「――金輪際、王国への立ち入りを禁ずる。今まで、ご苦労だった」
故郷に帰ってきた日の夜、賢者ユキヤは敬愛する王から追放を言い渡された。質問を挟む余地もなく王城から追い出され、兵士たちに追われながら王国を後にする。
失意と怒りに沈むユキヤ
だったが、兵士を撒くため力の限り走り、なんとか一息つく。
二度とは見れぬ故郷を目に焼き付けようと、彼が王都へ視線を送った瞬間――物語の歯車は狂いだす。
左手に宿る【賢者】の意思が望むのは、彼女の生。
右手に宿る【剣聖】の遺志が願うのは、彼女の死。
二つの”役割”を与えられた彼の旅が始まる。
(本作品には挿絵が使用されています。苦手な方は挿絵非表示の設定にしてお読みください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 19:21:44
114143文字
会話率:42%
月刊コミックREXで漫画連載中です!(詳しくはページ下部)
━━━━━━━━━━━━━━━━━
16歳の冒険者ライトはあらゆる攻撃を防ぐ最強の盾を出現させるユニークスキル「イージスの盾」を武器にBランクパーティ「太陽の絆」で活躍していた!
しかしそれはそれとして実はそこまで活躍していなかったので、ある日リーダーのジョシュアにパーティから追放されてしまう!
紆余曲折の果てに冒険者ギルドの書類整理の仕事に就く事になったライトだが、そこで読み書きを覚えた事により「イージスの盾」と呼ばれた自身のスキルが実は自分自身の能力(ステータス)を覗き見る一枚の枠(ウィンドウ)のようなものである事に気付く。
しかもその最下段には「※ステータスを変更する場合は上から新しく書き加えてください」とあり、試しに筋力に9999と入力してみると……?
「凄い! この能力があれば人生バラ色だ! きっとみんな僕の事を尊敬するぞ!」
よかったねと笑顔で祝福してあげたいチート小説『パーティ追放からチート能力に覚醒して9999のステータスを手に入れてしまったんだが?』ここに開幕! 今更戻ってきてくれと叫んでももう遅い!
旧題:もしもなろう小説の主人公がうっかり人を殺したら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 18:10:00
344592文字
会話率:45%
コロナ禍とは全く無関係に、ダイナミック入店してきた上級国民(かどうか知らんけど)に轢き殺された主人公、春日井信也。
老人のような神にも美しい女神にも会わずに生まれ変わった異世界。チート?ハーレム?なにそれ美味しいの?いやいや、赤ちゃんが大
人のように思考できる筈も無いでしょう?ステータスもまだ見えません。
それでも新しい家族は俺を一生懸命育ててくれている。だったら一生懸命生きるのが筋ですよ。
目標は幸せに健康的にストレス無く長生きすること。かわいい幼馴染と気の会う王子と3人で頑張るよ!イージーモードのようなハードモードのような新しき人生。幼少から割と山あり谷ありな人生は美しき魔神との出会いで一変した…!気になることは、この世界は…バカが多い気がする。ああ、またか。人をバカって言う奴がバカなんですよ?ほらな、ここにもバカがいた。俺の周りには、何故かバカが多い。解せぬ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 19:00:00
1499562文字
会話率:44%
「リオス、アンタをこのパーティーから追放する。今すぐアタシの前から消え失せなさい!」
「ふっ、女性一人繋ぎ止めておく魅力もないとは、無様極まりないな」
『召喚師』のリオス・ファランクスは、『婚約した勇者様をパーティーに迎えるから、ゴミ職業
