「その童子、なぜ追われ、なぜ隠されたのか――」
時は十七世紀。
江戸初期の動乱の陰に、名も性も偽られた一人の童子がいた。
寺より川へ、そして山深き地へ。
追うは幕府の密命、守るは“七曜”と呼ばれた忍びの者たち。
歴史に記されることのない“真
名井”の名を巡り、
忍びと追手の静かな戦が始まる。
忍びとは何か。護るとは、何を意味するのか。
これは、誰にも語られなかった“もうひとつの江戸”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 17:00:00
14506文字
会話率:18%
※本作はシリーズ物の第七作です、未読の方は是非ぜひ! 第一作「少女マリーと父の形見の帆船」からご覧下さい! 目次の下部にリンクがございます!
シリーズ第七作! 近世大航海時代。立ち塞がる危険、溢れ出す勇気、その先にあるのは名声と報酬か、そ
れとも。
父の因果が娘に報い……ではないが、追われる身の上となったマリー。だけど全ての海は繋がっており、船乗りは何処へ行くのも自由なのだ。海賊にも海軍にも、海の商人根性を見せつけてやれ! そして陰謀渦巻く大都会でマリーが見たものは、謂れなき罪で処刑台に送られようとしている、親友の姿だった。
船長なのに船に酔う、力も強いわけじゃない、空を飛ぶ事も火を吹く事も出来ないマリーはしかし、助けを待っているだけのか弱いヒロインではなかった。
自分では自分を臆病な人間だと思っている、着ている服で性格が変わる、親譲りの無鉄砲で「助けに来るヒロイン」マリー・パスファインダーの冒険と航海は、まだまだ、続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 23:24:19
961273文字
会話率:45%
※本作はシリーズ物の第六作です、未読の方は是非ぜひ! 第一作「少女マリーと父の形見の帆船」からご覧下さい!
シリーズ第六作! 近世大航海時代。めくるめく出会いと別れ。思わぬ再会や驚きとの遭遇。
貧弱で涙もろくて時に頑固だけど、思いやりと根
性は人一倍、頼りにされるとすぐその気になるマリー。幼き日に別れた母、初めて会う自分を慕ってくれた可愛い妹、どこかできっと元気に暮らしている父……思い出をポケットにしまい、マリーは再び歩き出す。
かつての天敵達を手懐けろ! 奪われた懐かしの船を取り返せ! だけど冒険の果てにあったはずの故郷は遥か彼方に……母国アイビスの王様にも会っちゃった!?
着ている服で性格が変わる、そして相変わらず船長なのに船酔いに弱い、マリー・パスファインダーの冒険と航海はまだまだ続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 19:38:18
373010文字
会話率:44%
※本作は長編シリーズ作品の第五作です。未読の方はどうか是非第一作「少女マリーと父の形見の帆船」から御読み下さい! 目次の下にリンクがございます。
シリーズ第五作! 近世大航海時代。灼熱の砂漠の国から、オーロラ輝く極夜の国まで、幾多の海を乗
り越え、仲間達と共にマリー船長が冒険に挑む!
