小学生の夏目アリスは、心に湧き上がる「描きたい」という気持ちにまっすぐに、毎日絵を描いて過ごしていた。終業式に表彰されるのも、もう数えられないくらい。そのたびに一人きりで上がる壇上は少しだけ寂しい。
「別に、いいけどね」
夏休みが楽しみ
だった。いくらでも、好きなことに打ち込むことができるから。
そわそわした心に押されるように、アリスは、自然と駆け足になった。
これは才能と、挫折と、情熱の話。
◇ ◇ ◇
この作品は、note、カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 12:00:00
70446文字
会話率:38%
七月二十五日。普通なら学生にとって夏休みの始まるこの日、世界は地獄と化した。全世界に、突如ゾンビが現れたのだ。そんな中、少年少女は世界に適応する力を得る。ある少女は、ゾンビと戦う力を持った動物を。ある少年は、ゾンビと戦う力を持った武器を。そ
してある少年は、ゾンビの力を。これは、様々な力を活かして地獄となった世界を生きる少年少女の物語。※練習のつもりで書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 00:00:00
509132文字
会話率:35%
高校2年が終わりを告げる終業式。幼馴染みの高崎 春恋(はるこ)に告白するも振られてしまう俺こと滝 雅也。
失意の末に受験は失敗し、その後も趣味や生きがいを見つけられずにただただ生きるために働いていた。
10年の月日が経ったある日、とあ
るニュースを目撃し人生が一変。あの日を、あの頃の日常をやり直すチャンスを与えられるが......。
これは、少年と少女達が紡ぐあの日の告白をやり直す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 22:31:09
41154文字
会話率:55%
高校二年生の桐島茜(キリシマ・アカネ)は、一学期の終業式の日に音楽準備室で一人の少女と出会う。
ひょんなことからその少女、竹鶴日華(タケツル・ニッカ)と意気投合した茜は彼女と二人でロックバンドを組むことになる。
少しずつお互いのことを知って
いく二人は、やがて音楽を通して惹かれ合っていくが……
入道雲と蝉の声、檸檬の香りと水色のギター。
それは、はみ出し者の少女たちが起こす、ひと夏の革命だった。
青春音楽ガールミーツガール小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 20:00:00
4642文字
会話率:36%
一学期の終業式から三日後の7月21日――楠木高等学校(くすのき・こうとうがっこう)の工藤校長は、PTAの反対を押し切り、体育館で緊急全校集会を開いた。
なぜなら、工藤校長宛に一通の匿名の手紙が届いたからだ。
手紙の差出人は自分を『魔人』と名
乗っていた。
『魔人』いわく、『魔人』は人の闇をこの目で視ることのできる能力者だという。
そして、『魔人』は手紙を通じ、工藤校長に訴えかけた。
「あなたの教え子は……わたしを自殺させようとしています」
『魔人』を自殺させようとしている人物、それは楠木高等学校に通う男子生徒、真田鬼羅(さなだ・きら)だった。
なぜ、鬼羅がそのような願望を持っているのか? ――それは鬼羅が中学生の頃、とある同級生の少女から告白されたことから始まる。
鬼羅は自分を好きだと言ってくれた少女を拒み、「大嫌いだ」とまで言ってしまう。
その少女、不破優香里(ふわ・ゆかり)は屋上の校舎から飛び降り自殺をして、それを窓から目撃した鬼羅にトラウマを植え付けたのだ。
それ以来、鬼羅は“好きな人を目の前で自殺させたい”という願望を持ってしまう。
さて、鬼羅には手紙の人物が誰なのか、分かっていた。
鬼羅の好きな同級生の少女――安藤瑠璃(あんどう・るり)である。
やがて、二人は鬼羅の家で対峙する。
瑠璃はボディガードの伊達仁(だて・じん)と一緒に鬼羅の家で居候すると言い出し、さらにはある勝負を持ちかけた。
その勝負とは、お互いの命を賭けた勝負だった。
それは――「夏休みが明けるまでに、わたしが鬼羅くんのことを好きになったら、わたしはきみの目の前で自殺をする。けれど、それまでにわたしが鬼羅くんのことを好きにならなければ……鬼羅くん、きみがわたしの目の前で自殺をして」なのであった。
その後、事態は混沌と化し、鬼羅の友人である古屋雷塔(ふるや・らいとう)や同級生の少女、小野アリス(おの・ありす)と黒江レナ(くろえ・れな)まで鬼羅の家に居候することになる。
そうして、鬼羅たちは一つになる。
この問題を解決するため……一度きりの青春を守るため、鬼羅たちは動き出すのであった。【完結】
登場人物
真田鬼羅(さなだ・きら)
古屋雷塔(ふるや・らいとう)
安藤瑠璃(あんどう・るり)
小野アリス(おの・ありす)
黒江レナ(くろえ・れな)
伊達仁(だて・じん)
