王国には三十年に一度、この国を守護する神様へ生贄を捧げる慣わしがある。
神様はその生贄を糧にして更なる力を得ることができ、王国の民は神様の守護の下で幸せに暮らすことが出来た。
そして、今年はその生贄の年。
選ばれたのは子爵家の次女であるク
ラリス──しかし、クラリスが子爵家に引き取られたのは二か月前、それまでは亡き母と共に市井の中で暮らしていた。
クラリスは子爵が手を出したメイドとの間に生まれた娘だったのである。
生贄を出す家に支払われる王国からの莫大な支度金を目当てに、子爵家はクラリスを生贄として捧げる事に決め、信心深いクラリスもそれを受け入れた。
女神様の元に旅立った母と、死後に再会できることを願って──
──しかし
生贄として【大地の裂け目】に飛び込んだクラリスを待っていたのは、黒豹姿の神様。
生贄に興味のない神様はクラリスを人の世に戻してくれようとするが、クラリスには行き場がない。子爵家には戻りたくないし、修道院で神様に祈りを捧げて過ごすなら、神様のお傍でも構わないのではないだろうか。
神様に仕える双子の神使の口添えもあり、この【神域】で暮らすことになったクラリス。
その生活は思っていた以上に快適で、幸せで、温かいものだった。
でも【神域】は人の身には美しすぎて──
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 08:00:00
150613文字
会話率:40%
悪役令嬢エリザベスの亡き母は実は転生者である。
エリザベスが乙女ゲームの悪役令嬢だと気づき死ぬ前に彼女に乙女ゲームの世界を話したのである。
そしてエリザベスは母の話を信じ婚約破棄と追放されても海賊になり復讐します。
エリザベスのスロー
ライフ?が今、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 16:50:00
1438文字
会話率:23%
江戸時代中期。絵を描くことが大好きな主人公文(ふみ)は、亡き母との思い出を胸に、京都にある画塾「悠梅塾(ゆうばいじゅく)」に入門する。
男の子のふり、絵修行の旅、襖絵制作の手伝い…初めての挑戦は楽しいけれど困難ばかりで!?
文人画家として有
名な池大雅や与謝蕪村、同じ門下生で才能溢れる青年篝屋 澪(かがりや みお)を始めとする個性豊かな人たちとの出会いの中で成長をしていく文の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 19:25:58
1712文字
会話率:42%
亡き母が伝えてくれた手料理
それが引き合わせた縁になりますが
彼女にとってお節介ではなかったんじゃないでしょうか
(最新作連載・鬼斬り剣士の異世界平定記執筆中です
読んで頂ければ励みになります)
最終更新:2023-01-09 07:01:10
1260文字
会話率:39%
仕事行きたくない。と、ネットの掲示板で訴える人が増え。それを扇動する人が現れ
月曜になるたびに会社をサボる人は大量に増えはじめた。
日本の産業は一挙に衰退し、やがて壊滅した。
自由で貧乏で怠惰な世の中では物を創るような人は軽蔑されるように
なった。
資源のないこの国は破産状態になり、やがて国土を切り売りするまでになりさがってしまった。
そんな時代にセレンは生まれた。
50NY研究所の伝説のエンジニアだったパパ・ホッチキスの元で育った早熟な天才少女は
中学校の夏休みの自由研究で、亡き母親の研究を
押し進めた「静空間記録」という、とんでもない発見を行い一躍ノーベル賞候補にまでなってしまうが・・・
彼女の夢は研究所がまだ世界の一流工場・研究所だった頃にパパで達のもとで開発がすすめられたが、
熱の問題と月曜革命の嵐の為に頓挫してしまった、キラキラ美しく超高速な
光コンピューター・スイート16だった。
さまざまな妨害にあいながらも、いろいろな人の協力もあり
ついに量産に成功したスイート16
それはこの国を救えるのか。国土を取り戻せるのか。
そしてそのためのオプティカルデバイスの研究によって「動空間記録」が生まれた。
これがなんの役に立つのだろうか。これによって
人類は初めて永遠というものを手に入れることができるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 22:00:03
6984文字
会話率:26%
現代妖怪の揉め事は、闘争によって解決される!
