見知らぬ世界へ光と共に、精霊導師たちに〈召喚〉された一人の使徒様。姿形は少年そのものですが、名前をチェニイ「ファルス」と付与され、この世界の南半分を支配する大魔王〈ゼイゴス大帝〉を倒すという使命を与えられ、そして六面体〈キューブ〉を秘宝とし
て与えられます。…と、ここまでは珍しくもないお話なのですが、なぜか彼は〈ファルス〉という、自らに名付けられた名前にひどく怒り狂い、さらに魔王ゼイゴス討伐という使命さえ「なんで、オマエらの命令を聞かねばならんのだ」とニベもなく蹴飛ばすのです。
慌てふためく精霊導師が繰り返す〈ファルス様〉という問いかけに、彼はついにブチ切れて大暴れ…彼を召喚した大講堂は阿鼻叫喚のルツボと化すのでした…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 07:00:00
253557文字
会話率:33%
【聖戦】と呼ばれる【吸血鬼(バンパイア)】を滅ぼした古の戦い。
各国、各種族から集められた五百万を超える兵士の中から選ばれた精鋭のみが所属を許された五人一組の特殊部隊『勇者』の物語は英雄譚として人気があり、千年の歳月経て尚、色褪せる事無く
語り継がれている。
その中でも吸血鬼の王であり"最恐の魔物"と恐れられた魔王を倒した四人の名は【勇者】、【英雄】を語る上で必ず名前が上がる。
魔王にトドメ刺した勇者。
戦後、魔界に最も近い場所、中央から北の地に『剣国ヴァリアス』を建国。
『ヴァリアス流魔法剣』の開祖としても知られる。
『神速の英雄王』ヒューマン族【エスクド•ヴァリアス】。
戦中、終戦後と多くの民を救い。
聖女として初の教皇まで上り詰め、後の世界最大の宗教都市『法国ファルス』建国の礎を築いた『女神の御使い』ヒューマン族【サラ•ロロア】。
弓と魔法を用いて聖戦に於いて最も多くの吸血鬼と魔物を葬り去ったと云われる、王族の末娘でありながらその功績で南の森林地一帯を治めるエルフ族の王位に着いた『神弓の魔導王』エルフ族【シルビア•エルフ】。
戦いに於いてはアダマンタイトで作られた漆黒の身の丈を超える大盾を片手で軽々と操り鉄壁を誇り、鍛冶師としては歴史上最も多くの国宝級の武具を作り上げた『黒壁の神鍛冶師』ドワーフ族【ガノス•コダッツ】。
人々は彼(女)らを世界を救った英雄として【四大英雄】と呼ぶ。
……だが、人々は知らない。
千年前、聖戦で滅ぼしたのは吸血鬼などでは無く、魔人族と呼ばれる人族の一種族であった事に……そして本当に魔王を倒したのは"名前すら持たないゴブリンに育てられた"男"だったことを……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 08:00:00
4138文字
会話率:27%
子供の頃親が詐欺に引っかかり、家庭が借金だらけになってしまったシグルスは、借金取りの魔の手から逃れる為に「子供だけでも」と両親の手によって、家族と離れ離れになってしまう。そこから五年後17歳になったシグルス宛に一通の手紙が届く。それは親から
のある種の救援信号に取れる手紙。それを読んだシグルスは………「レグナ…って父さんから!?捕まっている助けを求む…?まずい助けに行かな…いや、まて、これはもしかしなくても一種の罠じゃないのか?この汚い字は明らかに父さんで間違いないだろうがそれでも無理矢理書かせた可能性が…いやでもこのボロい紙…それよりどうやって送ってきた…いや…だけど…(以下ループ)」と5年間で17歳ながらしっかりと変な方向に育ってしまったのである。そんな中、この世界で最も勢力を広げているファルス王国にも不穏な動きが起きる。「(セリ…シア…この国…を…任せた…)」
これはただの考えすぎる男といきなり国を背負う事になった姫との邂逅が巻き起こすシリアスだったりなかったりするグダグダ冒険記である!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 21:00:00
6702文字
会話率:57%
2×××年。科学が限界まで発展した地球は、終末を迎えていた。
ゾンビとロストによって。
しかし、どこにでもいるただの高校二年生、白崎 悠は戦うこと、迎え撃つことを選んだ。「逃げるのは癪だ」と。
噛まれ、殴られ、斬られ、抉られ、燃やされ
、飛ばされようと、彼の心を折ることは叶わない。
科学という科学を限界まで活用し、あらゆる敵を殲滅する。情と繋がりを最大限使い、国を作る。仲間を集め、危機すらも凌駕する。
「奇跡も偶然も無い。神の悪戯がどうした? あらゆる運命を捻じ伏せて、俺たちは生き残る。生き残ってやる。なあ、そうだろ?」
迫りくるゾンビの軍勢。肩を抉られ、脱出も不可。絶体絶命の状況で彼は―――!?
