偉大な父を失い、ニホン出身を名乗る奇妙な存在に憑りつかれた、小さな魔術師の成り上がり
※過去にアップしていた作品のリメイクです
VRジャンルで連載している『神ゲーしようと思ったらクソピーキー性能のチート詰め合わせの初期特典に当選したので
悪役に徹することにする』のオリジナルとなる作品なので、それと併せて読むと面白いかもしれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 18:34:53
944878文字
会話率:33%
「え? また魔王倒さないといけないの?」
勇者パーティーの一員として魔王を倒した大賢者は、第二の人生を送るために未来へ転生することにした。しかし、転生先の時代を間違えて千年も先にしてしまったせいで、倒したはずの魔王が復活し、再び世界は窮地
に陥っていた。大賢者に並ぶ勇者や剣聖は現れておらず、大賢者は一人で千年後の世界を救うことになる。だが、転生先の辺境伯爵家には無能で傲慢な兄と武を重んじる父しかおらず、魔術は評価されない。そんな領地に見切りをつけて出ていこうとするが、大きな問題が降りかかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 19:06:22
6788文字
会話率:33%
「世界を救う神器〈兵器〉を探せ」
一国の王から命じられた魔族の少年リオは、相棒のカーンとともに世界をめぐる旅に出る。
砂漠の港に始まり、魚人族の住まう海底の王国、工業の盛んな都市、魔術士を育てる学園……。
さまざまな場所を巡りながら、
仲間と〈兵器〉への手掛かりを集めていくリオたち。
その中で、リオは過去の因縁と出会う。
人神戦争。
50年前、人間族と神族との間に巻き起こった、策略に満ちた戦。
あるものは言う。「再び50年前がやって来る」
あるものは言う。「祖父の、英雄の仇」
あるものは言う。「ともに覇権を取り戻そう」
旅の終焉にあるのは戦か、それとも平和か。
神器は『救い』をもたらすのか。
――
★この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885122556折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 18:00:00
73232文字
会話率:40%
モンスター剥製師。
通常の動物らと比べて強力な力を持つモンスターを極力傷つけずに狩り、剥製にすることが生業の者。
アリーはそんなモンスター剥製師の一人だ。
王国の西に位置する森林型ダンジョン「アリーの庭」に住まう彼女の下には、たびたび事件
や迷い人が転がり込む。
第一章「剥製師アリーと逃亡者カイン」
王国で身に覚えのない罪を着せられた少年カインは逃亡の末、アリーの庭へ迷い込む。アリーとの出会いは少年の運命をどう変えてしまうのか。
※この作品は「小説家になろう」、「カクヨム」両方に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 23:39:24
23837文字
会話率:38%
巨樹を神と崇めるニルデリク王国では、高位聖職者たちがそれぞれの騎士団を擁している。
己の拳のみを武器とするヴィゴは、剣を持たぬ身ながら第八位騎士団長の任についた。部下はたった四人だけの弱小騎士団だ。
内乱の危機、薬物の蔓延、有力者暗殺の横行
など難題も数多いが、中でも神樹の衰えがその最たるものであった。逆心を抱くヴィゴ、そして彼が仕える聖職者の少女ミルカは王国を内側から喰い破るべく、虎視眈々と機会をうかがい行動へと踏みこんでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 06:00:25
132106文字
会話率:35%
大戦争終結の立役者である赤毛の少年ピーノは、その代償として大切な仲間を失い、生きる屍も同然の日々を送っていた。そんな彼が娼館の用心棒として雇われ、誇り高い娼婦たちや戦災孤児たちの優しさに触れていくうち、少しずつ前を向き始める。
※カクヨムに
も投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 07:35:14
424426文字
会話率:32%
「俺、殺されるかも……」
世界最強ギルド〈ジンカイト〉のサブマスタージルコは、在籍する冒険者に解雇通告するようギルドマスターから言いつけられた。
冒険者達の浪費、借金、パトロンの援助拒否――
それらの負債が積もりに積もって解散の危機を迎
えた〈ジンカイト〉は、生き残るためにやむなく冒険者の解雇を決定したのだ。
しかし、彼らは魔王を滅ぼすのに貢献した最強の英雄達。
うかつに解雇通告するのはヤバすぎる!
