昔。とある古びた宿屋。夜、そこへ泊りにきた二人の男は案内された部屋、畳に腰を下ろすと、ふぅーと満足そうな息を漏らす。
旅行を満喫。酒に料理を楽しんだあと温泉に入り浴衣を着て、すでに夢心地。赤ら顔でしばし談笑し、さてそろそろ寝るかとその前
に一人が便所に行くと言い、廊下に出た。
そして十数分後。戻ってきたのだがどこか落ち着かない様子。目ざとく気づいたもう一人が訊ねる。
「おい、どうしたんだ?」
「え、いや、なに、なにが?」
「いや、やけに慌てているじゃないか」
「え、え、そうかな」
「そうだよ。そう言えばちょっと遅かったし何かあったのか?」
「いや、え、その、女、そうだ、女の像があってな」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-15 11:00:00
1553文字
会話率:80%
少女画報の編集部に送られてきたのは女学生からの1通の手紙。
男装のお姉様が別荘で出会った少女の話。彼女はお姉様を許嫁と見間違えたようです。
雨に纏わる乙女達の怪談体験をお聞き下さい。
最終更新:2024-04-13 23:30:36
14754文字
会話率:42%
バッキー二とザッキーリは、迷う。
ここは、森の中。
腹が、空いている。
[ビストロ長ぐつ亭]とだけ書いた看板が、吊り下がっている店に入る。。
入ると、奥へと続く扉に、張り紙がしてある。
その張り紙の指示に沿って、奥の部屋奥の部屋へと、順々
に進む。
最初の部屋で、入浴する。
次の部屋で、浴衣みたいなものを着る。
次の部屋は、真っ暗。
ただ、光から自分達の足元に、一筋の光が伸びる。
まっすぐ、光に沿ってただ進む。
光に近付くにつれ、周りの光景に明かりが入る。
周りの光景が、二人の眼に映り出す。
周りは、一面の赤。
たゆとう、赤。
そこかしこで人が、浮かんだり沈んだりしている。
そこかしこで人が、角を持つ人に、金棒で殴られたり沈められたリしている。
遠くには、坊主頭の人々が、鈴を鳴らしたり団扇太鼓を叩いたりして、言葉を唱えている。
ゆっくりと着実に、慎重に丁寧に、二人は光に近付く。
かなり光に近付いた時、光の中から、四人の人影が浮かび上がる。
光の中、二人を出迎える、お互いの祖父母。
道はまっすぐ、光の中へと、祖父母へと続いている。
二人の細長い、でもしっかりとした足取りの道のりは、もうすぐゴールだ。
「やれやれ」
モニターを見ながら、長ぐつを履いた猫は、呟く。
モニターでは、バッキーニとザッキーリが、それぞれの祖父母と抱き合っている。
火車は、その画像を見て、口の端を綻ばす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 09:58:29
3189文字
会話率:18%
「あ、それなら! 夏祭りの日に新しい浴衣で待ち合わせしようよ。柄も色も、その時まで内緒にしてさ」
補習の真っただ中。夏祭りに行く約束をした2人はどんな浴衣を選ぶのでしょうか。
最終更新:2024-03-22 20:11:20
2998文字
会話率:49%
ある日、日本の吸血鬼の少年である士鏡(しきょう)は浴衣姿のくノ一と一緒に異世界に転移する。身千以(みちい)と名乗る彼女によると、これから共に【魔王の姫】の住処へ出かけなければならないらしい。その目的は【魔王の一族】と手を結び【高慢な天使】の
軍勢から世界を救うこと。そのために士鏡は【魔王の姫ルキア】を眷属(けんぞく)にする。その後さらに【くノ一】や【魔女】などの眷属を増やしてゆく。すると眷属たちが無双を開始する。やがて彼女たちは【月光の八英傑】と呼ばれ畏怖される存在にまで至る。そんな中で士鏡は彼女たちに勝手にリーダー格扱いされてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 22:39:43
67529文字
会話率:60%
ある日吸血鬼の少年である士鏡(しきょう)は浴衣姿のくノ一と一緒に異世界に転移する。身千以(みちい)と名乗る彼女によると、これから共に【魔王の姫】の住処へ出かけなければならないらしい。その目的は【魔王の一族】と手を結び【高慢な天使】の軍勢から
世界を救うこと。そのために士鏡は【魔王の姫ルキア】を眷属(けんぞく)にする。その後さらに【くノ一】や【魔女】などの眷属を増やしてゆく。すると眷属たちが無双を開始する。やがて彼女たちは【月光の七英傑】と呼ばれ畏怖される存在にまで至る。そんな中で士鏡は彼女たちに勝手にリーダー格扱いされてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 21:39:55
166516文字
会話率:45%
高校を卒業し、進学した鈴木奏音。夢のキャンパスライフかと思いきや
帰り道で絶対踏んじゃいけない魔法陣を踏んでしまい、異世界へ飛ばされてしまった...
