「ジョゼットの事を好きな人を召喚してもいい?」
行き遅れ令嬢のジョゼットに桃色の魔術師はそう告げる。さてはて召喚は成功するのか。
最終更新:2022-10-27 23:16:37
2844文字
会話率:56%
アンナ・リシュリルは、妾(めかけ)の子だからという理由で幼い頃から迫害されて生きてきた。
そのせい、28歳になっても未婚。
貴族は20歳前後で結婚するのが当たり前であるなか、『行き遅れ』『売れ残り』などと妹たちから罵られる。
働き先も
なく、妹の嫁いだ屋敷で使用人として馬車馬のように働かされていた。
しかし、そんなある日。
神に選ばれたアンナは、数百年に一度しか現れない奇跡の存在・聖女と判定された。
しかも、『聖女は王子と結婚すること』と国の規定に定められており、アンナは王子の元へ嫁ぐこととなるーーーー。
「どうせ愛のない結婚よ! あたしですら落とせなかった王子が、あんたみたいな穢れた血の売れ残り令嬢に興味あるわけないでしょ」
過去に王子へ好意を寄せていた妹にはこう馬鹿にされ、自分でも愛などありえない白い結婚だと思っていたが…………
あれ、王子の様子がどうもおかしい?
なんで私と目を合わせるだけで頬を真っ赤にしてるの?
え、昔から妹じゃなくて、私のことを見てた?
辛い境遇で育つも、メンタル強めかつ実は美人(自覚なし)な行き遅れ令嬢がついに幸せな春を迎えるお話。
※短編版の続きです。
ざまぁも間接的なものではなく最終的には直接的なものになります。
溺愛も強化版!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 20:13:35
101268文字
会話率:29%
アンナ・リシュリルは、妾(めかけ)の子だからという理由で幼い頃から迫害されて生きてきた。
そのせい、28歳になっても未婚。
貴族は20歳前後で結婚するのが当たり前であるなか、『行き遅れ』などと妹たちから罵られていた。
しかし、そんな
ある日。
神に選ばれたアンナは、数百年に一度しか現れない奇跡の存在・聖女となった。
しかも、『聖女は王子と結婚すること』と国の規定に定められており、アンナは王子の元へ嫁ぐこととなるーーーー。
「どうせ愛のない結婚よ! あたしですら落とせなかった王子があんたなんかに興味あるわけないでしょ」
妹にはこう馬鹿にされ、自分でも白い結婚だと思っていたが…………
あれ、王子の様子がどうもおかしい?
なんで私と目を合わせるだけで頬を真っ赤にしてるの?
え、昔から私のことを見てた?
辛い境遇で育つも、メンタル強めかつ実は美人(自覚なし)な行き遅れ令嬢がついに幸せな春を迎えるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 18:10:44
15788文字
会話率:23%
私は幼い頃の言動から変わり者と蔑まれ、他国からも自国からも結婚の申し込みのない、みそっかす王女と呼ばれている。旨味のない小国の第二王女であり、見目もイマイチな上にすでに十九歳という王女としては行き遅れ。残り物感が半端ない。自分のことながらペ
ットショップで売れ残っている仔犬という名の成犬を見たときのような気分になる。
兄はそんな私を厄介払いとばかりに嫁がせようと、今日も婚活パーティーを主催する(適当に)
もう、この国での婚活なんて無理じゃないのかと思い始めたとき、私の目の前に現れたのは――
※アルファポリスさまにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 19:05:25
15923文字
会話率:51%
男性恐怖症をこじらせ、社交界とも無縁のシャーロットは、そろそろ行き遅れのお年頃。そこへ、あの時の天使と結婚したいと現れた騎士様。あの時って、いつ? お心当たりがないまま、娘を片付けたい家族の大賛成で、無理矢理、めでたく結婚成立。毎晩口説かれ
心の底から恐怖する日々。旦那様の騎士様は、それとなくドレスを贈り、観劇に誘い、ふんわりシャーロットをとろかそうと努力中。なのに旦那様が親戚から伯爵位を相続することになった途端に、自称旦那様の元恋人やら自称シャーロットの愛人やらが出現。頑張れシャーロット!