ジルコは博識美少女ハーフエルフの相棒と奮闘するが、結末はいつも想定外の事態に発展してしまい……!?
これは魔王亡き時代、英雄だった青年が命がけで仲間達を解雇していく波乱万丈の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 21:21:34
1378910文字
会話率:43%
「新人騎士レン少尉」は、魔物との戦いで捕まってしまい、目覚めた時には奇妙な灰色の部屋にいた。
装備は全てなくなり、病院着のようなローブを着ているだけで、視界はぼやけ、手足はしびれてまともに動かない状態。しかし、レンは自分が初級魔法を使えるよ
うになっていることに気付く。この初級魔法を使って灰色の部屋の外を探ると、なんとここは魔物がうろつく迷宮の中だったのだ。
「このまま、この灰色の部屋にいては、魔物に殺されてしまう!」
レンは、初級魔法をたよりに迷宮の出口を探すために灰色の部屋を出たものの、あっさりと魔物に追いつめられてしまう。
手近な部屋に逃げ込むと、そこにいたのは牢屋に閉じ込められた巨人だった。
巨人は敵か味方か?この迷宮は何なのか?なぜ、レンは魔法を使えるようになったのか?
レンの迷宮脱出の大冒険が今始まる。
この小説は全十七話で、投稿予約済です。完結保証。
初日は三話、二日目以降は毎日午後六時に更新します。
AIイラストによる挿絵付き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 13:29:21
43021文字
会話率:23%
「あなたはその剣でオークの王を討ち、やがて大帝国を築くのです」
聖女の予言が男の人生を、果ては人類の未来を切り拓く。
人類に英主は無く、救世主も息絶えた。ここはオークに敗れた大陸。すでに夢も希望も冒険譚も終わった世界。人々はわずかに残
された土地でオークによる暴虐と略奪に怯える日々を送っていた。
“廃墟荒らし”とも揶揄される冒険者業の青年レオンハルトは、絶望の大地を強かに小狡く勝手気儘に生きていた、その日までは。―――これは聖女に見いだされた外道で邪道な勇者が真の英雄へと至る物語。
※拙作「orz! ~オークキングに転生してハーレムを作ったけど人間の女の子相手にアレが立たないぜ!~」と世界観を共有した前日譚ですが、本作だけでもお楽しみいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 10:37:04
99355文字
会話率:56%
燃えてしまえ、何もかも――。
かつて世界は、紅蓮の魔女の炎の力により全て焼き尽くされた。
――それから1000年。
孤児院で暮らす灰髪の少女アーシャは、ある事件をきっかけに、魔女と同じ炎の力に目覚めてしまう。
アーシャは英
雄に導かれ、忌まわしき炎の力と向き合うことを決意する――
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 20:03:45
213964文字
会話率:44%
呪力を持ち忌避される種族の生き残りであるダレンは、それを隠し妻と五歳の娘リィンと暮らしている。家庭は静かに壊れかけていたが、リィンがもふもふのゴーレムを拾ってきたのをきっかけに変化が訪れる。
壊れかけていた家庭が少しずつ変わってゆく、日常
の物語。
♦︎ 主な登場人物
毛玉: ゴーレム。茶色いもふもふ。キングペンギンの雛の首を無くして気持ち四角くしたような体型。いやし枠。
リィン: 五歳。橙髪緑目。げんき。表の主人公。
ダレン: リィンの父。黒髪朱目。訳あり。裏の主人公。
リーシャ: リィンの母。橙髪緑目。よく怒る。頑張り屋。
異世界ですが電気もテレビもある昭和くらいの時代感です。三人称 (時々ダレン視点)でゆっくり進行します。残り数話、七万字程で完結予定で現在不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 14:31:19
84245文字
会話率:48%
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら入れないと苦悩した結果、彼は魔物の存在進化の事を思い出し、とりあえず肉のある体を
