目を覚ますと、境内の中でご祈祷を受けておりました。
顔の拝見出来ない巫女様が、神主様が、私の穢れを払い、そして最後に御神酒をお渡しになられるのです。
そのお味は、苦く、甘い、清水に他ならず。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
日本酒のイメージって、苦くて甘いという感想です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 13:09:56
838文字
会話率:0%
湖上と古城って最高の同音異義語だよね…という思い付きに3人の同志が集まってくれたことで実現した、湖上または古城が出てくる創作小説アンソロです。2023年8月にネットプリントで公開した、短編4作品の再掲になります。感想は直接ご本人までお願いし
ます。
参加者各位へ:ブックマーク・評価は禁止です。編集・削除は無期限で対応しますのでお知らせください。
///
「この人はそういうんじゃ」
「異教の気狂いを村から追い出すのに、ためらう必要など」
(屍集めと王兵隊の騎竜)
///
「形あるものはいつか消え去るわ、この城みたいに」
(古城の夢(花まだき外伝))
///
父猫の口上に続き、母猫が持参の御神酒が船上から湖に注ぎます。みいは三つ指をついて礼をすると、三味線を構えました。
(湖上創作「猫一家の竹生島遊覧」)
///
「こじょうでのプロポーズって、すっごくロマンチックだと思うの」
彼女はそう言ってうっとりとした顔をした。
(プロポーズはこじょうで)
///
*Special Thanks:ぴょん様(ネットプリント版の編集)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 18:00:00
8575文字
会話率:52%
ある日、中学卒業の日、フウガは異世界にクラスごと転移した。
少し変わったあえて魔法を使わないで異世界を旅してみたいと思ったこの御神酒は、妄想を膨らませていきます。2,3話くらい見てみてください。
最終更新:2023-03-19 06:46:19
27378文字
会話率:69%
大学で民俗学を専攻していた丹海堂倫也は、叔母の真唯子に包丁で切り付けられる。倫也の遺産相続と、叔母夫婦の借金問題が絡まり、真唯子は衝動的に倫也を襲ったのだ。もみ合った末に二人は転倒し真唯子は自分の腹を刺してしまう。動転した倫也は駆けつけた大
家に救急車を頼むと自分も頭に怪我を負い出血したままその場から逃げだした。
当てもなく辿り着いた山間の黒桐村で診療所に保護された倫也は、村の地主の黒桐静流から、是非近く行われる祭りに参加してほしいと頼まれる。それは当主に伝わる婚礼の儀式で、静流も村の女性、清楓と結婚するから「村入り様」として見届けて欲しいと言う。倫也は了承し、儀式に参加するが、最中に呑まされた御神酒で昏倒してしまう。そして目覚めると静流に介抱されていた。が、徐々に彼の様子に不信を感じ、逃げようとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 13:33:07
55718文字
会話率:42%
「三日月」「金木犀」「きつね」
さくらもちちゃんからのお題で、即興詩。
(。ゝ(ェ)・)-☆
最終更新:2020-09-24 18:58:13
477文字
会話率:23%
雨が好きだった青年、水守春は、泉を御神体とする神社の息子である。
氏子もいない名ばかりの神社ではあったが、毎年、夏になると御神体の泉に御神酒をささげていた。高校生になった春は、その泉で、異世界から来たという巫女と出会う。
まほろと名乗った巫
女は、人間が住む世界の内側にある、水と風の世界の住民だという。二つの世界は十二年に一度、七日間だけ繋がり、その間、巫女は水守の男子のもとにいる。そのことに危険はない。それが役割だとまほろは説明した。
しかし、春の父親は、前回巫女が来た十二年前に死亡している。まほろはその理由に口を閉ざすが、春の叔父が保管していた父の手記に、その理由が記されていた。
巫女は、人の祈りを糧に、水と風を操る力を発揮する。しかし時代の移り変わりとともにその祈りの力は削がれ、命を以て代用している状態になっていた。次に命を落とすのはまほろであると知った春は、それを阻止するために奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 21:44:37
40322文字
会話率:49%
酒飲み珍道中杯ファンタジー。一杯の酒を求め主人公は東奔西走。東に世界樹の蜂蜜酒ありと聞けば飲みに向かい、西に精霊のましら酒ありと聞けば御相伴を預かりに向かい、南に神に献上する御神酒ありと聞けばこっそりと御馳走されに向かい、北にドラゴンありと
聞けばハブ酒ならぬドラゴン酒を作ろうと狩りに向かう。「酒は飲んでも呑まれるな、けれど呑まれるならばとことん飲もう」そんな馬鹿な事を真顔で語り、今日も彼は懲りずに酒を飲む。酒さえあれば世は事も無し、今日も至高の一献を探す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-05 22:56:36
6277文字
会話率:41%
シロガネは右腕に死神を宿す少年剣士。野薔薇ノ王国の王宮戦士として、王国の平和と民の笑顔のために日夜闘い続けていた。その夜、激務に疲れ眠っていると、突如ダイナミック訪問してきた大魔道士ラズ老師にたたき起こされる。裸同然で連れて行かれたのは魔道
士達の総本山、地下大実験場タルタロス。年寄りだらけの大実験場ではその日、術者の睡眠&失神時に自動起動して術者を護る、魔法疑似生命体『勝手に守護者(オートマ・ガーディアン)』の能力実験をしていた。このため被験者には睡眠薬を飲んで眠らせたが、実験が終わっても一向に目覚めない。被験者の無事を確かめようにも、勝手に守護者(オートマ・ガーディアン)がその名の通り、勝手に被験者を護るため、魔道士達では誰も近づけなかった。このままでは被験者の命にかかわるだろう。シロガネの任務は、守護者を倒し、一分以内に超万能回復薬『御神酒(ソーマ)』を被験者に飲ませて目覚めさせること。しかしシロガネは裸同然で連れて来られたため、装備は現地調達するしかない。強力な武器はあったが、サイズの合う服が無かった。まさか腰布1枚で挑むはめになろうとは…。死神腕を使えば戦いを有利に運べるが、ここにも問題が。封印を解くのは簡単だが、再封印には時間がかかる。力を解放した死神腕は触れるだけで命を奪ってしまう。そして左腕だけで御神酒(ソーマ)を飲ませるのは不可能。つまり、一度死神の封印を解いてしまえば、見ず知らずの被験者に、口移しで飲ませるしか方法がないのだっ! なんてこったい! こんなことならあの時に、ファーストキスを捧げておくんだった! こうして大実験場タルタロスで壮絶な死闘が始まる。はたしてシロガネは守護者を倒せるのか? そしてシロガネは、被験者の命を、ファーストキスを、己の人としての尊厳を、護りぬくことが出来るのだろうか? その結末は本編でっ!(pixivに重複投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-03 01:03:28
52234文字
会話率:49%
時は平安、京のみやこ。良家の貴族・三条殿こと藤原匠(ふじわらのたくみ)、乗馬はダメだが弓は得意、蹴鞠大好き、公務は嫌い。所謂サボリ魔貴族の癖に、匠の周りには不思議なことがいっぱい。トレンドの発信地になるわ、怪奇の原因を作るわ……。彼と長い付
き合いの陰陽師(ということになっている)加茂忠遠(かものただとお)は御神酒で誤魔化されてしまうのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-14 17:35:17
85116文字
会話率:60%