中学二年生の高山千尋は一学期の中間テストを前に社会科の課題に頭を悩ませていた。
部屋の窓から景色を眺め、深い溜め息をついていると、お隣の家のブロック塀を歩いていた一匹の三毛猫と目が合う。
どこの家の猫だろうかと見ていると、三毛猫は屋根を伝っ
て千尋の部屋のベランダへと渡ってくる。
とても人懐っこい三毛猫はその日以来、頻繁に千尋の部屋に遊びに来るようになった。
ナァーちゃんと勝手に名付けて可愛がっていたある日、猫には新しい首輪が付けられ、そこには小さく折り畳んだメモ用紙が括りつけられているのに気付く。猫の飼い主からの手紙だ。それ以降、顔も知らない飼い主との猫を介した手紙のやり取りが始まる。
少しずつ猫の飼い主のことが気になり始める千尋。でも、ふとしたことがキッカケで、自分が手紙をやり取りしていたのが同級生の島田海斗だと知ってしまう。しかも、海斗は親友の有希が長年片思いし続けている相手でもある。
親友の恋を応援してあげたいのに、自分も同じ相手のことが気になり始めていて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:10:00
71643文字
会話率:39%
腐男子ならば、一度は行きたい全寮制の男子校。
その夢を叶えた腐男子高校生、福田 隆くんの身の回りで起こる些細な出来事(?)を彼視点(たまに別視点)でお送りいたします。(何番煎じか分かりませんが、どうぞお手柔らかにお願いします!)
なお、こ
の作品は同タイトルで「FC2小説」にも掲載していますが、五年以上経っても未だ完結しておりません(泣)
こちらには加筆修正版として掲載いたしますので、内容が若干変わっていることをご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:05:56
27111文字
会話率:42%
キュンキュンドキドキ学園ファンタジー百合ハーレムラブコメ。
“ヒーロー跡目”の宿命を背負った少女一文字勇希が、隣の席の美少女蘭鳳院麗奈の上から目線のおちょくりちょっかい悪戯になんとか見返し“わからせ”てやろうと奮闘するが……
普通の15
歳の女子高生であった一文字勇希は、兄の死によって、一族の宿命であるヒーロー跡目候補に指名される。
ヒーロー跡目とは、一文字の一族に大昔から代々受け継がれてきた、世界を守り、救い、戦うという宿命を果たす者のことである。
大昔からの決まりで、ヒーロー跡目は “男” でなければならなかった。女子も、ヒーロー跡目になることができたが、18歳までに、“誰もが認める男のヒーロー” にならなければいけないのである。
このヒーロー跡目の宿命を断ったり、逃げたり、失敗したりしたら、大きな呪いがかけられて、破滅するのである。
否応なく、一文字勇希は、宿命を背負うこととなった。
女子である一文字勇希は、転校し、男装して、男子高校生としての、学園生活を始めるのである。
周囲に女子だとバレたら、それで終わり。なんとしても、男として、男のヒーローとして認められなければならない。
男装女子一文字勇希は、ひたすら女子バレを怖れるが、クラスの女子からは、「乙女男子」「美少女なボーイッシュ」としてまとわりつかれ、オモチャにされてしまう。
真の男のヒーローになることを目指す勇希は、必死に男になるための修行をする。
勇希の考えた男になるための修行とは、少年ヒーロー漫画を読み耽り、マンガヒーローの如く振る舞うと言うものである。
平和な学園のクラスでヒーローたらんとする一文字勇希は、トンチンカンな混乱を巻き起こしていく。
隣の席の美少女蘭鳳院麗奈からは、何かと上から目線のおちょくり悪戯にあう。
蘭鳳院を始めとするクラスの女子たちを、なんとしても、見返し“わからせ”てやらねばならない。ヒーローと認めさせてやらねばならない。
一文字勇希の孤高の戦いが始まるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:01:17
522041文字
会話率:21%
オカルト研究同好会の夏休み
屍村で起きる水にまつわる恐怖の連続
その真相とは……!?
