それはあなたとわたくしの秘密の約束。
いつかあなたが捧げるその林檎を齧ったら、わたくしはあなただけのもの。
侯爵家の長女グリセルダは十三歳の年、第一王子の婚約者に内定した。
しかしグリセルダには、幼い頃から思いを寄せる人がいた。
そして
第一王子セルシアは幼い頃にグリセルダの妹のシェリルと言い交わした仲だった。
それが叶った時、グリセルダは自分の願いを王家が聞き届けてくれる約束をとりつけた。
妹にかけられた邪悪な呪いを解き、王子とシェリルを結ばせるためのグリセルダの奮闘。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 18:00:00
11784文字
会話率:27%
ニットリンデンの楔を抜き、手許におさめたサクラ。
しかし王都へと帰還の途中、
フィルセインと手を組んだメイベルの掌中に落ちる。
ともに捕まっていたクロシェと脱出を図るも、
クロシェは左腕を失う深手を負ってしまった。
彼の命をつないだサクラ
だが、
力を使い果たして動けなくなってしまう。
一方、サクラを奪われたクレイセスたちは、
主君へとたどりつくべく、
ただひたすらに剣を揮っていた――――
現代社会から異世界へと召喚された
16歳の少女・サクラが、
平穏を取り戻し、世界との約束を果たすべく
歩みゆく様を描くクロニクル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 12:00:00
24336文字
会話率:48%
ダールガットで大勝利をおさめたセルシア軍。
しかし喜びも束の間、フィルセイン軍は隣領ジェラルド侯爵領を落とさんと周辺地域の陥落に乗り出していた。
クロシェはサクラの命を受け、援軍を率いて自領へと戻り、サクラは同時期に侵攻された村を救うた
め、ダールガットを離れる。
訪れのないレア・ミネルウァを救うため、セルシア軍は「楔」があるというフィルセイン占領下の街、ニットリンデンへと進軍を試みる────
「黒衣のセルシア」シリーズの本編、三番目になります。拙作にお時間を割いて戴き、深謝申し上げます。
この作品は、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 05:00:00
165562文字
会話率:47%
世界の安寧を図るための祈り。
それを届けるための「セルシア」として
世界を超えた16歳の少女・咲羅は、
身近に感じていた者たちの命を救うため、
自ら望んで大地との契約を果たした。
「セルシア」として立極したサクラの為すべき事は、
世界を二
分する戦争を終わらせること。
世界の息吹を取り戻すこと。
大地との約束を果たすため、
サクラは王位簒奪を目論むフィルセインとの大戦に
身を投じていく────
*
異世界から召喚された希有な「セルシア」サクラの
生涯を描くクロニクル。
『セルシア』の続編となります。
この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 04:00:00
203909文字
会話率:46%
聖女に無礼を働いた罰として、絞首刑に処される悪役令嬢セルシア。彼女が処刑され、意識を失う直前、彼女は前世の記憶を思い出す。この世界はゲームの世界であり、自分は悪役令嬢なのだと。回避しようがないという怒りを残しながらも、その目を覚ました先は屋
敷の天井。7歳の頃の自分へと巻き戻っていた。今回こそは絶対に生き抜くと誓ったものの、セルシアは同じ転生者であり、このゲームの主人公・ミリアによって、冤罪により再び絞首刑にされてしまう。そして再び目を覚ますと、またもや7歳の頃の自分へと巻き戻っていた。セルシアは冒険者になることを決意し、その身に甲冑を纏う!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 11:00:00
4259文字
会話率:36%
世界樹"フラクシネス・エクセルシア"はその枝にそれぞれ世界を宿していた。
世界樹は枝に宿る世界、通称"分枝世界"の成長を糧にしている。
『アドミニストレータ』と呼ばれる者たちは、その分枝世界で起きてい
る問題を解決し、枝の成長を導き、世界樹を運営管理をしている。
『アドミニストレータ』の"クアルス・アルバ"たちはとある世界の問題を解決していた。