不破優香里(ふわ・ゆかり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 17:28:49
110075文字
会話率:29%
田園に囲まれた片田舎に住む高校生、|仙道 誠《せんどう まこと》は並外れた霊感を持っており、それが原因でいわゆる灰色の青春を送っていた。
しかしそんな学校生活も終業式を迎え、いざ夏休みに入らんとする時、久しぶりに子どもの頃よく見ていた訳のわ
からない、しかし恐怖心を煽るような夢を見る。
いつも肝心なところで起きてしまうのだが、今回は違った。
「何度寝しとんじゃごらぁ…」
突如夢の中で視界を遮ってきた目付きの悪い金髪幼女に起こされたのだ。
しかもその目付きの悪い幼女と黒髪のおどおどした幼女がベッドサイドにいるのだから頭の回転が追い付かない。
「おい、早く言えって。」
「わ、わかったよぉ。
つ、告げます、仙道誠。
あなたの肉体は3日ののち活動を止め、その魂を解放しましょう。」
「は?」
「早い話、お前は3日後に死ぬんだよ。」
「…………はぁぁぁぁあぁぁあ、あぶっ!?」
金髪幼女からビンタされながらも受けた宣告通り、3日後にこの世から消えてなくなってしまうのか、それとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 11:07:29
35595文字
会話率:33%
おとなしい小学生だった頃の私は、夏の終業式を終えてひとりで帰宅する。
その道中でいつも通りに路面電車に乗り込んだ私は怪異を体験し、変化する。
最終更新:2020-08-08 22:34:52
6736文字
会話率:8%
終業式の日、東戸さんたちは夏祭りへ出かけます。楽しいことあり、アクシデントありの夏祭り。今年はあちこちで自粛ですが、小説の中だけでも、楽しんでいってください。
最終更新:2020-08-01 01:01:07
6605文字
会話率:69%
夏休み前の終業式後、帰り道での会話を聞く話
ゲラゲラコンテスト2用のコント
最終更新:2020-07-15 07:40:04
1048文字
会話率:100%
終業式の帰り道、僕の帽子の中に、突然 奇妙な黄色の生き物、ポーポ君が入り込んだ…。
キーワード:
最終更新:2020-07-14 23:40:26
4500文字
会話率:32%
『ヒーローになりたい』人に優しくできる存在、人を助けられる存在、人を守れる存在。それが青空大地が憧れを抱いたヒーロー像。そのヒーローに対する憧れはどこから来たものなのか。幼い頃の記憶がない大地にはわからなかった。憧れは憧れでしかない。大地は
学校でいじめの対象になっていた。終業式当日、大地の日常は崩壊する。突如として現れた脅威、地球外未確認生命体。略称名Ex-Life(エクス-ライフ)。大地はEx-Lifeと対峙する。今この時、大地の秘めた力が始動する──。
※タイトルを変更しました!
旧題 EARTH HERO ─ アースヒーロー ─折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 17:50:33
49648文字
会話率:29%
ちょうど思春期を迎えはじめた小学校三年生、僕たちには思春期の思の字くらいしかなく、案の定というか想像にたがわずバカだった。
遊んで帰りが遅くなっては親に怒られ、探検ごっこをしては友達を置き去りにし、イヤなおっちゃんの車には十円玉でハゲと傷
をつける。
そんなバカばかりしていた小学校三年生の僕たちから見える世界は、モノがとても大きくて、遊び場がとても広くて、時間がとても長く感じた。
あっという間と感じたのは学校が休みの日だけだった。特に一ヶ月あった夏休みはとんでもない早さで時間が過ぎた。終業式が終わるとすぐに始業式が始まってしまう。あの独特の感覚。
そんな小学校三年生の僕たちには有り余るパワーがあり、好奇心があり、ガラスの友情があり、些細な異性交遊があった。
この貴重でおバカな頃に偉大な人たちが存在していた。
この物語は小学校三年生の僕たちが偉大な人たちに出会い、思い出を胸にしまって成長していく?物語です。
(この作品は重複投稿になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 16:34:31
11904文字
会話率:16%
先日の終業式。
例年よりかなり短時間。
最終更新:2020-03-29 14:09:39
313文字
会話率:7%
どうしてダイヤモンドをもらってくれないんですかーーーーー!という話。
最終更新:2020-03-03 17:52:39
3185文字
会話率:52%
親も担任の先生も友達も信頼していない中学生の志央(しお)は夏休みの間に家出をすることを決意する。
終業式の日の夜、こっそり家を出て家の最寄り駅に着いた志央はひょんなことから自分と同じように家出をしようとしていた女子中学生の華恋(かれん)に出