アルファポリス等に投稿したものの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 12:38:08
142656文字
会話率:37%
密かにあこがれていた美しい青年ジャックと、ひょんなことから偽装結婚生活を送る羽目になったシャーロット。二人は、贅を尽くした美しいホテルの組部屋に閉じ込められ、二人きりで過ごす。でも、友人の代わりを務めて婚約者のふりをしているジャックは冷たく
て、話さえしてくれない。好きなくせに事情があって相手に伝えられない。言えない二人のじれじれ物語。割と軽い話。おっさんの純愛物語付き。以前に投稿した「貧乏伯爵令嬢は男性恐怖症。このままでは完全に行き遅れ。どうする」と登場人物と舞台はほぼ一緒ですが、話自体は全く別なので、別立てになりました。57話くらいで終了。文字数12.5万字程度。R15は保険です。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 17:51:14
126990文字
会話率:43%
婚約破棄を2回も経験した貧乏伯爵令嬢フィオナは、社交界デビュー前から修道院入りを目指す。だが、良縁のためには血も涙もない剛腕女中マルゴットは許さない。自己評価低すぎの令嬢を叱咤激励し、少しでもいい縁談目指して奮闘する。でも、地味すぎ令嬢が本
気の恋に落ちてしまい…… 紆余曲折少ない恋愛物語。暴力なし。キスシーンが多め? 56話でおしまい。R15は保険です。
単なる恋愛物語。暴力なし。悩むような問題点なしの軽い話。
カクヨム様、アルファポリス様にも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 13:17:23
175752文字
会話率:41%
「は? お前はもう二十七歳じゃないか」
聖女であるマリアライトは年齢を理由に婚約者であった王太子から婚約破棄をされることに。
マリアライトにとっては二度目の結婚のチャンスだったが、様々なことがあり過ぎてメンタルが強固になった彼女はそれを了
承した。
生家に戻ると角が生えた子供が隠れていたので、その子を育てることになったのだが何と正体は魔族。
凄まじいスピードで成長した彼はマリアライトにベタ惚れで、自分の国に連れ帰る気満々だった。
双葉社様からの書籍化、コミカライズが決定しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 17:11:10
132561文字
会話率:54%
歳を理由に王太子から婚約破棄を言い渡され、実家に帰ると小さな子供がいたので育てることにした聖女(27)のお話。
最終更新:2021-02-13 17:37:00
7494文字
会話率:46%
魔法が使えない令嬢ララは、家族から厄介者として扱われていた。
10年以上、ボロ小屋での生活を強いられたララに突然、婚約相手が現れたと告げられる。
それは「トゥルムフート王国」の元王太子ロイだった。
38歳で独身、他国からは『行き遅れ男』と噂
のロイ。
「行き遅れ男となんて結婚なんてしたくない!」と泣く妹の代わりに、姉のララが婚約相手に選ばれたのだった。
悪い噂が絶えないロイだが、実際はとても優しい人だった。人生に絶望していたララは、ロイとの関わりで、少しずつ希望を見出していく。
灰かぶり令嬢と、行き遅れ元王太子の歳の差&体格差ラブです。
毎日更新。全25話の予定です。
ムーンライトノベルズで連載していた小説のリメイク版です(ほぼ内容は一緒です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 21:21:05
136622文字
会話率:29%
リーフェはユエインの幼馴染み。そして親公認のお世話係である。ユエインが魔術学校へ入学したのを機に一緒に暮らすようになって早数年、父より結婚を急かす手紙が。このままでは行き遅れにってしまうと焦ったリーフェは、先日告白してきた騎士様と付き合って
みようかユエインに告げたところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 22:48:37