任務が終わり世界樹へと帰還した彼らに「世界樹の成長の妨げを促す何者かがいる。その正体を明かし討伐せよと」との指令が下る。
その指令をきっかけに数々の世界を股にかける大きな陰謀に巻き込まれてゆく。
これはそんな彼らが、枝に宿る全く理の違う世界に介入し、現地の人々との出会いと別れを繰り返しながら、陰謀に立ち向かう黙示録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 12:00:00
819文字
会話率:0%
物語の舞台は、技術の発達によって意志が強くなければ死を選ぶことすら難しくなった雲の上の未来世界。自死しかけたところをクリスに助けられたリノは、喉に大きな傷を残し脳細胞の過半数を失って赤子からやり直し、やがて自身の才能と昏い欲望に向き合う。た
だ共に在りたかっただけの二人を運命が狂わせ、リノは再び死を選ぶ。今度の死は、お前の手で。お前の絶望が欲しいんだ。
※流血表現があります。人が死にます。ご注意下さい
攻 クリス・カニス 作中十二〜十九歳、王子、何でも屋。ワンコ系男子。ただしナンパ癖あり。
受 リノ・ライノ 作中十〜十七歳、神の子、天才技術士。クリスの飼い主、加虐趣味を隠している。
他 セルシア 二十歳、吟遊詩人。悪いお兄さん。
七神剣の森から飛び出したBLスピンオフ!リノモジュールの成り立ちをご紹介します。スピンオフ自体は七神剣の森を読まなくても分かる様に書いてあります。
時系列は七神剣の森第3章三全音〜ともに行く者、別れる者〜までのお話になります。七神剣の森を読んで頂いていて、まだそこまで辿り着いていない方は、先に七神剣の森を三全音〜ともに行く者、別れる者〜まで読んで頂いた方がネタバレ回避できると思います(※七神剣の森にはBL要素はあんまり含まれていません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 09:01:04
51591文字
会話率:51%
魑魅魍魎を生み出し破壊を齎す古の呪い『散りぬる陽』の脅威に晒される世界──大賢者セルシアスはその法力を以って、破滅の災厄と呼ばれる散りぬる陽から人々を守っていた。
終焉の時【アンニヤハトゥ】の迫る中セルシアスは、絶大な魔力を持つ魔導師
ラシディア、最強の女戦士ジュメイラと出会う。
それは遠い過去に約束された、宿命の出会いだった。
どうしてセルシアスは大賢者となったのか?
ラシディアとジュメイラは、何故それ程までに絶大な力を持っているのか?
そして散りぬる陽とは、一体何なのか──?
物語は過去へと遡り、複雑に絡み合う宿世の謎が明かされていく──。
【お話の流れ】
◆第一章
主人公たちの出会いと旅立ちがほのぼのコミカルに描かれます。
◆第二章
新たに登場する主人公たちによるドタバタ恋愛劇。
◆第三章
滅び去った狂信の宗教国家と魔導国の受難を通して、散りぬる陽の脅威、主要人物たちの壮絶な過去が描かれます。
◆第四章
謎に包まれた古代文明、歴史の闇に消えた争乱のなか、散りぬる陽の謎、ラシディア、ジュメイラ、そしてセルシアスのルーツが紐解かれていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 11:31:00
503837文字
会話率:35%
激しい戦いの末、全ての元凶を打ち倒し、世界を作り直す能力を持つ結晶【赫のクリスタル】を行使しようした少女は、目標達成の直前で背後から剣で貫かれて死亡してしまう。目が覚めた時、彼女は異世界の公爵令嬢「リリー・セルシア」として生まれ変わった。記
憶を取り戻したリリーは、殺伐とした世界の記憶の元、波乱を巻き起こす折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 00:00:00
1489文字
会話率:27%
彼は、落ちた。あの地獄へと。
最終更新:2022-02-18 13:17:19
2663文字
会話率:38%
魔導エンジニアの見習い学生・オスカー=クロスハートは魔導学園エクセルシアに通う高校生。
平凡な暮らしをこよなく愛するその第高校生に突如としてプチ事件が起こる。年に一度の魔導闘技・エクセルシアードに協力してくれと言ってきたのは、爆乳な先輩
サティア=テリナロンドであった。
魔導の武器のカスタム権限、そして多額の賞金を目指して魔導闘技の優勝を目指す!