目覚めた森で神様に誘われるがままに王都へ行く。そして始まる異世界旅行。
大聖堂で授かった神
様と話せる十字架と神話者の称号をつかって異世界の果てを目指す___折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 13:41:55
1483文字
会話率:37%
神社、浴衣、願い事、待ち合わせ
最終更新:2024-02-22 12:32:35
288文字
会話率:0%
久しぶりの晴れ間に。
片づけをした。
最終更新:2024-02-07 14:19:54
1907文字
会話率:22%
浴衣を着て、縁側で涼んでいる。
最終更新:2023-07-08 16:43:34
2026文字
会話率:22%
初盆。
祖母の家に来てから、一週間。
昼は、毎日そうめん。
最終更新:2022-05-22 14:42:01
991文字
会話率:22%
猛吹雪の中、ソロキャンパーの俺はただ1人キャンプ場でキャンプをしていた。
しいな ここみ様主催企画「冬のホラー企画2」参加作品にするつもりだったんですが、読み直して全然怖くないなと思い止めた単独投稿作品です。
「真冬の怪異」の「雪達磨」
を加筆修正した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 13:00:00
863文字
会話率:0%
皆、夏祭りの開催を首を長くして待っていた。
なろうラジオ大賞4参加作品です。
最終更新:2022-12-24 13:00:00
762文字
会話率:0%
夏祭り中に異世界召喚に巻き込まれた、ただの一般人の桜木ユリ。
皆がそれぞれ素晴らしいスキルを持っている中、桜木の持つスキルは【石を出す程度の力】しかなく、余りにも貧相なそれは皆に笑われて城から金だけ受け取り追い出される。
この国ではもう直ぐ
戦争が始まるらしい……。
召喚された3人は戦うスキルを持っていて、桜木だけが【石を出す程度の能力】……。
確かに貧相だけれど――と思っていたが、意外と強いスキルだったようで!?
「こうなったらこの国を抜け出して平和な国で就職よ!」
気合いを入れ直した桜木は、商業ギルド相手に提案し、国を出て違う場所で新生活を送る事になるのだが、辿り着いた国にて、とある家族と出会う事となる――。
★暫く書き溜めが結構あるので、一日三回更新していきます! 応援よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 20:00:00
374153文字
会話率:64%
「ごめん、待った?」
美香が振り向くと、浴衣姿の健人が、爽やかな笑顔で、立っていた。
「……ううん」
美香は、答える。
「そう、ごめんね」
健人は、さらっと言う。紺色の浴衣が、よく似合っている。
(ほらね、こういうところ……)
と、美香は、遠い目をしながら思う……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 19:31:21
936文字
会話率:36%
お盆の里帰りで出会った少女は、金魚柄の浴衣を着ていた。
5年毎に見る彼女は、どんどん大人になっていく。
勢いだけで書きました。なろうラジオ大賞5参加作品です。
過去テーマから選んだワードは「金魚」。
現代が舞台です。
日々寒すぎるので夏が
恋しくて……。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 09:00:00
998文字
会話率:40%
夏が来るたびに恋と金魚を失う私は、春を待つ夜明けに……窓を開けて薄い三日月を眺める。
最終更新:2023-12-01 15:50:01
716文字
会話率:20%
この街に引っ越してから、いつも通る道。
時折見かけるかれは、いつも白い浴衣を着ていた。
女の私から見ても、綺麗な横顔。
今日はひとりだ。
不意にかれが、私を見た、、、
最終更新:2023-11-04 16:06:04
2418文字
会話率:26%
あるウイルスが蔓延した世界の、少しだけ臆病な女の子の話です。
カクヨムにも投稿してます。
最終更新:2023-11-02 17:00:00
2858文字
会話率:38%
『小説家になろうラジオ』より
子供の頃、ひろしとたくみというイケメン二人が塾に迎えに来てくれるという妄想をしていた巽さんに、恋愛小説のような胸キュンの三角関係を味わわせてあげようという企画…にて、投稿したものです。
最終更新:2023-09-19 18:05:27
1124文字
会話率:47%
毎年海の家でバイトしている桾澤(ぐみさわ)が、巨乳のクラスメイトが店内でナンパされているところを助けると、学校でその子にお礼を言われた後に相談があると呼び出されて付き合うことになり……
カクヨムにも投稿
最終更新:2023-09-12 23:50:57
17618文字
会話率:52%
「ねえ、もう一度お祭りに一緒にいこっ?」
夏祭り──誠馬は幼馴染のユミナと一緒だった。
手にいっぱいの食べ物を持ってはしゃぐユミナに呆れつつ、伸ばされた手を取って誠馬は年に一度っきりの夏祭りを満喫する。
ずっと、少女が来ることができなか
った、この夏祭りを一緒に──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 19:05:33
6429文字
会話率:23%
待ちに待った花火大会
今日は、絶対想いを打ち明ける!
そう意気込む私は、浴衣に見を包み何度も練習をする、、、
最終更新:2023-08-11 06:00:00
670文字
会話率:29%
気温が上昇しているけれど、どこか静寂で過ごしやすい気がする。浴衣の着付けとか、おれ無理だから。脱がしてしまうと責任取れない。けど、彼女の美しい裸を見たくて手が勝手にとか、なりそうだけど。浴衣の着付け無理。なおせない。着崩しなんて高等テクだし
。めくって見るだけ、まくってもらうしか、それくらいしか。でも。ありがとう、おれのわがままに向き合ってくれて。浴衣の着付けできるようになったんだね、いいんだいいんだよ、完璧じゃなくても。って思う。その気持ちがむちゃくちゃ嬉しいから。だから砂浜はオンステージです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 15:29:26
633文字
会話率:0%