「――わたくしは、酷くて優しい旦那様方に恋をしたみたい。これからきっと、もっと好きになるわ」
鳥の姿を模した神様『大鳥』が守護する島国『ビドゥア聖島』。数千年の平和が続いてきたこの島では今年、『大鳥』達の頂点である『王鳥』が、とある一人
の男爵令嬢を、歴史史上初の妃にと所望した。
望まれた男爵令嬢の名はソフィアリア・セイド。十六歳。ただの男爵令嬢だった彼女は最も尊い神様である『王鳥』と、『王鳥』が傀儡する照れ屋でぶっきらぼうな人間の男である『代行人』を夫とし、二人の妃として嫁ぐ事になり――?
史上初の『王鳥』の妃『王鳥妃』は波瀾万丈⁉︎逆境に立ち向かう神話系ラブファンタジー、ここに開幕!
――淡い初恋は、国の命運を変える。
※第一部約20万字。毎日6時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 06:00:00
1907647文字
会話率:48%
アゼリア公爵家の長女である私ルシアナ・アゼリアは、母を早くに亡くし、父と継母、それに異母妹という家族のもとで育った。
しかし、継母であるレオノーラは私を疎ましく思っていたらしく、一度たりとも愛情をかけてくれたことはなかった。
さらに継
母の実子である四歳年下の異母妹のサフィーナも、母の影響を受けて私を侮るように育ってしまい、いつしか私は家の中で冷遇される存在となってしまったのである。
そんな私が蛇神の末裔と言われる王様のお妃さまになる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 18:08:18
8554文字
会話率:8%
むかしむかしあるところに。
王さまと美しいお妃さまと、その娘がおりました。
そう、それは過去の話。
姫には過酷な運命が待ち受けていたのです。
……魔法の鏡は、この物語を俯瞰して何度も何度も見てきました。
いつもの面々が見当たらないので、ハラ
ハラしていたのもあり、見慣れぬストーリー展開にしびれを切らした彼は。
『……今回はわたしが姫を守るべきなんじゃね?』
継母から姫を守る『騎士』になりたい魔法の鏡と、薄幸の美少女を地で行く『姫』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 06:00:00
2457文字
会話率:38%
「いつかあなたを迎えに来ます、その時はぼくの……ぼくと婚約してくれますか!」
気まぐれで助けた少年が別れ際に樹海の魔女である私に向けてそう言った。
「いいわよ、ニールが私の家に今度は無事にたどり着けたらね」
私は特に深く考えることもな
く軽い気持ちで、少年とその口約束を交わした。
それから十年後――大人へと成長したニールは、冗談だと思っていたあの約束を叶えるために私のもとに訪れた。
「僕の婚約者アリシャ。あなたを迎えに来ました。さあ行きましょう!」
「えっ、あれって冗談じゃなかったの……私、魔女なんですけど?」
恋愛に疎い魔女アリシャと恋愛一直線な王太子ニール。
これは激重一方通行な恋愛からはじまる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 18:24:50
47340文字
会話率:26%
後宮の妃のひとり。四夫人の貴妃の麗花の元に皇帝である余暉が訪れる。彼の悩みは長く続くこの国の皇帝が、自分の他にもうひとり存在することだった。長く国を治めている僵尸の星彩は、子孫に政務を任せない。
ただ、星彩から出された、謎を解けば、政務
を任せて貰えると、張り切った余暉と共に墓荒らしの謎と相談を受けた賢妃の為、麗花は行動をしていたが、ふたつの事件が繋がっていたことを知る。
noteにも掲載あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 07:02:20
20972文字
会話率:56%
王さまとお妃さまは、いとこ同士で結婚しました。でも本当は、お二人は兄妹なのでした。pixivにも投稿する。
最終更新:2024-03-11 04:00:00
2177文字
会話率:0%
白雪姫の美しさに嫉妬したお妃さまは、毒を仕込んだリンゴで白雪姫を亡き者にしようと画策します。
でも、どうしてお妃さまはそこまで美しさに執着するのでしょう?
そしてもし、白雪姫がリンゴを食べてくれなかったら?
これは、臆病な一人の女性が己と
向き合い、自分を超克して幸せを掴む、新たな『白雪姫』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 17:31:58
8086文字
会話率:47%
王さまはお年ごろ。そろそろお妃さまをむかえなければなりません。
けれど王さまは、お妃さまは自分で見つけるとお城を飛び出してしまいました。
はてさて、どうなることやら?
