「フローリアよ、お前を追放する!」
小説の中ではありふれたそんな台詞から、私フローリア・ローレンスの物語は始まった。
父であるラッカセイ伯爵は私の異母姉であるドロシー・ローレンスを跡継ぎにするために、"魔女"である邪
魔者の私を辺境の学園に追放したのだ。
その学園に向かう途中、私は同行者としてペチュニア・ヴィオラセラという少女と出会う。
彼女は"聖女"になることを期待されていたが、その"因子"が発芽することはなく、周囲からは『落ちこぼれ令嬢』と呼ばれているのだという。
私はそんなペチュとともに学園生活を送ることを楽しみにしていたが、あるトラブルに巻き込まれて、"魔女"としての力を彼女の前で発揮してしまう。
……ああ、これできっと、彼女も私のことを"魔女"として恐れるようになるのだろう。
そう思ったのだけれど、何故か彼女は大感激して、私に懐くようになり――?
――私たちの絆は、誰にも追放できない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 00:17:15
53905文字
会話率:32%
≪声に出したくなる口調や台詞を心がけております≫
全ての始まりを、貴方に。
彼らの願い事と呪いとは。
~~~~~~
溜息は口から零れた途端に
浅く短く途切れ途切れの期待を吐露しながら
醜悪な喘ぎの前置きを始めてしまうのに。
(抜粋)
~~~~~~
こちらの短編から
別の短編に続いて行ければ幸いです。よろしければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 13:45:25
668文字
会話率:23%
≪声に出したくなる口調や台詞を心がけております≫
生を受けたのは異世界。
多種多様なイキモノの住まう場所。
今日も道具屋リークス(白猫)には
「役目」を持った彼らが列を成して…
~~~~~~
紅と蒼の光、それらを包み込むような銀の木の
葉の音色。
あまりにも相応しく、
あるべき姿に戻ったかのような錫杖を手に
僕は溜息と共に流されようとしていた。
この流れに。兼任の流れ。兼任…違う!
「だから本業と混ぜちゃダメなんですって!」
(抜粋)
~~~~~~~
短編として。
サラッとお楽しみ頂ければ幸いです。よろしければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 13:14:35
2586文字
会話率:30%
≪声に出したくなる口調や台詞を心がけております≫
「彼」の中に眠る【美空姫】。
姫を追う者、求める者。
全てを忘れ旅する「彼」の前に
現れた男の正体とは。
~~~~~~
ああ殺そうぞ。それこそが私の役目。
殺し尽くすのだ。お前達こそ
が獲物。
(抜粋)
~~~~~~
短編がゆえに
何かが起きかけて終わります。
サラッとお楽しみ頂ければ幸いです。よろしければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 14:21:15
2162文字
会話率:38%
「あの時、助けていただいたウサギからのお礼です」
登場人物は三人です。台詞がメインです。
家族愛がテーマです。(作者はゲイですが、今回のお話はLGBTQ等は関係ありません)
主人公の雪斗(ゆきと)、妹の明日香、母。
父も会話に出て来ます
が、登場はしません。
拙い文章なので、最初は何の事か分からないかもしれませんが、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。感想も書いていただけると超嬉しいです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 02:33:32
2117文字
会話率:71%
昨年頃から加速度的に進化が止まらないAI。
昨年は主として画像生成ソフトが話題となったが、実は密かに浸食が広がりつつあるのがAI合成音声ソフトウェアである。
これらのソフトウェアは微小のサンプルデータから本物並の贋作の歌を作り出す事も、台
詞読みも、リアルタイムでのボイスチェンジャーも可能とする。
