人の時代の遥か前、古き種族であるエリアンの時代は第二の太陽によって滅んだ。エリアンはその後一部の者は第二の太陽を再び蘇らせる事のみに動く闇という幽鬼になってしまっていた。時が移り人の時代に、エリアンの都であったリイン・カラドルという場所にあ
る最大の第二の太陽に闇が迫りつつあった。リイン・カラドルの主、エリアンで闇には降らなかったクインは、第二の太陽を封印するための力ある言葉(人は魔法という)を自分の使い手である人形(ダルモンという)を三体に託して世に放った。その内の一体が主人公イリアス・ウォン・ランドール愛称イリスの住む国の森の近くで出会い力ある言葉を彼は受け取った。この事からイリスは他の力ある言葉を持つ他の二体を探し出し、リイン・カラドルへと第二の太陽を完全に封印する旅をすることに。彼の闇との闘いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 10:00:00
134422文字
会話率:51%
8月31日。天城汀は、神社の陰でぐったりしている女性を見つける。イリアスと名乗るその女性はこの世界に、「開けると災いが起こる箱『パンドラの匣』」が散らばっている、その箱の回収を手伝って欲しいと語った。こうして天城汀は、イリアスとともに『パン
ドラの匣』を回収する旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 23:51:25
2450文字
会話率:52%
千年王国には、語られざる物語がある。
封じられた扉。禁じられた言葉。越えてはならない境界。
騎士たちが歴史に押し流されようとするさなか、
川べりにひとつの屍体が流れつく。
運命の子が、その血の記憶に触れる時──
異言者。
生まれきたる世界
の胎動が、静かに聞こえだす。
* * *
結界の中で一千年の歴史を紡いできたイリアストラ王国。
人々は魔の力に怯え、時代の波に翻弄されながら生きている。
若き女性騎士マイテは、川辺に流れ着いた屍体の捜査を命じられる。
しかし、それは国家の根幹を揺るがす秘密の場所へと繋がっていた──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 21:35:21
15132文字
会話率:32%
不思議な世界アルチノーレに来てしまった夜井桜。
四つの大地の頭領と彼女たちの過去、アルチノーレを染める黒い影、霊命を巡り、この世界を救うことができるのか?!
最終更新:2025-05-05 17:14:33
3105文字
会話率:76%
男爵令嬢のディアナは国王と父の命令により、騎士団で副団長をしているエイリアス・グレイと婚約して王立学院に通うことになった。
エイリアスは銀髪に黒曜石の瞳を持つ、英雄体形をした美男だった。遠い星から来た宇宙人で、全身がツルツルした銀色の小男
だと聞いていたのに――。
ディアナはエイリアスの力を借りて、おしゃれな美人に変身する。さらに、エイリアスと共に礼儀作法を身につけ、立派な淑女となった。
二人は仲を深めつつ卒業の日を迎えたが、卒業パーティーで愚かな第二王子が自分の婚約を破棄し、ディアナと婚約しようとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 15:11:26
8074文字
会話率:26%
10年前、イリアスの人生は一変した。
息子が欲しかった父親は娘のイリアスが生まれてから愛人を作り、イリアスと体の弱い母冷遇していたが、不祥事が露呈し、逃亡。ふざけんじゃねえあんな糞親父のせいで警邏に人質として捕まるなんて絶対嫌だ。
と、母と
ともに屋敷から抜け出すも、賊に襲われ、逃げ込む先は貧民街しかなかった。神はいないのか。
それから10年後、イリアスは男装し、用心棒として身銭を稼いでいた。
そんなイリアスの下へ怪しい男が依頼に来る。
その正体は……馬鹿王子と評判の第一王子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 18:00:00
81964文字
会話率:34%
すべての人が最後に「幸せ」を手に入れたとき、誰が英雄の結末を気にするだろうか?
神々は天地を祝福する。その力は日月や星々となり、世界の万物を照らし続ける。
童話に登場する勇者に憧れる少年イリアスは、夢の中で謎めいた助けを求める声を聞いた
。
名を明かさない両親、ぼんやりとした記憶──それらは彼にとって手の届かない謎のままだった。
それでも、彼は「英雄」になることを渇望した。伝説のその人のように。
信仰と欲望が交錯し、異端者と信徒が対立する中で、正義と悪の境界は曖昧になる。
英雄と罪人、その境界線とは一体何なのか?