野郎はさっさと出ていけ』――と、幼馴染の聖女に理不尽な言いがかりをつけられ、Sランクパーティーから追放される。
しかしリオスは、押し寄せる逆境に折れることなく、再び冒険者として再起する。『神獣の名を冠する、召喚獣たち』と共に――。
「まずは新天地で、Sランクに成り上がる。その次は大陸最強だ! こんな形で終われるか!」
『ならば、我らはリオスの剣となり、盾となろう! 愚者を祭り上げる世界に、我らの力を見せつけてやろうぞ!』
もう気難しい聖女に華を持たせるため、補助に回る必要はない。
故にリオスは、かつて封印した『超高出力戦闘形態』――『自分の召喚獣を武装に換える』という、彼だけが至った『境地』を解き放ち、数々の死闘に身を投じる。
そして世界さえ救う『救世主』へと成り上がっていく。
一方、聖女・勇者パーティーは、自分たちが最強だと疑わずに無謀な攻略に挑んだ結果、歴史に残る醜態を晒してしまうことになる。
更には、何もかもが上手くいかず、ありえない勢いで落ちぶれていく。
だがそれも当然だ。
幼馴染の聖女は、『リオスの手厚い補助』を軽んじて自分の実力を過信し、事実上パーティーを乗っ取った勇者も、『リオスという最大戦力を、自ら追放したこと』に気付かないまま突き進んでしまったのだから――。
「こ、この僕、が……こんな無様をォ!? ふじゃけるなァっ!!」
「もうヤダぁ! こんなのなら、リオスと一緒の時の方が良かったのにィ!」
『勇者』――エルデファルドが、『聖女を手に入れる』ためについた『嘘』。
『聖女』――エレナが、『自分が成り上がる』ために、長年連れ添った幼馴染を裏切った『選択』。
その果てに待ち受ける未来に二人が気付いた時、もう全てが手遅れだった。
これは少年――リオス・ファランクスが、己の召喚獣たちと力を合わせ、大陸最強の冒険者へと至る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:10:00
216102文字
会話率:28%
『魔導』
それは自身が持つ『魔力』と呼ばれる力を行使すること。
『魔導騎士』
それは『魔導兵装《アルミュール》』と呼ばれる武器を操り、人類の脅威と戦う守護者を指す言葉。
「クズのFクラス同士、傷の舐め合いか!?」
「これぐらいでキレるな
よ。エリートの名が泣くぞ」
天月烈火《あまつきれっか》は、『魔導騎士』養成学園に通う高校一年生。
中でも、飛び抜けた劣等生の集まりである『Fクラス』の一員だということで、周囲から見下される日々を送っている。
だがそれは烈火が自身の強大な力を封印した結果だった。
かつて烈火が憧れ、『皇国最強の魔導騎士』と呼ばれていた両親。
そんな両親を目の前で失ったばかりか、その死を国家単位で揉み消された。
結果、烈火は夢や希望を失い、無気力に過ごすようになってしまっていたのだ。
「『特異点』が開いた……!?」
しかし烈火が所属する学園に、突如として異次元からの襲撃者――『異次元獣《ディメンズビースト》』が迫り来る。
そして強大な力を持つ襲撃者を前に、学園の守護者も次々と倒れていく。
絶望を告げる襲撃者。
誰かが戦わなければ、皆が死ぬ。
だからこそ――。
「……少し待っていろ。すぐに終わらせる」
葛藤の果て、烈火は封印した力を解き放つことを決断し、異次元からの襲撃者を魔導の刃を斬り捨てる。
一方、烈火が『Fクラス』でありながら異常な力を持つことで、更なる厄介事が次々と押し寄せてしまい――。
「性根を叩き直してやるといっている! 決闘だ!!」
「……はい?」
「僕が勝ったら雪那さんに近づくことを禁じる。そして存在価値のないゴミは、学園を去れ!」
