異世界に召喚された勇者ソウヤは魔王を討ち取った。だが死力を尽くした戦いの結果、勇者ソウヤは昏睡。次に目覚めたら十年の月日が流れていた。
魔王がいなくなった世界に勇者はいらない。ソウヤは第二の人生として、行商をすることを決意する。彼は商売
の知識は素人だが、商人なら誰もが憧れるスキル、至高の『アイテムボックス』を持っていた。生き物も含め、あらゆる物を出し入れできるチートなアイテムボックスがあれば、商売の道は開ける!
出てくるモンスターも豪腕でぶちのめして商売素材とする元勇者の、未経験、知識なしの一から行商ライフが幕を開ける!
(カクヨム、ノベルアップ+、MAGNET MAROLINKにて同作、連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 08:00:00
1804052文字
会話率:50%
「テオドルフ、貴様を『北の大地』の領主に任命する!」
ぐうたら王子テオドルフは、女神よりギフトを貰えなかったことを理由に、死の大地とも呼ばれる北の大地に追放されてしまう。
ついてきてくれたのは美人メイドのレイラのみ。食料がろくに手にはいらな
いその地で生き残れることは不可能……に思われたが、実は転生者であるテオドルフには女神より貰ったある『力』があった。
その力の名前は『自動製作《オートクラフト》』。
有名クラフトゲームを意識して作られたその力は、あらゆる物を全自動で作り出してしまうチートギフトであった。
テオドルフはその力で武器、農具、家にとどまらず、ゴーレム、要塞、兵器、乗り物など常識ハズレの物を作り出してしまう!
その村には様々な種族が訪れ、彼らの力もありどんどん発展していく。
「あれ?もはやこれ村レベルじゃなくない?」
気づけば一国を遥かに超えるほど発展し、テオドルフは多くの領民から慕われる最強の領主になってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 14:24:37
183534文字
会話率:40%
ヴァレンティ―ンのカタログギフト。それは世界に数冊しかない不思議な本。そこに書かれた魔道具は、手にするだけであらゆる物を支配できるとされている。
組織の奴隷として扱われているレイチェルは、盗賊として金を返すことで自由を得ようとしてい
た。そうして他人から金目の物を盗む中、レイチェルは一人の女性から国宝にも匹敵する魔道具を盗み出す。
魔道具の持ち主であり、絵本にも登場する英雄であるセリーナはそれを取り返そうとし、二人は出会った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 06:12:48
9540文字
会話率:22%
あらゆる物を受け入れる世界『幻想郷』
そこに降り立つのは希望か、絶望か。
こんなこと言ってますがコメディ多めで開幕!
初投稿ですが頑張るので応援よろしくお願いします!
最終更新:2024-03-15 14:34:56
200文字
会話率:24%
Sランクの冒険者で構成されたパーティー【サンブライト】の魔法使いルカは古代魔族の遺跡で一冊の魔道書を発見する。
それはかつて魔族が人間に化けて悪さをする時に使っていたという人化魔法の魔道書だった。
人間が人化魔法を覚えたところで何の意
味があるのか分からないとリーダーは魔道書を焼き捨てるように命令するが、ルカがどれだけ魔法の呪文を詠唱しても出るはずの炎が出てこない。
それはルカが魔道書に掛けられていた呪いによって人化以外の魔法を使えなくなっていたからである。
魔法が使えなくなった魔法使いは必要ないとパーティーから追放されたルカは已む無くソロでギルドの依頼をこなそうとする最中に気付いてしまった。
この人化魔法は自分以外も人化できるという事実に。
ルカはドラゴンや魔物等あらゆる物を人間に変化させて仲間として取り込み一大勢力を築いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 07:00:00
102579文字
会話率:40%
「俺、このパーティー抜けるわ」
万年Dランクの荷物持ちとして過ごしていた、スキル【縮小】のポーターの少年"アード"。
万人に1つだけ神から与えられる『恩恵(スキル)』も、最弱に見える【縮小】だったが、アードは自
分のスキルが有用である事を理解していた。
《空間》や《時間》、制限はあるにしろ、あらゆる物を縮小する事ができる【縮小】は世界最強のスキルと呼んでも間違いではなかった。
だが、スキルを笑われる事にほくそ笑むアード。
英雄になど憧れないアードは、目立たずゆったりとした生活を求めており、それは好都合だったのだ。
その夜に飲む酒代が稼げればそれで充分。所属パーティーが昇格するたびに、「俺、パーティーを抜ける」という言葉がすっかり口癖に。
ついにはパーティーすら組んでもらえなくなったアードは、ソロの冒険者として酒代稼ぎに向かうが……、
「な、なんて規格外の力!!」
勇者パーティーの聖女に、狩りを目撃されてしまう。しつこい勧誘を頑なに断り続けるアードだが、聖女のあまりのしつこさに、
