっ
たいどうなっていたのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 21:11:56
23865文字
会話率:31%
地が揺れる前、地から様々な怪しが現れ悪さをする。その怪しに食われた人や物は、地震が起きたときなにがしかの災難を受ける。その怪しは普通の人の目には見えない。
時は元禄、江戸の郊外のある寺に、怪しを見ることが出来る者達がいた。地の怪しは、
人の手で何とか出来る物ではない。でも、見える者達、微力ながら何とかせねばなるまいさ。
これはあくまで時代小説です。歴史小説を書く気はさらさらありません。元禄を舞台としますが、犬公方や赤穂事件などは、たぶんほとんど出ません。元禄大震災まで、ゆっくりのんびり行く予定です。
では、乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 12:30:23
234文字
会話率:0%
大石内蔵助の妻リクと赤穂事件当時の江戸詰家老藤井又左衛門及びその息又右衛門の再会ストーリー。
最終更新:2022-01-28 21:21:50
3960文字
会話率:76%
高校二年生の月森むつみは、学校で見つけた古文書を開いた途端、意識を失った。気が付くとそこはまるで知らない場所。そして時代劇の中のような人々。
時は元禄十五年十二月三日。場所は江戸本所松坂町、吉良上野介の屋敷。
赤穂浪士討入り直前の吉良家にタ
イムスリップし、成り行きから屋敷の人々と生活することとなったむつみに、十二月十四日その時が迫る。
赤穂浪士に討ち入られた吉良家とは? 浅野内匠頭刃傷の理由とは? むつみは何を思い何を成すのか?
忠臣蔵に描かれない、吉良家に生きた人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 15:00:00
111268文字
会話率:36%
ショートショートです。その夫婦は、タイムマシンを使って、新婚旅行で江戸時代にやってきた。2人は本物の江戸時代の街並みに目を輝かせて感動していたのだが、江戸時代の人が小柄である事に気が付いてしまう。江戸時代の平均身長は、男性155cm~156
cm。女性143㎝~145cm。日本史史上、一番平均身長が低かったというデータがある。2人は笑いが込み上げてくる。小柄な人がひとりなら、笑ったりしない。大勢が小柄なのが、面白いのだ。すっかり「小柄」が笑いのツボに入ってしまい、江戸城を観ても大名行列を観ても集中して観れないのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 17:05:56
4272文字
会話率:54%
赤穂浪士、後にそう呼ばれる四十七人にもう一人語られない男が居た。
その名は中山新三。
人は彼をこう呼ぶ。阿呆浪士と。
時に元禄十四年(1701年)
千代田城にて赤穂藩主が起こした刃傷は江戸から赤穂、やがて天下に響き渡る一大事件へと変わって
いく。
これは元禄赤穂事件の始まりから本当の終わりまでを綴った物語なのかもしれない。
これは赤穂浅野家に仕えた侍達の生き様と死に様を綴った武士物語なのかもしれない。
これは一人の阿呆が多くの阿呆と阿呆をする阿呆な物語なのかもしれない。
ノベルアップ+でも別名義で公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 02:21:31
77985文字
会話率:44%
声劇台本投稿第五弾。
最終更新:2020-10-31 16:02:55
2300文字
会話率:0%
赤穂浪士による吉良邸襲撃は、幕閣の陰謀劇であった!!
吉良上野介に落ち度は無かった!?
浅野内匠頭が殿中で刃傷におよんだ真の理由とは……
元禄赤穂事件の真相を幕閣目線で描く「新説!忠臣蔵」 今ここに開幕。
(*本作品は史実をベースにリアリ
ティを追求していますが、小説のギミックとして若干の創作と設定並びに解釈変更を含んでおります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 00:00:00
137308文字
会話率:56%
時は江戸時代、元禄15年12月14日。浅野内匠頭が起こした殿中刃傷事件から始まった赤穂事件は山場を迎えていた。吉良上野介義央の屋敷に赤穂浪士ら47人が襲撃を仕掛け、吉良は武林唯七に討ち取られて死ぬ。しかし死んだはずの吉良が目覚めたら、当日の
朝であった。
短編小説『オール・ユー・ニード・イズ・吉良~死に戻りの赤穂事件~』で語られなかった幕間の100回目に死んだときのこと、吉良はふと思い立って、別居していた妻の富子へと会いに行くことに決めた。彼は離婚寸前、別居中の妻と仲直りできるのか。
これはhttp://ncode.syosetu.com/n8102dq/「オール・ユー・ニード・イズ・吉良~死に戻りの赤穂事件~」を本編としたシリーズスピンオフ短編小説です。
また、本編を十万字ほど大幅に加筆して文庫本一冊程度に纏めた小説『オール・ユー・ニード・イズ・吉良~死に戻りの忠臣蔵~』がKindleにて300円で販売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-08 20:21:37
9185文字
会話率:37%
時は江戸時代、元禄15年12月14日。浅野内匠頭が起こした殿中刃傷事件から始まった赤穂事件は山場を迎えていた。吉良上野介義央の屋敷に赤穂浪士ら47人が襲撃を仕掛け、吉良は武林唯七に討ち取られて死ぬ。しかし死んだはずの吉良が目覚めたら、当日の
朝であった。何度も繰り返し夜に襲われては死んで朝に戻る吉良。そのループを断ち切ることができるのか。様々な方法を試しては武林によって無残に殺される吉良の奮闘記。
2017年8月8日、Amazon Kindleにて大幅加筆修正して文庫本サイズにしたものが300円で販売開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-26 08:00:00
33561文字
会話率:28%
「南柯の夢に入るとき」外伝。
大野目線の話です。
(本編を読んでいなくてもわかる……と思います)
天保十二年一月は、グレゴリオ暦では、
1841年1月23日~2月20日です。
この年は閏一月もあり、そちらは、
2月21日~3月22日にな
ります。
※ 「ア、アタクシだって、がんばれば真面目な話も書けるんだもん!」を証明したくて……いろいろ生暖かく見守っていただけるとうれしいです
Σ(ノ°▽°)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 00:00:00
52754文字
会話率:40%
傷心の旅から戻った尚武美由は、夫の章博とともに一七〇一年(元禄十四年)四月の赤穂(兵庫県)へとタイムアウトする。元禄十四年三月十四日、播州赤穂藩主の浅野内匠頭長矩が、江戸城内松の廊下で高家筆頭・吉良上野介に対して刃傷に及び、浅野内匠頭は即日
切腹。浅野家は断絶となった。これが歴史で有名な元禄赤穂事件である。その影で動いた知られざる真実とは。尚武章博と妻の美由が、赤穂浪士のために剣をとる。時空仕事人シリーズの最終回「忠 義」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-04 13:03:01
57705文字
会話率:42%
元禄の世に江戸の町を震撼させた赤穂事件。その裏には、江戸城本丸天井裏に産まれた一匹の鼠の数奇な一生が絡んでいた。義理人情には分厚いが、底なしに無責任な当事鼠の語る、二つの事件の真相とは。
最終更新:2008-05-24 20:13:36
14435文字
会話率:9%