気づけば、幼馴染の少女と自身の退学を賭け、学園のトップエリートと決闘をすることになってしまう。
だが烈火が怖気づくことはない。
誰にも扱えず、多くの『魔導騎士』を殺しかけた最強の『魔導兵装《アルミュール》』。
永劫の神の名を冠する『アイオーン』を使いこなし、白亜の剣で全ての障害を斬り裂いて進むのだから。
当然、力の差を自覚出来ず、烈火に決闘を挑んだエリートは大恥をかいてしまうことになり――。
これはかつて全てを失った少年が封印した力を解き放ち、『最強の魔導騎士』へと至る物語。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:06:45
394255文字
会話率:31%
「貴様はこの家から出ていけ! 間抜けな人間の出来損ないが!」
「ヴァン・ユグドラシル、貴様を国家反逆罪で追放する」
少年――ヴァン・ユグドラシルは、人類で唯一魔法が使えない特異体質だという理由で二度も追放された。
一度目の追放は、家族に無能
と罵倒されて奴隷商人に売り飛ばされたこと。
二度目の追放は、ヴァンにとって唯一の味方――アイリス・アールヴとの仲に嫉妬した第一皇子に無実の罪を着せられ、彼女を守る為に国を追われたこと。
しかし国を出てすぐ、ヴァンは敵対国家と魔獣の戦いに巻き込まれる。そして、戦いの中で絶体絶命――誰もがそう思った時、ヴァンは自らの力を解き放った。
「攻撃が消えた!?」
「――魔法を喰らって、自分の力に変える。これが俺の力だ」
ヴァンが解き放ったのは、災厄の魔眼――“叛逆眼《カルネージ・リベルタ》”。全ての魔法を喰らい尽くす、“魔法殺し”とでも言うべき反則的な能力。この力こそ、ヴァンが奴隷商人から逃れ、その後に追放されるまで国境の危険地帯で生き抜いて来られた理由だった。
そして魔獣を討ったヴァンに対し、先陣を切って戦っていた少女――セラフィーナ・ニヴルヘイムだけは、唯一その力を認めて手を差し伸べる。
そんなセラフィーナに溺愛されながら心を通わせていく中、ヴァンは皇女である彼女が抱える苦悩と葛藤に直面する。
一方、ヴァンを追放した国は、危険地帯の魔獣を倒していた彼がいなくなった事で侵攻が激化。自業自得が原因で滅亡の危機に瀕しており、そのせいで周りから見放され始めた第一皇子も崖っぷち。
最後の策としてセラフィーナの国へ侵略戦争を仕掛けるが、追放したはずのヴァンが立ちはだかる。
戦争の最中、状況が厳しくなった第一皇子は“敵”として対峙しているヴァンに“戻る事を許してやる”と命令するが、当然従うはずもない。
ヴァンは魔眼の力で、かつての祖国を容易く蹂躙してしまう。
これは蒼銀の皇女に拾われたヴァンが、最強の魔眼で英雄へと成り上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 20:01:49
477306文字
会話率:44%
少女を追いかけて辿り着いた、奇妙な店。
夢に見る、異世界の情景。
見た事も無い物の名前がわかるなんて事、あるだろうか?
プロローグが示す謎。
その先に待つ、未来へ。
プロローグの主人公:零維世。彼は奇妙な店で1冊の本を読む。
その
瞬間から、異世界の主人公:クリアの中に入り込む。
見た事も無い世界の情景を、夢に見るクリア。
異世界は外の魔物が異様に強く、大きな壁で町を守りながら生活する過酷な世界だった。
町の外の魔物と渡り合うには、町の中に在るダンジョンで鍛えなければならない。
町を守る兵士や結界師をダンジョン案内人と呼ばれる者たちが育てていた。
クリアは何度も奇妙な夢を見ながら、ダンジョン案内人の一人前を目指す。
2人の運命は?