そのうちのいくつかは現行法でも対処できなくはないが、現行法でも非常に難しいケースもある。
本項ではそれらに触れつつ全体についてエッセイ形式で述べるものであるが、筆者の願いはAI合成音声の問題認識の共有と拡散である。
立場上ソフトウェア名やアップロードサイトについて詳細を語らないが、筆者の話から推測を立てて是非確認してほしい。
貴方の声、盗まれてますよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 00:06:09
5979文字
会話率:0%
オーレリア・ベルジュ公爵令嬢。
彼女は生まれた頃から王妃となることを決められていた。
その為血の滲むような努力をして完璧な淑女として振舞っている。
けれど婚約者であるアラン王子はそれを上辺だけの見せかけだと否定し続けた。
つまらない女、笑っ
ていればいいと思っている。俺には全部分かっている。
会う度そんなことを言われ、何を言っても不機嫌になる王子にオーレリアの心は次第に不安定になっていく。
そんなある日、突然城の庭に呼びつけられたオーレリア。
戸惑う彼女に婚約者はいつもの台詞を言う。
「そうやって笑ってればいいと思って、俺は全部分かっているんだからな」
理不尽な言葉に傷つくオーレリアの目に咲き誇る白薔薇が飛び込んでくる。
今日がその日なのかもしれない。
そう庭に置かれたテーブルの上にあるものを発見して公爵令嬢は思う。
それは閃きに近いものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 12:35:35
3120文字
会話率:24%
「恋人にしたい人と結婚したい人とは別だよね?」
セシリエの婚約者、イアーゴはそう言った。
少し離れた後ろの席で、婚約者にその台詞を聞かれているとも知らずに。
最終更新:2023-05-03 10:50:04
29947文字
会話率:35%
わたしメリーさん、今あなたの後ろにいるの
そんな決め台詞で知られる怪異は、いま果てしない窮地に陥っていた
最終更新:2023-04-25 20:06:14
3731文字
会話率:73%
石博士(ドクターストーン)も第3期が始まりましたので、今まで未見だった第2期を見ました。
その中でヒロインが主人公の有り様を評した台詞が、とても興味深いものだったのです。
では、お約束の作品紹介を。
ひふみ神示とは、今までの宗教や哲学を
まとめた集大成にあたるもので、その目的は(ここからは私見です)ひふみ神示を読む事により、真理を知り、神に通じる心(霊(タマ))を取り戻すことです。
そして、より多くの人がそれを取り戻す事により、混沌としている今の世の中を乗り切る、とても大きな鍵になると私は見ています。
※『ひふみ神示』は、Web検索で「 ひふみ神示 全文 」で見つかると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 04:45:24
1130文字
会話率:41%
「エアル・ウィステリア!!貴様のお小言はもううんざりだ!!婚約を破棄する!!」
王国の第一王子、リッシュ・ニリティは自分の思い通りに動かず、一々王子としての在り方を問いて来るエアル・ウィステリア伯爵令嬢のことが気に食わないという理由で、
婚約破棄をしてしまう。
エアルは彼の自己中心的な行動に不満を抱きつつも、彼が一人前の王子として王位を、そして国を継げるよう婚約者として支えて来た。それなのに、リッシュは愚かにも、エアルとの婚約を破棄し彼女を見捨ててしまった。
愛想を尽かし呆れ果てたエアルは、リッシュへの復讐を企てる。
——それは長年の王妃教育や自主学習によって蓄えた自身の知識を使うものだった。
——————
よくある婚約破棄もの小説です!
設定やざまぁ要素は緩いので気軽に読んでください。
今回の小説は台詞がほとんど無く、俯瞰視点メインです。
アルファポリスにも同じ作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 18:21:04
1142文字
会話率:12%
エグゼクティブプロデューサーとはっ!?