月明かりの下、答えを求める旅が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 15:10:27
8963文字
会話率:23%
「私はニーベルング王国の出身で、私の名前はイーリアスです。」
「私の婚約者は勇者の二代目、勇者の息子です。次の言葉を心に留めていただければ幸いです。今回は東方の大魔王を探し出し、滅ぼし、 「ああ。東方の民に返せ。待望の平和だ。東方の大魔王に
関する情報があれば、すぐに知らせてくれ」
10年か20年前なら、このような自己紹介はクラスを騒がせただろう。
生まれつきカーキ色の頭髪で黄毛というあだ名を持つ私にとって、同じクラスにいたとしても、卒業するまで金髪の美少女と出会うことはなかった。
私も借家に毎日住んでいる女の子・レナと同居しており、イリアスに気づかれることはありません。
たまたま、イリアスが教室で一人で座って泣いているのを目撃したことを誰が知っていましたか.彼女が私に尋ねるとは思っていませんでした。
「男の子がエサに釣れるようになるには、女の子はどんなトレーニングをすればいいの?」
彼女が私にこの質問をして以来、私の人生の軌跡はおそらく誰かによってわずかに変更され、地球を揺るがすような変化を遂げました.
ノベルがテーマの格闘ゲーム(Fighting Game)のライトノベルが正式解禁!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 07:39:02
565388文字
会話率:34%
エミリア・スカーレット侯爵令嬢は、親友のリーリャ・エイリアス伯爵令嬢が開催した夜会に赴いていた。久々の再会に胸を躍らせていたエミリアに親友は会わせたい人が居ると、とある人物を連れてくる。その人は、二年前に婚約を破棄したはずの元婚約者だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:04:32
5657文字
会話率:54%
私は失敗した冒険家だ。 私が初めてだと思っていた最高のゲームでまともに冒険できず、途中で脱走した。 毎回日常を送りながら、いつもその最後の瞬間を思い出した。 私がまだ自分の役目を果たせなかった時を。 そんなある日、運命のようにそのゲームは再
び私に近づいてきた。 接続した瞬間、私はその日に戻り、私には何も必要なかった。 剣と共に青空の下を歩く瞬間、私は未来に向かっていたから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 23:31:42
41798文字
会話率:37%
男爵令嬢のエレアナの婚約者はとても美しい。
その婚約者は侯爵家嫡男イリアス。数年前に起きた大災害によりエレアナの男爵家から資金援助を受けたことにより見返りとして婚約者におさまった。
それにより学園では女生徒らに「お可哀想なイリアス様を解放し
て」と言われるのだ。
しかし────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 13:44:56
30605文字
会話率:54%
マリーナは高い魔力と金髪赤目の美しい容姿から聖女候補と謳われ王子クリスとの婚約が決まっていたが、ある日一方的に王族側から婚約破棄された上にクリスは行方不明となる。更に両親祖父母を何者かに暗殺されたマリーナは、引き取られた先のリリーネ子爵家の
夫婦と娘・ソヴィから忌み子と疎まれ、地下牢にて唯一の宝物である熊のぬいぐるみとともに監禁生活を送ってきた。
ソヴィが隣国の王太子イリアスの元へ嫁ぐ日。ぬいぐるみが突如光り出し、王子クリスに変化した。
「ずっとこの時を待っていた」
クリスに連れられ、地下牢及び屋敷から抜け出して逃亡生活の末宮廷へ流れ着いたクリスとマリーナ。
マリーナを狙う黒い陰謀が隣国から蠢いているとは知る由もなく。
一途な幼馴染元婚約者の王子×元聖女候補だった令嬢のお話になります
※この作品はアルファポリスとムーンライトで更新していた「元聖女候補の監禁令嬢は元婚約者の王子から一途な溺愛を注がれる。」から性描写を撤廃し全年齢向けにリメイクした作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 17:09:03
85923文字
会話率:65%
周辺を山や川、湖に囲まれた自然の中に立地する貿易の中継地点、大都市エガリテを王都とする国、イリアス王国は、その立地を利用した魔法の学術研究が盛んにおこなわれている、いわば魔術大国だ。
そんな国で下級貴族として生まれたミナは、下級貴族にある
まじき才覚と謙虚さを持ち、奨学生として魔法学院に入学した後、常にトップの成績を維持していた。一言で表すならば、天才だった。
当代きっての成績と研究功績を残していたミナは、通常よりも三年早い、その上主席での卒業が決まっていた。しかし、それを快く思わなかった上級貴族、アンナ・ロザリアによって、第2王女殺害を計画したとして学院を永久追放されてしまう。
その帰り道、奨学生、そして才覚溢れる学院の首席卒業生としての地位を奪われ路頭に迷っていると、街はずれで魔物に襲われている女の子を見つける。
戦う事が好きではないミナだったが、反射的に魔法を放ち魔物を退けると、襲われていた少女がイリアスの第三王女、アイリスであることが分かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 10:25:02
2752文字
会話率:21%
英雄や大富豪なんかに興味ない! 将来の夢は、天寿を全うしてベッドの上で死ぬことよ!