最終更新:2020-12-21 00:36:43
4553文字
会話率:60%
これは5つの異なる部分から構成された5つの断片で構成された文章で、それぞれの部分が独自の意味を持っています。
第1部分は、ヒーローについて語っており、自分たちができることを義務ではなく楽しみながらやり遂げることが重要であると主張しています
。人間は、自然の中で遊びながら、育成されるべきであり、常に成長していくべきであると言っています。
第2部分は、自然と共に生きることを強調しています。野菜や果物を育て、自然から与えられた恵みを感謝し、生きる力を育てることが重要であると述べています。
第3部分は、伝説的な小人彦の話を紹介しています。お妃さまが望んだ子供が生まれ、その子供が永遠に生命を育み、小人星が生まれたという話です。
第4部分は、苦しみや悲しみについての内省的な表現をしています。人間が犯した罪や災いから逃れることはできないが、それでも何かを学び、成長していくことができると主張しています。
最後の第5部分は、羊についての物語であり、自分たちで考えて動くことが重要であると示唆しています。また、強さと勇気を持って、前に進むことを強調しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 10:16:25
2510文字
会話率:6%
え?タイムマシンで過去に来たはずなのに、ここは異世界?それとも物語の世界?
え?王様に面白い話をしないと殺される?どっかで聞いたような…
え?お妃さまは出産準備中なので私はその身代わり?
毎晩女を侍らせるとか何様よ!(王様)
女子高生輝(
あきら)はタイムマシーンの試運転で過去に行くはずが、アラビアンナイトの世界に迷い込んでしまった。王様の夜伽を命じられるが翌朝には殺されてしまうお約束。頼みの綱は妃であるシェヘラザード様から話のネタを貰い、手打ちを回避することだが陣痛に苦しむお妃さま相手ではそれもままならない。何とか自分で乗り切るしかない。こんなことならもっと読書しとけばよかった―。
必死で頭を振り絞って暴君王様と渡り合ううちに次第に心を通わせるようになって。
だけどここは私のいるべき世界じゃない。そして王様には美しくて優しいお妃さまがいて。
十七歳の輝が物語の世界で出会った王様との少し切ない初恋のお話です。
*カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 19:00:00
64475文字
会話率:1%
シーリアは公爵令嬢で王太子の婚約者だったが、婚約破棄をされる。それは、シーリアを見染めた商人リヒトール・マクレンジーが裏で糸をひくものだった。リヒトールはシーリアを手に入れるために貴族を没落させ、爵位を得るだけでなく、国さえも手に入れようと
する。そしてシーリアもお妃教育で、世界はきれいごとだけではないと知っていた。
アルファポリスのサイトでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 00:00:00
231284文字
会話率:27%
棠梨国の皇帝が、お妃さまを大募集!まあ、後添えなんですけどね。それでも良ければ、庶民の方々から試験をして選びましょう!
ある日、そんな告知が出たのを韶華は知った。生活刻苦からの脱出には、やはり玉の輿が一番手っ取り早い。とはいえ試験で選ば
れるのなら、美人と評判の姉が狙った方が勝率は上がるだろう……そうして姉妹は、めざせ后妃の鬼(嘘)となった。
しかし庶民から選ぶといいながら、試験は貧しき者に難題を突きつけた。香好みの皇帝のために、妃候補たちはお香を納品しなければならないらしい。高価な香木は手に入らない……悩む韶華は、行く先々で遭遇する将、不審な影、大酒呑みに係わることで、事を打開する。
あとはただ……姉が勝ち残るのを待つ、のみ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 07:00:00
568050文字
会話率:46%
とある王国に伝わる魔法の鏡は、何でもあらゆることを知っていて、前に立った人間の質問に答えてくれる。
お妃さまはそんな鏡に向けて自らの美しさを尋ねるのだが……。
最終更新:2021-12-30 17:05:53
771文字
会話率:34%
むかしむかしあるところに、片付けが苦手で、汚部屋に住んでいる王子さまがいました。
王様とお妃さまは王子の汚部屋をなんとかしようと、断捨離好きのお姫さまと婚約させることにしました。
掃除嫌いの王子さまと、断捨離好きのお姫さま。ふたりの恋の行く
末はどうなるのでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 09:03:27
31325文字
会話率:43%
皆さまご存じ白雪姫。
美しさを望まれて生まれた白雪姫、美にとらわれたお妃さま、ただ横たわる少女の美しさに心打たれる王子様、グリム兄弟が集めたお話の中でも、屈指のルッキズムを極めた物語。
原作、またはそのもとになった伝承は不完全で、それ
ゆえに、多くの解釈がある。
例えば、物言わぬ姫君を連れ帰る王子の性癖の危うさが取沙汰にされがちだが、彼は仕方がない。おとぎ話の王子さまは、その物語を終わらせるために登場する機械仕掛けの王子さまなのだ。
それよりも看過できないのは、お妃さまは4回、少なくとも3回は、自らの手で白雪姫の暗殺を実行して、失敗する。そして、特筆すべきは、白雪姫の学習能力のなさ。彼女は3回も殺されそうになってなお、怪しい老婆が差し出すリンゴを口にするのだ。
お妃さまの詰めが甘いのか、白雪姫が迂闊なのか、それとも、お妃さまは、本当に白雪姫を殺したいと思っていたのか、白雪姫は、むしろ解って受け入れていたのではないか。
これから語るのは、一つの解釈。
お気に召さなかったなら、ただの戯言と思ってお許しを。
お許し下されば身の励み、パックじゃないから嘘もつきますが、皆様方、おとがめなきよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 22:00:00
56011文字
会話率:36%
君は『白雪姫』を知っているかい?
