歴史改定調査委員会。
それは特定地域の歴史を再調査・改定を行う組織である。
鉱山都市リーベタスを管理するマーキュリー教団。
その司祭を務めているナタリー・レモンは、
中央政府から派遣されてくる歴史改定調査委員会の人間を
駅のホームにて待っ
ていた。
だがそこに現れたのは、
中央政府直轄の役人とは思えない二人の少年少女であった。
黒い右眼と青い左眼のオッドアイの少年。
名前をルーク・ケインズ。
銀色の髪と銀色の瞳をした少女。
名前をソフィア。
まだ若いだろう二人に戸惑いながらも
ナタリーは歴史調査を目的とした彼らを快く迎えた。
だがこの時の彼女はまだ知らなかった。
歴史を再調査するという本当の意味を。
それがどれだけ困難なことであり――
恐ろしく危険なものであるかを。
そして彼女は知ることとなる。
自身が生まれ育った街に隠されていた――
誰もが不幸となる歴史の真実を。
ジャンルとしては恐らくダークファンタジー?
ただコメディ要素を散りばめて読みやすくしているつもりです。
完結まですでに書いているので興味あれば読んでください。
真面目なあらすじ。ニガテ・・・
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・構成
プロローグ
第一章 歴史改定調査委員会
第二章 教団と革命団
第三章 歴史のさらに奥
第四章 伝道師
第五章 歴史の真実
エピローグ
(2020/06/28 16:00:00完結予定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 16:00:00
114015文字
会話率:52%
貿易都市エリアール。
その港湾都市で最も大きな奴隷貿易商アギラ商会。
そこで奉公人として働く混血の少年ヨハネ。
彼の不思議な日常。
最終更新:2018-05-15 17:58:23
12168文字
会話率:31%
十七世紀のある国での物語。その国はスペインに占領され、植民地にされてから百年経っていた。そこでは先住民族ワクワクが最も劣った人間として蔑まれていた。
ワクワクの女性とコーカシコス(白人)の男性の間に生まれた少年ヨハネが主人公。
彼は父を
知らず、幼くして母を亡くすが、親友のペテロやワクワクの人々、宣教師たちの助けを借りて成長する。
しかし、ワクワクの村で飢饉が起こり、ヨハネは、ペテロと共にやむを得ず自らの身を奴隷として売る。売られた先は奴隷貿易で栄える町、エル・デルタにある奴隷売買業アギラ商会だった。その商会の経営者はトマス。隻腕の大物奴隷商人だった。
そこでヨハネは奉公人(六年間の期間限定奴隷)として働くことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 19:07:12
142101文字
会話率:47%