当作品は、短編「幼馴染を切り棄てて後悔する少女のお話」の続編に相当します。
そちらを先にお読み頂くのを推奨致します。
最終更新:2021-07-27 20:29:02
4772文字
会話率:30%
美しい銀の髪に、紅玉の瞳をしたシルヴィスは、ふと立ち寄った町で、前髪で顔を隠した身なりに無頓着なおかしな少女アシュリーと出会う。
ほんの気まぐれで親切心を出した彼だったが、アシュリーは天使様だと感激して、やたらと懐いて離れない。
消極的かと思えば図々しく、素直で無邪気なアシュリーを、強く拒絶することが出来ないシルヴィス。
なんとなく共に過ごすことになってしまったが、あまり人と関わらずに生きてきたシルヴィスにとって彼女との日々は新鮮で、それなりに楽しいものとなる。
「シルヴィスさんは、私の天使様です!」
偉そうヒーロー×ポジティブコミュ障ヒロインの平和なラブコメです。
☆ムーンで完結の「魔族で魔眼な妹は勇者な兄とお付き合いしたい!」の番外編になりますが、こちら単体でも読んで頂けると思います(*´꒳`*)
毎日18時頃の更新になります。
全13話予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 19:34:43
63718文字
会話率:54%
僕は生きていたくなかった。自分が愛されているのかが分からなかったから。それでも好きな人がいたから、僕は何とか生きていた。僕の好きな人は手首に傷があって美月と言った。それに、夜道という親友を加えて、僕らは文芸部で活動していた。
あるとき、夜
道は交通事故で死んだいとこに恋していたと言う。彼はいとこと結ばれるために、物語になり、美しく死ぬことで恋を成就させると語る。たまに咳込む彼は、それを恋の肺病だと言っていた。
時々、夜道は部室に来ない日があった。そのことについて、僕らは顧問からたばこを吸っている疑いがあると言われ、否定するもしきれない部分があった。夜道のいない部室で、僕と美月は死にたい理由について話した。秘密の話しは僕を少しだけ生き延びさせた。
生き延びたけれど、僕は母の自分を拒絶する視線に耐えられず、夜道を誘って家出をする。そこで僕らはたばこを吸った。そこで夜道は咳込みながら「神の兵隊に銃殺されるんだ」という三島由紀夫の『ラディゲの死』の一節を引用する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 23:04:31
30127文字
会話率:51%
子どもがいない優香と圭人は「児童養護施設 楓」に養子縁組の相談をする。
そこで出会った陸は双子の弟である空といつも一緒におり、周囲から孤立していた。
優香と圭人は陸たちとの縁組の話を進めていく。二人に懐く陸に反し、空は頑なに縁組を拒絶する。
「ボクはもう傷つきたくない。陸を傷つけたくない。ボクが陸を守るんだ」
そんな空には秘密があり……
※この物語は全年齢対象となっておりますが、一部暴力的なシーンがあります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 20:05:11
15114文字
会話率:56%
ある日転生した事を思い出したヒロインは、そこが大人気の乙女ゲームの世界だと知る。
前世から男子が苦手だったヒロイン。
拒絶する悪役令嬢だったヒロインと、離さまいとする殿下。
果たして2人の想いは通じるのか!?