そんな夢を実現するため、冒険者から雑貨店の店長になったイリアス・フォルトナーの日常を描く活動記録です。
剣と魔法の異世界が舞台です。
そこそこダンジョンに
潜ったりします。
適度に商品開発していきます。
ちょくちょく世界の謎に絡まれます。
ハーレムにも逆ハーレムにもなりません。
基本は、主人公がやりたいことを好きなようにやってく騒がしく慌ただしい日常の物語です。
評価やブックマークでの応援、よろしくお願いします。励みになります!
※カクヨムでも公開をはじめました。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054918285144折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 00:00:00
274704文字
会話率:43%
異世界で村娘に転生したイリアスには、聖女の力が宿っていた。本来スローレン公爵家に生まれるはずの聖女が一般人から生まれた事実を隠すべく、八歳の頃にスローレン公爵家に養子として迎え入れられるイリアス。
貴族としての振る舞い方や作法、聖女の在り方
をみっちり教育され、家の人間や王族から厳しい目で見られ大変な日々を送る。そんなある日、事件は起こった。
イリアスと見た目はそっくり、聖女の力?も使えるもう一人のイリアスが現れ、自分こそが本物のイリアスだと主張し、婚約者の王子ですら彼女の味方をする。
このままじゃ聖女の地位が奪われてしまう。何とかして取り戻そう……ん?
別にいっか!
聖女じゃないなら自由に生きさせてもらいますね!
重圧、パワハラから解放された聖女の第二の人生がスタートする!!
コチラの作品の連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n8335il/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:59:04
94334文字
会話率:41%
【連載版スタートしました!】
https://ncode.syosetu.com/n9071il/
異世界で村娘に転生したイリアスには、聖女の力が宿っていた。本来スローレン公爵家に生まれるはずの聖女が一般人から生まれた事実を隠すべく、八歳
の頃にスローレン公爵家に養子として迎え入れられるイリアス。
貴族としての振る舞い方や作法、聖女の在り方をみっちり教育され、家の人間や王族から厳しい目で見られ大変な日々を送る。そんなある日、事件は起こった。
イリアスと見た目はそっくり、聖女の力?も使えるもう一人のイリアスが現れ、自分こそが本物のイリアスだと主張し、婚約者の王子ですら彼女の味方をする。
このままじゃ聖女の地位が奪われてしまう。何とかして取り戻そう……ん?
別にいっか!
聖女じゃないなら自由に生きさせてもらいますね!
重圧、パワハラから解放された聖女の第二の人生がスタートする!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 19:01:17
12632文字
会話率:36%
大学生の田中良は帰宅途中に偶然現場を目撃し、暴漢に刺されて死亡した。彼は神様と出会い、彼に望むあらゆる種を生み出す能力を与えました。田中の夢は自分の農場を持ちスローライフを過ごすことでした。この能力を使って、彼はその夢を現実にするつもりです
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 11:15:46
33722文字
会話率:12%
イリアスは、忌み嫌われている黒髪がバレて死にかけたことがきっかけで、前世を思い出す。
前世は大聖女として、ひたすら国と民のために働くだけの毎日だった。今世は黒髪のせいで迫害され命さえも狙われる始末。
でも命を救ってくれた神官のお陰で、やっ
と普通の生活が送れるようになった。
「普通の生活」って、ものすごく楽しい! ――と思っていた矢先、魔物の国との国境にある白防壁に触ってしまう。その瞬間、大聖女の力が体を駆け巡り、壁の威力が弱まっていることを知る……。
万が一にも白防壁が崩れたら、「普通の生活」がなくなってしまう。何よりも――魔物の王がやってくるかもしれない。前世の死ぬ間際に聞こえたあの男の声……。
「生まれ変わったお前を妃に迎えるのも悪くない」
どうすればいい? 前世では、兄である国王の命で、大勢の協力を得て白防壁を築くことができた。魔法の得意な護衛騎士も、聖なる力を持つ大神官もいない今世。一人でどこまで出来るというの?