※主人公が最初からツェーしない物語ですが、2章では王になってます。
※カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:10:00
870618文字
会話率:43%
この世界は終焉を迎えた。
数百年前に大きな戦争が起こり、世界は荒廃した。
森は枯れ、海は干上がり、ほとんどの生物は死に絶えた。
しかし、生き残ったわずかな人間は資源を得る方法を編み出した。
大迷宮から資源を持ち帰るのだ。
*カ
クヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 18:11:29
6839文字
会話率:32%
二振りの双剣と大火力の炎魔法を操る魔剣士であるガレル・ディバイドは周辺国との戦争において多大な戦果を挙げたことで名実ともに最強の魔剣士として名を馳せた。しかし、戦争終結から月日が経ち、その圧倒的な力を恐れた周囲の人間から理不尽な理由で暗殺さ
れてしまう。
しかし首を落とされたはずのガレルは気が付くと、異世界の貴族の次男であるベルナード・ネルソンとして生まれ変わっていた。
最初は困惑するものの、徐々に自分の置かれた状況を理解するガレル。
ベルナードは虚弱体質な上に盲目であり、剣をまともに振れる肉体を持っていないこと、魔法を使うためのコストである空気中のマナが薄いため使用できる魔法の種類や時間が限られること、そしてこの世界は弱者に優しくないこと。
『役立たず』の烙印を押されたベルナードとして人並みに生きてくために、ガレルの戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 23:03:30
69997文字
会話率:33%
転生者の『アル』は、とある山奥で穏やかに暮らしていた。
最初は死にかけたが、友達になった精霊たちのおかげで、魔物たちも脅威に感じなくなっていたのだ。
そして、転生から15年経ったある日。
アルはこの世界で初めての人間に出会うと、衝撃の事実
を告げられた。
暮らしていた山が超危険地帯だったこと。
希少な水のおかげで強靭な体を得ていること。
友達の精霊は、実はとんでもない存在だったこと。
そうして、出会った少女の理想に胸を打たれ、アルは都へ行くことになる。
これが後に“英雄”と呼ばれるアルの、第二の人生が始まった瞬間であった──。
☆毎日20:10頃更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:20:00
48922文字
会話率:44%
剣や魔法、それぞれ何かの道を極めし者──英雄。
そんな英雄たちが住む里で育った少年『グラン』は、物心がついた時から数々の英雄たちと触れ合ってきたことで、彼らの技術、魔法、知恵など、その全てを習得していた。
しかし、この純粋無垢な少年グラン
、彼らが英雄と呼ばれていることを一切知らない……!
その上、英雄たちのことはちょっとお節介な家族、もしくは良い人ぐらいにしか思っておらず、自分がどれほどすごいかを自覚していない。
そんな常識外れのグランは「同年代の友達がほしい」と口にして、とある学院に通う事に。
そこは世界最高峰の学院と呼ばれることを知って焦るグランだが、やはり当然のように無双して……?
☆毎日12時・20時更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 21:02:30
166442文字
会話率:45%
古今東西のお話を元にして神様達が遊びで作った剣と魔法の世界に『活躍を期待しているよ』と言う言葉と『神のギフト』を貰って転生した北浜 正太。
しかし、蓋を開けると『活躍を期待している』にしてはそこそこ平和、『神のギフト』と言うにはそこそこ強い
力しか持っていない。
神に騙されたと思いながらも、『活躍を期待しているよ』と言う言葉の通りに英雄を目指して頑張っていたが、そこそこ強い程度の力では活躍なんて出来る筈も無く、どんどん力を付けて行く仲間達に嫌味を言われる日々だった。
そんなある日、とある事件で国を追われて長い逃亡の果てに辺境の街に辿り着く。
今の日課は、小物退治に新人教育、それにのんびり暮らす事!