会う。
華恋の提案で2人で家出をすることにした2人。
家出をしようにも行く宛のなかった2人は、ひょんな会話から縁を切られた志央の実の父親の元へ家出をしようと決意する。
友達は都合の良い時に役に立つ便利アイテム。
お節介な担任の先生はメイドさん。
自分は居て欲しくないのに必ず自分の近くにいる居る親は雑草。
そして、家出仲間の華恋は苦手なタイプの女子。
周囲の人を信用できない志央とそんな彼の家出に同行することにした華恋。
志央は、縁を切られた実の父親の新しい家庭を邪魔しようと企み父親の元を目指して父親の住んでいる地域へと向かう。
※この作品は『LINEノベル』に掲載したものに推敲を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-24 15:06:38
22362文字
会話率:40%
その日僕は、天使を見たと思った。
音楽を聴きながら風に揺れる黒い髪。それより何より、マスク越しでもわかる子供の様な笑顔で楽しそうにブランコに乗っていたのが印象的だった。
俺の通っている近くの高校と制服が異なっていたので、恐らく電車
に乗って行っているのだろう。朝が弱い俺としては尊敬しかない。
彼女が付けているピンクのイヤホンのコードはポケットにつながっており、何を聞いているのかは不明。
冬休み前、最後の日。
終業式で早く終わった日の午後12時、公園の出来事だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 16:07:57
1266文字
会話率:36%
高校2年の夏、終業式を迎えていた主人公明星 愛(みよせ あい)。その日の帰りに公園のクレープ屋に行こうと幼馴染の東條 希(とうじょう のぞみ)に誘われ公園に。そこでワタリという不思議な女性に出会う。ワタリが去って、公園の池を見ると今にも池に
落ちそうな男の子が!全速力で助けたものの池に落ちてしまう。カナズチの愛はそのまま沈み意識を失う。
次に目を覚ますと愛はティアという少女になっていた。しかし愛としての記憶はなくただの1人の少女として世界に翻弄される。チート無し!知識ゼロ!あるのはその身一つ。これは異世界に転生した少女が想うものを見つけ、成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 08:29:26
4370文字
会話率:71%
偶然か必然か、篠本徹哉は功刀真衣に会ってしまった。
まわりより大人びた真衣とは本を通じて話すようになったが、真衣の行動に徹哉は懸念させられる。
同じ頃、クラスの生徒が一人事件に巻き込まれた。
それが冷めきらない高校二年の終業式。
真衣が一つ
の告白を徹哉にする。
その告白によって徹哉の人生が一変してしまった。
その告白とはいったいどのようなものなのか?
その時、徹哉はどうするのか?
少し歪んだ男女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 10:00:00
17906文字
会話率:44%
空が真赤に染まる夕暮れ時、私は生と死の狭間に立つ少女と出会った。
死にたがりな少女と無気力な高校教師との出会いと別れ。
そんなひと夏の物語。
彼女は残りの命、その全てに炎を灯して生きていた。
以下あらすじ↓
私立高校の非常勤講師として
働く長瀬麻里は一学期の終業式を終え帰路についていた。そこで麻里は真赤に染まった夕暮れを見上げる少女と出会う。彼女は橋の手すりの向こう側に立ち、今にも飛び立ってしまいそうに見えた。慌てて引き留めるとその幼い少女、藍原莉緒は「この夕日じゃまだ足りない」「今日は死なない」などとおかしなことを言って笑う。不安定な少女を自殺から引き留めようとすると、少女が提案したのは一カ月の共同生活だった。
なぜ莉緒は死に急ぐのか。莉緒の抱えた物は一体何なのか。
そして莉緒に近づくにつれ次第に麻里も不安定になっていく。
麻里の頭にチラつく幻覚。毎晩麻里を悩ませ始める過去のトラウマ。
無気力な高校教師と死に魅了される少女。世間と噛み合うことのできなかった二人は生活を共にし、互いを知り、そして依存していく。
二人がこの共同生活の末に辿り着く結末とは。
これは、ふたりの女とひと夏の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 17:01:14
202206文字
会話率:53%
終業式が終わったばかりの日曜日。クリスマス前で賑わう街から、僕は雪国に向かうことになる
幼馴染を残していくことに心残りと後悔はあるが、既にどうしようもないことだった
思いを馳せながらも彼女に伝えず旅立とうとする僕の前に、幼馴染である新堂ひよ
りが現れて―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-17 12:00:00
5012文字
会話率:19%