最終更新:2021-06-04 22:41:34
7948文字
会話率:33%
異世界への転生。
それは思いがけずに突然訪れる不可避な出来事である。
高校2年生の百目鬼天斗(どうめきてんと)は生粋のゲーオタである。その日も前夜遅く(ほぼほぼ完徹)までゲームをしていて遅刻であった。
登校中に同じく遅刻してきた中
学の頃からの先輩2人に捕まり、3人連れだって校門をくぐる。
現在改築中の本校舎に代わり、仮設校舎となっているプレハブの建物から2人の生徒が出てきて、彼等の方へと向かっている。一人は雷牙の小学生の頃からの親友で、今雷牙と一緒に登校してきた先輩の内の一人の弟でもある。もう一人は雷牙の家とは隣りどおしで家族ぐるみで付き合いのある幼馴染の女の子だ。2人とも雷牙と同じくクラスの同級生である。
担任に、遅刻した雷牙を連れて来るように言われたらしく、2人は怒りながら雷牙の方へと向かっていた。
空が裂けた。裂いたものは光。
突如として空を切り裂いた光の中から闇が出現した。
空を覆う様に膨張する漆黒の闇。
その闇は周辺に存在する全ての物質を分け隔てなく飲み込んでいった。
雷牙も、先輩も、親友も、幼馴染も。
続けてプレハブの仮設校舎と改築中の本校舎も。
学校の敷地内に存在する全ての物を飲み込んで、光も闇も、その存在は消えていった。
失っていた意識を取り戻し、雷牙は目を覚ました。
彼を出迎えたのは、先輩でも、親友でも、幼馴染でもなく、緑色の小さな鬼達であった。
親しげに彼へと向かう鬼達。そんな鬼達を拒絶する様に突き出した己の腕を見て彼は驚愕する。
彼の腕もまた、鬼達と同じ緑色であったからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 21:29:40
51981文字
会話率:38%
「皆──死ね」
モテなさ過ぎて発狂した主人公、津山聖児。リア充のイチャイチャを見せつけられ遂に殺人の罪を犯してしまう!?
セカイそのものに絶望した彼は生者のいない世界を望み、ネクロマンサーとして異世界転移!?
生者を拒絶する彼は
死んだ美少女達を伴にし冒険を始める!
これまでにない全力で後ろ向きなダークファンタジー?が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 02:00:20
21301文字
会話率:39%
人間は何の躊躇もなく、豚や魚を食う。それらに命があることや家族がいることなど知りもしないで食らい尽くす。
なのに何故、いざ自分たちが餌側に回ると喚くのだろう、反逆を起こすのだろう。
豚や魚が反撃しないのをいいことに、自分が生きながらえる
ための栄養を摂取しているのに、何故自分たちには抵抗する権利があると思うのでしょう。
ヴァンパイアに両親を殺されたヴァンパイアハンター、御剣千里。
人間の血を吸うことを拒絶するヴァンパイアの王子、リギル・ヒスタリア。
これは悲しい物語。互いを憎むことしか出来ない私たちが描く、終焉のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 03:09:00
63334文字
会話率:55%
【一迅社アイリスNEOより書籍版が発売中!イラストは氷堂れん先生です】
「妹に婚約者を譲ってやれ」
美しい妹と差別されて育った、伯爵令嬢コーデリア。
妹に両親に元婚約者。全てにうんざりとし、恋と結婚を諦めたコーデリアだったが、なぜか第二
王子・レオンハルトに気に入られ、溺愛されるようなる。
「コーデリア、君は俺のまたたびなんだ」「……はい?」
どうやらレオンハルトは、王家の祖である獅子の精霊の血が強く出た先祖返りらしい。そんな彼はコーデリアを見ると、またたびを前にした猫のように、惹きつけられてたまらないと言う。
「俺のまたたび……いや、妃になってくれ」「またたび扱いはお断りします」
拒絶するコーデリアだったが、妹がレオンハルトに急接近したせいで、対処せざるを得なくなって……?
※獣の姿に変化できる王子に気に入られた令嬢のお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 08:00:00
271498文字
会話率:38%
第13回GA文庫大賞(後期)の一次選考を通過作品
夜行半月は野獣のような容姿を持つ男で、そのことも気にして臆病で孤独だった。
だがある日、半月は口がきけない花売りの少女に出会い、花の売り込みをされる。半月は驚きながらも一度は花を買うこ
とを拒絶する。だが後で少女がチンピラに絡まれる所を助けて、そのまま花を買ってやった。
そこから孤独だった半月に少女という知り合いができた。しかし半月は臆病ゆえに少女と客と商売人以上の関係になろうとは思わなかった。
少女と交流を持つようになってから二週間後、半月は格闘家で八百長の試合を組まされ敗北する。失意の中にいた半月は雪の降る寒い帰り道、花屋をクビになり路頭に迷う少女と遭遇する。
他人との関係を断っていた半月だったが、慰めて欲しくて少女を自宅へ連れて帰ってしまう。
今、奇妙に感情がもつれる中、不器用な二人の生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 16:43:29
101095文字
会話率:35%
僕は白石 空。17歳。どこにでもいる高校生。友達はいない。
突然だが僕は死んだ。あっけなく死んだ。
ところで死後の世界ってどうなってるか想像したことあるかい?
