カステヘルミは公爵家の次男オリヴェルの元へ嫁ぐことになったけれど、オリヴェルは幼い時から共に育ったユリアナへの恋慕でこちらを見ようともしない。公爵家の長男もユリアナに夢中なようで、初夜で放置をされたカステヘルミは、ユリアナを間に挟んでお茶を
楽しむ公爵家の兄弟を見て、自分が窮地に追い込まれていることに気が付いた。これはユリアナと一言でも話せば、ないことないこと言われることになり、やってもいないことをでっち上げられることになるだろう。公爵家の人々はユリアナを溺愛しているので、誰を信じるってユリアナを信じるのは目に見えているもの!!しかも!しかも!ユリアナは公爵家の二人の息子に対して、恋人のような妻のような素振りで接しているの。ユリアナ様は恐らく『一妻多夫』を望んでいるのでしょうし、公爵家の二人もそれで良いと考えているのでしょう。真実の妻がいると言うのに、お飾り程度の女なんか抱けるか!!ということで放置されたということでしょう。それなら私、是非とも皆様を応援したいと思います!!一妻多夫大いに結構!!今、カステヘルミの大逆襲が始まる。完結お約束! カクヨムにも更新しております!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:00:00
437158文字
会話率:49%
藤坂潮音は、海を見下ろす街に暮らす、水泳部に所属する普通の中学三年生だった。しかし高校入試を直前に控えた晩秋のある日、古い屋敷で魔力を封じ込めた鏡を手にしたときから潮音の運命は一変する。突然自分の性が変わってしまったという事実を受け入れられ
ずに苦悩する潮音。「本当の自分」を求めるための、潮音の戦いが始まろうとしている。
※この作品は、「Annabel Lee」の名義で、自身で運営しているサイト(http://www5b.biglobe.ne.jp/~Annabel/)に掲載しているオリジナルの小説に、大幅な加筆、修正を加えたものです。15歳未満の方の閲覧をお断りします。カクヨムさんにも掲載しています。
なお、このお話にはいろいろな名前の学校が出てきますが、これらは全て作者が空想ででっち上げた学校であり、実際のモデルとなるような学校は存在しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 00:00:00
941934文字
会話率:46%
500年振りに天界に生まれた神は『ざまぁの神』。兄弟神達は末っ子の神が可愛くて仕方ありません。
そんな時、下界のサンフラワー王国では王太子が婚約者が醜いことを理由に冤罪をでっち上げて婚約破棄を言い渡します。牢に入れられた令嬢のもとに顕われた
のは初仕事に張り切る『ざまぁ』の神。「『ざまぁ』しゅりゅ?」と、可愛く問いかけます。
さて、末っ子神はきちんと初『ざまぁ』できるのでしょうか。兄弟神達も可愛い弟を助ける為に頑張っちゃいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 01:36:14
4593文字
会話率:36%
此処では無い何処か。この世界とは違う世界。
「魔法」と「魔術」が当たり前の世界。
そんな世界。
そんな魔法と魔術が当たり前の世界、
魔法と魔術と世界は何で出来ている?
魔法と魔術と世界の仕組みは?
