突如頭に響いた「助けて欲しい」との声。その声に生返事をしたのが、男の運の尽きだったのだろう。
気を失い、再び目が覚めたのは見ず知らずの場所だった。
そこはフェンダリム帝国の辺境に造られた、様々な政策を試す実験都市ホロウスティア。そのスラムに
ある廃教会の中だった。
何故か女性の身体となった男は、生き抜くためにクローゼットの中に有った修道服を着る。
「神は言っています。今回のお供え物はお肉が良いです……と」
生きる為には手段を問わない彼女は、今日も存在しない神の威光を借りるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 06:00:00
724669文字
会話率:30%
気がつくと石段をのぼっていた私は、山門でしゃべる猫に会う。
夢か現か。猫が差し出したのは、一匹の蛇の死骸だった。
──これをお供えしていただけませんか?
◆
じんわりとした少し不思議なホラーを目指した、幻想寄りの掌編です。
一話完結
・約1500字。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 21:00:00
1461文字
会話率:43%
神様との同居生活、必要なのはお供え物より乙女心!? 涙と笑いのち、ときどき胸キュンな契約結婚ラブコメディ!
「うちの村、マジで水不足ヤバいんだけど…って、私が神様の嫁に!? しかも契約結婚!?」 15歳の萩乃が暮らす水見里は、冗談抜きで干
ばつ末期症状 。そんな中、村を救うための最後の手段として、萩乃はイケメンだけど超絶クールな川の神・水晶様と『結びの契り』を結ぶ羽目に! 「私の涙で雨を降らせる」って、そんなトンデモ任務どうこなせと!? 神様との奇妙な同居生活(という名の修行)が始まり、最初は無愛想な水晶様に戸惑うばかりだったけど、時折見せる不器用な優しさや意外な一面に、なぜか胸がドキドキしてきて… 。 これって、吊り橋効果? それともガチ恋!? 涙あり、笑いあり、そして胸キュンありでお届けする、神様との新婚(仮)生活!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 22:00:00
62418文字
会話率:35%
女神が造った新たな星は古代文明で発達が止まり、女神はおいしいものが食べられなくて御不満。姉女神に頼んで異世界の日本から救い主を召喚し、星中に食文化を行きわたらせて食べ物をあたしにお供えさせたい!
おいしいものを食べるためだけに星を造ったの
で、人類とか世界平和とかどうでもいいです。お供えしてくれる従順な人間だけ残ればOK。とにかくおいしいものをお供えさえしてくれれば、こまけぇ事は一切アナタにお任せしますので、好きにやっちゃってください! もちろん優秀なガイドも用意してありますよ!
追伸 救い主に与えられるはずの力のすべてを、食文化スキルにつぎ込んでアナタに付けておきましたてへぺろ
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一から文明を起こして行くような、完全に内政モノです。魔法は使いますが、魔法で戦ったりも、武器を持って戦ったりも、ハーレムも一切ありません。冒険もありませんし、細かく話が進んで行きますので、どちらかと言うと大人向けです。
百万文字程度で完結する予定になっております。完結まで、毎日一話ずつ投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 10:00:00
1015872文字
会話率:84%
あるところに油揚げやおいなりさんをお供えすれば願いが叶うと評判の神社があった。
あるとき古狸がその神社へとやってくる。
最終更新:2025-05-15 07:10:34
601文字
会話率:34%
私が小学校の頃、よく家の前で遊んでいた。
すると向こうからあまり見かけないお婆さんが手押し車を押しながらこちらへ歩いてきた。
「こんにちはー。」優しくこちらに笑いかけてくれた。
「こんにちはー。」私も挨拶を返した。
「お嬢ちゃん
何歳?」
「10歳です。」
「ここの家の子かぁー。」
お婆さんはうちの家族を知っている様だったので、最近の祖母の様子など世間話を少し交わした。
「そろそろ帰るわぁー。楽しかったわー。ありがとうね。お菓子でもあげれたらいいんやけど。そうや。1週間後うちの家に遊びにおいで。お菓子用意しとくわ。」
「わかったー。ありがとう。」
お婆さんと仲良くなり1週間後家に遊びに行く約束をしてその日は別れた。
約束の1週間後だ。弟を連れて教えてもらったお婆さんの家に向かうと、沢山の黒い服を着た大勢の大人たちがいたのだ。
私たちが呆然と立ち尽くしていると、その家の家族らしい1人の女性が声をかけてくれた。
「どうしたん?このうちに何か用事あるの?」
「あのぉ、ここの家のお婆さんが1週間後遊びにおいでって言ってたから来ました。」
「あらー。そやったん。あのなぁーお婆さん亡くなったんよ。ちょっと待ってて!」
と女性は家に入って行った。
しばらくして、
「これ、お供えものやけど。」
とお菓子の入った袋を私たちにくれたのだ。
「ありがとう。」
お婆さんはなくなったんかぁ。あの優しいお婆さんに会えると思っていたので、トボトボと2人して家路についた。
お婆さん、約束通り1週間後家に行ったよ。
お菓子どうもありがとう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 21:11:50
640文字
会話率:42%
俺は事故で死んだ。
俺が辿り着いたのは、供えられた菓子やタバコが転がる世界。
「ここじゃ、お供えが命綱だ」と先にいた男は言う。
だが、供え物は勝手に降ってくるわけじゃない。
それを得るためには——いや、それがないと、生き延びられない。
二度
目の死が訪れる前に、俺は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 19:51:45
1075文字
会話率:19%
「私達、入れ替わった?」
双子の姉弟、ビビとロンの身体は入れ替わった。森へ散歩に出掛けた際に、弟が祠のお供えモノに手を出した後のこと。
「これは呪いに違いねぇ!」
「バカー! どうしてくれるの?!」
学園卒業まであと三ヶ月。だが弟は寮暮らし
。
※なろラジ参加作品。1000文字です。
※世界観はゆるゆる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 17:24:16