非力で貧弱だが義侠心に富み度胸は満点、前作では船乗りらしさも身について来ました。母国アイビス海軍提督を叱り飛ばし、レイヴン海軍と追い掛けっこ、迷子の兄弟を故郷に送り届け、行く手に立ち塞がる伝説の怪物との死闘を制し? 海賊の大艦隊と戦い……これは少しずつ成長して行く、そんな少女の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 23:33:25
268060文字
会話率:40%
十七世紀イタリア、バルティリ辺境伯領の土地管理人の息子ディケルは、村の伝統行事で錬金術師を名乗る少女を助けたことにより、世界の真理を巡る争いに巻き込まれる。それは二十一世紀へと続く宿命の連鎖の始まりだった。
この作品は「カクヨム」「ステキ
ブンゲイ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 15:49:48
261146文字
会話率:46%
七世紀倭国は神の声を聴くことのできる大王家を中心に、蘇我氏が権力を有していた。隋や三韓の脅威に対抗するため、蘇我入鹿は厩戸皇子の甥・高向王を擁立して国の充実を図る。が、高向王は若くして病没する。代わりの者をどうするか悩んでいる時、蘇我氏に
連なる巫祝一族のお告げにより、高向王の遺児・大海人皇子を蘇我氏は擁立する。大海人皇子を大王にするため生母・宝皇女は田村皇子と再婚する。田村皇子を推古帝のあとの大王とし、大海人皇子を大王の長子という位置に据えるためであった。やがて田村皇子と宝皇女との間に葛城皇子が生まれる。
葛城皇子は、大王と大后の長子として生まれたのにもかかわらず、大海人皇子という存在のために大王への道が閉ざされていることに鬱屈した感情を持っていた。そして、神道の家に生まれたため、仏教を奉じる権力者蘇我氏がいるかぎり将来を閉ざされていると考える男がいた。中臣鎌足である。
鎌足は蘇我氏を排除し葛城皇子を大王にせんと画策する。
入鹿・大海人皇子と鎌足・葛城皇子との思惑がぶつかり合い、やがて六四五年六月を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 19:47:34
26158文字
会話率:42%
一七世紀初頭、日本を飛び出し海外へと戦を求めた戦闘民族サムライ。
その一人が何の因果か異世界へと転生。
若返ったその身体、有り余る体力を武器に異世界で大暴れ。
己の道理に合わなければ貴族、領主、国王だろうがガンガン反抗する――「なら喧
嘩じゃ。下剋上じゃ。国盗りじゃ」
バトルジャンキー六郎が進む異世界珍道中。彼の目的は唯一つ――「お前強いのぅ……首もらうぞ!」強者の首だけ。
これは後の世に「首刈りモンスター」「国崩し」「戦闘狂」「闘神」と様々な名で恐れられた六郎という一人の男の物語
自由奔放にして傲岸不遜。日本が生んだ戦闘マシーンは異世界でも平常運転中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 19:00:00
248754文字
会話率:34%
注! 江戸川乱歩先生の有名作品とは全く関係ありません。
十七世紀アフリカで、ポルトガルの植民地支配に抵抗した女王ンジンガ=ムバンデ。彼女を題材とした映画が制作されることとなり、女王の付き人を演じる女優が、とあるシーンの撮影で悪戦苦闘する
コメディタッチなお話です。
『女王様はロマンの塊』のスピンオフ(?)第二弾です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 00:10:25
5200文字
会話率:13%
2022年版 歴史の教科書「ミュンヒ王国の歴史」より抜粋
ロサ·ミュンヒ
彼女はミュンヒ王国第八国王王妃である。我が国の十七世紀の発展にもっとも影響を及ぼした人。
貨幣の統一(p.78~)、犯罪の厳罰化(p.83~)、奴隷の解放(p.8
6~)、1000年に一度と言われるスタンビートの完封(p.88~)、永世中立国宣言(p.101~)など、彼女の偉業は数知れない。
彼女は町へ下り、民の声を聞くことを大切としており、その姿勢は現在の王家にも受け継がれている。
私の名前はロサ·ミュンヒ。
先日、若干22才にして王妃になりました。
夫のハウゼン王を支え、この国をもっと発展させていきたいと思っています。
運の良いことに私には前世の記憶があり、また魔力量も申し分ないため、その能力を存分に活用していこうと思います。
ちなみにハウゼン王とは幼なじみのようなもので、持ちつ持たれつの心地よい関係を気づけたらと思っています。
まぁそういうことで、この物語はロサがミュンヒ王国をそのチートな能力で発展させていくお話です。
所々に自分の知識も混ぜていくので知らない単語とか出てくるかもしれませんが、楽しんで読んでくれたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 22:14:20
62087文字
会話率:24%
水戸黄門の家臣にアフリカ人がいた? なんと史実です。
十七世紀後期、アフリカの希少部族、マヒ族は奴隷狩りによって滅ぼされた。
生き残ったマヒ族の若き狩人、デンババとカンガの二人はその特殊な能力を認められてオランダへ、さらにカピタンに
転売されて日本へと連れてこられた。
江戸で黒人に興味を持った水戸光圀の手によって、彼らは水戸へと赴くこととなる。
だが、光圀には二人に目を付けた理由があった。
水戸藩が建造した巨船「快風丸」に乗せ、蝦夷地(北海道)へ向かわせるためだ。
「石狩アイヌの長老、ハウカセに会え」
それが二人に課せられた密命だった。
快風丸は一路、北へ。
石狩の奥地へ向かった二人は身に覚えのない罪でアイヌたちに捕えられる。
そんな二人を救ったのは「村はずれ」と呼ばれる二人の少女イリカとエマリヤだった。
私利私欲に走る次郎左にそそのかされた急進派のサマイカチはデンババたちと少女二人を抹殺しようと謀る。
四人を襲う危機また危機!