その際に用いられるのは妖怪型ロボット兵器。
名を機装纏鎧《きそうてんがい》と言う!
そんなご時勢。巨乳原理主義者の天狗姫が
河童姫の豊満なおっぱい・尻・太腿を手中に収めんと動き出した。
理不
尽なスケベに晒される河童姫……。
見過ごせまいと立ち上がったのは、人間の少年!
彼は幼き日、亡き母に誓った。【良い男】になると!
理不尽なスケベから少女を救えずして何が良い男かッ!
少年は河童型ロボットを駆り戦場へ!
襲い来るは天狗と天狗配下の妖怪ども。
そしてその妖怪機動兵器!
全ての敵を打ち砕き、必ずや理不尽なスケベを阻止してみせる!
何故ならこの物語の主人公は――【良い男】なのだからッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 22:37:59
131429文字
会話率:50%
【1~4章】
何か異世界の帝国の皇子らしい少年、鋼助。
まぁそういう事もあって、鋼助は生命を狙われる感じになった。
そんな彼を守るのは、異世界帝国の女騎士さん・未来から来たアンドロイド・魔法の国のお姫様が転生した幼馴染。
何か色々とカオスな
護衛隊と共に、鋼助は自らに迫る刺客達の魔の手に立ち向かっていく事になる。
ふんわり離島系近未来ファンタジックSFロボットアクションコメディ、開幕。
【5章】
元旦、鋼助の元にかかってきた「メリーさん」を名乗る人物からの電話。
なんと、メリーさんは怨霊、要するに幽霊なのだと言う。
「幽霊って事は……母さんとコンタクトを取れるんじゃねぇか?」
今は亡き母に言葉を届けてもらうため、鋼助はメリーさんとの接触を試みる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-10 19:28:33
125583文字
会話率:39%
豊かな国に暮らす幸せな王女がいた。
宝石のような碧い目・絹糸のようなシルバーブロンドの王女は
人形姫と呼ばれ、亡き母親の分以上の愛情を、と国王、国民から愛されて育つ。
その愛情に答えようと聡く美しく成長していたが
人形姫が8歳の時に豊か
な国を脅かす出来事が起きた。
ほしが輝く月夜から突如現れ
そのままニーネット国・首都の海に停泊をした
謎の巨大船。
巨大船の実態を把握しようと国が模索をする。
巨大船はどこから来たのか?
目的は何なのか・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 18:51:20
386文字
会話率:29%
王女ルイーズは、両親と王太子だった兄を亡くした20歳から15年間、祖国を“聖女”として統治した。
自分は結婚も即位もすることなく、愛する兄の娘が女王として即位するまで国を守るために……。
ところが兄の娘メアリーと宰相たちの裏切りに遭い、自
分が追放されることになってしまう。
とりあえず亡き母の母国に身を寄せようと考えたルイーズだったが、なぜか大学の学友だった他国の王ウィルフレッドが「うちに来い」と迎えに来る。
彼はルイーズが15年前に求婚を断った相手。
聖職者が必要なのかと思いきや、なぜかもう一回求婚されて??
大人なようで素直じゃない2人の恋愛未満な結婚。
●同タイトル短編版に加筆修正後、続きを書いたものです。
別タイトルの他作品とは特に世界観のつながりはありません。
●短編版は2022年10月27日昼、日間総合1位になりました!ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 12:26:26
78021文字
会話率:32%
王女ルイーズは、両親と王太子だった兄を亡くした20歳から15年間、祖国を“聖女”として統治した。
自分は結婚も即位もすることなく、愛する兄の娘が女王として即位するまで国を守るために……。
ところが兄の娘メアリーと宰相たちの裏切りに遭い、自
分が追放されることになってしまう。
とりあえず亡き母の母国に身を寄せようと考えたルイーズだったが、なぜか大学の学友だった他国の王ウィルフレッドが「うちに来い」と迎えに来る。
彼はルイーズが15年前に求婚を断った相手。
聖職者が必要なのかと思いきや、なぜかもう一回求婚されて??