強くなくてもいい。聖なる力がなくてもいい。せめて、「頑張れ」「大丈夫だよ」って声をかけてくれる人がいてくれたらなあ……。
前世も今世も、主人公を支えるイケメンたちが登場します。
※魔物との戦いシーンがあるかも? と思い、R15設定にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 12:03:44
84196文字
会話率:27%
《簡単あらすじ》
前世が魔女だった主人公が、魔女時代の飼い猫(転生後の人間)と幸せになるまでの物語。
《しっかりあらすじ》
400年前に実在した魔女は世界から孤立した生活を送っていた。
魔女の唯一の心の拠り所は共に暮らす『猫』。
名前をクロと呼んだ。
しかし、クロは魔女にとって心を満たす存在では無かった。その真意は『人』と共に暮したかったから。
猫であるクロは魔女に恋心を抱いていた。だが、ただの『猫』であるクロのその恋心が魔女に伝わる事は無く、魔女は大聖女イリアスによって討伐された。
400年後、魔女は人間へ生まれ変わった。そして、魔女を改めてハンナ・スカーレット(主人公)は、今世こそ幸せになりたいと願った。
ハンナは王国屈指の名家エドワード公爵家の嫡男ヴィルドレット・エドワードとの結婚が決まった。
しかし、ヴィルドレットはその結婚に乗り気では無かった。何故ならヴィルドレットの前世は魔女に恋した猫……クロの生まれ変わりだったから。その心には未だに魔女への恋心をもっていた。
故に妻となるハンナに向かって「愛さない」宣言をしてしまう。
妻となった女性……ハンナ・スカーレットこそが、魔女の生まれ変わりとも知らずに……。
完結まであります。本日1月8日は5話ほど投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 19:05:40
101588文字
会話率:32%
《簡単あらすじ》
【主人公目線】前世が魔女だった主人公が、魔女時代の飼い猫(転生後の人間)と幸せになるまでの物語。
《しっかりあらすじ》
400年前に実在した魔女は世界から孤立した生活を送っていた。
魔女の唯一の心の拠り所は共に
暮らす『猫』。名前をクロと呼んだ。
しかし、クロは魔女にとって心を満たす存在では無かった。その真意は『人』と共に暮したかったから。
猫であるクロは魔女に恋心を抱いていた。だが、ただの『猫』であるクロのその恋心が魔女に伝わる事は無く、魔女は大聖女イリアスによって討伐された。
400年後、魔女は人間へ生まれ変わった。そして、魔女を改めてハンナ・スカーレット(主人公)は、今世こそ幸せになりたいと願った。
ハンナは王国屈指の名家エドワード公爵家の嫡男ヴィルドレット・エドワードとの結婚が決まった。
しかし、ヴィルドレットはその結婚に乗り気では無かった。何故ならヴィルドレットの前世は魔女に恋した猫……クロの生まれ変わりだったから。その心には未だに魔女への恋心をもっていた。
故に妻となるハンナに向かって「愛さない」宣言をしてしまう。
妻となった女性……ハンナ・スカーレットこそが、魔女の生まれ変わりとも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 12:04:37
5847文字
会話率:16%
「あなたが婚約破棄をされたと聞きました。もうそんなところにいないで、こちらに来なさい」
ユルべール王国の大臣だった父親の失脚を理由に、テイワズ侯爵子息マークスに婚約破棄をされた元イリアス侯爵令嬢ミリアライゼ。昔、郵便の手違いで知り合った文通
相手が、自分の住む土地に来るよう誘い、行く宛のなかったミリアライゼは傷心を癒すためにも旅行を決断。ところが、ミリアライゼは文通相手の住所や人柄、ペンネームは分かっていても、身分や本名を知らない。不安を抱きつつも向かった先は、ウィンズ公爵領領都エヴァンゼリン。文通相手の住所にやってきて、ミリアライゼは尋ねます。「夜分遅くに申し訳ございません。私、ミリアライゼ・イリアスと申します」
屋敷に招かれて、アスターを名乗る人物と初めて対面したミリアライゼは驚く。
※この作品は他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 17:00:00
24740文字
会話率:39%
仙女リトスは町村々を護っていた
それをどうにかライドウは手助けをしたかった
そんな時彼は気付いていた
仙女リトスですら世話を焼いている物を
それこそが曰く付きの呪いであった
その呪いの存在を知っていたライドウはそれに手を触れた
その瞬間
自身の中に何かが入り込むのを感じた
そして「感染した」そう思った瞬間
自身の肩から浮かび上がるように何かが具現化していた
その何かを仙女リトスは殺食欲だと呼んだ
そして呪力を持ったライドウは
町村々にとって忌み嫌う存在となった事を
仙女リトスが死ぬまで分からなかった
気付いた時には殺食欲という呪力によって殺意を食い荒らしていた
降り頻る雨の中現れたのは紳士の青年ソドムだった
ソドムはその呪力という名をメタコードと呼ぶのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 01:48:44
13521文字
会話率:82%