8141文字
会話率:40%
実家の食堂の手伝いをしながら、忙しく過ごすルシル。友人たちは嫁いで、世間では行き遅れと言われる年齢に。
それでも、ルシルは結婚に乗り気になれない事情があった。
それは、子どもの頃の約束。相手はとても可愛らしい女の子。その子はルシルの
心に深く刻まれ、恋路を邪魔するほど。
その子から預かったハンカチを返せば、きっと前に進める。そう信じて再会する時を待つルシル。そして、その日は突然やってきた。
可愛らしい女の子から、綺麗な青年へと成長した姿で。
※アルファポリスにも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 12:03:29
12681文字
会話率:51%
周りから「行き遅れ」と噂されるアリーナは、早く相手を見つけて家を出たかった。
近々参加する仮面舞踏会で、その相手が見つかればいいと思っていたが、そこで楽しい時間を共有した相手が、実は弟のディラーゼフで。
弟のまっすぐな気持ちに翻弄される、
姉の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 21:00:00
14443文字
会話率:43%
私はジュリア・カラファ。子爵家令嬢だが9人兄弟の8人目、4女。もともと田舎貧乏子爵家なこと輪をかけて、5人も娘が居たら私までは当然持参金なんて持たせてもらえるはずもないので、結婚するなら平民としないとという家庭背景だけれど、これと言った出会
いもなかったし気がついたら24歳(行き遅れ)になっていた。
貧乏だったので就活をするかと一年発起して、魔力についても改めて調べてもらったところ珍しい癒やしの属性だったためそれならばと、自領の首都でポーションを作る魔女に弟子入りしたのはもう3年前。魔女の弟子になって、癒やしの力をうまく使うための力の制御の仕方や、活用した薬剤づくり、日常生活に溶け込む品物を作ったり、素材の勉強をしたり。毎日があっという間に過ぎていく。
魔力はへなちょこですぐに魔力切れを起こすので、自分で研究する中で宮廷魔術師のフランチェスコとハイマジックポーションの研究をすることになって…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 03:44:32
16523文字
会話率:51%
この王国には、三人の見目麗しい王子と一人の王女がいる。
第三王子のエドワードは流行病などに備えて、第三王子ながらウィリアム第二王子と共にスペアとしての帝王学を学んでいたが、第一王子の成人に伴って帝王学は途中であったが終了した。
「とりあ
えず、色々勉強するために色んなところを見てくるといいんじゃないか?」
の父王の言葉がきっかけで、空っぽな自分が虚しくてがむしゃらにどこかに行きたくて出かけていた。
気がつけば放蕩息子のように王都に寄り付かず、あっちへフラフラこっちへフラフラして何年も過ぎていった。
そんな時に小耳に挟んだ最近話題のシャティヨン侯爵の領地では、福祉面で斬新な施作を打っているという話を聞いた。しかもその施策を18歳の「おひとり様」侯爵令嬢が打ち出しているという。
自分よりも8つも年下の女性が、領地経営なんてしているんだろうか。
詳しく調べてみると、なかなかどうして寡婦の社会的地位向上であったり、医療や教育機関の整備の充実など確かに内容がしっかりしていたが、だからこそ実際は叔父の活躍のおこぼれではないのか。
…噂の令嬢にあってみたい。
こうして、ルイとシャルロットは出会ったのだがーーー
================
「行き遅れ令嬢はおひとり様を満喫したい」の王子様目線のストーリーです。
ブクマ・誤字脱字報告・感想いただけますととても励みになります!
いつも応援いただきありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 00:58:11
16338文字
会話率:25%
「シャルロット!見損なったぞ!
金輪際顔も見たくない!婚約破棄をする!」
ずっと片思いしていた婚約者から突然の婚約破棄。
え、何?なんで??