大人なようで素直じゃない2人の恋愛未満な結婚。
●他作品とは特に世界観のつながりはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 17:23:10
13058文字
会話率:34%
タウフェンベルク領の街の一角で、亡き母から継いだ、客の悩みに合わせて調合する薬草茶店(クロイターティー)をひとりで切り盛りする十七歳の少女イーリカ。
薬草茶は怪しげだと思う人たちからは避けられるため、幼い頃から友達すらいない。
イーリカ
には秘密がある。それは人々から忌み嫌われる『悪しき魔女』の末裔だということ──。
ある日イーリカは、深刻な不眠症を抱えたタウフェンベルク伯爵家の嫡男、ノアと出会う。初対面のノアにどこか懐かしさを覚えるイーリカ。それもそのはず、幼い頃にふたりは出会っていたのだ。しかし、ある事情により、お互い記憶をなくしていた。
忘れても忘れても、彼と出会ってしまえば、何度でも恋をしてしまう──。
悪しき魔女と忌み嫌われ恋心を忘れた少女と記憶を失った青年との恋のお話。
この作品は「Nolaノベル」様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 12:09:50
155134文字
会話率:26%
天音、僕は父親が嫌いだ。とても嫌いだ。
だが、今は亡き母の約束の為に過ごしていた。
そんなある日、父が再婚の話を持ち出した。
僕は反対だった。今ではマシな父も、再婚で、結婚で昔に戻ってしまうのが嫌だからだ。
だが、再婚相手や父の説
得により、僕は再婚を許可をした。
すぐさま同じ家で暮らす様に成った。付属品の如く付いて来たのは義妹。世間ではきっと『美少女』だと言われる様な人だろう。
そんな義妹はこう言うのだ。
「私達、義理の兄妹だけど、私、実は貴方の事が好きなの。付き合ってみない?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 00:00:00
35975文字
会話率:50%
右目に緑色、左目に赤色の瞳を持つオッドアイの伯爵令嬢、フィアナはその異質な瞳が故に亡き母の手により、赤い瞳のある左側の顔に大やけどを負ってしまう。やけどの跡が残るその顔から周りの人から【醜い】と心無い言葉や暴力を振るわれ、心に深い傷を負って
いた。そんなフィアナの前に現れたのは態度の大きな年下の男の子、フェミリオルこと、リオだった。リオに出会ったのは8歳の頃で、今は17歳に成長してしまっているフィアナ。かつてあったリオに思いを寄せるフィアナ。会いたいと願い続けるものの、フィアナは政略結婚をさせられることになって――――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 23:47:00
115239文字
会話率:30%
異歴654年、世界的に有名な占い師の手によってある予言がなされた。"破滅の三子が生まれる、その者たちによって世界は滅ぼされる"と……。
破滅の三子として生まれた空を操る力を持つ"ライ"、陸の力を操る
力を持つ"ルカ"、海を操る力を持つ"カイ"は世界に存在自体を否定されながらも、自分たちの居場所を求め、世界中を旅していく。亡き母が語った『楽園』と呼ばれる場所を目指して……。
「生まれるだけで、生きるだけで罪な人間なんかいるわけがない!!」これは三子の絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 20:34:37
114106文字
会話率:59%
アメリアは流行病で母親を失ってから、富豪のハスパル伯爵家に雑用メイドとして引き取られることになった。
そんな家のお抱えともなれば、まさに人生勝ち組であるはずなのだが……虐げられる日々。
その理由はハスパル伯爵家の主人、アルスランが商談で家
を留守にすることが多いせいだった。
夫人とその娘オリヴィアは我が世の春を謳歌し、アメリアに理不尽な命令を繰り返す毎日。
二人の機嫌次第で罵声が飛んできて、時には暴力さえ振るわれる。
でも身寄りのないアメリアは、決して逆らうことができない。
そんなアメリアの心の支えは亡き母の言葉。
『頑張っていればきっと、明日はいい日に巡り合える』をモットーに、日々健気に努力する。
夜は自分の時間を削り勉強を続ける。気が付けばアメリアの知識は誰にも負けないものになっていた。
しかし雑用メイドの身分では活かす機会もなく、奴隷のような扱いを受け続ける日々が続くばかり……。
そんなある日、アメリアの運命を変える転機が訪れる。