僕の場合は剣と魔法が支配するそこそこファンタジーな世界だった。
指パッチンが世
界を救う?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 19:09:26
15257文字
会話率:23%
かつて東欧の各地で、金属の雨が降るという事件がおこった。さらに、雨音を聞いた周辺住民のなかから発狂する者が現れ、各方面から問題視されることになる。この、金属が地面に打ちつける連打音がヘヴィメタルのドラムに似ていると指摘をする識者が現れ、そ
の症状は〈ヘヴィメタル症候群〉と命名されるに至る。その後、スウェーデンのあるメタルバンドのライブで同じ現象が確認されたことがターニングポイントになり、世界各国でヘヴィメタルを禁止する法律が制定されることになる。日本においても〈キング・オブ・メタル〉というバンドのライブ中に同じ事件が起こり、ヘヴィメタルは公の場から姿を消すことになる。
そんな時代にありながら、ヘヴィメタルを敬愛する榛原瑠奈は、妹の胡桃と共にメタルバンドを結成するために動き出し、会社の先輩である水瀬春樹が実はメタル好きであることを見出すに至る。なぜかヘヴィメタルの演奏を拒絶する水瀬春樹の心変わりを促すために、あるライブに誘い出した胡桃は、自らが出演するというサプライズ演出をする。しかし、ここで胡桃自身が〈ヘヴィメタル症候群〉に陥りかけるという事件が起こり、本格的にその実態を調べる決意をする瑠奈。そして彼女の熱意に折れた水瀬春樹は、ある衝撃的な事実の告白の後、共に事件の解明に乗り出すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 17:39:03
9980文字
会話率:30%
助けた『美人で優しい隣のお姉さん』は『鉄の魔女』と呼ばれる先生だった!
稲村司は高校二年生。GW明けから日本の高校に通う事になり、一人暮らしを始めた。
GW最終日、窓の外から悲鳴が!
「誰か!助けて!」
司が助けたのは『美人でグラマーで
とても優しい隣のお姉さん』!
だがGW明けで高校に通い始めると、そこには生徒達から
『鉄の魔女』と呼ばれて恐れらている女教師がいた。
彼女こそが、司の隣に住む『美人でグラマーでとても優しい隣のお姉さん』だったのだ。
そんな司の前に、小学校時代に仲の良かった美少女も現れて……
一人暮らしの男子高校生と、学校とプライベートで全く別の顔を持つ女教師が、
互いの心の傷を癒しながら、少しずつ相手を意識して
距離を詰めていくラブコメです。
【登場人物】
稲村 司…高二、4月生まれ。17歳。
ちゃんとすればけっこうイケメンだが、普段はボサっとした感じ。
頭はそこそこいい。運動もそこそこ出来る。でもあまり本気になれないタイプ。
父親が海外赴任した事で転校して一人暮らし。母親は幼い頃に男を作って出て行った。
よって女性不審ながらマザコン気味。
鉄乃 真緒…数学教師(2年目)、2月生まれ。23歳。
前の学校を半年で辞め、一月から今の高校に赴任。
司の隣の部屋に住んでいる。
すっぴんでは、女子大生にしか見えない可愛らしさと美貌を持つ。
スタイルもバツグン、胸も大きい。
学校では厳しい感じのメイクをしている。
多数の男子生徒や男性教師に言い寄られたがが、相手が再起不能になるほど手厳しく拒絶するため、
『鉄の魔女』の異名を持つ。
何やら秘密があるらしいが……
須藤 香澄…高二、9月生まれ。16歳。
司の小学校時代の同級生。司が転校した私立校に中学から入学していた。
元気があって可愛いタイプ。髪型はサイドポニーテール。
学校のアイドル的存在でもある。
西 武臣…高二、司の同級生。通称・タケ。最初に仲良くなった友人。ちょっとオッチョコチョイな面があるが、明るく優しく性格がいい。
カクヨムでも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055070799111
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 13:00:00
120857文字
会話率:37%
師である魔女イスタルが喉にりんごを詰まらせ亡くなってから、弟子のシンは森の中の屋敷に引きこもり、人との交流を断ち切る。屋敷の場所は西の大陸の、都から東に離れた辺境の地。師の残していった書物を読み耽り、干し肉や野草を食んでひっそりと生活して
いた。
引きこもってから五年もの月日が経過し、シンの下を訪れたのは、師と交流のあったエルフ族のルーギスと、森から離れた場所にある街に住むアンナという少女だった。シンの弟子になりたいと志願してきたアンナを一度は拒絶するが、その真意を知るべく、魔法の指導に当たることにした。