「俺と結婚するなら行ってやる!」
などと無理難題を突きつけるが……、
「……仕方ありませんね」
まさかの受諾を受ける事になってしまった。
突如始まってしまった麗しの聖女との新婚生活と勇者パーティーのポーター兼剣士の生活。
絶対に目立ちたくない。
英雄になどなりたくないアードだが、女勇者にも好かれ、妻である聖女に嫉妬され、親友となったおじいさん賢者と酒を飲み歩く生活が始まってしまった。
※他サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 03:00:00
255692文字
会話率:35%
ルーク・ボナパルトには夢がある。
それは『ノアの巨大迷宮』の最下層に眠るとされている『夢の果て』と呼ばれる秘宝を手にする事。
50階層主に殺された両親と同じ「Sランク冒険者」になる事。
しかし、ルークは不遇の人生を送っていた
。
7歳の誕生日に神から与えられた恩恵(スキル)は『洗濯』という、「お前は黙って家事しとけ!」と言われているような、明らかに戦闘力がなさそうな物だった。
10歳の頃に両親が殺され、孤児院で過ごした。
同じ村出身の幼馴染カイル・アレンドロの、
「お前の『夢』を一緒に叶えてやるよ」
という言葉を信じ、夢の実現のため、懸命に努力したり、奴隷のような扱いにも耐え続け、やっと「Sランク冒険者」という夢が叶う直前に、『二刀流』と呼ばれるパーティーにダンジョンに置き去りにされる。
深い絶望の中、魔物に殺されかけ、死を覚悟したルークを助けてくれたのは、天界から追放されダンジョンに閉じ込められていた【堕天使 ルシファー】だった。
ーーー
「あなた『神様』なの?」
「……ち、違います」
「『神様』の匂いがするけど……」
「えっ……? はい? 『洗濯』しかできません……」
「……私の『罪』を『洗濯』してくれるかい?」
「……『洗濯(ウォッシュ)』」
ーーー
あら、不思議。彼女は【天使】に戻りました。
ルークの『洗濯』はどうやら、あらゆる物を洗い流せるようだ……。
一方、ルークを追放したカイル達に待っていたものとは?
これはルークが美天使ルシファーと異端竜の幼女アシュリーと『追放された者』だけのパーティーで、ダンジョンを制覇するまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 12:32:12
302744文字
会話率:40%
神薙 流は神薙流合気柔術最高師範である。そんな現代を生きし最強の合気道家が、ひょんなことから異世界に飛ぶことに。異世界に辿り着いた最強の筈の合気道家の彼に突きつけられた現実は、鑑定結果レベル0。しかし、ステータスなどといった類を一切信用しな
い流は、己の培った技術だけを頼りに異世界を生き抜くことを誓う。あらゆる物を受け流し無双する最強合気道家の伝説が今始まろうとしていた――
※書籍版が2巻までTOブックス様より発売中です。
※作中、本編とは別で閑話にて復讐系の話を挟んでおります。
※復讐系が苦手な方は本編だけ読み進めて頂いても問題ありません。
※マンガUP!コミカライズ原作賞に応募しましたTOブックス様より許可は頂いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 23:06:30
2503295文字
会話率:50%
あらゆるジャンルを書いてきた。
恋愛も、純文学も、ヒューマンドラマも、コメディも、 ホラーに至るまで。
けどもやっぱり異世界転生の恋愛には勝てないねぇ。
こんな現状を根底から変えたいなら、やっぱり他のジャンルを『数千人の単位で』読むしかな
いよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ベタな物が嫌って言う話を沢山聞きました。
でも結局皆様、異世界転生の恋愛が大好き。
そりゃ作家は傾くよなぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 18:13:20
1016文字
会話率:48%
バイオ社の実験薬「ブク・ブックリン」が入浴剤として流出してしまった。あらゆる物をドロドロに溶かす「ブク・ブックリン」の被害が街に広がっていく…。
最終更新:2023-10-28 17:50:40
7223文字
会話率:58%
勇者に婚約破棄された大聖女は、史上最強の魔王に一目惚れされて嫁になった。
大聖女を溺愛する魔王はあらゆる物を与えてくれた。
一生贅沢出来る金銀財宝はもちろん、史上最強となる魔王の力も与えてくれた上に、魔界の権力そのものも自由にさせてくれた。
大聖女は人間の技術や知識を魔物達にあたえた。
魔王の鶴の一声でそれが受け入れられ、力と技術の合体で魔界はあっと言う間に人間の文明を遙かにこえてしまった。
あわてた人間側は元婚約者の勇者をたてて復縁を迫ってきたがもう遅い。
大聖女は魔王の溺愛で永遠に幸せにくらします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 18:33:37