ハスパル伯爵家の娘、オリヴィアに縁談が組まれることになった。その相手は異国の第一王子ルーファス。
オリヴィアは我儘放題に育ったため、令嬢が身に付けるべきマナーや教養は持ち合わせていなかった。
アメリアはそんなオリヴィアをサポートすることになるが、彼女のあまりの無能さに頭を抱えることに。
「――これが答えになります!」
気が付けば学んだ知識を披露する機会に恵まれ、王子ルーファスに気に入られたのはオリヴィアではなくアメリアだった。
「……私は彼女の才能が埋もれている状況に我慢ならないんだよ!」
と、王子ルーファスはアメリアの屋敷での酷い扱いを見て、救い出すことを決意。そして人の価値を決めるのは、生まれではないことを主張する。
これは、不幸な境遇のメイドが自らの努力で未来を切り開いていき、異国の王子にその努力が認められ溺愛されて、幸せになっていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 17:06:31
77803文字
会話率:35%
ユリウス少年は、初めての旅で、彼が生まれたという街を訪れた。
亡き母親が彼を産み落とした街。そして、彼女が命を落とした街。
育ての親エミールに聞かされた母親の面影を追って、ユリウスはひとりで街を訪れた。
そこで出会った、寂しげな女に自分の母
親の姿を重ねてしまうが…
彼がいるべき場所を示したのは… 彼をいちばん大事に思う女性だった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 11:00:00
5218文字
会話率:56%
大きな商会の娘リリアンヌは、婚約破棄される。
おまけに元婚約者は、尻軽女に入れあげておきながら、リリアンヌの容姿が地味でブスだからだと罵ってきたではないか。
婚約破棄されたままでは、自分の名誉と亡き母の思い入れが大きい商会の信用に傷がつく
。
リリアンヌは父とともに流行の最先端である、異国の地へ渡り、男受けする化粧や髪結いを学ぶことにした。
彼女の目的は、唯一つ。自分を捨てた男を夢中にさせて、尻軽女を捨てさせる。そして今度は自分がコテンパンに捨ててやるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 12:04:26
36263文字
会話率:32%
「お姉様お願い、私と入れ替わって!」
家族に冷遇されて育ったエレノアは、人生で二度も妹であるルイーゼとの入れ替わりを経験することになる。
一度目の入れ替わりでは女遊びが激しく、博打好きであるDV男、ベルディア侯爵と結婚することになり、辛
い結婚生活を送る。そんなエレノアに唯一手を差し伸べてくれたのは、ロードナイト公爵だった。
妹と二度目の入れ替わりをした後彼に助けを求めようとするが、妹がエレノアであった時にしつこく迫っていたせいで、呆気なくあしらわれてしまう。
誰も頼ることが出来なくなったエレノアは死を選びそうになるが、亡き母の思いを汲み取り、一人で地獄から抜け出す決意をする。
そして傷ついたエレノアに手を差し伸べたのは、エレノアをあしらったはずのロードナイト公爵で…。
これは、誰よりも傷つけられた子爵令嬢が、愛を受けて幸せになるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 23:12:47
65502文字
会話率:44%
国王である父:青龍ローゼン、母:アジサイ(妖狐の一族・故人)から産まれた一人娘・エヴリンは亡き母の忘れ形見と言うことで父から大変溺愛されて育った。
しかし、それに驕ることなく素直にのびのびと母譲りの美貌に育ったエヴリン姫も既に十七歳とな
り、婿候補が必要なお年頃。
一般の人間と違うため、寿命も長いし一定の時期で成長は止まる。それが大体女性は二十五歳、男性は三十歳。
だが若いままでいられるのも良いことばかりではなく、体の成長が止まるため女性は子供を産めない。極端に体の老化が遅くなるため、お腹の子供も成長しないため授からなくなるのだ。そのため十八歳までには相手を決めて結婚・出産というのが通常の流れではあるが、何しろ溺愛で名高いローゼンである。ちょっとでも気に入らないと難癖をつけてすぐに縁談を断ってしまう。
だがエヴリンには幼馴染みの吸血鬼の一族であるグレンにずっと片思いをしていた。彼が婚姻を申し込んでくれたら嬉しいのに……と思っていたが、グレンが実際に申し込みに来た際にちょっとした会話のトラブルが起きて青龍王が機嫌を損ね、グレンの縁談を突っぱねてしまった。
……これは自分の手で何とかせねばならない。
私はグレンとの結婚に向かって突き進むわ!
