エレニア王国の伯爵令嬢ライカは、冒険者になることに憧れていた。
それで奴隷のアーネストを誘い、冒険者になる!と、決意する。
無茶な話だと渋るアーネストだったが、9年後、彼らはまんまと冒険者になっていた。
旅立ってから半年ほど。
翡翠竜ヤー
デレーゲという美しい蛇竜の話を耳にしたライカは、ヤーデレーゲが棲む地レーネースに下船する。
するとこの地の冒険者ギルドの参事官(お偉いさん)が、依頼をしたいと申し出てきた。
インベル山の山頂に棲むヤーゲレーデの様子を見てきて欲しいというのだ。竜を観測しているキャンプから連絡が途絶えたらしい。
依頼を受けたライカとアーネストは、剣と魔法を駆使しながら登山する。
暗殺蜂、落ちた吊り橋、大ナマズ。
幾つかの脅威を乗り越え山頂に着くと、ヤーデレーゲの様子がおかしい。
加えて、観測所の中は血の惨劇が広がっていた。
魔術で周囲を感知するアーネストだが、鏡属性の魔力の痕跡のに仰天する。
この属性は、人類の魔術体系に無い、未解明の原始呪術。
今は滅びたとされてきた、蜥蜴人たちの術なのだ。
未知の脅威を確認するため、上級の感知魔術を放ったアーネストは、蓄積した疲労もあって倒れてしまう。
しかし気絶する前に「周囲の危険はない」とライカに伝えるのも忘れなかった。
ライカが主人として、アーネストに休めと告げた、ほんの少し後。
風がうなり、雨が降り、正体不明の奇声が上がった。
ライカが観測所から跳び出すと、案の定、奇声をあげたのはヤーデレーゲであった。
ライカは迷う。
彼女の仕事は、決めることと、斬り開くこと。
考えることはアーネストの仕事なのだ。
だが、寝ている従者を寝入りばなに起こして良いものか??
そこでふと、道中話に出たマナ・ポーションの事を思い出す。
高価な品だが魔力が戻る。魔力が戻ればアーネストが起きる。
寝ているアーネストに飲ませるためにやむを得ず口移しという方法を取ったライカは、即座にアーネストを叩き起こす。
アーネストは外に出て、竜が嵐を喚んでいると喝破すると、ライカがアーネストに「加速」の魔術を掛けてくれと命令する。
魔術の力で2倍速になり、麓まで危機を知らせるというのだ。
アーネストは迷うが、主人の命だ。
魔術を掛けるとライカは跳ぶように駆け降りて行った。
大雨の中の滑落行。しかしそのおかげで村は守られた。
以上、第一話あらすじ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 00:00:00
128625文字
会話率:38%
顔の半分に火傷の痕が残るティファニー・クラウディア伯爵令嬢は、腹違いの妹、マリアンヌと楽しい毎日を過ごしていた、はずだった。
ウィルデルト・スカイシルヴァ第二王子と出会い求婚される。
「自分を愛してくれる人がいる」と一度は承諾したティファニ
ーだったが、マリアンヌから「ウィルデルトの目的はこの国の王になること、そしてティファニーとの結婚はその足がかり」と諭される。
「クラウディア家を勢力争いの只中に立たせる訳にはいかない」という思いと「自分を心から愛するわけがない」という絶望から婚約破棄を申し出る。
本性を現したウィルデルトは、ティファニーを今までにないほど溺愛するようになってしまい!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 12:40:44
46053文字
会話率:46%
短編二作に続く【危機俺シリーズ第三弾】。今度は連載です。
続編なので前作をご覧になってからお読みください。目次上のシリーズ名からどうぞ。
ゴブリン事件(一作目)でうっかり生き残ってしまった俺。
とはいえ事件の爪痕も徐々に薄れ(二作目)
……――って、少しは自衛策を考えようぜ!?
材料がない? なら作ればいいじゃない。例えばほら、天敵ゴブリンでも使ってさ?