だが魔に導かれるは、一人の少女。
女神は笑う。
「……ふっふふ☆」
「いやだあ‼ なんか不穏な事が始まる気しかしないんだけど‼」
「魔導なんて大体そんなもんですわよ?」
「それをテメェが言うんじゃねえッッッ‼」
さて、では解き明かそう。
魔導の闇とその謎を。それがどれだけ苦しいものだとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 10:00:00
106943文字
会話率:49%
白豚と呼ばれ続けた高校3年生のリサはある日異世界に連れて行かれてしまう…そこで出会った人魚王子と結ばれるお話
挿絵を描いて下さるのはSKIMAで活躍中の花見酒様です。
最終更新:2020-07-05 16:18:11
2451文字
会話率:0%
戦場に一人の少女がいた。
彼女には守りたい物があった、戦う理由があった。
セルシア=フローレンス
彼女は軍人である。
怪我によって戦場から離れた彼女は王女の護衛となり、学院に入学する。
新しい環境に戸惑うセルシア。
何を思うのか、何を
感じるのか。
それでも忘れられない上官(ウォルター=アンダーウッド)にセルシアが思う気持ちは。
セルシアの学校卒業までの2年間を書いた恋愛小説です。
小説を書くのははじめてなので多めに見てください。お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 15:16:18
4231文字
会話率:68%
剣技と身体能力しか取り柄のない男天野拓也がクォーネス王国第一王女セルシア・クォーネスと共に学園のTOPを目指していく
最終更新:2019-09-06 13:21:07
792文字
会話率:8%
めに、地上世界で神族と交流のある、森の主の下へと降りた。そこで、少女ナディアと出逢った。豊かで美しい森には、古き大樹があり、その大樹は、森の主と呼ばれていた。少女は、森の主が大好きだった。何時も、森の主に登っては、彼方を見つめていた。少女ナ
ディアに出逢った、ラーストゥクルは、純真無垢で穢れの無い魂を抱く少女に、心を惹かれてしまった。
『神族と人間は、共にあることも、交わる事も無い』
天上神界の謂れを、跳ね除けて、ラーストゥクルは地上へと降り、ナディアと共に暮し始めた。
天上の女神サフィローアは、共に過ごしてきたラーストゥクルの事を、密かに想っていた。しかし、その想いを告げる事が出来ないでいた。
地上で、人間のナディアと暮していた、ラーストゥクルだったが、人間であるナディアは、やがて歳をとり死んでしまう。永遠に近い時間を存在出来る、神族には在りえないことだった。今際の際に、ラーストゥクルはナディアと、約束を交した。
「必ず、見つけるから」
ラーストゥクルは、ナディアの死後、魂を求める。しかし、ラーストゥクルには、魂を見る力も、探し出す術も無かった。宛ても無く彷徨うなかで、ラーストゥクルは邪神の手を取ってしまった。邪悪の力は、魂を見、手に出来るものだった。しかし、それでも魂を見つけ出す事は出来なかった。その間にも、地上人間世界の時は流れ、天まで届く高度文明を築きあげていた。
少女セルシアは、夢を見る。前世の夢、ナディアであった頃の記憶。セルシアは、再会の夢を見た。荒涼とした、焼き尽くされた景色の中で、ラーストゥクルと再会する夢だった。来世の夢。予知夢であった。その夢の景色と、現実世界情勢が重なり、不安で堪らなかった。何度も繰り返される前世の夢と、来世の夢。その不安は、現実のモノとなり、世界は焼き尽くされて終焉を迎えた。
焼き尽くされた世界は、少しずつ再生する。セルシアの転生体は、生まれ変ってゆく世界に生まれた。転生体であるオセルは、呪いの病。この時代の者は、呪いの病を背負っていた。その様な世界で、ラーストゥクルとの再会を果たす事が出来た。オセルは病に倒れてしまう。束の間の再会、オセルは死に逝く。ラーストゥクルは、昇華してゆく魂を見た。ナディアであり、セルシアであり、オセルであった魂は、輪廻を終えたのだった。
ラーストゥクルは良いと想えた。再び巡り逢えたのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 14:00:00
67607文字
会話率:50%
ロボットで三度の飯が食える青年はトラックに轢かれ死亡した。
光り輝く超存在によって剣と魔法とロボットの世界に転生させてもらえることになったが、チートロボットを願った彼は、大体願ったとおりのチート性能を持つロボット『ゼフィルカイザー』に転
生させられていた……!!