僕は『鏡』。
魔法の鏡。
もう誰もいない、古い古い城の中。
孤独な鏡の小さな独白、静かな懺悔。
「僕は罪を犯したんだよ。」
これは鏡の些細で大きな罪のお話。
『さあ、めでたし
めでたしの裏側へ……』
~~~以下作者より~~~
童話「白雪姫」の2次創作 的なもの
若干、メリバ仕様ヤンデレ要素が含まれます
残酷描写、R15描写注意は一応です
感想、評価 等お待ちしております。
by シナ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 12:00:00
2937文字
会話率:8%
森に囲まれたちいさなちいさなその国には、ひとりのお姫さまがいました。まさに雪のように白い肌と血のように赤い唇に黒檀のような髪をもつそれはそれは美しい少女でした。そんな愛らしいお姫さまは周りの人々から『白雪姫』と呼ばれ、十八歳となった今でも皆
に愛されていました。……と、いうわけにはなかなかいかないのが世の中でございます。実は、ひとりほど白雪姫を目の敵にしているお方がおりました。そう。白雪姫の継母――現在のお妃さまです。その日も、食事に橙色の毒を仕込まれた白雪姫は狩人の小屋に逃げ込んでおりました。そんな日常も隣国の王子が訪れたことで一転し――※※※白雪姫とお妃、王さまに加え王子が乱入するほのぼのラブコメ童話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 18:00:00
17961文字
会話率:16%
自称『悪い魔女』――性格に難ありな17歳の少女ジャンザは天涯孤独の魔女。
友達の王子様を籠絡しようと惚れ薬を作ったり、ストーカーのごとく行き先に先回りして偶然を装いご挨拶をする日々を送っている。
ある日決死の覚悟で魔物を召喚したら、なんと
超美形の風の魔王が出てきて……。
風の魔王はジャンザを嫁にしようと割とマメに接してくるが、ジャンザはそれには気づかずかえって無意識イケメン的な溺愛言動で魔王をメロメロにしてしまう。風の魔王はMっ気のある風の魔王だった。
やがてジャンザの運命が明かされる時が来て。
それは敵だと思っていた組織の……お妃さま!?
どこを切っても魔女と魔王がイチャイチャしているお話です。
コメディだったり、シリアスだったり。基本的にイチャラブ。
魔王は3話から登場。
お気に召していただけましたら、ブックマーク登録、よければ評価や感想もお願いします!
番外編上げました!前後編になっております。
・完結しました!
・アルファポリス様でも掲載しています。
・文章を適宜推敲しています。文章だけで、内容は変わりません。
・ブックマーク登録ありがとうございます!評価もほんとにありがとうございます!嬉しいです!
・誤字あったら遠慮なく教えてください!潰したつもりなのに結構あって恥ずかしい…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 19:42:34
306356文字
会話率:39%
約12万文字。完結済。巨乳でぼんやりした僕っ子お妃さまと、真面目に不真面目な薄幸青年のコンビが馬鹿な遣り取りをしながら旅するファンタジー長編です。
その者は、紅き奈落と共に生まれ出ずる――
天に最も近い山頂の集落から連れ攫われた、甘い
香りを纏う少女アイビス。彼女は集落の無事と引き換えに大国ラービーナ・ニウィスの王に嫁ぎ、国で唯一のネクロマンサーとして死者を操り国のために戦うだけの日々を送っていた。
没落貴族となり、今は家の再興のためのだけに生きる鉄使いの青年フォルトは、勲章と引き換えに腐り姫と国中から忌み嫌われるアイビス付の騎士に抜擢される。
王族付きの証である天剣の授与と任命式の後、王より命じられた二人は、戦場を渡り歩きながら、三つの地で青い髪の少女が守る嫁入り道具を集めていくがーー
己が力の欠陥、向き合わなければいけない過去、そして気付いてはいけない秘密。旅路の中で二人は、国の命運をも揺るがす争いに巻き込まれていく――――
↑ こう書くと重たいですが、あまり構えずに気楽な気持ちで読んでいただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 00:10:59
116235文字
会話率:48%
ひとりの侍女が見てきた 妃の物語。
最終更新:2018-05-26 15:13:58
2269文字
会話率:2%
昔々、あるところに可愛らしいお姫様がいました。お姫さまは白雪姫と名付けられ、大切に育てられました。けれども母であるお妃さま病気でなくなってしまい新しいお妃さまが来ました。新しいお妃さまはとても美しかったのですが、うぬぼれが強く自分が誰より
も美しくないと気が済まなかったのです。なので、年々美しくなる白雪姫を妬み、白雪姫をいじめ始めたのです。
しかし、それがすべて真実とは限らないのです。
これは、if設定を詰め込み過ぎた白雪姫のパラレルです。原作が好きな方は読まない方がいいです。
ヒロインはどちらかと言うとお妃さまです。白雪姫はどちらかと言うとバッドエンドになるかと思います。それでも大丈夫と言う方は、気軽に読めると思います。
冬童話2018参加してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 00:26:37
17878文字
会話率:73%