チートは居るが、俺じゃねえ! 底辺主人公は今日も斜めに爆走中。
元ゾンビパニック世界出身・自称臆病者のイサーク少年による奇行は村を変える!?(かも)
ご都合主義です、難しいことは考えないようにしましょう。あと不定期更新です。
旧題『危機的状況で示される人間性が最悪だった俺のその後のあと。の、続き。』(19/07/07変更)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 23:08:18
208670文字
会話率:19%
この国には、ある伝承があった。
異界の勇者、光を纏い魔王を倒す。魔王の魂の根源を贄にして異界へと帰還する。
ある日、王国により召喚されし勇者がいた。
だが、その異界の勇者の左手には、神より授けられるはずの聖痕は無かった。
この世界の
人間の左手の甲にはそれぞれの根源を象った痣が生まれた時より刻まれている。
それは神から与えられし聖痕として、その者の資質を表す証でもあった。
この世界の唯一つの例外が痣を持たない者。
この世界の者は、その痣の無い者を『悪魔の子』として災いを呼ぶ悪魔として迫害していた。
これは、召喚されし悪魔の子と呼ばれる聖痕無しの青年が、魔王を倒し元の世界に帰る為の物語……
◆◇◆◇◆
暇を持て余した方々の感想をお待ちしております。
[連載中]捨てられ聖女と森の主・妹のためにと捨てられたんですけど?
https://ncode.syosetu.com/n7147ji/
[完結]侯爵家の三男だけど能力板には大盗賊って出ちゃいました。
https://ncode.syosetu.com/n7409iu/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 19:10:00
7670文字
会話率:39%
ギリシャで裁判が覆った話をご存知だろうか?
重罪を犯した娼婦が完成された裸体を晒す事により、無罪へと覆った話。
皮肉にも、目隠しをした女神が法を司る国の話である。
今、目隠しが欲しい。
そんなの無駄だよ。
注意事項1
起承転結はありませ
ん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
純文学ですが、恋愛のR15の要素も入ってます。
苦手な方はご注意下さい。
人の思惑が絡む以上、公平とは何なのか。
という問い掛け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 06:30:37
837文字
会話率:38%
私のベッドで寝れば良いじゃないか。
両親が出払っている時の用心棒(?)として家に招かれて、添い寝をする事になった。
何時もより饒舌なのは、眠いからか、はたまた匂いに酔ったからか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
何も知らない間柄の二人。
なんやかんやあって、付き合ったその後の話。
ハッシュドポテトのふわふわ感が増してました。
私は前のザクザクした方が好きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 18:31:56
939文字
会話率:57%
大事にしているもの程、離れていく。
でも、酷い別れだったのは、中学時代の□友との別れ。
生存確認さえ出来なくさせやがって。
私は何時だって痕跡探してるのに。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
最後、少し変えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 11:11:55
1290文字
会話率:30%
三十二歳の兼業主婦、泉藍華(いずみらんか)は結婚六年目。
けれど、もう四年も夫とセックスレスだった。
仲が悪いわけではない。ただ身体を重ねないだけ。
レスや家事の負担など多少の不満はあれど、結婚はそういうものだと諦めていた。
自分より年下の
後輩が妊娠により時短勤務となっても、子供だけが夫婦ではないとも考えた。
しかし残業を早めに終えて帰宅した彼女は、玄関から聞こえてくる夫の声に立ち尽くした。
内側から聞こえてくる知らない女性の甘えた声と、続く激しいリップ音。
あんなキスを夫としたのはいつだろうか……。
夫に拒否され裏切られた藍華は女としてのプライドも、抱いていた愛情さえも傷つけられ泣いた。
そんな折、同僚に誘われた彼女は徳島県へと旅行することに。
同僚に案内された染工房で出会ったのは、顔に火傷の痕がある職人、蔵色蒅(くらしきすくも)。藍染体験がきっかけで知り合った二人は、反発し合いながらも互いの傷に触れ、惹かれ合っていく。
薄い色ならまだ、引き返せた。
けれどもう、色は濃く深くなってしまって……
セックスレス、実家の問題、義母との関係、出産、仕事……現代女性を取り巻くさまざまな難題の中、誰にも心を癒してもらえなかった女性は、ただ一人の手に堕ちる。
藍がめに布が沈むように、深く濃く染まりながら、堕ちていく―――
人は誰しも、愛されたいのだ。
これを不倫と呼ぶか、純愛と呼ぶかはあなた次第。
イメージPV↓
https://www.youtube.com/watch?v=o0_8V2qHBMk
※他投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 15:01:59
72096文字
会話率:28%
恩人の最後の願い――正しいことに力を使う。
その為には何をすれば良いかを探していた美少女……にしか見えない美少年は、女神の天啓を受けた姫が、復活した魔王討伐の旅に出ることを耳にする。
魔王討伐は正しいことだと考えた美少年は、紆余曲折あって同
行することになり、並み居る敵を蹴散らしながら順調に進んでいたのだが――
「いいえ、このまま一緒に入りましょう。 広さは充分ですから」
「ですが……」
「入りましょう」
「……はい」
何故か姫と一緒に入浴することに。
その後、別のヒロインも突撃して来て……!?