999文字
会話率:45%
一言地蔵のお供えには使わなくなったゲームのカード、ガシャポンのはずれ景品、おまけ目当てで袋だけあいたお菓子などよくならんでいる。
その中には時々よくわからないものが混じってることもある。
そんなよくわからないものから始まるお話
キーワード:
最終更新:2024-11-08 09:23:29
3694文字
会話率:52%
お供え物を食べ過ぎてしまい、虫歯になってしまったお地蔵さんが初めて歯医者に行く物語
最終更新:2024-11-02 21:14:48
9238文字
会話率:34%
妹からの知らせで知った、わが家の納骨堂にお供えされていたもの。
妹とのうわさ話では憶測が広がるばかり。
真実を知りたいが、誰に聞くのが一番いいのか……。
誰にも聞けないまま、今も妹とうわさしているお供えもの。ひとつ。
最終更新:2024-08-20 12:01:08
1890文字
会話率:0%
ある田舎でのお話
ごみの集積所にバツに組んだ枝が置かれていた。それは合図。
人々は対応を相談するが……。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「アルファポリス」に投稿しています(名義:alphap
olis_20210224)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
*「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 08:00:00
1400文字
会話率:40%
若夫婦が新しいお店を始めるためにかんばんを作りました。
かんばんにお供えをするように言われたのですが、その後どうなるのでしょうか。
最終更新:2024-05-10 19:00:00
1256文字
会話率:25%
うっかり転生してしまった騎士が異界で目にしたのは、破壊に微笑む彼の恋人・邪悪な黒羽の女神であった…!ケルト的長編「海の挽歌」、残虐と悲愴ただよう第二部ここに開幕。(4.1)
最終更新:2024-04-01 07:20:00
5953文字
会話率:36%
この恋の行く先は、破滅か永遠か?人々に忘れられた黒羽の女神の前に、のほほん騎士ミルドレが現れる。正しくあるべき一柱と一人は互いを想うあまり、大罪を積み重ねてゆく…!!「海の挽歌」闇歴史。
最終更新:2024-02-22 12:00:00
80427文字
会話率:51%
目を覚ますと、境内の中でご祈祷を受けておりました。
顔の拝見出来ない巫女様が、神主様が、私の穢れを払い、そして最後に御神酒をお渡しになられるのです。
そのお味は、苦く、甘い、清水に他ならず。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
日本酒のイメージって、苦くて甘いという感想です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 13:09:56
838文字
会話率:0%
暴風雨に身を縮めて、部屋の片隅に佇む事はなく、今は晴天こそが優しく降り注いで下さいます。
嵐が残して行ったもの、散った花弁、もがれた小枝、そして芳醇な香り。
どうにもお呼ばれしているようです。今、参ります。
注意事項1
起承転結はありませ
ん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
梅の香りに惑わされて訪れた先は、きっと何よりも甘く。
幻想奇譚、梅香の君回。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 15:26:05
999文字
会話率:36%
勇者が帰還したら結婚する。そう約束して十年間待ち続ける姫は、『勇者さまのお供え姫』と呼ばれていた。
最終更新:2024-02-07 21:48:56
56726文字
会話率:38%
ある冬の寒い日。墓参りに訪れると、隣の墓に冷たいビールを供える男がいた。こんな寒いのに、何だってそんなものをお供えしてるんだろう……
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-12-29 18:20:34
1420文字
会話率:56%
最強の盾と無敵の矛を売る商人、丘まで瞬間移動してカメとの競争に勝とうとするウサギ、笠の代わりに伝説の武器をお供えするおじいさん……。
登場人物の誰かが中二病の、ちょっと変わった昔物語集その4。全6話です。
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『もしも、昔話の登
場人物が中二病だったら』のシリーズ作品ですが、こちら単体でもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 12:34:13
4836文字
会話率:50%
「ああ、神様神様。この度、わたし、お願いに参りました……。
ええ、こちらに足を運び、ちょうど一年になろうとしています。
ここは人気がなく静かで、行き場のないわたしの唯一の心のよりどころでした……。
お掃除にお供え物にと、かかさずしてきたつも
りです。
ええ、ええ。勿論、だからと言って、わたくしのお願いを聞き入れて欲しいなんて、そんな恐れ多いことを申し上げるつもりはございません。
不躾に思われたら申し訳ございません。ですが、どうかどうかお聞きくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 11:00:00
1178文字
会話率:6%
とある町に小さな社があった。
社自体はかなり前からあるものだが、近年、綺麗に建て直されてからというもの
訪れる町の者が絶えず、手入れやお供え物など大事にされていた。
が、それには理由があった。なんでも、その社の前で手を合わせて祈ると
夢の中に神が現れ悩みを聞き、そして答えをくれるという。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 17:00:00
1110文字
会話率:28%
うっかり異世界召喚されたパティシエの卵の私が、就活のためにRTAを決めた聖女様が実は異世界から帰れないと知って籠城中にお供えするお菓子を作る話。あるいは、筋肉。※前回はカヌレを作ってました。
最終更新:2023-10-17 14:12:34
4049文字
会話率:32%