異国の血を引く少女・あやめは、山奥の小さな村で兄とふたり暮らしていた。
しかし、干ばつが続いたある年、兄は祭具を盗んだ疑いをかけられ人柱にされてしまう。天涯孤独になったあやめを救ったのは、美しい人魚の青年・潮だった。
7年の月日が経ち、あや
めは潮とこれからもずっと一緒にいたいと願うようになる。
だが、不老不死であるはずの潮は、「ずっとなんてない」と彼女に告げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 22:32:51
88190文字
会話率:38%
四十代、国に見捨てられた就職氷河期世代のミナ。娘が大学生になり、夫とふたり暮らしに戻ったが、夫はどうも浮気をしているらしい。浴びるように酒を飲んだ翌日、「人生が、詰んだところで、異世界に。転生、キター」喜んだのもつかの間、ミナはNPCとして
村に転生したことが分かった。ところがそこは天国のような村で──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 07:00:00
4304文字
会話率:53%
レアな血液型のたっくんはまだ未就学児だった4年前、事故で失血死の危機に陥った。
その時、たまたま近くにいた同じ血液型の朱里の輸血のお陰で、たっくんは命を取り留めた。
翌年、アメリカの大学に研究の為、赴任したたっくんの父母はカレを朱里に託
したのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 16:44:27
2892文字
会話率:64%
【紋章が彩る、10年前のバラバラ殺人と現代の事件】
【個性豊かな登場人物たちと、あなたは友達になる】
【フランケンシュタインの魔女が彩る、極上のSFダークファンタジー・ミステリースリラー】
――創られた死体たちに、紋章を添えて――
紋章と呼ばれる、機械の代わりに埋め込む魔力を持った技術。
その紋章の技術が発達した地方都市『鳥羽差市(とばさし)』で、女子中学生が姿を消した。
最後の目撃証言は、羊の紋章から繋がる「裏側の世界」。
10年前のバラバラ殺人事件から生まれた、「バフォメットの都市伝説」に出てくる世界……失踪してから1カ月経つまでは、住民の誰もがその考えを持っていなかった。
――10年前の事件、知っているか?――
女子中学生が姿を消してから1カ月後、『鳥羽差市』を囲む森の中に、奇妙な移住者が訪れる。
ひとりは缶コーヒー好きの自称箱入り娘“イザホ”、もうひとりはおしゃべりなウサギの“マウ”。
彼女たちの引っ越し理由は、自立をして母親を安心させるため。
そして、10年前にこの街で起きたバラバラ殺人事件を詳しく知ることで、自身の存在理由を確かめるためだ。
……10年前と同じ空気が、『鳥羽差市』に広がっていることを知らずに。
――ボクたちの新生活の場所をここにして、やっぱり正解だったみたいだね――
鳥羽差市で待ち受けるのは、個性豊かな住民たちとの出会い。
街を愛する私立探偵、暗い顔の刑事、喋るマンション、忘れん坊の喫茶店店長、どこでも寝てしまう女子中学生……
そして、イザホを裏側の世界へと引きずり込み、命を狙う存在。
着々と進んでいく、奇妙で狂気を感じる現代の事件。
次第に明らかになる、羊の頭の大男が起こした10年前の事件の真実……
平穏なふたり暮らしの日常が、なんども非日常へと突き落とす。
存在理由を求めた先にあるのは、敬意か? 再現か?
※タイトルの「章紋」は通常の読み方では「しょうもん」と読みます。
「カクヨム」「エブリスタ」「ノベルアップ」「Nolaノベル」でも公開しています。
この物語が、誰かの紋章となりますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 17:26:29
455379文字
会話率:30%
光の花園-
それは、300年に一度起こると伝えられる、星降る夜の奇跡。気候や湿度、月の位置など、すべての条件を満たしたときに初めて見られる、幻の景色。
13歳の少女・ティーゼは、町外れの森にひっそりと建つ小屋で祖母とふたり暮らし
。
年に一度のお祭りの日。憧れの王子様を一目見るため、ティーゼは幼なじみの少年・セレウスと共にお城の舞踏会に忍び込む。
ただ、一目見て帰るだけのつもりだった。
しかし、 そこで知らされることとなる、ティーゼとセレウスの出生に関わる秘密。
驚愕の真実に悩み、苦しむティーゼが出会ったのは、城で画家として暮らす少年・ルーネットだった。
光の花園を見ることを夢見るルーネットと、ティーゼは次第に心通わせていく。
王国の運命に巻き込まれていくティーゼとセレウス。そして、ひたすらに夢を追い求めるルーネット。
奇跡の光の花園をめぐる、それぞれの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 21:00:00
163631文字
会話率:50%
才女の姉は、やり手の料理上手。
天然の弟は、いさみ足のおとぼけ屋。
仕事で留守がちの両親は置いといて、姉弟のふたり暮らしは送られる。
いつもの朝食。
だが、弟にはひとつのことを為す決意があった!?
最終更新:2021-10-31 12:29:41
2311文字
会話率:15%
大陸の北には人間が、南側には魔族が暮らしている。
何度目かの和平交渉に際して、両国から選ばれた一名ずつが、大陸の中央にある邸で共に過ごすことが命じられた。
魔族代表のザカートの前に現れたのは、皇帝の孫娘、アナスタシア姫。
魔族の研究をしてい
るのだという姫の屈託のなさに、ザカートは帝国人に対する偏見と警戒を解いていく。
違う国で生まれた、違う種族のふたりのおはなし。
**********
表題作である本編は前後編で終わり、あとは後日談となります。
先が気になる方はお付き合いくだされば幸いです。
もろもろも含めて、全11話構成。
4/15以降、16:00、20:00の二回更新予定です。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 20:00:00
36695文字
会話率:29%
東京の、小さなふたり。
最終更新:2021-02-18 17:43:09
1424文字
会話率:49%
変な女子高生、姉の京子。
しっかりものの小学生、弟の忍。
血のつながらない姉弟ふたり暮らしの、ささえあう日常とささやかな食卓の交歓。
同名タイトルの漫画原作シナリオです。
単行本未収録のエピソード、及び未発表のシナリオも公開します。
ま
たpixivとTwitterでコンテを公開しています。
この作品はカクヨムとpixivにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 19:48:33
219495文字
会話率:50%
少女アンは、母親とふたり暮らし。
クリスマス前夜、最愛の母親が、大切な指輪を無くしたと知り、見つけようと街に繰り出すが⋯⋯?
