二十歳の誕生日に失恋した恵里萌香(えり もえか)は、その翌日車の事故にあい、気がつくとエムーアの田舎町で「一条絵梨花(十八歳)」として扱われていた。
絵梨花は婚約破棄のショックで引きこもっていたが、やっと外に出られるようになった矢先に事故に
あったのだと。
しかし姿も記憶も萌香のまま、この世界の記憶は一切ない。
天空都市ラピュータに、水路がメインの見たこともない街並み。
宙に浮くバイクや天に上る汽車。
なぜか自動翻訳される言葉と、見たこともないのに読める文字。
萌香と絵梨花はなぜ同じ姿なのか。
――しかもイチジョー・エリカはこの世界では「聖女」らしく?
これは秋原かざやさん主催の、第一回かざやん☆かきだしコンテスト!(通称「かざコン」。参加時のタイトル「天空都市でメイドに就職して頑張ります!」)参加作品です。
かざコン出品時は、数話分をギュッと圧縮していましたが、連載版ではもとに戻しています。
少し不思議系恋愛譚。ゆるっとお楽しみください。
中学時代の萌香が出ているお話、「スポットライト~魔法にかかった舞台~」もよろしくお願いします。
連載前の予告マンガ↓
https://aiuchimituki.web.fc2.com/tenkuu.html
(執筆前に作っているため、内容が多少異なる場合があります)
カクヨムにも掲載。
2020.01.28 ナンバリングを変更折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 23:46:34
514442文字
会話率:34%
突如、コンビニの帰りに異世界に召喚されてしまった学生「栗花落遥希」
知識も技術もオマケに異世界転生特有のつよつよチートスキルも無し!
全てを持ちえないThe.凡人が手に入れた たった一つの能力はズバリ、痛みと記憶が伴う『死に戻り』
右も左も
文字も常識も何も知らない新たな世界で一体彼は何を掴み取るのか
※血や死体が出る予定ではありますがそんなグロいことにはならないと思います。拙い文章ですが何卒よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 19:29:05
927文字
会話率:5%
「思ったことをすぐに口に出すため、一度も友達ができたことがない男」足立拳を主人公に、彼が出会う人々とのエピソードを描く。足立は、人と話すのが好きで、一人でいる人に気軽に話しかけるが、なぜか相手の「嫌なところ」や「痛い部分」をズバリと指摘して
しまう不思議な力を持っている。フードコートや公園で一人で過ごす彼の話し相手は、無意識のうちに足立によって心の奥底に隠してきたコンプレックスや自己不安を突きつけられ、動揺する。しかし、足立との会話によって相手は一瞬の戸惑いや痛みを感じつつも、次第に自分の内面と向き合い、変わっていく姿が描かれる。この短編集は、足立という奇妙なキャラクターを通して、人間の弱さや不完全さ、そして自己理解の重要さを浮き彫りにする。足立が指摘する「嫌なところ」は、実は誰もが心の奥に抱えているものであり、読む者にも少なからず共感と考えさせられる余韻を残す。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-24 15:18:27
3553文字
会話率:44%
【 教育 × ファンタジー 】
マモノの世界でも学校の先生は忙しい!?
教師目線で紡がれる学校の舞台裏。
勇者に討伐されるモンスターなんて、マモノの世界からはみ出した、ほんの一部に過ぎないのです。
マモノの世界も人間世界と、大差あり
ません。
年度切り替わりの時期、卒業式の準備、クラス替え、営繕など、生徒がいなくても教師はバリバリ働いているんです。
数あるマモノ学校の一つに勤めている中間管理教師(主幹教諭)「ブル」の日常を描いた作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 12:36:38
4618文字
会話率:69%
女子高校生である帯山莉渚(おびやま りお)は、朝起きると世界が一変していた。
人間の言葉が理解不能な音に聞こえるようになってしまった。
家を飛び出し、途方に暮れる彼女の前にペットである犬のジョンが姿を現す。
「少し元気が出たようで良かった。
莉渚の悲しい顔を見るとワタシも悲しくなる」
突然、莉渚の耳に謎のバリトンボイスが聞こえた。その声の主はなんと犬であるジョンだった。
彼女は何故か動物と話せるようになっていた。
莉渚はジョンを相棒にし、自分がこうなった原因を探すことにした。
その先で彼女に待ち受けるものとはーー?