よくわからないけれど、ギヨーム様がずっとお付き合いされているジャンヌ様が腕に絡みついている。
訳もわからずデビュタント当日に婚約破棄とか、ないわー。ない。
婚約破棄は易々として、新しく婚約しようとしても、「捨てられた方の令嬢」とすっかり社交界で有名になってしまったシャルロットと縁続きになろうという令息はおらず、、、
「私、もう一生結婚できないんだわ・・・!」
凹む私を優しくなだめてくれた両親の進めで領地で心を癒すことになった私。
そうよ、考えてみれば、おひとり様でも良いじゃない。
大好きな家族と、領地のために、私頑張るわ!
一人で生きていくために、バリバリ頑張っちゃうんだから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 10:55:01
12533文字
会話率:21%
伯爵令嬢で魔導師のアリナには婚約者がなかなか決まらない。
いつも2回目のデートで振られてしまうのだ。
好きな人ではなかったから別にいいやと思いつつも、そろそろ相手を決めないと行き遅れてしまうと焦り、本気で出会いを求めて夜会に参加する。
そこ
で声をかけてくれたのは魔導師団の先輩。
突然の誘いに驚いていると、邪魔に入ってきたのは天才魔導師と言われている幼馴染だった。
「僕たちはもう帰るので」と言って勝手に私をその場から連れ出そうとするけれど、先輩の口から出てきた言葉は思いがけないものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 19:01:40
17662文字
会話率:50%
「おファック! このわたくしが、新興の貴族に嫁ぐなど。……え、奴隷出身ですの!?」
最初の縁談を逃し、行き遅れてはや十年。
生まれ育ったソルスキア公国の繁栄のため、毎日早朝から深夜まで頑張り続けたアレクシア・ソルスキア公爵令嬢。
そんな彼女に、ついに縁談がやってきた。
肝心のお相手は先の戦争で大手柄を上げた剣闘奴隷ニキアス。
しかし流石に公爵令嬢ともあろうものが、そんな身分の男と結婚などと気が引ける。
……とはいえこの縁談は父が持ってきたもの。
一応会ってみるかとニキアスと話し、彼に興味を持ったアレクシア。
本当に夫に相応しいかを試すべく決闘を申し込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 19:00:00
6152文字
会話率:44%
第1位 女司祭エマ 魔乳 行き遅れ年増 ───
第2位 女戦士レイラ 合法ロリ スタイル抜群巨娘 ───
第3位 魔導師ヴィンヴィン ツンドラ 青肌美少女 ───
第4位 妖術師ローラ 肉堕ちダークエルフ ───
第5位 ??? ──
─
第6位 ??? ───
この異世界の300年前に転生したロビン・モアの半生記を綴った本の一部を見つけた。
「落武者Jリーガーの異世界遠征記」 https://ncode.syosetu.com/n5094gk/
これは必ず読んで俺の異世界ライフの肥やしにしないと。
※(21/2/10)運営様から当小説が利用規約に抵触すると連絡を頂きました。
該当部分を修正しましたので一部ストーリーが変更されています。
今回が二度目の違反となってしまいました。
運営様、並びに読者の方々には重ね重ねお詫び申し上げます。
※(20/9/5)運営様から当小説が利用規約に抵触すると連絡を頂きました。
該当部分を修正しましたので一部ストーリーが変更されています。
運営様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
また、これまで時間を費やしてくれた読者の方々にもお詫びします。
オリジナル(修正前)の当小説はカクヨムへ移設して続けております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921176881折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 02:31:16
454943文字
会話率:44%
行き遅れ魔王様と幼馴染み執事の他愛ない日常
最終更新:2022-03-26 04:26:55
4998文字
会話率:70%
残念な魔王様と男装執事ちゃんと残念なその他
キーワード:
最終更新:2020-05-25 13:41:25
3959文字