4847文字
会話率:38%
勇者に婚約破棄された大聖女は、史上最強の魔王に一目惚れされて嫁になった。
大聖女を溺愛する魔王はあらゆる物を与えてくれた。
一生贅沢出来る金銀財宝はもちろん、史上最強となる魔王の力も与えてくれた上に、魔界の権力そのものも自由にさせてくれた。
大聖女は人間の技術や知識を魔物達にあたえた。
魔王の鶴の一声でそれが受け入れられ、力と技術の合体で魔界はあっと言う間に人間の文明を遙かにこえてしまった。
あわてた人間側は元婚約者の勇者をたてて復縁を迫ってきたがもう遅い。
大聖女は魔王の溺愛で永遠に幸せにくらします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 18:34:07
6410文字
会話率:39%
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、
大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%
遥か昔、天蓋の巨竜と呼ばれた竜が死んだ。
その死骸は魔物から隠れ住んでいた非力で脆弱な人類の近くに遺された。
死後も残る威圧感から逃げ出す魔物や獣たちとは違い、人類には火をも恐れない頭脳と勇気があった。
竜の骸に近づいた人類は剥がれ落ちた爪
の欠片を手にする。
それはあらゆる物を裂く刃となった。
巨竜の骸を武器へと加工した人類は魔物への対抗手段を身につけ、徐々に生息域を拡大していった。
そしてその遺された巨骨の下に、都を建設した。
しかし繁栄は貧富の差をも作り出す。
主人公の少年アードは巨竜の骨の外、貧民街でスリや盗みで生計を立て、未成年にもかかわらず酒場の隅で飲んだくれていた。
……『竜骨の短剣』を持った冒険者がその酒場を訪れるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 04:44:12
4158文字
会話率:41%
日本で生まれ育った炎鬼赤人は、休日にパソコンでネットサーフィンをしていたらあるサイトにたまたま入った、そのサイトはとある国の極秘研究のレポートであり別の世界への物質転送装置を丁寧に使い方まで書いてある、これを見たセキトはカバンに荷物を詰め
あろう事か飛行機に乗りその国へ飛んで行った、そして赤人はあらゆる物を騒動へ巻き囲むのだった。
※不定期更新です1日後に更新する事もあれば1ヶ月更新出来ないかもしれません。
※練習しながら書いてますので誤字や脱字が多いいです報告してくれるととても嬉しいです。最近はほんのちょとずつ上手くなってるかもしれない!
(要略、最初見るに堪えないほど下手いつか治す許せ!)
※スマホ投稿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 01:00:00
138030文字
会話率:57%
人、亜人、獣人、魔人。
この世界にはあらゆる人種や種族が存在している。
だがその全てを知っている者はなく、
世界はまだ誰にも解明されていない。
自らを届け屋と名乗る青年ギフト。
彼はそんな世界であらゆる物を届けて回る。
手紙も人も、夢も希
望も絶望も。
彼の届ける先で待ち受けるものは、希望か絶望か。
忌み嫌われた存在が、世界を踏破し、世界の理を知る物語。
三章開始しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 12:00:00
553806文字
会話率:53%
石動拓真はどんなジャンルの物でも集めることが好きなコレクター。
ある日、拓真はコンプ不可と話題のソシャゲのガチャをコンプする。
すると、ゲームの運営がコンプした褒美として新たなステージを用意したという。
新たなステージをプレイすることを希
望した拓真はその場で意識を失う。
目が覚めると、拓真はゲーム時に使っていたキャラの姿で、日本とは違う世界に飛ばされていた。
その世界はソシャゲとも違う世界だったが、似たような魔法やスキルが存在する世界。
その世界で拓真は武器や魔法、スキル、そしてモンスターなどをあらゆる物をカードにするカード化スキルとカード図鑑を手に入れる。
生粋のコレクターである拓真は、ゲームキャラと同じ名前のシュートとして、相棒の電子妖精と共にカードコンプリートの旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 23:42:20
1371069文字
会話率:33%
主人公ダンテ・ウィリアムズは十六歳の誕生日にギルドへ行き、職業とスキルを割り当てられる。手に入れたのは最高ランクのSランクスキル、「視界に入った物を爆発させる」だった。最強のスキルを手に入れて無双できると喜んでいたが、普通に生活しているだけ
であらゆる物を爆発させてしまうということが判明し絶望するのだった。クソ雑魚賢者とポンコツ女勇者が送るコメディー系ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 18:10:07