相棒である犬と共に謎を追う少し不思議な物語の幕が上がる。
*前作よりもちょっと長めの連載になります。毎日更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 07:23:49
58170文字
会話率:47%
縛りプレイでゲームをクリアする配信者、縛道シバリは、VRMMO「ヴァルハラ・コレクト」で偉業を達成したその日のうちに、異世界に召喚されてしまう。その異世界では、ゲームの要素がそのまま使用できるという利点があるものの、シバリ自身が己に課した縛
りもそのまま適用されてしまっていた。
果たしてシバリは、召喚者である神々の目的を、縛りアリで達成することができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 00:04:11
68883文字
会話率:57%
わたしは、あるマシンの実験台になった。
わたしは、肌を焼かれた。
でも、特にけがはなかった。
そして、博士に色々と振り回された。
これは、わたしのとある一日である。
最終更新:2024-11-22 21:00:00
4355文字
会話率:61%
世界が光を失い、果てしない夜が続いて久しい。
かつて日々を照らしていた太陽は、「日没」という名の現象と共に空から消え去り、世界は闇に支配された。その日以来、人々は不安に苛まれ、闇の中で蠢く未知の恐怖に怯えて暮らしている。
ルカ――静
かな村で平穏に暮らしていた彼の人生も、その日を境に一変した。
燃え上がる炎、響き渡る悲鳴、そして、闇の中から現れた化け物たち――『マーテル』と呼ばれる存在が、彼の家族も仲間も、すべてを飲み込んでいった。守るべきものを守れなかった悔恨は、彼の心に深い傷を残し、やがてその傷は憎しみへと姿を変えた。
「俺は……この村で起きた悲劇に決着をつける。それが俺の使命……『エイシェントブレード』の守り人としての最後の使命だ」
故郷の跡地に残された唯一の希望、古代の武具『エイシェントブレード』を手に取り、ルカは旅立ちを決意した。その柄を握りしめると、刃が静かに光を放ち、辺りを温かな輝きで包む。それは、闇を払う力を宿した武器――村に古くから伝わる秘宝だった。かつて、若者がその守り人として使命を担い、他者の手に渡らぬよう管理していたと言われるが、ルカがその習わしの本当の意味を知ることはなかった。
今となっては、その刃がなぜ光り輝くのか、あるいは闇を払うことができるのかなどどうでもよかった。ルカにとって、それは復讐のための道具に過ぎなかったのだから。
火を持って国を興した火の国――アルシオン。
その中心にそびえる大火塔は、国全体を覆うように照らし続けている。その炎は魔力によるバリアで守られ、熱を放つことなく静かに燃え、国を闇から守る砦となっている。
かつてアルシオンは、外界の国々から一目を置かれる栄光の王国だった。しかし、「日没」によって世界が闇に堕ちた今では、外界との連絡手段も絶たれ、この世界で唯一、人々が暮らせる場所となっていた。
そのアルシオンが、新たな使命を掲げて設立したのが、冒険者ギルド『夜の旅』。
未知の闇の世界を探索し、脅威を排除し、新たな希望を探るべく、国中から冒険者が集められた。ルカもまた、その一人として名を連ねた――復讐のために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:31:31
3577文字
会話率:45%
フードデリバリーをしていたオレは、仕事中の事故で死んでしまい、異世界に転生する。
だが転生した後も日雇いの仕事に精を出すだけのその日暮らしは変わらなかった。
元の世界より悪いことに、そこは神人や貴人といった上級国民が好き勝手に振舞う階級
社会だ。
ある日、偶然巻き込まれた揉め事の中で、オレは貴人たちから手酷い暴行を受けてしまう。
意識を失ったオレを宿まで運んでくれたのは、オレよりも遅れてこの世界に転生してきた、元の世界にいた頃の愛車(ママチャリ)であるシルバーチャリオッツ号だった。
そのフォルムは微妙に変わっていただけだったが、シルバーチャリオッツ号は自我と意識を獲得しており、会話し意思の疎通ができる(でもちょっとウザい)オレの相棒となる。