について首を傾げる話。
※台本形式(台詞過多)
最終更新:2023-04-14 08:30:35
4132文字
会話率:79%
現代にダンジョンが現れた。そんな話が広まる前に俺は変な生き物に会ってるわけなんだが?。
スライムはもちろん、普通の動物まで。様々な仲間を増やして興味のままにダンジョンに潜るのはいいけど、基本動物を愛でたい人間が行く冒険者ライフ。
決め台詞は
「俺はもふもふが欲しい」
「ぴー」
「ダサいのかこれ」
話が進むのは遅いです。一話短め。
ダンジョンというよりふれあい多めです。
本編完結済み
季節ごとのイベントを更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 20:00:00
1662111文字
会話率:60%
これは『【不遇令嬢はエルフになりたい】〜介護要員として辺境の祖父宅で働くよう命じられたが、ざまぁする間もなく実家が没落した件〜』の番外編です。
タグは本編に準じていますが、恋愛対象となるキャラクターとは直接出会いません。ずっとダンジョンの中
にいて、本編よりもハイファンタジー風味が強めですが、ハイファンタジーではないので、ジャンルは本編に準じて異世界恋愛としています。
本編ヒロインのアリアが、ダンジョンに置き去りにされた後、どうやって助かったか、どうやって上級まで治癒魔法を使えるようになったか、などが描かれています。
ここで出会うのは、未来の舅(婚約者候補その一の父親)と婚約者候補(その二)と、将来移住することになるかもしれない集落の未来の族長です。
なお、台詞の書き分けが不完全で、途中で獣人のどちらが喋っているかわからなくなっていますが、どちらが喋っていても問題ない台詞ばかりなので、細かくは修正していません。
一応、より脳筋っぽいのが虎人族のノアで、少しは頭を使ってそうなのが人狼族のジャックです。
書きたいところだけ書きました。
プロットもなく、勢いで好きなように書いたら長くなったので、連載として投稿することにしました。完結済みなので連投予定です(7話完結)。
最初は短編として書き始めて、6000字程度で前後編くらいで考えていましたが、この始末です。
設定に本編とは多少の齟齬があるかもしれませんが、ご了承ください。よかったら暇つぶしにお読みいただけると幸いです。
本編はこちら→https://ncode.syosetu.com/n1824ia/
シリーズ名のリンクからでも飛べます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 06:22:44
31973文字
会話率:30%
よくある白い結婚をしようと思った男は、初夜の寝室で「愛することはない」と告げる。ここまでは、よくある話だったのだが……
注意/含まれる要素
・軽度の性描写(直接的でない台詞のみ)
・女性優位
最終更新:2023-03-27 13:15:22
1943文字
会話率:50%
魔王城の案内係をしているNPCの孫の物語。
* * *
ボイスノベルを楽しめるよう、キャラごとに声を分けています。耳で楽しんでいただけると幸いです。
https://novelba.com/indies/works/938153
『向
上心ゼロ、最弱で鬼畜なパーティプレイ』の落札者を主人公にした物語。全く同じ台詞なのに、視点が変わると意図が変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 22:00:00
9355文字
会話率:20%
一条羽菜は何事においても常に一番だった。下なんて見る価値が無いし、存在しないのと同じだと思っていた。
高校に入学し一ヶ月。「名前は一条なのに、万年二位」誰が放ったかわからない台詞が頭から離れない。まさか上に存在しているものがあるなんて、予想
だにしていなかった。
失意の中迎えた夏休み。同級生からの電話をきっかけに初めて出来た友人と紡ぐ新たな日常。
* * *
ボイスノベルを楽しめるよう、キャラごとに声を分けています。耳で楽しんでいただけると幸いです。
https://novelba.com/indies/works/937842
別作品、ひなまつりとリンクしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 04:00:00
9310文字
会話率:47%
中国の俳優や歌手などで活躍中の王一博さんの「像阳光那样」のダンス動画を見て生まれた詩です。
「无感」や「我的世界守則」など、いかついラップ(私見)やハードなダンスのイメージが強い一博さんが、今回は意外なジャンルに挑戦!?
暗い空間をゆったり
とした白いシャツとズボンを穿いてコンテンポラリーダンスを踊る一博さんは、儚げで美しく感動しまくりでした。ダンスにしても表情ひとつにしても、とにかく表現力がすばらしいので、台詞はないのにストーリーが浮かんできておしばいを見ているような感覚になりました。これはその感動を伝えたくて描いた詩です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 16:23:35
575文字
会話率:0%
34歳にしてようやく運命の人に巡り合えた乃々。
「やっと私も人妻か…」そう幸せを噛み締める乃々だったが…
このまま運命は彼女を幸せな結婚へと導いてくれるのか?