手に入れることを目指して、迷宮で魔物を倒していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 17:15:17
1872309文字
会話率:22%
けど彼女のために頑張るお話です。ちなみにタイトルの「万能魔道士」はそのまま「ばんのうまどうし」と読みますが、本文では「オールラウンダー」と読みます。変えてる理由はなんとなく。厨ニっぽくていいじゃん?以下はあらすじとなります。
サロスは万
能魔道士〈オールラウンダー〉、つまり幅広く魔法が使える代わりに強力な魔法は使えない。だから彼は火力至上主義の冒険者には向いていなかった。しかし、彼の彼女であるフィスィは究極魔道士〈スペシャリスト〉という一つの種類の魔法を強力に使用できるものだった。そして彼女は冒険者になりたかったのだ。だから彼は冒険者になることを決意した。そして彼らはギルドで出会ったディプラとアダマスとパーティを結成した。例え向いていなくても一心不乱に頑張る少年とその仲間たちの成長と冒険を記した物語である。
※この作品はカクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 17:00:00
79853文字
会話率:75%
人に異能――スキルを与えることができる貴重な魔石〝天の宝玉〟。
それを使ったBランクパーティー『神速の牙』の少年ナギサ・グローティーはある日、唐突にパーティーから追放されてしまう。
理由は、彼が手にしたスキル【減速】《スローファー
スター》――自分の体の動きを遅くすることができるスキルが役立たずであるからだった。
さらに、ナギサは理不尽な理由で『神速の牙』のリーダー、ユアン・グラネルドに殴られてしまう。
そんな中、決死の思いでナギサはスキルを発動させるが――、逆効果。〝元〟仲間達から蚊の羽音だとバカにされ、『害虫』と揶揄される。
心が折れ、逃げるように冒険者ギルドから立ち去ったナギサはある赤髪の女剣士――クシェラと出会い、Sランク冒険者となって、ユアン達を見返すことを決意する。
一方、ユアン達――『神速の牙』はナギサがパーティーから抜けたことにより、落ちぶれていき……。
――これは、一度は『害虫』と蔑まれた少年が『英雄』となる物語。
*一話、三千文字程度です。ざまぁは第一章の後半にあるので、そこまで待機っ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:28:48
127705文字
会話率:44%
8歳になると神から特殊な力【恩寵<スキル>】が与えられる。期待を胸に恩寵が授けられる歳になったシュリフト。与えられた力は文字を刻むだけの力、【刻字】だった。それもたったの三文字だけ。最初は使いどころが全くないと言われ絶望に明け暮
れていたシュリフトだったが、この力の可能性を信じて毎日文字を刻み続けた。その結果、次第に6文字、12文字、32文字と刻める文字の数が増えていった。……そう、ただ増えていっただけ。周りからは無能な力と蔑まれた続けたが、シュリフトはそれでも可能性を信じ続けた。最終的に128文字まで刻めるまで成長したが、相も変わらずそれ以外の力は何も無い。
そんなシュリフトも紆余曲折あり、晴れて冒険者としてデビューを果たす。しかし無能扱いは変わらなかった。そんな文字を刻めるだけの力【刻字】に、実は隠された成長が残されている事をシュリフトはおろか誰も知らない。
これはそんな無能な恩寵<スキル>を授かったシュリフトが織りなす物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 01:46:33
5806文字
会話率:54%
才能ある魔術師たちが定住するマヒア大陸。その大陸の中でも天才と呼ばれる魔術師達が作り上げた大国アルカディアで生を授かった才能ある魔術師メルヴェーナ・ハーフィ。彼女は幼い頃、とある事をきっかけに、闇に呑まれてしまう。そしてただの盗賊であって、
ただの盗賊にはとどまらないガイアス・ルハイド。彼はそんな壮大な過去を持つメルヴェーナとは正反対に、特に不自由なく自由気まますぎる生活をして暮らしていた。一見すると少し強いだけのただの平凡な盗賊。だが、彼の能力をメルヴェーナは誰よりも詳しく知っていた。そんな二人の出会いから物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 00:43:36