決戦の時が迫る。
デンババたち二人は密命を果たせるのか。
命を狙われた少女たちの運命やいかに。
水戸と北海道を舞台に驚異のアフリカン・パワーが炸裂する!
寒山時代劇アワー・水戸黄門外伝第三弾!
異色のハードボイルド時代冒険活劇、堂々登場!
麺屋寒山、渾身の一品です。
とくとご賞味あれ。
※カクヨム・ノベルアップにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 21:00:00
100226文字
会話率:28%
=ボーイミーツロリッ娘BBA=
甲子園を目指して直向きに走っていた高校三年生の新浦和良、彼は一日20時間も野球の練習をする至って真面目で変態的な高校生。そんな彼は努力も虚しく名門に所属するも万年二軍の高校球児。
彼は公式戦出場なし
で高校生活を終えた、夢はプロ野球選手、そんな微かな希望を抱きながら勉強すら犠牲にして毎日金属バットで1000スイング3セットをこなしていた。
そんな彼の元に一通の手紙が届く、差出人は『高ヤ連』。
『球児の諸君、どん底の君たちに人生浮上の策を与えよう。我こそはと思うものは裸一貫で明日の正午指定の場所に集合したまえ。 ー 高ヤ連 ー』
と書き綴られている手紙を目にして彼は集合場所に集まるも、そこに現れたのは『高ヤ連』を名乗るヤクザだった。新浦は銃口を突き付けられてバスに乗るよう指示されて、言われるがままに異世界へ転移することになった。
異世界の狭間では『ドラフト会議』が開催されており、彼は見事に逆指名のドラフト四位で魔導国家に所属する能力者となったのだ。そして新浦は能力を測定した結果、毎日の素振りでレベルカンスト状態の山をもぶった斬る能力の持ち主だったことが判明する。
魔導国家のドラフト責任者は見た目ロリッ娘、中身は777歳の年齢詐称美女ババア。新浦は流れに任せて魔導国家・ジャパポネーゼお抱えの戦士となり、時間をかけてババアに次第に惹かれていくようになる。
この物語は高校三年生にして人生に絶望した落ちこぼれ球児の異世界逆転と差し伸べられた手を掴んで直向きに突っ走る歳の差浪漫を描いたバトル物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 19:05:59
130338文字
会話率:34%
紀元前10世紀~7世紀。それは、人類が迎えた最初の「苦難の時代」であった。
増えすぎた一族の人口を何とか養おうと、各部族は皆、近隣の都市や町、村を襲い、「クニ」を作ろうとしていく。
殺伐とした空気が支配し、大気に血のにおいが常に感じられる―
―そんな時代。
とある「里」に一人の少年がいた。
少年の名は、ニグィ。
ニグィは、遙か遠い土地からやってきた、一人の少年と出会うことで、その運命を大きく変転させていく。
これは、紀元前七世紀から紀元三世紀に至る、長い、長い物語の、プロローグに当たる部分である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 07:17:54
159659文字
会話率:31%
十七世紀フランス。国王ルイ16世に父親を殺されたルルは革命軍に入り、復讐を誓う。フランス革命を舞台にした魔術戦闘ファンタジー
この作品は「ノベルバ」にも掲載しています
最終更新:2021-01-26 23:20:51
6002文字
会話率:33%
十七世紀末のロンドン。
疫病が猖獗を極め、人々はその死神の鎌に怯える日々を過ごしていた。
疫病被害の資料を集めているダニエルのもとに、自警団から殺人事件の調査の依頼が入る。
ダニエルとその助手とゲイブが目にしたのは、ドラゴンに食い殺された異
様な死体であった。
疫病が日々数千人の命を奪っていく地獄の中で、なぜ男は殺されなくてはならなかったのか?