脅威的な戦闘力を誇りながら性に関してはどこかズレている美少年と、迫りまくる美少女たち。
この物語は最強美少女(男)と美少女が紡ぐ、ちょっと(?)エッチなバトルファンタジーである――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 18:11:15
306048文字
会話率:41%
暴帝とともに都が焼け落ちた『天業の乱』から八年。都は復興が進んでいたが、大乱の爪痕は深く人々の心に影を落としていた。
宮廷退魔組織・泉仙省の下っ端退魔師である黄季(おうき)は、妖怪に追われて逃げ惑っている間に不思議な屋敷に迷い込む。桃源郷
のような大邸宅で独り無聊を託っていたのは、貴仙のような美貌を持つ男。男は不機嫌に黄季を屋敷の外に叩き出すが、黄季は意図せず連日男の屋敷に迷い込むことになり……
大志を抱く雛鳥と、片翼を失ったかつての頂点の出会いが世界を変える!
中華退魔ファンタジー、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 22:00:00
444731文字
会話率:37%
「俺は貴様との婚約を破棄する!」
王家主催の夜会で突如響いたその声は、僕にとって幸いでしかなかった。
野獣に襲われ、背中に傷を負い、その恐怖で話せなくなった事から傷物の『くちなし姫』と婚約者に蔑まれている僕の義姉は、ある日の夜会で婚約破
棄を叫ばれた。
それが相手にとってどれだけ愚かな行為だったかは言わずもがなで、僕にとって、いや僕らにとって随分と待ち焦がれていた瞬間でもあったのだ。
愚かな行動で破滅していく義姉の元婚約者を後目に、僕は僕の最愛を手に入れる。
※ムーンライト様で掲載済み同名小説のR15版です。カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:00:00
7628文字
会話率:15%
【ウーサー・ペンドラゴン】という人物を知りたい?
何で彼の事が知りたいの?まぁ、いいや。
簡単に話すと、彼は《アーサー王伝説》の始まりに出てくるブリテンの王にして物語・主人公アーサー王の父。
そして、ブリテンの滅亡とアーサー王を悲劇に追い
やった原因の一人。
彼自身の《愛》と《慾望》から始まり、後にその代償は《呪い》となり息子のアーサー王に降り掛かってしまった。
その原因を作ってしまったウーサーは友の魔術師が目指したブリテン統一の実現の好機と臣下の信頼を一気に失い、最期は召使いになりすましたサクソン人の手により誰にも助けられる事なく毒殺された。
はい、お仕舞い!これが《アーサー王伝説》で語られる【ウーサー・ペンドラゴン】の短い物語。
え?違う?
キミが知りたいのは─────
【大罪人ウーサー】の《楽園殺し》の物語だって?
ふぅん・・・・・何でキミがソレを知っているのかな?