3524文字
会話率:35%
無数の闘技場が立ち並ぶ、とある帝国。その帝都で闘技場の支配人を務めるミレウスは、自らの闘技場を帝国一の闘技場にするため、日々運営に励んでいた。
だが、そんな彼には一つ秘密がある。それは、ランキング一位の剣闘士という別の顔だ。彼はその立場を利
用して闘技場の運営に貢献するが、その強さは偽物であり、正体を明かすこともできない。
こっそり二役を演じるミレウスだったが、やがて大きな転機が訪れる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 14:00:00
1469474文字
会話率:55%
【コミック版2巻3月5頃発売予定(ガンガンコミックスUP!)】【書籍版2巻発売中(GAノベル)】
『人と魔族が争って勇者が魔王を討伐……』なんてのは遠い昔の話。
現代では冒険者も魔族も勇者も魔王も命を懸けない職業に過ぎない。
世界が平和にな
り、ダンジョン攻略がエンターテインメント化した時代。
冒険者も魔物も魔力で作られた分身を用いて戦う、誰も死なないダンジョン攻略が大人気に。
大陸中で攻略映像が配信されている中、僕の所属する勇者パーティは世界第四位の人気パーティだった……のだが。
パーティーメンバーは五人という規程があり、黒魔導士なんて不人気ジョブは三位以上に登りつめるには邪魔だと言われてしまう。
そうして無職になった僕は次のパーティーを探すがまったく見つからない。
ある日、そんな僕の前に金髪紅目の美女が現れて仕事があると言った。
かつての仲間よりも能力を高く評価してくれた美女に感激した僕は、詳しい内容を聞く前に面接を受け入れてしまう。
足を運ぶとそこは最深部到達パーティーゼロを誇る最高難度ダンジョン・魔王城で、四天王と魔王が僕を待っていた。
これは勇者パーティーを追い出された黒魔導士が、魔王軍に入り勇者たちを撃退する側に回る話。
※最高順位【総合】日間1位、週間1位、月間1位、四半期1位※
※カクヨムにも掲載※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 19:00:00
1397797文字
会話率:31%
「ゾンビが人を噛む理由を知ってるか? あれは――祝福なんだ。ゾンビになった俺が言うんだから、間違いない」
ゾンビパニックに見舞われた剣と魔法の世界の話。
ただし、誰もが想像するような、生き残りを掛けた激闘の日々を描く物語ではない。
主人公ア
ルは、最強を目指す聖騎士の青年。
だがある日、彼はあっけなくゾンビに噛まれ、当然のように『動く死者』になった。
妙なのはここから。
アルはゾンビになっても人の心を失わなかった。
聖騎士として、人に危害を及ぼすゾンビを狩って狩って狩りまくり――気づけば数百年。
肉は腐り落ちて、残ったのは骨だけ。
スケルトン剣士となった青年は、結界により隔離された街に、ただ一人佇んでいた。
ある日、そんなアルのもとに一人の――生きた少女が現れる。
「貴方には、わたしの聖騎士になって頂きたいのです」
被害地域十二箇所を結界で封印することによって、ゾンビパニックを乗り越えた異世界。
いまだ魂を囚われた死者たちを救うべく設立された、祓魔機関。
死者を還す『聖者と聖騎士』を育成する学園に、少女と共に通うよう提案される。
そして――「全ての封印都市には特別な死者がいます」
「いいぜ。十二体の特別な死者を、俺が殺そう」
「……それは出来ません」
「なんでだよ」
「その内の一体は、貴方だからです」
「……あぁ」
特殊な魔法で、再び人の身を得るアル。
ゾンビ化の呪いを振りまいた悪しき魔女の血を引く少女、アストランティア。
最強の剣士と魔女の末裔は契約を結び、殺せぬ死者を殺しつくす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 19:00:00
343502文字
会話率:37%
一部の特権階級だけが『前世』の力を引き出せる世界。
戦闘系の前世が求められる貴族家で、三男のロウは十五歳のある日――【蒐集家】の記憶と能力を継承した。
前世の自分は『ニホン』という国で孤独に生きた【蒐集家】だったらしいのだが……。
当然、現
世の貴族家が求める戦闘系の前世ではない。