そして転生することで獲得したスキルから、シルバーチャリオッツ号はチートな能力を手に入れていた。
転生前の自炊生活から得たオレの調理の知識と、シルバーチャリオッツ号のチート能力を駆使して、オレたちは料理を配達して様々な人たちの抱える問題を解決していく。
最強ママチャリとオレの異世界活躍譚。
あれ、もしかしてオレってオマケ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 15:12:48
264626文字
会話率:33%
「ズバリ孤独とは、満たされないことだヨ……。」
すべての人間の|物語《タビジ》には、必ずと言っていいほど孤独が付いて回ってくる。それを哀れに思った旅人であり、今は商いをやっている少女カルアは、同じように孤独を抱える主人公たちに手を差し伸べる
。それは救いか? それとも破滅か? 黒光りした銃身が狙いを定め、|終点《ピリオド》がうたれるとき、あなたは予想外の結末を目撃する! 謎の商品、孤道具が引き起こす不思議で怖くて、ときには涙する? 一話完結型の伝奇ホラー、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 09:13:18
105530文字
会話率:44%
時間がその進みを緩め、ついに明日が来なくなってしまった日。人形のように美しい少女・トバリと出会った僕は、彼女に導かれるままに世界最後の夜へと歩き出す。
※カクヨムでも公開しています
最終更新:2024-11-16 19:44:22
18549文字
会話率:35%
ここは人々が住む大大陸から海を越えた。遥か北方の地
あるものはここを魂の墓場と呼び、あるものはここを命の棺桶という
その名はバリアンツ
今から約200年程度前にとある探乗家によって見つけられた
巨大な駅の集合体によってできた、島、そして
その地下深くを指す
人間を狂わせ、その身を真実のためにささげるものの為の、大きな鳥かごである
そんなバリアンツで、主人公ジャーニーは世界の真実を、謎を解き明かそうとする、しかしその道のりは恐ろしく、長く、地獄のようなものだった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:19:39
4215文字
会話率:67%
シルキニス王国、副都メルカリア。下町で私塾を開く十八歳の少女イスカは、子供たちに囲まれながら充実した日々を送っているが、まだ一度も町の外へ出た事は無かった。それでも可愛い生徒たちや親切な隣人、そして亡き祖母の形見である愛鳥ジンロと共に過ご
す生活に不満などなく、ただ平穏に日々は過ぎていく。
しかしイスカの幼馴染であり想い人でもある聖騎士、ローレンスが二年ぶりに帰郷した日、イスカの運命は大きく動き出す事になる。
※この作品には人肉食(カニバリズム)描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※一章完成毎にアップしますので、更新はかなり不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 18:00:00
971689文字
会話率:46%
「どんな依頼でも承ります──」
人に近い姿で生きる実験体被害者。
魚と融合してしまった主人公は、失踪した姉を探しながらも、“なんでもデリバリー”の仕事をこなす日々を送っていた。
そんな彼のもとに、ある日、警察に追われているという謎の少女が
逃げ込んでくる。「妹を探してほしい」という彼女の依頼に応えるうちに、ふたりは都市の影に潜む“人体実験”の闇へと引き込まれていく。
次々と増える依頼、不思議な仲間たち、待ち受けるのは、生き別れの姉との再会か、それとも恐怖か――。
人間の姿を保てるのは、いったいあとどれくらいなのか。
依頼に隠された真実を追い、彼は人として、魚として、答えを見つけられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 17:00:00