己の性能を満足に使いこなせないゼフィルカイザーは、魔力は少ないが操縦技能に長けた少年アウェルと、ロボットの存在意義を脅かす戦闘能力を持つ少女セルシアと出会う。
かくして、彼らの邪神と戦う旅が始まる……!!
※拙作には名作のパロディ・オマージュ・リスペクトが多分に含まれます。ご容赦ください。
9/16追記 第三章完結しました。活動報告にあとがきを掲載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 18:00:00
1861086文字
会話率:47%
王立セルシア魔法学校――貴族と平民が一つの学舎で学ぶ唯一の学校である。
――と言う舞台で秀才主人公が活躍する筈だったのに周囲が割とチートなため活躍する機会がなくなってきたスクールファンタジーもどき。
最終更新:2015-10-20 18:00:00
270280文字
会話率:51%
前の妻を病気で失ったオルーフィア公爵の元に、嫁いだセルシア。屋敷には前妻の物が残っており、オルーフィア公爵はまだ前の妻を愛しているとセルシアは思い、それでも愛されたいと願う。
そんな2人のお話。
ハッピーエンドです。
Berry's
cafeにも同作品投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-05 11:18:14
4677文字
会話率:32%
セルシアの首都、バルメースに、無事に到着したアスパーン。
しかし、街の規模や、自分の知る『常識』とのあまりにも大きな違いなど、『世間の広さ』に、圧倒され、プランの修正を余儀なくされる。
行きがかり上、このままではバルメースで生きていけ
ないと思い、それに付き合うことにしたティルトとラミスだったが、こちらもいささか認識の甘さがあったようで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-09 00:00:00
78125文字
会話率:30%
ザイアグロスという特殊な土地に生まれ育った少年、アスパーンは、実家の仕来りに従ってお目付け役の森妖精、シルファーンと共に慣れ親しんだ地を離れる。
『先ずは都会へ』
と、隣国セルシアの首都、バルメースを目指す中、思いも寄らない経緯から事
件に巻き込まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-19 12:29:53
90590文字
会話率:31%
十五日後に国民が死ぬ——王国都市プリセルシアは、悪魔ギトラの呪いによって、かつてない危機に瀕していた。
それに対抗するため、伝説の勇者エルヴィスを蘇らせるが、エルヴィスに宿った魂は、現代にいた「僕」だった。
僕は仕方なく、ギトラ討伐の
命を引き受けることにする。
ギトラを倒すには、究極魔法「デウス・エクス・マキナ」以外に方法はない。そして、その魔法は大魔導士にしか使用できない。その魔法を解放するには、勇者が大魔導士とキスをすることだという。
しかし、目の前に現れた大魔導士の候補は四人いた。究極魔法を使用できる大魔導士は一人しかいない。
果たして、本物の大魔導士は誰なのか?
そして、僕はギトラの野望を打ち砕くことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-05 22:00:00
36292文字
会話率:52%
宇宙より飛来した怪物に制圧された地球から人類が逃げ出して数百年。人類は宇宙に生活圏を移しつつも地球を取り戻す日を夢見たり見なかったりしながらそれぞれの今を生きていた。古代文明の遺物が眠る“アーク”にて目覚めた少年は気付けば遥かな未来の時代に
居た。輝光機と呼ばれるロボットの中でも伝説の一機、エクセルシア。そしてエクセルシアの力を引き出す謎の少女、ウルシェ。自分を見付けてくれたサルベージ艦、デヴォンジャー号でロボットのパイロットをする事になった主人公。色々と大変な状況ですが、彼は元気です。数百年前の幼馴染と再会して戦ってみたり、この世界の秘密に近づいてみたり。鬱々とした出来事の連続、だがそんな事は気にしない。世界はお気楽な彼の双肩にかかっている! ゆるゆるせくしーSFロボット小説、出撃!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-09 04:34:47
124962文字
会話率:64%
遺跡調査の際に両腕を失ったセルシア。
その治療をするべくハウエンツァの元へ修理に向かったときのお話。
最終更新:2011-04-05 01:17:04
3087文字
会話率:42%
リレー小説企画、『輝ける星光』第一段。遺跡調査。
最終更新:2011-04-01 00:59:27
85728文字
会話率:35%
機械ノ人、セルシア。彼女はどうしてアストライアの一員になったのか?
最終更新:2011-02-09 00:27:36
2733文字
会話率:29%