魔法と魔術と世界の謎と秘密を知りたい。
それが学問となった世界。
マーカー・ハストンと47名の愉快な手下達は装甲擲弾兵である。
戦場にあっては、装甲をその身に纏い、手榴弾を手に、砲火と弾雨の下、敵陣に肉迫、斬り込んでいく兵士。
それが装甲擲弾兵。
これは、
そんな「魔法」と「魔術」が当たり前で、そんな「装甲擲弾兵」がいる世界
での話。
R15は念のため。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 22:00:00
134764文字
会話率:15%
こんな話を知ってるだろうか。
恐らく、オカルト分野では時折聞くような話題かもしれない。伝承で伝えられるような霊や怪物、そして魔術。それらが本当は実在しているという話。
その答を先に言えばそれは一部だけ本当だ。
魔術は実在する。
霊や怪物などは言ってしまえば魔術的な作用によりその存在を実にしている側面がある。
現代社会では誰かの流布した眉唾じみたでっち上げの話と思われるような事柄ではある。だが、それはこちら側の世界の人間ではない表の人間達が一般常識として認識させられている物に過ぎない。
彼らが何故そう認識するようになっているのか。それは魔術師達により結成されて世界中に根を張るようになった秘密結社、魔術協会が流布しているカバーストーリーによる物なのだ。
魔術が実在するという真実を知っているのは、魔術を操る者達だけ。
そういった理念の下に魔術協会は魔術という超自然的な奇跡を起こす方法をありとあらゆる手段で隠匿し、世界から魔術の存在をひた隠し続けている。
魔術協会奇跡管理部という魔術の存在を魔術の存在を知る者以外の人間から隠匿する組織に所属する魔術師、大神香月(おおがみかづき)はある日下された任務で誘拐されていたモデル『EVE(イヴ)』と偶然出会う。
彼女は、彼女の身にあるとある理由で誘拐されていた。
香月は自分の過去の体験から彼女を助け出すと決意する。
それを発端にして彼の運命は動き出す──
10月1日よりEpisode Ⅰ 『EVE誘拐事件編』毎日投稿。
28エピソード予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 15:57:39
550277文字
会話率:47%
頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したラフィーナ。『王都の毒花』という悪評をでっち上げられ、義妹に婚約者を奪われ、厄介払いのように『バケモノ辺境伯』の元へ嫁ぐという、ネット小説でありがちな目に遭っている真っ最中である。
ところが、出会って約十
分で夫となったベリオンとは気楽な白い結婚。仕事と返済に追われる前世とは違い、借金も義務もプレッシャーもなく、あるのは美味しいごはんにふかふかベッド。何にも気にせずのんびり暮ら……せるわけがない! 元貧乏社畜のラフィーナはこの生活を無言の退職(離婚)勧告だと受け取った。
退職(離婚)に備え前世の知識を活用したり、絶対解けないと言われていたベリオンの呪いが解けちゃったりしながら、ゆっくり距離を縮めていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 19:27:19
109294文字
会話率:34%
でっち上げの罪で隣国と共謀し国を亡ぼすと処刑された私が目覚めると、そこは十年前の自分の部屋だった。
十歳のころはまだ聖女としての力が目覚めていないことを思いだした私は、今度の人生では決して聖女にならないと誓う。
しかし聖女にならないのであれ
ば結婚して家に入るか、あるいは勉学で身を立てるかしかない。
よろしい、ならば勉強だ。
そして思いきり勉強し王立学校を主席で卒業した私だったが、卒業式のその日に公爵家から呼び出しがかかる。
私はその公爵の名を聞いた時、身を震わせた。
何故ならヴォルフザイン公爵とは、前世での私を処刑するように王に進言した公爵その人だったのだから。
おそるおそる公爵家に伺うと、そこには当の公爵閣下と花の様に可憐な姫君が並んでいて――。
空気の読めない陰キャ才女と、シスコン公爵が王都と社交界を舞台に大暴れする異世界ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 11:55:23
198099文字
会話率:41%
『なんちゃって剣戟アクション 美少女パンチラ添え』ここに誕生。
22世紀中盤。VRやAR、MR(複合現実)の技術は一般に浸透し、生活の一部となった時代。
MR技術の派生を利用した、騎士道の名を冠した「シュヴァルリ(Chevalerie)」と
呼ばれる中世騎士物語を模倣する新たなスポーツが生み出された。
自身が物語の主人公となれるロマンから、騎士=「シュヴァリエ(Chevalier)」と呼ばれる競技者は爆発的に増加した。
これは【姫騎士】と呼ばれることに異常な熱意をかける一人の少女の物語。