105927文字
会話率:71%
東雲雨竜は今夜、フェザー級王者タイトルマッチで戦う。
7ラウンドの死闘のすえ、雨竜は勝ち王者となる。
だが、家に戻った雨竜は試合中のダメージでそのまま死んでしまった。
本人死んだはずが、目を覚ました場所は真っ白な空間。
そこには女神がいて
最終更新:2021-12-25 04:00:00
99224文字
会話率:31%
それは、【物作り】と【恋心】が織りなす物語。
褐色肌のドワーフ娘が目を覚ます、とそこは見知らぬ大草原のど真ん中。しかも、自分が何者かも思い出せない。
とにかく何も無い。記憶も、そしてあろうことか衣服すら無い。全裸なのだ。
その
ような状況にもめげず、彼女は起ち上り人里を目指す。そんな折に目覚める不思議な能力、それはありとあらゆる物を【捏ねる】ことができるというものであった。
これは、褐色黒髪のドワーフ娘が失われた記憶を求めて足掻く物語……ではなく、自分の生活を確立するために、そして物作りや恋に翻弄される、割とゆったりな日常物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 18:31:39
111325文字
会話率:42%
新人冒険者のクオーツは、憧れだったAランクパーティ【輝けるロータス】に入ることが出来た。しかし、彼等は実は何も知らない新人冒険者を奴隷商へと売り飛ばす悪徳冒険者だった。
何も知らないクオーツは彼等によって、帰還率10%以下の過酷な水晶鉱
山へと追放されてしまう。その鉱山は竜の王国内にある違法鉱山であり、竜に見付かれば鉱山もろとも破壊される危険性があった。
そんな環境で何度も死にそうになりながらも必須に働いているうちに、クオーツは謎めいた少女――カーネリアと共に、鉱山の奥深くに迷い込んでしまう。そしてそこで秘宝中の秘宝である〝竜水晶〟に触れた。
竜結晶の力で、クオーツは触れた部分からあらゆる物を貫く黒水晶を生成する力〝モーリオンバンカー〟を得る。
これにより、彼は魔術だろうが分厚い装甲だろうが全てを貫く力で、カーネリアと共に鉱山を脱出。
実は竜の王国の姫だったカーネリアに見初められて人間で初めて竜の騎士となったクオーツはカーネリアの我が儘で共に、冒険者となるのだった。
一方その頃、【輝けるロータス】はクオーツの脱出によって、奴隷商を率いる組織にその責任を取らされることに。
これは、のちに最強のSランクパーティと謳われる【クリスタライズ】のリーダーとなる〝黒水晶の騎士クオーツ〟と〝竜魔カーネリア〟の出会いと冒険の物語だ。
他所にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 18:00:00
36355文字
会話率:57%
貴族の家に生まれたレスト・ウィーラーは、異世界への転生者である。
彼は転生時、この世に一人しか持たない『物質変換』スキルを貰った。
これは「金(かね)」を「紙(かみ)」に変える事が出来るだけでなく、ありとあらゆる物をほぼ自由に変換することが
出来るという超絶神スキルであった!!
問題は悪用も自由に出来るという点……。
「小石(こいし)」を「兵士(へいし)」に変える事も、「人(ひと)」を「紐(ひも)」に変える事だって出来るこのスキル。下手に使えば大事件になりかねない!!
加えて彼の身には不幸が起きた。父母や家の人間が殺され、家宝も盗まれ、貴族として生きていく事も難しくなったのだ。
生前から流されるまま生きていた彼としては、もうこれ以上あれこれ変な事に巻き込まれたくない、自由に平穏に生きていきたい、そういう思いが大きくなっていった……。
彼は一計を案じた。自分を死んだ事にして、何処かでひっそりとスローライフする事にしたのである。
最初こそ上手く行った。無事パーティから追放され、野垂れ死んだ事にされそうになった。だがスキル使用の瞬間を同じ貴族で守銭奴のカーネリア・ゼーニッヒに見つかってしまう。
彼女は最初こそ金儲けにそのスキルを使わないかと誘ってきたが、やがて彼がウィーラー家の人間である事に気付くと、彼女もまたレストと同じく父母と秘宝を失った人間だと明かした。そして彼に言った。
「私も最初は妥協の道を進もうとしていました。ですが、改めて思うと腹が立ってきたのです。「なんでここまでされて、自分が折れないといけないんだ」と。」
その言葉はレストにも突き刺さった。転生前からずっと自分が折れる事で生きてきた。
新しい人生でも同じ事をするのか?
レストにはそれは耐えられなかった。
彼は考えを改める。平穏を求めるのは後でいい。まず自分をこんな状況に陥れた犯人を探し出し、罪を償わせるのだ、と。
彼はスキルを使う事を決意する。
真実を解き明かし、生前得られる事の出来なかった「自由」を得るために!!
※本作はカクヨム様(https://kakuyomu.jp/works/16816452218994447243)でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 19:23:14
219026文字
会話率:49%