誰に聞いたかは知らないけど、それ、知らない方がいいよ。
だって伝説が殆ど語られてない者の物語というのは『世界』が《危険》と判断し、意図的に《抹消》したモノが多い。
特に【彼】は、『世界』がその存在と軌跡を《抹消》しきれず、《封印》して《アーサー王》の物語で上乗せして【彼】の痕跡をできうる限り希薄にするので精一杯だった程のものだったんだからさ。
だから、【彼】の事は忘れて別の事に情熱を傾けた方が身のためだ。
※この作品はpixivでもちょっと掲載しています。
なお、この物語はフィクションです。史実とは異なる話になります。それでも宜しければご覧ください。
※誤字脱字など読みにくい所が多々あるかも知れませんが、御容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 22:00:00
106553文字
会話率:28%
未曾有の大災害によって人類のほとんどがいなくなったた世界。
すでに人類の痕跡は崩壊を始め、生き残った人々は断絶された世界で最期のひと時を過ごす。そんな中、日本列島のとある場所でであった元社会人の石森蓮也と元JKの北郷結衣。ふたりは一緒に生活
を送り、終末の泡沫を共に生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 07:01:27
7229文字
会話率:47%
荒廃した大地を一人彷徨う少女リア。彼女は両親を失い、世界が滅んだ理由を求めて旅を続けていた。そんな彼女の前に現れたのは、感情を持たないはずのAI、カルマス。ひたすら作業を繰り返すカルマスとの出会いは、リアにとって予想外のものだった。
異な
る存在でありながら、旅を共にすることでリアとカルマスは少しずつ絆を深めていく。しかし、リアが求める真実は簡単に見つかるものではない。滅びゆく世界で、彼らはなぜ人類が消えたのかを知るために苦悩し、自然の中にわずかに残る生命の痕跡に希望を見出していく。
過去の傷跡が残る荒廃した地球で、リアとカルマスが見つける「新たな未来」とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 21:10:43
9654文字
会話率:39%
アリシア・ラドクリフ伯爵令嬢は美人だが、たまにキスマークをつけていることがあり、ふしだらな令嬢と誤解されていた。しかしそれは神の気まぐれにより、虫刺されの痕がキスマークに見えてしまうというものだったのだ。一方マルコム・ブライアント伯爵令息は
やはり神の気まぐれにより、女性にモテないという業を抱えていた。二人は美術準備室で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 07:40:32
4383文字
会話率:43%
母の死後平民孤児となったジェーンは、男爵家の庶子であることが判明。大きな魔力の持ち主を探していた第二王子アーノルドの指令で、宮廷魔道士にスカウトされた。行く当てもなかったジェーンは大変喜んだ。誰も使えなかった古のアーチファクト魔法の絨毯を乗
りこなすことを命ぜられ、一年後には見事それを達成した。アーノルドに絨毯の操縦を披露する日、事件は起きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 07:42:24
7428文字
会話率:42%
魔術学校の女生徒ミルキー・ニッシュは、同級の精霊獣持ちの天才エドウィン・ギネスのことが好きだった。もう一度テストでエドウィンに勝ったら告白するつもりでいた。一方でエドウィンもまた秀才ミルキーのことが気になっていた。エドウィンはミルキーと話す
きっかけが欲しくて、魔法の痕跡でメッセージを伝えるという、天才なんだか女々しいんだかわからない方法を思い付いたが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 07:30:24
6309文字
会話率:53%
「世界は呪うか、祝福するしかない場所なのよ」
と、その人は言った。
――古い洋館、たった二人の住人、観葉植物であふれた部屋、外界から遮断されたような生活。
藤谷志仄は、その洋館に住む女主人だった。正体不明の、本物の魔女だとしてもおかし
くないような女性。
わたしはひょんなことから、彼女と親しくするようになる。でもそれは、危険も冒険もない、いたって平穏なものだった。いつもコーヒーとお菓子がつくような、静かな会合でしか。
それでも、志仄さんが謎の人物であることに変わりはなかった。
例えばその左手には、ひどい火傷の痕が残されていた。彼女は自分で、自分に火をつけたのだ。自由を手に入れるために、世界と戦うために、自分を生きるために――彼女にはそうするだけの、理由と必要があったから。
一方のわたしはといえば、あくまで凡庸で、中途半端で、幼稚な人生を生きていた。そこには耳をつんざく雷鳴も、猛り狂う炎も、不吉で残酷な運命なんてものもない。あるのはただ、柔らかくて、窮屈で、愛情にあふれた、箱みたいなものでしか。
光と緑の部屋で、わたしと志仄さんが過ごした時間――たわいのないおしゃべり、いくつかの出来事、奇妙な頼まれ事。
やがてそれは、いたって不可解な終焉を迎える。そこには何のヒントもなければ、ほのめかしさえ存在しない。