最終更新:2020-12-25 05:00:00
7237文字
会話率:34%
両親が行方不明になってしまった「俺」は現在妹の真那とふたり暮らし。
真那は和食をつくるのが上手な、俺なんかにはもったいない出来の良すぎる妹なのだが……。
2012年に同人誌として発行した『鋼の国の火星兵《マルス》』に収録されていた作品を
改題したものです。出オチなので変えたタイトルを原案の出オチに戻しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 00:00:00
15653文字
会話率:53%
楡野奏太郎(にれの そうたろう)は飢えた狼のようないかめしい顔をしているが、中身は「妹が趣味」の重度のシスコンである。
大学二年生の春、高校に進学する義妹の風璃(かざり)とふたり暮らしをすることになり胸を躍らせていたのだが――。
実家に
暮らしていたころから風璃は無愛想、話しかけても返事はぶっきらぼう、冷たい視線でにらみつけてくるなどなど、奏太郎に心を許していない様子。ふたり暮らしを始めてからはますます塩対応に拍車がかかっていた。
家族をなにより大切にしたいと考える奏太郎は風璃に打ち解けてもらおうと必死に努力をするも手応えはなく――。
しかし風璃の塩対応は、実は好意の裏返し。奏太郎をひとりの男性として愛していたが、シャイで奥手な彼女は素直になれずにいただけだった。
この恋に気づいてほしいと遠回しなアプローチをする風璃に、奏太郎はまったく気がつかない。
義妹を溺愛する奏太郎と義兄に恋をする風璃の”ある意味、両片思い”の攻防が始まる……!
シスコン兄貴と一線を越えたい義妹のアットホームラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 16:20:57
82256文字
会話率:52%
主人公、猫宮ねこ子は幼い頃から母とのふたり暮らしだったが、ねこ子が十五歳になった秋にめでたく母親の再婚が決定的となり、相手方の娘さん、すなわち義姉になる予定の女性と翌日顔を合わせることに、しかし、なぜだかその日からねこ子の身体にはひとつの異
変が発生する……。(大体タイトルでお察し)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 16:59:56
20740文字
会話率:53%
小説家、藤野丞。息子夫婦と孫とのんのんと暮らしていたが、筆が進まず悩んでいた。
そんなとき旧友である漫画家成瀬と再会し、かつて互いに創作に燃えていた頃を思い出す。
丞のスランプの原因が家族なのではないかと成瀬は言い、家を出るように誘う。
実
は丞の隠れファンだった息子の嫁、さとみの後押しもあり、丞と成瀬は空き家を買い取り、そこで暮らすことにした。
学生時代、合作したときのペンネームからその家を伏木荘と名付ける。
慣れないふたり暮らし、家事やご近所付き合いに格闘し、そこで新たに出会う人々。
それぞれが悩みを持ち、夢を持ち、伏木荘に集まってくる。
初老というにはまだ(気持ちは)若い彼らの日常を綴る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 14:17:02
5170文字
会話率:57%
かの有名な音楽家ベートーベンを父にもつカミル。
1800年代のドイツで母とふたり暮らしていたはずが、目覚めたら21世紀の日本の土手にいた。
自分の名前も見覚えのないこの国や場所の知識も記憶もある。
━━しかしなぜここに!?
現代に転生し
た超有名な音楽家の息子カミルの青春音楽現代転生物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 21:00:00
1416文字
会話率:22%
僕の幼い時の記憶。
僕には、父親がいない!
僕は、たくさんの愛情をお母さんからもらっている事は、ちゃんと知っている
んだよ!
だけど、、、?
やっぱり、お父さんに会いたいんだ、、、!
最終更新:2019-03-19 03:00:00
1406文字
会話率:34%
僕は大きな団地の一室で、妻と二人暮らしをはじめた。
最終更新:2018-01-13 10:13:59
7535文字
会話率:23%
ふと気づけば、どちらの気持ちが先か、どちらの行動が先だったのだろう。
最終更新:2018-01-06 19:34:27
562文字
会話率:0%
虐待母とふたり暮らしだった過去の私。もう、生きるのを終わりにしてしまいたかった。リストカット。OD、飛び降り、自殺願望はいつも頭の中。
精一杯頑張っているのだから、もう、頑張らなくていいよ。ゆっくり心の傷を癒やそう。私は私で生きる。
基
本拒食症のお話になります。もし宜しければ覗いてください|ω•๑`)ㄘら♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-03 12:58:39
1418文字
会話率:27%
「はじめまして。吉田製作所から来ました、保子と申します。本日から、どうぞよろしくお願いします」
艶やかな黒髪に、凛々しい眼差し。色白できめの細かい肌に、和服の似合いそうな華奢な身体。
土曜日の昼下がり、インターホンが鳴ったので玄関を開けると
、待っていたのは非常に顔立ちの整った女性で——。
その日から、アンドロイドの保子さんと僕の、ふたり暮らしが始まった——。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-21 20:00:00
10052文字
会話率:12%