仲間たちとホンノリ青春したり悩んだりしながら、世界の頂点をウロチョロする。
実験的に冗長で細かな処も書いてます。なので内容とか構成とか怪しいところは深謝。
あと、雑学多めに盛っていきます。
※この物語はフィクションです。登場する人物、団体、宗教、国家とは全くもって一切関係ありません。名称が類似もしくは酷似する場合もすべて気のせいです。全てウソっぱちのでっち上げです。
「カクヨム」にも居ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 19:00:52
1435122文字
会話率:37%
――死者のレシピをカフェで出す、うちの神様はうまく泣けない。
稲葉和(いなば のどか)、20代半ば。民俗学系ライター兼編集の契約社員。
子供の頃から他人には見えない小さな神々や死者の気配を感じることができた彼女は、初めて自身の企画が通っ
た「神社巡り」の仕事に取り組んでいた。
しかし上司の異動を機に、取材先の綾白神社の事故は神の祟りだ、という記事のでっち上げを強要されるなどの、パワハラとセクハラに追い詰められていく。
そんな時、同じ力を持ち唯一の理解者だった祖母が生前、「困ったときに行くように」語っていた店の存在を思い出す。
そこは「一見さん歓迎、二見さん大歓迎」――黄昏時から深夜だけ開店する和カフェ「夜見」。
現世と常世の境にあり、常世に紛れ込もうとする人々に、失われた「死者のレシピ」を渡す場所。
営むのは黒髪の美青年――早瀬と名乗る消えゆく川の神と、彼の眷属の茜と澄の二人。
祖母のレシピを食べて勇気づけられた和は、男性客・斉藤の苦境を知り、死に別れた母親の「ちらし寿司」の再現を手伝いたいと思う。
ヒントとなる、常世の死者からの文は、熊笹の枝に付いた『かささぎの渡せる橋』、百人一首にも収められた和歌の初めだけだった。
和は早瀬と共に、和歌と伝承文学の知識を生かして、斉藤が母親から語られた七夕伝説の類型から、彼の母親のルーツとなる地域とレシピを探ろうとする。
一方で、早瀬が常世に毎日手紙を送り、「殺してしまった」友人からの返事を待ち続けていたことを知り……。
この話はPixiv、カクヨムにも掲載しています。
※描写その他、調整中です。また今後続編を掲載する可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 09:12:53
28290文字
会話率:45%
自身は国益のための政略結婚よりも真実の愛を選び、幸せな家庭を築いたのに、家臣や国民には王家のために尽くすのが当たり前、個々の家庭よりも王家に尽くせ!と宣う国王がいた。
そんなブラック環境の王城で働いていた国王の側近達が、愛する者のために
、密かに抵抗をし続け、その国を崩壊させ、新しい国を興すまでの話。
「真実の愛は政略結婚よりも尊いのです」と、かつて宣った王妃の行く末はどうなったのか……
かつての王太子とその恋人によって冤罪をでっち上げられ、国を追われた元令嬢が、その後王妃になった彼女のことを回想する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 22:00:00
18029文字
会話率:14%
エリザベス=コンラッド侯爵令嬢は学園の卒業パーティーで、婚約者である王太子から冤罪をでっち上げられて婚約破棄される。
淑女の鏡と呼ばれていた彼女もさすがに腹を立てて、王太子と浮気相手の聖女に向かって、恨んでやる、呪ってやると泣きながら叫
んで退場した後で、階段から転げ落ち、意識不明に陥ってその半年後に亡くなった。
その後聖女は魅了持ちだったとわかり、王太子は酷く後悔するが、時すでに遅し。国は度重なる災害と疫病の大流行で荒廃してしまう。
これはコンラッド侯爵令嬢の呪いのせいだと皆は噂するようにった。
そしてその後、コンラッド侯爵一族の唯一の生き残りとしてローズリー=マルソール伯爵令嬢が誕生すると王侯貴族だけでなく国民は大喜びをした。いずれ彼女が大人になれば、この国の呪いを解呪してくれるのではないかと。
ところがその令嬢はエリザベスの生まれ変わりであり、前世の記憶持ちだった。
そんなことも知らずに自分の権威を回復したいという自己中の王太子は、まだ幼いローズリーに執拗に婚約を申し込む。
しかし、見た目は七歳だが精神年齢は成人のローズは、初恋の幼なじみと共に、隠された過去の罪を次々と暴いていくのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 12:00:00
58682文字
会話率:19%
八歳で王太子殿下と婚約し、それからは勉強や礼儀作法、ダンス、お妃教育と追い立てられ、友人を作るどころか肝心の王太子殿下と触れ合う暇もなく、その挙げ句に浮気をされ、事実無根の苛めや悪事をでっち上げられ、学園卒業のダンスパーティーで、衆人環視
の中で婚約破棄された侯爵令嬢の私・・・
その後、何の落ち度もないと証明されたけど、王家の闇を知った私に、三つの選択肢たけが与えられた。