それともドラゴンが実在するとでもいうのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 01:30:17
58947文字
会話率:49%
現在ではリンシードを南の民と呼ぶ。これは北の民ペトロールに対応する言葉だ が、本来リンシードといえばヨーシュダ紀元前七世紀に勃興した王朝の名称だった。リ ンシード王朝の領土はホルベイン大陸の中央砂漠地帯以北と推定される。惑星ブレイア におい
ては歴史に残る最も古い王朝だが、その実態は今も神秘のベールに閉ざされてい る‥‥‥
(第三世代ブレイア統治官の調査報告書より抜粋)
(1)憂鬱な前夜祭
リンシード暦三二八年オルトスタ王の二六年。
リンシード王国は辺境に反乱が続発し、大いなる変化の気配が濃厚だった。
青猫の月第3の黒の日、秩序の回復と体制の安定を求めて、王都リンシードでは第一王位継承者イア姫とタル・シニャック大公との婚儀が行われようとしていた。
ところが婚儀前夜祭の夕刻、何者かによって王女イア姫は誘拐されてしまう。
王女の初恋の相手でもあり、シニャック大公の弟でもあるラングーン城主ソルは王女の牙犬タロスとともに王女追跡を命じられる。
兄と王女への複雑な想いを胸にソルは魔の樹海「モアブの森」へと乗り込む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 12:25:31
109898文字
会話率:44%
この物語は『歴史改変戦記「信長、中国を攻めるってよ」』の続編になります。正編のあらすじは序章で説明されますので、続編から読み始めても問題ありません。
タイム・マシンが実用化された近未来、歴史学者である私の論文が中国政府に採用され歴史改変実験
「碧海作戦」が発動される。私の秘書官・戸部典子は歴女の知識を活用して戦国武将たちを支援する。歴史改変により織田信長は中国本土に攻め入り中華帝国を築き上げたのだが、日本国は帝国に飲み込まれて消滅してしまった。信長の中華帝国は殷賑を極め、世界の富を集める経済大国へと成長する。やがて西欧の勢力が帝国を襲い、私と戸部典子は真田信繁と伊達政宗を助けて西欧艦隊の攻撃を退け、ローマ教皇の領土的野心を砕く。平和が訪れたのもつかの間、十七世紀の帝国の北方では再び戦乱が巻き起ころうとしていた。歴史を思考実験するポリティカル歴史改変コメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 20:00:00
132209文字
会話率:29%
玉代姫です。わたしは七世紀の難波の都に住んでいたんだけど、大王が崩御されたり、左大臣様にナンパされたりと、いろいろあって北のエミシの里に逃げてきたんだよ。そこでは縄文時代みたいな生活をしててね、食生活は豊かだったんだけど。
ところがミシハ
セというところの人たちに誘拐されちゃってね、またもやピンチになっちゃったんだよ!
これは青森県の小川原湖に伝わる伝説を書き換えちゃったそうなんだね。
ジャンルは、ゆるふわ歴史ラブコメってなるのかな?