そんな毎日を送っていると、気が付けば38歳のおっさんになっていた。
『今更英雄を目指すのなんて面倒臭い。このままのんびり暮らしたい』
そんな夢を想い描いている彼なのだけど、最近何やら世間が騒がしい。
運命はどうやら見逃してはくれないようです。
アルファ、カクヨムでも公開してます。
改題しました。
旧題『遅咲き転生者は、のんびり暮らす夢を見る。 ~運命はどうやら見逃してくれないようです~』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 12:19:14
790782文字
会話率:26%
「キラ、お前は追放だ。これでお前と『セイクリッドマローダー』は無関係だ」
戦士ジェフは、キラに言い放った。
竜戦士キラ・シドーはは聖都の最強クラン『セイクリッド・マローダー』の精鋭、凶悪な戦士ジェフ、悪役令嬢のイリア、陰気な女神官ヘ
ルメの三人と、新しく見つかったアルゴノートの迷宮でフロアボスを倒す。
キラはそこで何故か力を失い、追放されしかも下層に転移させられる。
迷宮からは駆け出しだけどメッチャ強い3人娘に助け出されて脱出する。
キラは力を失ったのではなくて、理由は不明だが、男から女、女から男に変身するようになったのだった。
最強の竜戦士から、全てを癒すけど最弱な超絶美少女巨乳聖女に変身したり、戻ったりして、それに振り回される日々を送る。
美少女たちに囲まれて、暴走したりしながら、すこしエッチな刺激的な毎日を過ごしていきます。
巨乳好きな変態ハーフエルフの騎士アナ。
自称マリーの第一夫人の巨乳ピンクツインテ魔法使いのサリー。
巨人の手を使う、戦闘狂の黒髪ロングの和風美少女モモさん。
3人の美少女とよく絡んでます。
しかもキラは異世界からの転生者。徐々に記憶を取り戻していきます。
※主人公、裸率高いです。結構お下品あります。
※話し始めると止まらない人間が多いので、ぐだぐだゆっくり話がすすんでいきます。
『最強最弱聖女』の改稿版です。かなり読みやすくなったはずです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 13:01:07
634767文字
会話率:41%
仮想世界の発展から早百年前、その中でも特に賑を見せる娯楽界隈、そのトップに君臨するケイオス・ドリーム社は新たな新作タイトルを世に産み落とした
"Fantasia・ Another・ World"
プレイヤーは女神の祝
福を受けた使徒として世に降り立ち、日に日に強大化する悪神の眷属、"魔物"の脅威に立ち向かう、そんなシナリオ
しかし、主人公はそんなプレイヤーとは真逆、人類の敵対者として、世界に降り立った
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 21:45:45
1418099文字
会話率:58%
ユフィ・アビシャスは辺鄙な村に暮らす、少しだけコミュ障で友達ゼロな女の子。
ユフィはとある出来事がきっかけで、回復魔法の使い手である『聖女』に憧れるようになる。
早速、山に引きこもって毎日のように回復魔法の練習に勤しむユフィだったが……。
「なんで私、攻撃魔法しか使えないの!?」
国ごと吹き飛ばせるクラスの攻撃魔法を修得するも、肝心の回復魔法はちょっとした切り傷を1時間かけてやっと治癒するという弱弱っぷり。
独学では限界があると、15歳になったユフィはイマジナリーフレンドの『シンユー』と共に、王都にある魔法学園への入学を決意する。
──ユフィは知らなかった。
この世界で攻撃魔法を使えるのは『男のみ』であることを。
女の身でありながらなぜか最強の攻撃魔法を使えるユフィが魔法学園へ入学した事で、人類と魔族が拮抗する世界のバランスが崩れ始める──という壮大なお話ではなく、ちょっぴり口下手で思い込み激しめな女の子が、『聖女様になって人気者になりたい……!!』という俗な動機で頑張るものの、色々空回りしているうちに伝説級のモンスターを消しとばしたり、学園に通う国の有力者の令息令嬢(美男美女)たちから無自覚に注目を集めたりするお話です。
恋愛はゆったりと進行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 21:10:00
247226文字
会話率:38%
剣と魔法の世界にやってきた男――レイには記憶が無かった。それどころか剣も魔法も使えず、チートも貰えなかった。しかしレイは自分に近接戦闘術、隠密潜入、暗殺術、追跡術、爆発物取扱等の対人戦闘術が備わっている事を知る。
その最強の対人戦闘術を
武器に、己の記憶を取り戻し自分が異世界にやってきた理由を探るため、連続殺人犯(シリアルキラー)やサイコパスといった怪物との戦いに挑んでゆくことになる。
最強な戦闘術という現代技術チートで怪物たちをねじ伏せていくうち、レイの周りには騎士や奴隷、エルフなどの一癖も二癖もあるヒロインたちが集まり――