私はその中から毒杯を飲む事を選択した。
私はすべき努力を全てやった。その結果がこれなら、それを受け入れるだけだ。
毒杯を飲んだ瞬間、生まれ変わりたくはないか?という声が聞こえてきたが、メンドーだから結構ですと、生まれて初めて本音で応えてしまった。
すると、それが失礼だったのか、私は再び同じ世界に、同じ自分として生まれ変わってしまった・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 21:01:17
14443文字
会話率:18%
谷木章人(やぎ あきと)は、地元の町役場に勤務する公務員だった。ある日、彼の妻愛美(まなみ)からDV被害をでっち上げられ、彼の家族や友人の信頼や愛美への慰謝料によりお金、更には地元ということもあり、噂により職場にも居づらくなり、仕事も失って
しまう。そして、家からも追い出され一人公園のベンチで物思いにふけっていたが、再起を図る為、意を決し、ベンチから立ち上がろうとすると、空から創造主オルディンを名乗る男が空から降ってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 18:00:00
203809文字
会話率:47%
私、エミル・グレアノ公爵令嬢は、母が亡くなった途端、父の愛人とその娘が家に乗り込んできて、居場所を奪われました。
母の遺品を勝手に使われ、母の実家から贈られた宝石も奪われ、挙句、私は義姉によって階段から突き落とされてしまったのです。
その後、修道院に放り込まれて虐待を受け、頼みの綱であった婚約者の王太子からも婚約破棄を宣言されてしまいました。
舞踏会に「本当の父親」を名乗る、出自が卑しい謎の男が出現したせいで、「ニセモノの公爵令嬢」とされてしまったからです。
でもこれ、みんな父とその愛人たちによるでっち上げ。
私は冤罪によって「ニセモノ令嬢」にされたのでした。
ーーでも、わかりました。
ならば、私はニセモノ令嬢として、存分に働きましょう。
教皇庁の青年神官の助けを借りて、私を嵌めた連中の仲間割れを誘ってみせます!
そして、婚約者の地位を私から奪った義姉を断罪し、王太子が新王に即位するのを阻み、実家も王家も、もろとも取り潰してみせます!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 14:10:00
38409文字
会話率:19%
一人で前線を止めていたヤマギシは上官から虚偽の報告をするなと強め寄られる。実は他国から恐れられていたバーサーカーだった。
たった一人で前線を止めていたヤマギシは、突然現れた上官に「この嘘つき野郎が」と言われてしまう。
何の事だかわからない
まま軍法会議に掛けられたあげく、でっち上げの殺人事件の濡れ衣まで着せられる。
しかしこれはすべて上官が仕組んだ罠だった。
「そうか、ならもう俺がここにいる理由はないな」
恩を仇で返されたヤマギシは逃亡。しかし上官たちは侮っていた。
嘘をついていた男を罠にかけようしていたのだが、なんと彼は本当に前線を一人で止めており、他国では狂乱のバーサーカーと恐れられる男だったからだ。
これは、他国からバーサーカーと恐れられていた男が、異世界で無双しつつ、ざまあしたりのんびり冒険者をしたりするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 12:04:47
109571文字
会話率:44%
公爵令嬢であるメアリ=ディセンブルは裁判の被告側に立たされていた。ありもしない不貞をでっちあげられて罪を問われているのだ。
そこでこの国の王子であるキーン=オフェッセンと婚約破棄の示談が始まった。
最終更新:2025-02-04 17:11:23
4408文字
会話率:43%
【検索するべき言葉】
アセンションプロダクション
エノクナギ
中村春香 なりすまし
大川マキナ なりすまし
解説:アセンションプロダクションと検索してみると分かりますが、実在する音楽レーベルがプレスリリースを出したり、公式サイトが存在する
ように一見すると見えると思います。
ですが、これらのサイト群は全て福岡県古賀市舞の里出身で今年で31歳になるアスペルガー症候群の男性が1人で作り上げた虚構の代物です。
古賀特別支援学校、立花高校(福岡県の私立)に対して怨恨を持っており、後述する歌手の野沢あやさんやガンガンWINGで『アリスのお茶会』を連載していた漫画家の大川マキナさんの名前を騙ったnoteでそれら学校の批判を行っています。
なりすまし犯は2010年に「転生神武天皇」を名乗り漫画家の横内なおき氏の公式サイトをでっち上げました。
つまり15年もの間漫画家・歌手・アーティストになりすましている訳です。
また、歌手の野澤あやさんの楽曲を無断でspotifyやレコチョクといった楽曲サブスクサービスに提供し、印税を騙し取っていることも判明しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 05:00:42