家を追放されたロウは、自分についてきたメイドのシュノンと共に世界を巡ることに決める。
武人にこそなれないが、手に入れた【蒐集家】のスキルは役立つものだった。
彼は聖剣、聖獣、希少種族のケモミミ娘、不思議な力を持つ者たちと次々に縁を結び、果ては幻の『空中移動要塞』に拠点を設けるまでに至る。
これは追放された少年が、求めるもの全てを蒐集するまでの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 19:00:00
138708文字
会話率:35%
親が伝説の英雄であれば、その子供である「イース」に圧し掛かる期待は計り知れない。
しかし、イースにはモンスター退治への情熱もなければ、これといった才能もない。
倒すべき世界の脅威は親の世代が倒してしまい、目指すものもない。
どうせ偉業など
成し遂げる事は出来ず、親を超える事なんてできない。
あるのは親の七光と、両親譲りの整った容姿だけ。
そんな彼はそれでも期待に応えようと、モンスター退治の「バスター」になった。
両親の名を出せば大騒ぎになる。親の才能を受け継いでいないと知られ落胆される。
イースは親に頼らず名も隠して旅に出たものの、才能が並では仲間集めにも一苦労。
彼はいつしか、生活苦から酒場で働くようになっていた。
彼にはかつて夢があった。
両親のように、相棒と呼べる喋る武器が欲しいというものだ。
くすぶるイースの前に、ある日チャンスが訪れる。
喋る武器の媒体に相応しい剣を手にし、念願の会話を試みたイース。
喋り始めた剣「グレイプニール」は、ふと自身の願望を口にした。
それは、伝説の英雄が持つ武器のように、「自分も伝説になる」ことだった。
伝説になりたいのなら、それなりの武勲が必要だ。
しかし前述のように、世界を脅かす存在は父親らが倒している。
「ぬし」
「何? グレイプニール」
「お喋り、しますか」
「うん、いいよ」
「ボク、伝説なりますか」
「えっと……それはオレが頑張らないといけないやつだね」
英雄の子イースと、生まれたての武器グレイプニールは、英雄と肩を並べる活躍ができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 19:44:45
563212文字
会話率:59%
人族の町に、狐人族の少年「レオン」が現れた。
傍には感情が高ぶると増殖する黒猫魔族「ジェイソン」が、常に寄り添っている。
無邪気ながらも、レオンの佇まいはまるで物乞い。
物の価値も知らず、決まり事も知らない彼を心配した旅人の女「ティア」
は、
見捨てることが出来ずに面倒を見てやろうと手を差し伸べた。
狐人族には鉄の掟があった。
それは、「悪者になってはいけない」というもの。
狐人族は悪者を人とは見做さず、決して許しはしない。
ティアを主人として慕い、すくすくと育っていく中、無邪気だったレオンも次第に現実を思い知ることになる。
狐人族レオンと黒猫魔族ジェイソンは、無慈悲で優しい復讐代行人として人々の希望となっていく。
【表紙イラスト】
https://24793.mitemin.net/i767812/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 21:02:45
295689文字
会話率:60%
モンスター討伐の冒険者「バスター」を目指す魔法少年シークは、ある日森で立派な剣を見つけた。
けれど、魔法使いになるのに剣はちょっと……と元の場所に置いて帰ろうとしたら。
「よし、見なかった事にしよう。俺にはどうしようもない」
「はい!?
ちょっと、ちょっと、まさか置いていくつもりかい?」
えっ? 今、剣が喋った!?
しかも元の持ち主は300年前の伝説の勇者だったと言いだして……!?
ああでもない、こうでもないとおだやかな掛け合いを見せつつ、
拾ってしまったがために聖剣バルドルに言われるがまま剣術で戦うシーク。
色んな人と出会い、色んな場所を巡り、モンスターとの死闘を繰り広げ、
他人よりお人好し過ぎるだけで、普通の田舎の純朴少年だったシークは、
いつしか仲間と共に英雄と呼ばれるようになっていた……。
この物語は魔法を使いたい魔法使いと、剣術で戦わせたい喋る伝説の聖剣が共に旅をする、
ギャグあり、シリアスありの冒険バトルファンタジー!