一言あらすじ:異世界にやってきた最強主人公が現代技術チートで戦ってハーレム作る話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 22:01:26
200342文字
会話率:38%
「アルト・レイス。召喚魔術しか取り柄のない無能なお前は、我がギルドの職員としてふさわしくない――クビだ」
度重なるパワハラ会議の末、アルトは冒険者ギルドを追放された。
肩を落としながら自宅へ帰るとそこには、学生時代に競い合った三人の旧友
。冒険者学院を卒業して以来、一年ぶりの再会だ。
「アルト、お誕生日おめでとう!」
「えっ、冒険者ギルドをクビになった……?」
「それならぜひ、うちのパーティに入っていただけませんか!?」
有名冒険者になった旧友たちは、『最強の召喚士』を自分のパーティへ引き込むため、必死のアピール合戦を繰り広げる。
新たな居場所を見つけたアルトは、かつて夢見た『最強の冒険者』を目指し、輝かしい未来へ進んでいく。
一方その頃、不当にアルトを追放したギルド長は、アルトを目当てにギルドへ通っていた有力者たちの不興を買ってしまい……。
これは飼い殺し状態にあった最強の召喚士が、世界にその名を轟かせる物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 11:43:24
130087文字
会話率:46%
『その少年は少女を守る為に戦い、少女は自己満足の為に戦う。それが一つの終わりを告げた時、少女の物語は少年の為の戦いへと変わった』
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
魔物討伐だけを専門に請け負う冒険者を人々は討伐屋、通称〝イレイザー〟と呼んだ。
中でも最
強と吟われるイレイザー達のグループ【リンケージ】に命を救われた貴族令嬢の『クレア』はそれから一年後、リンケージに憧れ冒険者への道を歩み出していた。
しかし傲慢な性格が仇となり、仲間も作れず討伐依頼も受けられない現実に悩んでいたある日。クレアが幼少期に唯一仲良くしていた幼馴染みの少年『バルト』に偶然再会し、現在彼が冒険者だと知るなりクレアは半ば強引にバルトを自分の仲間に誘う。
一方でバルトにとってクレアは、自分が幼少期から片想いしていた幼馴染みだった。
そのクレアが冒険者を始めた事を噂で知り、彼女を守る為に街に戻って来たので断るつもりも無かったが。ちょっとした手違いで、幼少期にクレアから遊び半分でかけられた〝契約魔法〟が発動してしまう。
そのせいでバルトは仲間というよりは〝奴隷〟という立場でクレアに使われる事になってしまった。
しかし当のクレア本人は知らなかった。
バルトはかつて『リンケージ』のリーダーをしており、一年前にクレアがリンケージに助けられたのはバルトの指示だったという事を。
だがクレアはバルトの強さを〝自分と〝契約〟している事によるブースト効果だ〟と勘違いしていた。
苦悩の日々から一変して強い奴隷を手に入れたクレアは、一気に冒険者の階級を上げる為の快進撃を始めるのだが──────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 08:00:00
34202文字
会話率:22%
『ルウラ』の冒険者ギルドは、西方大陸でもっとも賑わっているギルドだ。
そんな大人気ギルドの従業員達は頻繁に出入りする冒険者と依頼者の対応に追われ、日々忙しく働いている。
そんなルウラ冒険者ギルドの従業員の一人に、常連の者なら誰もが知る青年が
いた。
彼は中央大陸の冒険者ギルド本店からルウラに派遣されてきて二年。引っ込み思案な性格で、受付に立つわけでも冒険者の応対をするわけでもない。
唯一の仕事は何日も売れ残っている依頼の打ち切りを判断して、掲示板から剥がしていくだけ。
他の従業員からは『役立たず』『給料泥棒』と陰口を叩かれ、一部の冒険者達からは『ゴミ箱』などというあだ名まで付けられている────。
しかし彼の実体は、誰も引き受けなかった依頼を裏で解決していく事を目的に、ギルド本部が試験的に作った【ソティラス】のメンバーだった。
これは、数多あるファンタジー物語の中で冒険者に請け負われなかった依頼はどうなるのか? にスポットを当てた、とある冒険者ギルドの従業員について書かれた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 07:12:22
225186文字
会話率:25%
俺、斎賀 建登はロボット&特撮オタの廃人ゲーマー。
ご多分にもれず、剣と魔法の異世界へ転生を果たし勇者を名乗る少年と出会う。
「僕を弟子にして下さい!」
「しょうがないなぁ!」
よっしゃ男の娘勇者好きに育ててリビルドしたろ!