464文字
会話率:0%
「嘘つきは、魔王に連れ去られる」と大人たちは子どもを叱る。リリアは子どもの時から嘘つきだと言われていた。伯爵家に妾の子として迎えられるが、使用人のように扱われても役に立てるように頑張った。第二王子と婚約させられても、家のためにと微笑を浮か
べて第二王子の機嫌を取っていた。だが、その王子に夜会の場で偽証罪をでっち上げられ、婚約破棄と国外追放を言い渡される。絶望で目の前が真っ暗になる中、「国外追放ならば、俺がもらっても問題ないな」と、姿を現したのは今代の魔王ゼファル。リリアは連れ去られ、魔族の国で新しい生活を始めることになる。
「結婚を前提に友達になってほしい」
その魔王はリリアの幼い頃から鏡を通じて見ていたらしく、国での保護を申し出る。リリアは一時的に魔王城に身を寄せることにするが、次々と明らかになる魔王の問題行動に思わず素が出てくる。倫理と節度はあると主張するストーカー魔王が、人の役に立とうと空まわる少女を溺愛する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 10:34:23
411886文字
会話率:46%
わたくし、デルフィーヌ・マリー・ル・ノワール・ド・ヴェネノムはヴァランティーヌ王国の名門侯爵家の長女。ヴェネノム家は代々ヴァランティーヌ王国の要職に就き国を導いてきました。わたくしも例外ではなく現王太子であるシャルル・アンリ・フィリップ・ド
・ヴァランティーヌと婚約をしていました。
卒業記念パーティの席で王太子によって婚約破棄を突きつけられるまでは。
突然の婚約破棄、留学生であるエリナ・リンネア・ベリグスドッテルに奪われた婚約者の座。
公の場ででっち上げられる、わたくしの悪事。いったいわたくし、どうなってしまうの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 00:29:44
1296文字
会話率:10%
異世界に召喚された勇者は、魔王と和平協定を結び世界に平和をもたらした。しかし、平和になったとたん、勇者への高額の報酬の支払いや、勇者が王座を狙らいはしまいかという危惧を回避するため、王国側は、和平は魔王と通じていたと裏切りの冤罪をでっち上げ
て、報酬ゼロで追放しようと企てる。さらに勇者は保護のため顔を仮面で隠し、名前を伏せていた。それも軍法会議にかけて追放の際に公開して、さらしものにするつもりだった。勇者は実は真の力を隠しており、裁判前に移転魔法で逃げ、自由な生活を開始する。一方、魔族側では、魔王の一人娘(その破壊的力は既に父親を超えていた)が、箱入り娘状態に嫌気をさし、広い世界を見て、小説のような自由恋愛をしたいと、家出をして、人族にまぎれて、人間の世界で冒険者になる。そして、二人は偶然、元勇者、次期魔王の王位承継者であることを隠して、出会う。二人共、本当の立場と、世界の2大最強という実力をひたすら隠し、モブと小娘として平凡な幸せを味わおうと奮闘する。ところが、そうしているうちにも魔王国と王国には陰謀がうずまき、再び世界に戦乱が訪れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 12:25:33
130106文字
会話率:43%
「――嗚呼、間違えたんだ私は」
【紅色の髪を持つ者は特殊な能力を持つ魔女の証】
【能力を持っていなくても、紅に近い髪を持つだけで迫害される】
この世界の常識のせいで、生まれた時から忌み子だった皇女のアリスは、傲慢に、我が儘に振る舞って
きた。
「傷つけられるその前に、傷つけてしまう方が、楽だったから」
敵だらけの毎日の中、でっち上げの罪で第二皇子である義兄に殺されたあと……
「過去に、戻ってる……?」
発現した自分の“魔女の能力”のせいで10歳の時まで時間が巻き戻ってしまう。
自分の過去の行いのせいで、殺される前に自分を守ろうとして殺されてしまった侍女のローラを皮切りに、護衛騎士になったセオドアなど、二度目の人生で、一度目の時とは違い、大切な人を増やしていくアリスが、今度の人生は、愛され、幸せになっていくお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 22:37:07
3972598文字
会話率:17%
その家の仏壇を拝んではいけない──
夏、とある廃墟へ行った大学生たちはそれからというもの怪奇現象に悩まされていた。彼らから相談を受けた岡祐介は、一芝居でっち上げることを思いつき姉の佳苗に連絡を取る。
『俺たちでお祓いをして、あいつらを助
けてやろうよ』
それが何をもたらすのか深く考えることもなく、彼らは『拝みの家』と呼ばれる廃墟で偽の儀式を行うのだった。
──────────
毎日深夜0時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 00:00:00
50940文字
会話率:53%