と諦めないグレンとエヴリンⅤS父との戦いが切って落とされるのであった──という展開のラブコメでございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 17:59:34
81604文字
会話率:58%
◆HJ小説大賞2021後期二次選考通過作品◆
高貴なる公爵令嬢ロージア・アークレイは神国ペテラスの紅薔薇と讃えられていた。 ある日ロージアは異母妹リリーエの企みで公爵家から追放される。
「驚かないで聞いてくださいましね」「お姉様の亡き母
君の不貞が発覚したのです。そして調査の末、ロージア・アークレイはお父様の実子でないのが確定したというわけですわ」
罠にかけられ、爵位ばかりか王太子の婚約者の座も失ってしまったロージア。彼女を襲った悲劇はそれだけにとどまらなかった。
押し込められた城下の家でロージアはリリーエの騎士に殺される。 だが次に気がついたとき、ロージアは自我を保ったまま幽体として浮かんでいて──!? 聖女の力を授かった悪(役)霊(嬢)ロージアの華麗なる逆襲が始まる!!
虐待・暴力・性表現を含むエピソードがあります。
またこのお話には一部ボーイズラブ要素があります。
既に完結しておりますのであまり間を空けずに投稿していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 07:00:00
205656文字
会話率:30%
家族は、義妹ばかりを愛していた。家に居場所のなくても、亡き母の思いを受け継ぎ、お金が尽きかけていた実家を支えるマリエッタだったが、
ある日、黒い噂の絶えない辺境伯からの縁談が義妹に舞い込んだことで、厄介ばらいにと彼女は追い出されてしまう―
―
どん底な境遇のマリエッタが、謎のある辺境伯の元で、次第に溺愛されていく話です。
※遥 彼方さんの『共通恋愛プロット企画』参加作品です。プロットを使わせて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 23:32:19
16154文字
会話率:27%
ある夜のこと、大陸本土から少し離れた小さな島〈ベルガンダ〉が一夜にして消滅した。
原因などは何一つとして判明しておらず、突然消えたとされている。
そんな怪奇的出来事は〈ベルガンダの夜〉と呼ばれるようになり、大陸全土に知れ渡る厄災となった。
厄災の夜から十年。
〈ベルガンダの夜〉を生き延びた少年 カミキ・ハルトは生まれ持った魔力を使って何一つ不自由なく平穏な日々を過ごしていた。
そんな日々に、今は亡き母親の友人――――レイムース・ディザリアから一通の手紙が届く。
「〈ベルガンダの夜〉についての僅かな情報を掴んだ」
知らせを受けて訪れた先でのふとした出来事によって、ハルトは〈ヴァリアント〉と呼ばれる魔術武装学園に入学することになってしまう。
そこで出会う人物が、消えることのない傷〈ベルガンダの夜〉に大きく関係していることをハルトは知ってしまうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 17:53:48
2120文字
会話率:13%