ちょっぴり恋愛も入った、終末サバイバル作品!
科学に関して無知な部分もありますので、その都度厳しく指摘していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 17:00:00
158311文字
会話率:56%
舞台は15世紀、イギリス。
ボアーズヘッド亭の主人である私が、店のオーナー兼客であるファルスタッフにご飯を提供するおはなし。
かの有名な劇作家シェイクスピアの書いたウィンザーの陽気な女房達は様々な作曲家の題材になっていました。椿姫で有名
なヴェルディも彼自身の最後のオペラとしてファルスタッフというオペラを作曲しました。ファルスタッフはウィンザーの陽気な女房達に登場する悪役主人公で、この短編ではオペラ、ファルスタッフが始まる少し前のシーンを、ちょびっとだけ出てくる飲み屋のマスターの視点から書いています。
背景の調査不足やわたくし自身の力不足で上手に描写しきれていないかもしれませんが、細かい部分に目をつぶって読んでいただけるとありがたいです。あわよくばオペラやシェイクスピア、何よりファルスタッフに興味を持っていただけると幸いです。それではどうぞ。
小説家になろうの公式企画、秋の歴史のために書き上げた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 22:15:25
2298文字
会話率:20%
――ただ、強い!! それだけ!!
二年前に勇者としてファルス・A・プリルに召喚された篠塚 風流は魔王を倒し、ついに日本に戻った。……はずだった! しかし、そこはステータスエフェクトなる謎のシステムがはびこり、ダンジョン化した街を魔物が闊歩
する日本にあらざる日本だった!
風流は異世界ネクストマーチで手に入れた勇者の力と、ダンジョンの世界に来て手に入れた新たな勇者の力、二つの勇者の力を駆使して、ダンジョンを攻略していく。
立ちふさがる障害もなんのその、圧倒的な力だけで全てを薙ぎ払っていく少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 01:00:00
197835文字
会話率:24%
謎の書物を買った男、ファルス・クレアスは未だ見たことのない空への興味を示し、6つの大陸を目指し旅をする。その途中でどのような人々と出会い何があるのか。
最終更新:2023-08-08 01:43:03
2384文字
会話率:49%
神と龍に見守られた大陸。
15歳、独り立ち出来る年となった冒険者を夢見る若者達はその日魔法適正を調べるための魔力の色の審査を受けた。
各々が結果をもらう中、少年ファルスの魔力色は『黒』…一般にはあらゆる魔法適正0とされるものだった。
ショッ
クを受ける少年だったが、彼はすぐその魔力に隠された『真の力』を知ることになる。
その力はやがて、大陸にまつわる伝説に、大きく彼らを関わらせることになる。
「あなたはずっと、そこにいたんですね」
※なろう初投稿の初心者です。
いたらぬことも多いと思いますがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 22:15:11
9707文字
会話率:53%
西暦2510年、木星初の住居区“ジュピトリア”が
完成し、その後相次いで“ファルスト”、
“ドラギウス”と二つの住居区ができ、
計三つの住居区は独立国家となる。
しかし、2512年に領土問題をきっかけに三つの
国家間で戦争が勃発。
そして
二年後の2514年になってもなお、
戦争は激化するばかりであった。
これは、木星国家間戦争の中で戦い抜く兵士達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 19:02:54
228969文字
会話率:45%
いつも拙作を読んでくださっている読者の方々へのお礼の文です。
最終更新:2023-05-27 00:43:15
748文字
会話率:0%
大放屁シリーズ番外編。
ルナユナイテッド地球支部の朝鮮族職員の少女時代の日常。
最終更新:2023-05-17 20:23:44
495文字
会話率:0%
或る夜、興を覚えた主人公は、お徳という娘を弔う祠の中をのぞいてしまう。
その代償に大切な「モノ」を失う。
最終更新:2023-05-17 05:46:40
883文字
会話率:19%
ジェンダーフリー。コオロギ食問題。国語の作者の気持ちを答えなさい問題。このあたりを全部対象аで雑に解剖したような感じです。
最終更新:2023-03-12 16:24:50
7645文字
会話率:6%
ティーダのファルス気持ちよすぎだろ?