20510文字
会話率:27%
フードデリバリーをテーマにしたオムニバス形式の短編集です。
皆さんが一度は利用したことがあるかもしれないフードデリバリー。その職業にスポットを当てつつ、各話ごとに裏テーマを添えて一つの物語にしました。基本短いお話なので、肩ひじ張らずご気軽に
読んでみてください。
裏テーマにつきましては、活動報告にて詳細を記載いたします。
それではご利用ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 16:32:50
20471文字
会話率:44%
銀髪に赤い瞳のハーフエルフ、ルーナは傭兵団団長の娘として育った。父親バリーが全てだったルーナはバリーに認められたい一心で傭兵として残虐な殺しを手伝っていた。ある日バリーが片足を失った事をきっかけに傭兵団を追い出され、ルーナも彼についていく
。だが、バリーは街で堕落していく一方。そんな時、街に敵国が攻めてきてバリーを目の前で殺されてしまう。絶望に打ちひしがれながら逃げた先でルーナは、ボロボロの鎧をまとった人間の少年リオに出会う。驚くべき事に、リオは、自分が王子だと言う。ルーナは、綺麗な金髪に端正な顔立ちのリオが本物の王子なのではないかと直感した。そして、互いがひとりぼっちである事を知ったルーナとリオは兄妹の契りを交わした。
ルーナが、これまでの人生とリオへの気持ちに葛藤しながらも自分の道を決めて行く物語です。
カクヨム様・アルファポリス様・ノベリズム様にも投稿中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 18:22:42
330990文字
会話率:48%
大正時代、特高をしているある男は自分を気にかけてくれたお嬢さんに入れ込み、共に暮らし始める。
彼女は無理難題をいつも要求してくるが、その真意とは。
人外ヤンデレ×被害者女性
#共通プロットの秋2024に参加させていただきました
最終更新:2024-11-08 21:42:35
4658文字
会話率:19%
傾国とも呼ばれるほどの容姿を持つ女性オルドレット。その容姿のせいで他者から害を与えられることが後を絶たなかった。その全てに対して残虐な報復をし、自身も他者から距離を取って暮らしていた。しかしある夜、美しい男の吸血鬼が人間を喰らっている光景に
出くわしてしまう。その吸血鬼に一目惚れをした夜から、人外と人間のお互いを手に入れるための駆け引きが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 23:32:25
218238文字
会話率:33%
ナンガース王国第三王女サブリナとバルバリウス辺境伯家嫡男エドマンドとの婚約が決まった。王家と北方の守りを担う辺境伯家との結ぶつきを強固にするために、必須と思われていた婚約だった。が、サブリナはエドマンドと会ったことがなかったのだ。不安に思っ
たサブリナは、最近王都では個人間のコミュニケーションツールとして用いられている魔道具『伝話』をエドマンドにかけた。ところが地方では貴族でも伝話は一家に一台が普通だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 07:42:35
5294文字
会話率:49%
つれづれなるままに思いを載せただけの短文です
フィクションです
最終更新:2024-11-06 13:27:46
1158文字
会話率:40%
ある出来事で、婚約者への信頼が失墜してしまった。
でも商人の娘だから、元を取って見せるわ。
そう言って始めた実験の行く先は………
その2は、不毛な話の別バリエーションです。
前作よりは、恋愛ちょっとあります。
最終更新:2024-11-04 17:52:05
19353文字
会話率:26%
不遇な目にあっていると思われるアデルだが、実は楽しんでいるのだった。それは頼もしいお婆ちゃんと言う味方がいるからで。
パワフルなお婆様の半世紀みたいな感じ。
勿論、バリバリ元気です。
最終更新:2024-01-12 16:10:17
18596文字
会話率:30%