え、俺の格
好? サイバーパンク上等なパワードスーツガチ装備で中世エンジョイして何の問題ですか?
廃人時代に培った知識と経験でたまに勇者育てながら目指せ神殺し。
ゲインの勇者育成ひん曲がり王道アンチファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 17:08:24
534240文字
会話率:64%
ヘッドギア没入型VRMMO『WEAPON BLAZE ONLINE』を楽しんでいた生産職廃人、田中龍一は女神の手違いにより落雷をくらい、脳が焼き切れて即死してしまう。
平謝りを続ける女神に対し、詰め寄って問い詰めたところお詫びにアバター
の全てのデータと女神の権限で好きなだけ異能をくれる事に。
気を良くした龍一はありったけの異能を習得。しかし本人のあずかり知らぬ所で選んだ異能が特殊な条件を達成、神憑《かみがか》りという1つのスキルへ変貌を遂げ、性別までも女性へと変わってしまった。
精霊、悪魔、天使、神すらも作成したものに無意識的に宿してしまう神憑りのスキルと訪れる客達に翻弄されるレイスの武具工房の主人、レイスの明日はどっちだ?
スーパーポジティブ主人レイスに、ライバル心むき出しでゲリラ来店を仕掛ける鍛冶師志望女の子をバイトに加え、今日も作成した喋る特別な武具を必要としたあなたに。
タイトルの頭に★が付くのは3人称となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 08:21:32
121598文字
会話率:67%
15歳になったある日ジョン・ウィッチは自分が『日本』から転生してきた38歳の社会人男性であった事を思い出す。この世界はステータスがあり、剣と魔法の世界である事を再認識した彼は、その体に備わるスキルで次々に成り上がっていく!!────────
─とはいかずになんだか彼はこの世界に辟易としているようだった。幼馴染に裏切られても然程ダメージのないジョンはひょんな事からエルフの子供との生活を始める。そんな彼は異世界での時にゆるく、時に真面目に『安寧スキル』によって平穏を求める。これはそんな彼とひとりのハーフエルフのダークラブコメファンタジーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 00:00:00
401421文字
会話率:53%
大学生活2年が終わり、長い春休みを満喫していた『神代 司』は、いつものように有り余る時間をパソコンで潰していた。眠くなったので昼寝をしてしまったのだが、目が覚めるとそこは見知らぬ空間で目の前には神様と名乗る光の球体が…。無駄にテンションの高
い神様にどうやら連れてこられたようだが、なぜかペットのインコ2匹も一緒にそこにいて、共に異世界に行くことに…。
その世界の名は…リベルアーク。剣と魔法が存在する非現実的な世界。
元々異世界に行きたい願望のあった司は、神様の力で知能を得たインコと共に見知らぬ地へと旅立ち、地球への帰還方法を模索する。
その最中出会う仲間と多くの人々、そして立ち塞がる問題。まだまだ大人としては未熟、だが子供以上ではある司は、その者達にどう向き合い、困難にどんな決断を下すのか…。
そんな司の成長のお話。
※基本的に主人公主観で話は進んでいきます。
※話のテンポは悪いです。
※暇潰し程度に読むことを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 03:07:41
2878733文字
会話率:39%
「…ここは…どこだ?」
突然見知らぬ土地に投げ出された男子高校生、尾野通(おのとおる)。情報も持ち物も全くない状況で宛てもなく彷徨っていると、急に現れたモンスターに襲われてしまう。