最終更新:2022-06-09 03:58:59
4508文字
会話率:0%
少女=妖精である。女は馬鹿である。
精神分析手法による、この論理的帰結をもって、小説におけるキャラクター造形に深みをだしていくというのが狙い。具体的には、"美少女"の思考をトレースできるようになるための指標である。
性別
的に女性の方は、もしかしたら素でそういう思考になってるかもしれませんので、読む必要ないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 14:06:07
22575文字
会話率:4%
「でたな! 魔王、今日こそ決着をつける!」
「ハハッ! 言うではないか勇者風情が!」
「うるせぇ! 店の前で変な事してんじゃねぇ!」
「「ひぅ、すいません」」
俺と魔王はまるで息の合った夫婦の如く同時に店員へと土下座をする。
俺は勇
者……すでに自分の名前なんて覚えていない。
俺と魔王はある事情により四百年戦い続け人類と魔族の幸せを願っていた。
そして四百年ぶりに外に出ると……そこには俺達は不要な存在になっていた。
ちょっとひどくない?
そんな事を思いつつ俺は仕方なく元仲間の魔法使いの家で厄介になり、職を探すが見つからない。
そんな中、俺が四百年という長い間戦い続ける原因になった小さな神様の提案により、勇者と魔王が必要とされる世界に転移することになる。
俺達一行が転移した先で見たのは…………誰でも勇者になれる世界――
俺はそこで勇者の最高のランクである「神話級」と言われる。
だが俺は「世界を救う者」にはすでに興味がなく、ファルス王国でどうやってのんびりと過ごせるかを考える。
魔王と魔法使いの末っ子、そしてファルス王国で仲間になった二人の女性と共に色々なクエストをこなしていく。
時には勇者らしからぬ卑怯な手も使いながら、俺はどうしたら楽にこの世界で生きていけるかを考えつつ聖剣を片手に握りしめ、リンゴ酒を飲みながら戦い続ける。
前のタイトル:勇者と魔王は穀潰し ――異世界行ったら本気出す? 冗談はよしてくれ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 15:23:37
612806文字
会話率:58%
創造の神が造り給いし国、ワーデンファルス王国。
魔力もちが存在するこの王国内で、代々魔術師を多数輩出するランベルト侯爵家の4番目の末っ子、エリュナ。
ほんのちょっぴりの魔力しか発現していないことで、いろんな困難があるけど、私は、私の道を行
く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 13:36:27
104663文字
会話率:31%
建国300年を超えるメーユ王国の南の戦場で12歳から5年間青春をバイオレンスな戦場で過ごした「大魔法使い」ファルスール。
人を殺すのも嫌だったけれど、それ以上に14歳から一緒に従軍した「英雄」アルブランドが食い散らかす女の子たちのケアをする
のが嫌で、アルブランドが嫌いだった。
同じく14歳から従軍した憧れの第三王子サーリームには将来を決められた婚約者がいて手も出してくれない。
晴れて戦が終わり、王の前で「何でも欲しいものを与える」と言われたアルブランドがあろうことか「ファルスールを妻にしたい」と言ってきた。
タダで使える小間使いが欲しいなら他を当たりなさい!
怒ったファルスールがアルブランドを魔法にかけると……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 19:22:07
26625文字
会話率:35%
――――はじまりを語る。
これは、異世界に降り立った一柱の神の、世界に光を取り戻す神話である。
天宮照(あめみや・てらす)は、とある神社で暮らす巫女。その正体は太陽神・アマテラスの分け御霊!