白熱の戦闘シーンや、シークとバルドルのアメリカのコメディドラマのような
リズミカルで愉快な会話を是非お楽しみ下さい!
2019年11月13日 本編完結。
2020年05月03日 バルドルの発言をまとめたおまけページ開始。←★NEW!
2019年11月15日 ハイファン日間68位、総合日間ランキング291位! 有難うございます!
少しずつ改稿も進めております。
※ノベルアッププラス、カクヨムでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 20:34:18
957020文字
会話率:64%
ペンダントが繋ぐ、幼馴染同士の一途で鈍い恋心。ほのぼの恋愛ファンタジー短編小説。
「またやってくれたわね、ノア・フェリス……」
手を震わせ呻く少女、エリー。毎月、断っても送られてくる幼馴染からの魔道具に怒り心頭の様子だ。
魔法には興味がない
って言っているいるのに。そう思いながら手紙を読んでいると、「この魔道具をつけるならこれ以上は送らない」という文が。
仕方がないとペンダントをつけるエリー。
でも、そのペンダントにはある魔法が込められていて……。
全四話。一万字以内の短編かつ読み切りなので、お気軽にお読みください♪
カクヨムにも掲載しており、またカクヨムWeb小説短編賞2023(恋愛・ラブコメ)に応募しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 19:13:33
9963文字
会話率:28%
追放された側ではなく追放した側の物語です。
【第一章あらすじ】
「バーク、貴様はクビだ!」
《連邦認定勇者に最も近い男》と呼ばれた男ケンツ。
ある日ケンツは大して役に立たないという理由でポーター(荷物持ち)のバークに解雇を言い渡す。
ところがどうしたことか、バークが去ってからと言うもの、まるで力が出せなくなってしまい、今まで雑魚扱いしていた魔獣にも苦戦するようになってしまった。
その後もケンツのパーティーは堕ち続け、パーティー仲間のキリスとキュイがとうとう音を上げ、バークの元へ去って行った。
さらに半年後には幼馴染のシャロンもケンツの元を去った。
その後、冒険者達の過酷なイジメに遭いながら、ずっと独りでくすぶり続けるケンツだったがやがて転機が訪れる。
ラミア神殿から飛ばされて来たと言う謎の美少女アリサと強引にパーティーを組み、ケンツは再起を果たそうと目論むのだが……
【第二章あらすじ】
ついにシャロンをとり戻したケンツだが、同時期にリットールにおいて奇病が蔓延し始めた!
かつての仲間、キリスとキュイも奇病に倒れ、やがては愛するシャロンさえも奇病感染が発覚してしまった。
ケンツは奇病の原因を調べるべく調査に乗り出すのだが、そこには驚くべき事実が……
しかも奇病の影にはケンツをイジメた主犯格、バロンとブルーノの暗躍する姿も……
果たしてケンツは奇病の原因を特定し、愛するシャロンを、キリスを、キュイを、そしてリットールの民を救えるのか!?
なるべく早く読み終われるように、出来るだけ一投稿あたり二千文字前後でリリースします。
本作は『【ティラム逃亡記】幼馴染が聖女に覚醒したので勇者にストーキングされてます。現在全力逃亡中!』の第七章クロスオーバー作品です。しかし【ティラム逃亡記】を読まなくとも問題ありません。(むしろ読めばネタバレの可能性があります。すでに読まれている方は双方の進行差異をお楽しみください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 01:24:44
566152文字
会話率:42%
こんにちは、普段はNoveLandという小説やゲームのシナリオなどのためのストーリーエディターを作っています。
https://novel-land.com/
僕は約2年ほど前にYoutubeでWeb小説の歴史に関するゆっくり解説動画を
あげていましたが、リアルの方が忙しくなってしまったことと、NoveLandを作りたいという思いが強くなってしまったため途中で断念しました。
今回は当時に結局動画化できなかったネタを供養しようと思います。
noteにも投稿しています
https://note.com/ryuon_novel/n/nfd5f44cc8bea折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 23:08:34
11513文字
会話率:3%