私立山手清花女子学院には紅茶部を名乗る部活動があった。
生徒会の目をかいくぐるために清い部活動を名乗る彼女らの本当の活動は「男装喫茶」。
取り壊し目前の廃教会の懺悔室にて、放課後一時間だけの秘密のお茶会が開かれる。
男子の居ない学園の中で、
男装喫茶はごく一部の少女たちにとって秘密の楽園だった。
男装喫茶の五人のメンバーは和やかな日常を送っていたが、クリスマスミサの日の催し物として毎年行われる学内演劇会の主役――男装の麗人役の公募が始まり、全員が参加することに。
たったひとつの主演の座をかけて、五人の少女たちの争いは始まった!
(2022/10/10~2023/2/23執筆)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 21:00:00
91447文字
会話率:58%
舞台は中世ファンタジー。
新体操部に所属していた大学生の『メリア』は、ある日異世界に転移した。
転移した国は『ネイチャランド』という不自然なほど安直な名で呼ばれる、酷く貧しい国だった。
そこの修道院で『聖女』と呼ばれながら生活していた
彼女はある日、シスターたちから、
『この国のフォブス王子と婚約してほしい』とお願いをされ、それを了承する。
しかし婚約したのもつかの間、
具体的には、
・軍議に口を出しても「戦争の責任者は、俺だ」と言って耳を傾けない
・「女と飯が食えるか」と言い、一緒に食事を摂ろうとしない
・貧しい母親の赤ん坊を殺め、僅かな金と毛布を対価として渡す
・さらにその死体を、敵対している国「コンキスト公国」との国境付近に飾って楽しむ
・まだ幼い少年を自身の近衛兵として働かせている
などの行動をフォブス王子は取っており、
彼をひどい暴君であると感じたメリアは反感を持つ。
それでもメリアは我慢をしていたが、
ある日夕食の際にフォブス王子は、料理に毒を盛られてしまう。
これを「メリアがやった」と道化師ベラドンナに濡れ衣を着せられてしまい、
婚約を破棄された上で逃亡生活を余儀なくされる。
フォブス王子からの追跡をかわすために、道化師ベラドンナ服を盗み、
道化師に扮したメリアは、
「無能王子」などと揶揄されている、フォブス王子の弟アイネス王子が統治する南部に逃げこむ。
そこで芸を披露したところ彼とその妹に「おもしれー女」扱いを受け、
宮廷道化師として採用してもらうことになる。
彼女はフォブス王子への復讐心を胸に秘め、
正体を隠したまま彼のもとで働くようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 11:29:17
80586文字
会話率:37%
「た、退学ですか……?」
ローセンタル魔法魔術学園。学園が始まって以来、最大の魔力保持者だと騒がれ特待生として入学したロマナ。
その三年後、落第生として学園を退学させられる。その原因となったのは膨大過ぎる魔力にコントロールが効かないせいだ。
寮も追い出され、意地悪なクラスメイトに馬鹿にされ、ロマナが向かった先は、死んだ母が経営していたベラドンナの魔女工房。
荒れ果てた店で出会ったのは、ロマナの魔力を吸って動くマリオネットのラピ執事。隣に住む鍛冶屋の息子ギータ。母の作った薬を求める騎士団長のヨルラン。そして、美しい銀髪の謎多き青年レオ。
たくさんの出会いと冒険を越えて成長していくロマナに託されたのは、唯一、母だけが作れたという薬を作ること。
果たして落ちこぼれ魔女ロマナに「ベラドンナの劇薬」を創り出すことが出来るのか--。
オリジナル世界観。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 08:00:00
16395文字
会話率:41%
異例にも、とある事情で一家で南極観測隊に参加することになった南戸(みなみへ)一家。
新種生物サラドンの助けを借りて、某国のゲンパツ計画をなんとか当面阻止することに成功したが、某国の怒りは凄まじく、某国代表団をあらゆる手段で抹殺しようとする
。
南極帰りの観測船は雷撃を受け、サラドンに感染している南戸家の長女である星良(セイラ)は重症を負うが、それがきっかけになって不思議な能力が身に着いたことに気付くようになる。
巨大な某国を相手に、か弱い一家とセイラがどう対抗していくかを伝記風に綴っていく。
物語の行き先はどこか… 実は筆者にもよくわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 18:00:46
70014文字
会話率:67%
南戸 進(ミナミへ ススメ)が3度目の南極観測隊員として、また日本の代表団副団長として南極観測船《しれとこ》に乗る。ただし今回はススメだけでなく妻と3人の子供に義理の母まで連れていく異例の出発だった。1度目の参加でミナミに出会い、2度目に
は新種生物サラドンを発見し、今回はその生物に感染されたかもしれない子供たちと共に、某国の南極ゲンパツ計画を何とか中止させる交渉に赴くのだ。
(ここまでが第1章)
勝ち目のない交渉に絶望しそうになりながらも、家族の総力を結集して、某国代表団を渡り合おうとするカナタ。しかし思う以上に某国の壁は厚く、とても太刀打できそうにない。ついには手段を選ぶ余裕もなくサラドンの協力を仰ぎ、氷底のイザナミ湖だけでなく南極や地球の環境を護持するための闘いに挑んでゆく。幸い謀略は思い通りに進行するが、逆に某国の怒りの逆襲を招く結果になってしまう。
(ここまでが第2章)