しかし偶然通り掛かった旅人に助けられ、窮地を脱した主
人公は旅人と街まで同行することに。
見覚えのある食べ物や、何処かで聞いたことのある歴史など、自分の知っている世界と何かしらのつながりがあることは間違いないが…
そこは通(とおる)がいた現代とは似ても似つかない、色術(しきじゅつ)という魔術によって別方向への進化を遂げた日本の、世界の姿だった。
剣と魔法と冒険と、憧れのファンタジックな街の様相に胸躍らせるツウは、|冒険者《リバー》として、この世界で生きていくことを決意する。
しかし、決して平和とはいえない未知の世界で様々な出来事に遭遇するツウが、見て、感じて、行動して…その先にあるものとは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 21:09:43
58479文字
会話率:28%
迷宮で配信活動をするMeiQuber支援の事務所に所属していたマネージャーの茅野は、社長から突然にクビを宣告されてしまう。その理由が、枕営業を断ったからだった。担当していた三人のうち二人にも裏切られてしまい、絶望的な状況の茅野。それでも、一
人……澪奈(れいな)だけは茅野を信頼し、一緒についてきてくれることになった。事務所を辞めた二人だったが、茅野は澪奈のマネージャーとして、全力で支援していくことになる。その結果運も重なり、澪奈はどんどん人気者になっていくのだが、なぜかマネージャーの茅野までもバズってしまう!? そして、人気になっていく二人とは対照的に所属していた事務所の悪事も明かされていき――。
※スカッとするざまぁ要素重視の作品になっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 07:10:00
199292文字
会話率:29%
年の離れた可愛い妹のためならなんでもする。それが信条の迅は、迷宮攻略の配信を行う妹のカメラマンとして同行していた。いざ配信開始したところで、二人はワープの罠にかかってしまい、Sランクモンスターが出現する95階層へと転移してしまう。視聴者の誰
もが二人の死を覚悟したその時、迅は妹を守るために黒竜相手に本気をだすことになる。誰も討伐できていなかった黒竜相手に一人で無双するその姿はすぐさまネットで拡散され、迅はバズりにバズっていき……様々な有名配信者とコラボを行い、迅はさらに有名になっていく。※カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 07:10:00
391599文字
会話率:37%
最強の勇者が魔王に敗れて十年。
人々は『戦士』と『魔導士』、二種類の役職に分かれてそれぞれ協力しながら魔物と戦い、街を守っていた。
そんな中、独りで圧倒的な戦果を挙げる特級戦士、ヴィルハルト。『凶戦士』と恐れられる彼は、本来立ち入り禁止の場
所で記憶の無い少女、エレインを見つける。様々な事情から彼女を保護することにしたヴィルハルトだが、思いの外エレインに懐かれ、騒がしい日々が始まる。
更に、彼を追いかけてきた同郷の幼馴染の男女、アリナとロイドに再会し、独りで魔物を狩り続けていた彼の生活は変化を余儀なくされる。
しかしそれは、自身を『半分魔物の人間』に改造した魔王への復讐に塗りつぶされていた彼に、生来の優しさを少しずつ取り戻させていく。
これは、半人半魔の最強戦士と記憶喪失の天才魔法少女が、災厄を討ち世界に光をもたらすまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 21:16:43
321316文字
会話率:52%