何を幸せと感じるか、幸せの形は人それぞれ。いくつかの展開の中から、あなたに
とっての本当の幸せを見つけてください。これは選択肢の選び方によって展開が変わる【恋愛シミュレーション・ノベルです】
■話の分岐点に来ると選択肢が現われ、選んだルートによって台詞や行動などストーリーの展開がいろいろ変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 23:00:00
77713文字
会話率:43%
本書は、作品のオリジナル性を保つために、著者、橘橘が作品で使用したオリジナルの造語や設定、表現法を記したものである。
※一つの項目ごとに重複した言葉が並んでいますが、検索率を上げるためですのでご了承ください。※(cミカン)は私、橘橘のサ
インのようなものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-24 02:18:23
5761文字
会話率:5%
"お姉様なんだから"、両親から困った様に笑って放たれるこの台詞が大嫌いだった。
姉ならば妹に譲るのが正解で正しいのだろうか?
姉の私にだって譲りたく物はあるのに…
唯一のホトトギスまで獲られてしまった私には、もう何も残っ
てはいない。
…私、お姉様辞めます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 16:28:54
2145文字
会話率:40%
彼女と出会ったのは初登校の駅だった。
絹のように輝くきれいな白い髪がとても美しく、俺は恋に落ちたはずだった。
「全ては成績のため、風紀委員をしています。だから面倒なことは一切しません。」
「うちら風紀乱す許せないから、え?ギャル
?金髪だけど地毛だから!」
「フフフ、殺す殺す、日本刀と髪が血に染まっているのは校則違反ではありませんわ。強いて言うなら法律違反ですわ。フフフ。」
台詞だけで分かる圧倒的キャラの濃さどうして俺がこんな女子高に…
部活、勉強、恋、全てを追い求める彼女たちを誰も止めることはできない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 11:39:59
2572文字
会話率:54%
これはそう、嘘から出た真の話。
「よくぞ来てくれました、異界からの救世主よ」
「今この世界は恐ろしい邪神と、その眷属たる魔神によって支配されています」
「どうかあなた方に与えられた力で、この世界を救ってください。あなた方にしか出来ないこと
なのです」
ー片腕のねじ切れた女神は"お決まりの台詞"を吐いて、もう何人目かも分からない転移者を己の世界に送り出したー
ありゃ、またあの女神さんが誰か連れてきたみたいだ。何と言うか毎度毎度申し訳ないなぁ。私の嘘が大きくなりすぎたばっかりに…この世界ってばハードモードになっちゃったんだよね。ま、取り敢えず頑張って☆
「せいぜい我を見て発狂しないよう気を付けることだな」
「貴女様を煩わせはしません。私がまた消し飛ばしますので」
ー触手を束ねた王座に座る邪神は"得意の演技"でにたりと嗤い、もう何人目かも分からない転移者を歓迎した。傍らに背筋が凍るような美貌を携えた魔神を置いてー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 00:00:00
23071文字
会話率:28%
『お前はオレが拾った。 だから今日からお前はオレのものだ』
そう不敵な笑みを浮かべ赤髪の聖女リシュに迫まるのは赤い瞳の魔法使い、ではなくその彼の手にはめられた狼のパペット(人形)だった。
無愛想な魔法使いグリースとその使い魔(?)狼パペ
ットのガブ。
実はこの二人にはある秘密があり、それを知った時、リシュは思わず赤面してしまうのだった。
人見知り魔法使いと捨てられ聖女、パペットほっこりぬいぐるみ。
不思議なものに囲まれた二人の甘々じれじれな共同生活がいよいよスタートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 13:50:02
98024文字
会話率:47%
風早一颯は趣味で配信活動をしている。彼はマイク越しなら数十人を前に声を出せるが、リアルでは一人が相手でも緊張してしまう。故にボッチだった。
ある日、彼は配信を切り忘れたことで同級生の東雲心音に目を付けられる。重度の声フェチである心音は
一颯の声を気に入り、スパチャ(物理)によって台詞の音読を要求する。こうして二人の奇妙な関係が始まった。
その関係を重度のブラコンである彼の妹と重度の妄想癖を持つ文学少女に知られたことで、一颯にとっては迷惑極まりない同盟が結成される。
かくして集まった声フェチ美少女達の「要求」は日に日にエスカレートするも次第に「物足りなさ」を感じるようになる。その原因として「ストーリー性が無い」ことが指摘されたことで、一颯をヒーロー役にしたノベルゲームを制作することになったのだった。
※この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817139554493088323)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 08:27:54
79706文字
会話率:34%