ついに某国が本気で牙を剝いてきた。あの手この手で裏切りの自国の代表団を粛清にかかる某国元首と側近のギール。某国のそれなりの武装に対して、拳銃とヘリしかない昭和基地をどのように護るのか? 戦争5分前のような危うさの中、南戸一家の作戦に全員が命を張って闘う。
そんな中、長女セイラを庇って長男カナタが銃弾を浴び、氷原に倒れる。闘いを経て悟る一家の絆とは…
(ここまでが第3章)
アメリカの詩人、ロバート・フロストの「抜け出すための一番の方法は、やり抜くことだ」という名言を軸に、南戸一家の絆の物語を描いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 18:13:59
170718文字
会話率:54%
異世界の少女、カトリーナ、ベラドンナの兄、ナムディ、ベラドンナは呪いの為、死にかけていた。カトリーナは神ムーン シルバ-様にお祈りを捧げた。すると神からの声を聴いた。あなたがレベル30になった時、あなたを助けてくれる人にめぐりあうだろう。こ
の事は願いが叶うまで誰にも言ってはいけない。カトリーナはダンジョンに入ってレベル30を目指した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 20:32:50
27818文字
会話率:56%
公爵令嬢であるディアナ・プロムナールは、王太子から婚約破棄をされたその日に誘拐されてしまう。彼女を攫ったのは隣国の王子であるルイスという男。無表情で冷酷な彼は、未来の王太子妃を利用するために誘拐したらしいが…。
「私、既に婚約破棄されてお
ります…」
「…!?」
ディアナの口から語られる真実。婚約破棄に至るまで彼女の身に起こったいくつかの事件。そこから徐々に事態はおかしな方向へと突き進んでいく。
ディアナは囚われのままなのか、ルイスは何を考えているのか。そして、王太子に擦り寄り、ディアナの立場を我がものにしようとしたリルノという少女は、一体何者なのか…。
立場に翻弄されてきたディアナとルイスが、それぞれ大切なものを見つけ、幸せになるまでの不器用ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 03:34:44
48942文字
会話率:60%
映画やドラマ アニメの中の怪獣が突如、現実に現れるようになった世界。 作品と同じような事をしでかす怪獣達の対処に限界を迎えた日本政府は内閣怪獣対策庁を設立し、怪獣に応戦していた…
最終更新:2022-08-28 19:30:51
341文字
会話率:0%
同盟を組む二つの大国からの結婚の打診。
姉のベラドンナは神聖国エレンホスを選び、妾腹のため魔女と虐げられてきた第五王女のメラニーは、姉の代わりに獣人の国ベスティアに嫁ぐことになった。
ベスティア国には後宮がある。今回の婚姻も形だけのものだろ
う。そう思い込んでやってきたメラニーだったが。
獣人王は違っていて……。
もふもふの獣人王と、自信のないメラニー。両想いなのにすれ違う二人の幸せな恋物語です。
※この作品は、『共通恋愛プロット企画』参加作品です。
※相内 充希さまの異世界恋愛プロットを使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 16:21:34
11948文字
会話率:35%
殺し屋オミトと事実婚をしたシュノは専業主婦をしながら暮らしていた。オミトはシュノには優しいが、やる仕事すべてに問題を起こすため(主に欲望にも基づく行動のせい)同業者からの評判がすごぶる悪い。
そのおかげで、殺されかけた人、家族を殺された人に
シュノまで恨まれる始末だった。
オミトの仕事上の相棒&同居人である久遠もそれには手をやているようだ。
ある日、普段殺しの依頼を受けている会社から火事場泥棒の疑いをかけられてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 07:37:50
1328文字
会話率:58%
一流の歌手を目指すその女性の名は、ベラドンナといった。
ホテルのラウンジショウへの出演が決まり、ベラはバンドのメンバーとの練習に励む。様々な人物と交わる中で成長を見せるベラだったが、本番当日の朝、思いもよらぬ報せが舞い込む。二十二歳のベ
ラは、ある決断を迫られるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 19:00:00
26729文字
会話率:48%
勇者タナカ―魔王軍の侵攻を防ぎ、侵攻拠点であった大陸南部を解放し、敵将〝魔王〟を討ち取った人類の救世主。称号に恥じない男。稀代の英雄。 「止めてくれー!チートの
お陰なんだ!……とは、恥ずかしくて言えない。言わないけどね。だって称賛されるの気持ちいじゃん?」 そんな、タナカは旅に出たかった。「目的?趣味趣味」 しかし、皇帝は言う。その功績を称え、この者をラドン侯爵に叙する、と。「え?」ただのタナカから、〝ミノル・タナカ・ラドン侯爵〟にジョブチェンジした異世界の平民は、それでもなんとかかんとか念願の旅に出た!! これは異世界生活を満喫する一人の勇者の旅物語。「苦労?なにそれ。おいしいの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 22:34:12
2240文字
会話率:48%
王族の息子である、アミール・ヴァラドンに縁談の話がやってきた。
突然の事に困惑を隠せないアミールは、政略結婚なら仕方がないと、その結婚をなんとか受け入れた。そんなアミールの結婚相手は、まさか自分の“男友人”であり、悪役令息と呼ばれているリバ
ー・ロマーノだった!?