会話率:42%
とち狂って書きました。
最終更新:2019-11-22 19:34:05
12223文字
会話率:47%
魔力を持たず 行き遅れの姉 マーガレットの為に 魔力が強すぎて 人に触れられない レギオン侯爵に 嘘の手紙を出す 妹のリリアーナ 二人は 結ばれ 即プロポーズ しかし魔力無しなら うちにもいるぞと 他の貴族たちも 名乗りを上げる その中の
ヴェルフ伯爵に マーガレットが攫われてしまう 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 17:09:18
10990文字
会話率:91%
氷の軍帝ウィーラー·アーサー·エスクレドは、その強い氷の魔力で女性が近付けない。
女性を凍らせるほどの冷気をまとっているからだ。
しかし、大国エスクレド帝国の唯一の皇太子であり世継ぎは必須。
そこで、南の小国の炎の姫を妃にする。
彼女もまた
炎の魔力により行き遅れてしまった年増の姫だった。
氷の軍帝18歳、炎の姫28歳。
重要な初対面。ウィーラーは思わず呟いてしまった。
「なんてケツしてやがる······」
情熱的で苛烈な年上の姫を、冷酷非道の氷の軍帝が、思う存分溺愛する。
クールな外見なのに頭の中では思春期が爆発。
年の差結婚溺愛ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 22:37:02
26130文字
会話率:26%
既婚者の後輩森田に思いを寄せ続ける光(ひかる)。彼との毎朝の社宅駐車場での会話が唯一の接点である日常。ところが、ある日出勤してみると森田が同じ職場に?!この敵わぬ恋は、叶うのか??光(ひかる)の独りよがりなラブコメ日常をお送りします。
最終更新:2022-02-25 16:32:21
42159文字
会話率:26%
怪力であるがゆえに良縁に恵まれず、行き遅れそうになっている伯爵令嬢エレノア。十回目のお見合いで出逢ったのは、ちょっぴり頼りない美青年マシューだった。
少しずつ惹かれ合う二人。けれど、怪力が暴走するようになり、エレノアは別れを決意する。
――
それなのに。
「大好きだよ、エレノア嬢。もう絶対、離さない」
彼は諦めてくれなかった。
これは、怪力令嬢と気弱な美青年の、じれじれお見合いラブコメディ。全11話の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 08:13:41
28716文字
会話率:26%
貴族令嬢として生まれながらも、猪突猛進な父に従って生きて来たシアラ。騎士団長として地位を気づいていた父は、女しか産めなかった母を責め、シアラが貴族令嬢として生きることを否定してきた。
父はシアラを男と同じように育てさせ、剣術から武術ま
ですべてを叩き込んだ。母の反対を無視してまで。
そうして父の望む仕事として、王太子殿下の護衛兼侍女として働いていた。
しかしそんなシアラに父は、行き遅れる前に結婚して男の子を産めと言う。
さすがに頭に来たシアラ。
真面目な見た目も従順さもすべて捨て、婚約の決まっていた王太子殿下をベッドに誘い込んで寝取り、国すらも手に入れて見せます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 00:39:24
8163文字
会話率:59%
祖先が蒼き狼の獣人族の王族の血を引く、グリムガル王国のカールトン公爵家令嬢アンリエッタ。
外見はまったく人間にしか見えない彼女は、蒼い髪と緑の瞳を持つ聡明な少女だった。
世間では行き遅れと揶揄される十六歳の春、婚約者であるリオナール公
国公子イブリースから一通の手紙が届く。
「我が最愛の人、アンリエッタ。
遠い戦場で俺はこの手紙を書いている。
戦況はまあまあだ。しかし、戻れるのは数年先になるだろう。
このままでは君に幸せを捧げることは難しいかもしれない。
子供を産む時期が遅くなる。公国には不利な話だ。
婚約の破棄を提案したい。
俺は敵国の皇女ラーミアを娶ろうと思う。
君より若い十二歳だ。どうか、新たな幸せを見つけて欲しい。
すまない」
この一通の手紙から、アンリエッタの人生は大きく動きだした――
他の投稿サイトでも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 14:54:32
126300文字
会話率:47%