そんな照は雑な理由で異世界・ファルステ
ラを救うべく旅立つことに。ところがいざファルステラの大地に立ってみると、そこは暗雲に覆われ、黒い幾何学的な破片がそこかしこから立ちのぼる景色と、黒い紋様に侵された獣たちが人を襲い貪る地獄絵図だった。
照は獣に襲われていた姉弟を助け、彼女らの村に案内されることになる。しかし、村にも獣たちの魔の手が迫ってきていた。
村を救った照は、村人たちから神様と崇められる。
それがはじまり。神と悪魔、そして人類の生存をかけた戦いが、幕を開ける――――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 14:02:50
414632文字
会話率:39%
凡庸として生まれた人間の綾野蓮と、化け物として生まれた綾乃によるちょっぴり切ないラブストーリー///
お互いがお互いを想うばかりつい重くなってしまう愛///(あ、私ヤンデレ子好きです)
時に冷め、しかしすぐ熱くなる心。壊れそうな鼓動に高
鳴る愛のファルス///
ムズムズする心臓に、熱くなるからだ///
大学生と、カラダは幼い綾乃の愛し合うものかたり///
///注意///
テンプレたぶん多分
共感性羞恥
ありふれた物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 18:00:00
78168文字
会話率:23%
とある世界にティムル大陸という大地があった。
その広大な大地には様々な国が点在していた。
世界は平和とは言えないがそれでも正しく事が動いていたのだろう。
そんな世界に歪みが一つ生まれた。
魔族の誕生である。
魔族はどこからともなく
現れ瞬く間に大陸の一部を占領し魔王の名の下に魔国を作り上げた。
その様な動乱の最中から物語は始まる。
一人の男の人生を書いた小説です。
基本的には主人公ファルス=ダグラスの回想の様な視点で物語は進んでいきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 21:59:56
3668文字
会話率:34%
飛ぶように駆ける白馬に魅せられた主人公ファルスは
調教師を夢見てハワード牧場の門を叩きます
牧場主兼調教師のハワードは、ファルスの熱意に打たれ
彼を牧夫として雇い入れます
様々な経験を通じて、人間としてまた牧夫として
成長していくファルス
の姿は、ハワードの心を深く打っていき
ファルスに対してある夢を打ち明けます
それは伝説のペガサスを作り出すことでしたが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 12:04:14
83533文字
会話率:47%
「結界を作り解除する事しかできない? アホらしい、必要ない存在だ」
結界士という職業を持った彼、クラインはある日最強パーティのリーダー・ファルスにそう告げられる。
俺は生涯ずっと一人で結界士の修行を積んでいたが故に、高位の封印を張っ
たり、解除したりできる力を持っていたのだが、結局それを生かす事が出来ず、パーティから不要な存在という烙印を押され追放されてしまう。
ふざけた話だ、クソみたいな話だ。
それでも反論できない俺は、仕方なくそれに従い、また孤独の身となった。その後仕方なく冒険者になり、一人旅をすることにしたのだが、ある日とある遺跡を見つける。
中に入ってみれば、そこには遥か昔世界を震撼させたという魔王が封印されていて?
「これは神代の結界だよ? 解除なんてできるはずがない」
「と、思うじゃん?」
そこで俺はパッパッと封印を解き、その魔王を開放する。が、良く見るとまさかまさかの少女姿で大困惑。
どうやら全盛期の力を開放するには、他の最強魔族とも協力する必要があるようで、これからその魔王を探す旅に出るという。
「俺も連れて行ってくれないか?」
「人間の力を借りる程弱ってはいない」
「でも、自信はないんだろ?」
人間に封印され、力を失い、魔王としての尊厳が無くなりつつあるその悔しさ、俺もわかる。
だから、俺はお前の力になりたい。気持ちをそのままにぶつけると、納得したのか、魔王は自分の家来――いや、パートナーとして承諾してくれた。
こうして俺は、世界を震撼させる結界士となり、国に追われる身となってしまう。
だが関係ない、こっちには最強の魔王がいるからな。やめろって? 追放したんだから関係ないだろ。
※ あらすじ・タイトルを少し変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 17:08:45
47515文字
会話率:53%
複数の神造の魂が天から降り注いでから六年。六歳となった半神半人の少女は誕生日の朝に起きると、自分が他の誰も持っていない、ある特異的な力に目覚めていることに気付く。
時に自分の持つ力への葛藤。自分の選んだ道の先にある数々の出会い。
楽しい、愛
しい、微笑ましい、そんな生きる上での無駄を極限まで愛した喜劇でも悲劇でもない、ただの茶番劇……の外伝です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 19:08:47
132552文字
会話率:44%