男と男同士の恋愛?
いえ、男と男装女子の恋愛。ある事情で男装しているリバーと、リバーが女である事を今まで一切知らなかった、アミールのそんなお互いが惚れ合うそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 14:12:31
6029文字
会話率:29%
その日、王都に少女たちの口論が響き渡った。2人は王城より巨大だった。
最終更新:2022-04-27 00:21:06
3486文字
会話率:48%
舞踏会でローランド皇子から婚約破棄を言い渡されたコーネリアは、その元凶、ライバルのベラドンナを叩きのめした……はずだった。だが、ベラドンナはその恐るべき正体を現した。
前作『コーネリア様 まかり通る』の続編となります。
前作を先に読んで
いただけるとより本作をお楽しみいただけると思いますのでよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 23:18:52
5040文字
会話率:39%
コーネリアは皇太子妃候補の1人であったが、舞踏会で突然ローランド皇子に皇太子妃候補除名を言い渡される。
理由は、皇子のお気に入りのベラドンナに陰湿な苛めをしたからだ。
だが、そんなのは根も葉もない因縁であった。
最終更新:2022-01-05 23:27:50
4201文字
会話率:35%
アウグストゥス侯爵令嬢ベラドンナは、学園卒業記念の夜会にて数々の悪行を暴かれ、王太子との婚約を破棄された挙句、王都を追われることとなった。地方の修道院へと護送される旅路にて、彼女が思うこととは。
(※短編にて掲載したものを加筆修正しました。
前半百合(ガールズラブ)要素っぽい感じがありますが、男女の恋愛物です。詳しくはタグをご参照ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 16:29:43
26989文字
会話率:10%
森に住まう古龍の生贄に選ばれた少年、アラドン。鎖に縛られ放逐された彼を見つけたのは、白銀の羽毛に包まれた古龍だった。古龍の名はアルティニーナ、三百年以上前からこの森に住む古龍であり、アラドンのことを久しぶりの来訪者として歓迎する。つかの間の
平和を享受する二人が、世界には魔物と言う災厄が迫りつつある。人の営みから遠く離れた古龍と少年に、人と魔物の牙が、突き立てられる……。
この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/users/cerrar-wisteria)」にも同名のユーザ名で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 21:25:06
61217文字
会話率:37%
ベラドンナ・モローは、無一文の貴族の娘である。彼女が他の求婚者を追い返したとき、町の預言者は彼女を魔女だと非難した。彼女の求婚者はすぐに重い病気になり、彼女は夜逃げしなければなりません。ベラドンナは、森の奥深くにある不思議な魔法の城に安住の
地を見出します。しかし、すべてが見かけどおりではなく、城の所有者には多くの秘密がありました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 11:17:16
9720文字
会話率:0%
諸行無常の風が吹く埼玉を舞台とした迷宮物語がここから始まります。主人公マッコイはカリフォルニア旅館という不思議な宿にたどり着く 不思議な若女将との出会い おかしな宿のスタッフと湯治客たち 湯治場で教えを説く謎のイタコ ぬるいラドン鉱泉と狭山
茶しかございませんがどうぞおくつろぎくださいませ
主題歌 昭和カリフォルニア折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 15:53:38
19477文字
会話率:15%
大魔導師を目指す魔導士ドルテは無能なリーダーのジェイドに代わって、パーティーの戦闘指揮をこなしていた。
その有能さからパーティーは地方都市のランキングトップ10にまで駆け上がったのだが、ある日突然リーダーから解雇を言い渡されてしまう。
しかも仲間と思っていた他のメンバーも紅一点、シーフのベラドンナに籠絡されていたのである。
トドメに借金まで押しつけられてしまうドルテ。失意の中、雨に打たれるドルテの前に現れたのは、知力2くらいの最強女剣士クレスだった。
人間不信なドルテだがクレスのアホっぷりに放っておけなくなってしまい……。
知力×武力の最強コンビが追放した連中にリベンジを果たす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 23:00:00
77638文字
会話率:43%
何かラノベでお馴染みのトラドンを食らって死んだらしい俺。
でも、本当にラノベな展開で異世界に転生出来る事に…
ただ、その異世界にはびっくりするような人たちがw
最終更新:2018-01-31 00:00:00
75228文字
会話率:33%