そして数年後、わたしは偶然の邂逅をはたすことになる。それが何を意味するのか、正確なところはわからないにせよ。
結局のところ、わたしと志仄さんのあいだにあったのは、フィクションとリアルの奇妙な交錯だった。彼女が本当は何者だったのかは、今でもわからない。
それでも志仄さんは……そのフィクションは、わたしにとって〝リアル〟だった。
(21/10/18~21/11/10)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 00:00:00
49078文字
会話率:34%
【プラネテスの魔女と御子】
かつて《魔女》と呼ばれた少女アニエスと、かつて《御子》と呼ばれた少女フィーネ。
ある事情から故郷の星を離れた二人は、空の彼方を旅する事となった。
見知った風景に似た星、忌避したくなる星、想像すらしなかった星。
限
りある時間の中で多くの世界を知るため、二人の少女は星々を放浪し続ける。
【星を渡る舟】
『遺り物の星』を離れた二人は再び宙を廻る旅へと戻った。
一時の休息の中、アニエスとフィーネはそれぞれ趣味に興じる。
旅の合間、束の間の幕間。
【遺り物の星】
アニエスとフィーネが訪れたその星には陸地がほとんど存在しなかった。
大海を回り辛うじて発見した島に辿り着くと、そこには魔法による影響を受けていながら魔法の存在を知らぬ人々が暮らしていた。
二人は星の歴史と島の住民の事を知るべく、島に唯一遺された魔法使いの痕跡を調査する。
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科学考証はふわっとしたファンタジー小説です。
気楽に書くので気楽にお読みください。
ツイッターで更新告知や作中小ネタの開示をしています。
https://twitter.com/motoshirosue折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 03:12:36
254787文字
会話率:40%
十年前、この世界は獣人(じゅうじん)と呼ばれる半ば獣の姿となった者達が各地を襲った。
だが、後に「7人の英雄」と呼ばれることになった【異能使い】パーティーが各地で獣人を討伐。その獣人全てを統べる王、獣王(じゅうおう)をも倒し、世界に
は平和が訪れた。
しかし、各地を襲った被害は人々の心すらも大きく傷痕を残すことになった。
これは、かつての事件から生き残った少年少女たちが、獣人の残党、様々な国や村の人たちと触れながら己の心の傷と向き合う精神系異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 19:12:25
41104文字
会話率:46%
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚_…
五感のうちどれか一つが失われるとしたら、あなたは何を差し出しますか?
主人公の元に届いたある1通の手紙。
行方不明の父親を探すため、手がかりを持つある男を追って双子の兄と共に豪華客船に乗り込んだが、そこで
繰り広げられたのは血と憎悪の惨劇だった。
_______
この小説はいつか分岐ありのノベルゲームにしたくて書き始めたものです。
あるあるなデスゲームが題材になってます…
*マークのページはグロテスクな表現を含みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 20:34:59
206499文字
会話率:30%
終焉戦争。
突如として始まった戦いは、高度に発展していた科学文明を破滅に導いた。
それから数千年。
遙かなる時を経て、人類は別の文明を構築する。
高度な科学技術の痕跡が一切見られない、まだまだ発展途上の新文明は、実は、前文明を滅ぼした何者
かによって創りだされたものだった。
その新文明の一国家、ラクドレリス帝国の兵士見習い、ベイル=アロウナイトは、軍から理不尽に切り捨てられ、命の危機に晒された。
彼は、太古の遺跡の地下に眠る軍事施設で目を覚まし、そこで出遭った管制AIのNEoN(ネオン)に、ある取引を持ちかけられて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 21:39:05
1100308文字
会話率:40%
痕跡すら見つからない謎の王都の場所について妄想力全開で推理します。
最終更新:2024-09-07 16:31:47
1798文字
会話率:0%
あたし、ナルハ!国を守る神官、雨天の巫女なの☆でも、命を狙う悪い影が...!?暗殺されそうになったあたしを助けてくれたのは、公爵イケメンの騎士、”金獅子“...!?わかった。年齢と身分を隠して、クソッタレの売国奴と戦うわ!王子様を追放して
、この腐った国に鉄槌を下すの!ざまあ!断罪!イケメンとの恋愛!異世界恋愛系なろう三原則を微妙に踏まえたドロドロ☆学院ライフ、始まるよ☆─────現状を把握した私は素直に思った。「週刊誌なら12話で打ち切りになるクソ展開だ!」※ラブコメです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:16:42
63047文字
会話率:30%