青森県の人と縄文時代や飛鳥時代好きの人に特におすすめだそうです。
同じ作者の「まきますか?まかれちゃいますか?」の作中作を加筆修正して別途再録したんだって。なんのことだろね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 03:00:00
35907文字
会話率:44%
だいたい十七世紀末から十八世紀くらいに西欧で流行した「普遍魔法」なるものについての小説です。この世界の歴史的事実とは無関係です。
最終更新:2018-12-21 01:03:29
25516文字
会話率:36%
十七世紀のある国での物語。その国はスペインに占領され、植民地にされてから百年経っていた。そこでは先住民族ワクワクが最も劣った人間として蔑まれていた。
ワクワクの女性とコーカシコス(白人)の男性の間に生まれた少年ヨハネが主人公。
彼は父を
知らず、幼くして母を亡くすが、親友のペテロやワクワクの人々、宣教師たちの助けを借りて成長する。
しかし、ワクワクの村で飢饉が起こり、ヨハネは、ペテロと共にやむを得ず自らの身を奴隷として売る。売られた先は奴隷貿易で栄える町、エル・デルタにある奴隷売買業アギラ商会だった。その商会の経営者はトマス。隻腕の大物奴隷商人だった。
そこでヨハネは奉公人(六年間の期間限定奴隷)として働くことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 19:07:12
142101文字
会話率:47%
世は魔力がまだ残りし世界。一七世紀。
人の心を失った〝エシン″と〝使徒″呼ばれる者。彼らは旧支配種族〝クリフォト″の存在を知り、彼らと契約する事で魔法を使えるようになっていた。
少女、ジークリートは、一六世紀に現世の魔力の特異点として誕生す
る。十二人の皇位の〝クリフォト″は彼女の身体の一部を自身に取り入れ、強大な力を手に入れた。
彼女が誕生した事により〝クリフォト″はさらに現世に干渉できるようになり、かつて自分達が支配していた現世を支配しようと考え出した。しかしそれでも力らは足りず現世に永遠に留まる事も、支配するだけの力も足りなかった。そこで彼らは〝宵闇の塔″に少女を封印し、千年間〝穢れ″をその身体に溜める事でさらに巨大な力を得、ミレニアムを築こうと考えた〝宵闇の塔″に閉じ込められた少女は、何時しか〝闇の姫巫女″と呼ばれ伝説となった。
そして九百年が過ぎた時、封印されし〝宵闇の塔″に侵入した一人の少年が現れた。
彼の名前はヒウリ。日本で惨殺されたが、気づくと言葉も知らぬ見知らぬ土地で目覚めた少年。敵はこの土地にいると信じ、ヒウリは数年その土地をさまよい、敵を倒すために街々で情報を集めていた。そしてヒウリは、〝闇の姫巫女″ジークリートと出会い、彼女を世界へ連れ出した。ヒウリとジークリートは、主と従者になって旅をする、お互いの運命を受け入れ。
ヒウリは敵を討つために。ジークリートは人間になるために、身体を取り戻すために。
そして十七世紀のヨーロッパに、〝魔術と忍法″の戦いが繰り広げられる事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 05:55:15
27058文字
会話率:42%
七世紀前半の飛鳥――
蘇我入鹿と山背王の妹、片岡女王の恋を縦軸に、地位や権力をめぐる人間関係を横軸に、織りなす古代史ロマン…
というと、聞こえはいいですが、史実何処それ状態の妄想歴史小説です。取り扱いご注意ください。
他サイトからの
転載作品ですが、恐ろしく亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-02 15:57:07
177109文字
会話率:36%
※挿絵計画本編分完了しました!(44枚目+α)
【人が死んだり、殺したりする系の激しい百合です】
「私が地獄に落ちる。それだけであの子が助かるのなら、そんな安い買い物なんてないわ」
運動も勉強も人間関係もダメな女子高生、御堂小夜子。彼女は
ある晩、二十七世紀の未来人から大学授業の教材として【対戦者】という名の実験体に選ばれる。
殺し合いのために特殊な力が与えられるはずが、小夜子の能力は無効化でも消去能力でもなく本当に「何も無し」。
能力者相手に抗う術など無く、毎夜を生き延びるためだけに足掻く小夜子。だがある夜を境に、彼女は戦う決意をする。
……ただ一人を除いた、自らを含む全ての対戦者を殺すために。
※★マークの話には挿絵が、☆の話にはキャラデザやラフ画が、◇の話には頂いたイラストが掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-02 20:03:03
274945文字
会話率:27%