森には師の魔法が掛けられており、邪な思想を抱くモノは屋敷に辿りつけないようになっていた。その森を抜けてきたアンナに少なからず興味を示したシンは、自分の経験から同じような修行をいくつか課す。アンナとともに森の外へと出る機会も増え、街にも足を運ぶこととなった。
引きこもりを辞め、師の苦労を思いながら、シンはアンナを弟子と認め始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 00:43:09
110282文字
会話率:45%
ブラック企業に勤める冴えない男は、異世界転生を願っていた。
ある日の帰り道、強盗にあったり、トラックに轢かれそうになったり、異世界に行けそうなイベントが立て続けに発生する。
まさかと思っていると、女神様が現れた。
そして、男の
異世界転生は、もう決定事項だと告げる。
一生ブラックでも良いので死にたくないと懇願する男。
拒絶する女神様。
異世界転生を願った男の運命は……。
こちらは、『なろうラジオ大賞2』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 22:28:06
1000文字
会話率:43%
人はなぜ、運命に抗うと思う?
流された方が楽なのに。
人はなぜ、敵わないとしりつつ、運命に挑むと思う?
痛い目を見るだけなのに。
人はなぜ、叶わない事を承知で、運命を拒絶するのだと思う?
それはとても苦しい事なのに。
彼は走る。
誰か
に敷かれた運命の小道を。
目の前にいる君の涙をぬぐうために。
たとえその物語が雲影に隠れる月のように、全て見えなくなってしまったとしても。
白ツバイフ。啓区視点で進みます。中の巻。本編の進行によっては設定違いが発生するかもしれません。(※重複投稿しています)本編とは文が違います。(※一週間間隔での更新を予定しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 11:44:11
96658文字
会話率:26%
ある日、「彼女」は自分の余命を口にした。
「私ね、あと一年で死ぬんだ」
震える声で「僕」を見つめる彼女は、自分の終わりを知ったからか小さな願いを口にする。
「だから、最後には笑って死にたいの」
それは彼女なりの決意であり、彼女の最後
の願いだった。
僕は、彼女の手を引く。死神の手招きを、拒絶するように。
世界観と緻密な設定が持ち味の魔法ハイファンタジー『制約の魔法使い』も更新中です。
更新が滞っておりますがゆるりと読んでいただければと思います。
https://ncode.syosetu.com/n7393du/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 23:00:00
1511文字
会話率:18%
いつの間にかに異世界に転生され、スライムになぜかなっちゃったけど、それでも死なないために頑張るしか物語。
よし、今度は2行書けた!
『妖精と綴る物語(VRMMO)』のあらすじよりも1行も多く書いた!
もう、やり残すことはないね!
人は成長
するんだなぁって実感させられるね!
といった軽い?ふざけた?ぐだぐた感溢れる感じで書いていくので、気をつけて読み進めてください!
もしくは読まないで誰よりも早くブラウザを閉じて拒絶するのだ!
………これってあらすじなのかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 00:53:51
10466文字
会話率:0%
少女は寒空の中でも負けじとマッチを売り続けました。それがバンカーとしての意地でもありました。
しかし容赦無い寒さと立て続けに襲い来る空腹と、そして借金取りに、少女は負けてしまいそうになりました。
最終更新:2020-09-21 22:31:09
810文字
会話率:36%
息苦しいまでに暑かったあの日、僕はすべてを失ったんだ……。
家族? 友人? 恋人? 僕には必要のないものです。
人と関わることを頑なに拒絶する、高1の少年・如月ハル。
彼にはそうしなければならない、一つの理由があった。
一方、そんな彼に興味
を持ちはじめた、クラスメイトの三島小夜。
暗い瞳をした少年と、心に闇を抱えた校内一の美少女。
そんな二人が出会うとき、止まっていた彼らの時間が動きだす。
後日談の「如月ハルの人間考察」も連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 11:53:06
220743文字
会話率:63%