最終更新:2025-07-23 12:00:00
1303文字
会話率:79%
アパートで一人暮らしを始めて二年目の男子高校生、光瀬怜(みつせれい)。
新学期を数日後に控えたある日、隣に同年代の少女、渡良瀬桜彩(わたらせさや)が引っ越してきた。
数日後、怜と同じクラスに転入してきた桜彩は早々にクールな美少女として
注目を集めたのだが、私生活では初めての一人暮らしに戸惑うことも多かった。
人を寄せ付けない雰囲気で他人を頼ることを良しとしない桜彩だったが、いくつかの偶然が重なり怜は桜彩の一人暮らしを助けていく。
出会った当初は他人との関わりを極力拒んできた桜彩だったが、怜の優しさに徐々に心を開いていき、二人の関係は隣人から徐々に変わっていくことになる。
「まあ、私があの人と関わることなんてないか」
最初はそう思っていたのに
「いえ、ですが光瀬さんにそのようなことをしていただく理由はありません」
それでも手を差し伸べてくれて
「美味しいです、本当に……」
料理が出来ない私にご飯を作ってくれて
「た、た、助けて、助けて、助けて下さいっ!!」
夜中に助けを求めても、嫌な顔一つしないで駆けつけてくれて
「出会ってからさんざん迷惑を掛けているこんな私ですが、友人になってくれますか?」
何も出来ない私と友達になってくれて
「私のこと、可愛いって……。え、えへへ、えへへへ」
私のことを可愛いって言ってくれて
「もしも私が困った時は隣で私を支えて下さい。もしも怜さんが辛い時は私も怜さんを支えるので、私にも頼って下さい」
少し弱いところも見せてくれるようになって
「そ、その……怜さんも……凄く素敵だと思いますよ……」
そんな怜のことが素敵に思えて
「あの……その、ね……。怜、今までさんざん甘えてきたけど、もっとわがまま言っていいかな?」
もう遠慮なんてしたくなくなって
そして――
「怜、今日の献立は何にするの?」
「そうだな。桜彩は何が食べたい?」
学校帰りに一緒にスーパーへと寄って献立を決める。
桜の咲く季節、二人に訪れた新しい幸せ。
そして二人はお互いを徐々に意識していく。
(俺と桜彩の関係ってなんだろう)
(私と怜の関係ってなんだろう)
今はまだ分からないこの気持ち。
でも……多分……この気持ちの名前はきっと……
これは世話焼き男子とクール女子が無自覚に繰り広げる甘い半同棲生活の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
1438416文字
会話率:45%
「お弁当の作り方を教えて下さい」
ある春の日、家庭科部に所属する高校二年生男子、光井蓮は部活の後輩である渡利桜季からそう頼まれた。
聞くところによると、母が入院してしまった為に妹の遠足のお弁当を作らなければならないらしい。
お弁当を作
りながら、少しばかり相手のことを意識していく。
そんな小さな恋の始まり。
女子視点(ヒロイン視点)も公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 07:00:00
2491文字
会話率:44%
ある日、異世界からサキュバスがやって来た。
彼女の名前はナイン・パロルート。どうやらこの世界には修行が目的がやって来たらしい。
そんなナインと同居することになった高校生の黒金光太は彼女の持つ魔法の杖が引き起こす騒動に巻き込まれること
になってしまう。
これはナインが、典型的なサキュバスになるための物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
938413文字
会話率:57%
地球から遠く離れたメルバド星。そこに住む知的生命体メルバド星人が地球侵略を行った。
当時の地球には宇宙人に対抗できるほどの力は存在せず、誰もが地球はメルバド星人の植民地になるのだと諦めかけていた。
しかし、宇宙から現れた謎の戦士
アクトナイトが地球を守ろうとメルバド星人と戦い、この星を守り抜いた。
それから100年後の現在。地球人達はアクトナイトとメルバド星人の戦いのことなど忘れて暮らしていた。当然、今の地球にメルバド星人に対抗する手段はない。
日本の世須賀市にあるアクトナイト記念公園が唯一過去の戦いを思い出させる場所だが、そこには幽霊が出るという噂があり誰も近寄らなかった。
ある日の夜、幽霊の真実を確かめようとその記念公園に五人の少年少女が訪れた。
大月信太郎、火野将矢、清水奏芽、鈴木啓太、金石千夏の五人はその公園でアクトナイトを名乗る人物の謎の声を聞くこととなる。
信太郎がアクトナイトの話を聞いている最中、街の方から大きな爆発音が鳴り響いた。
メルバド星人が仕掛けてきた。その言葉を聞いた信太郎は思わず走り出した。宇宙人が攻めてきたというその場所へ。
信太郎はメルバド星人の繰り出した怪人と遭遇する。そして警察の弾丸も効かない怪人を前に、信太郎は戦うことを決意する。
アクトベイト!そう叫んだ信太郎は瞬く間に100年前の謎の戦士、アクトナイトへと変身した。
そしてここから、地球を守る為の戦いが始まるのだった。
「俺の正義で切り開く!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 22:00:00
542306文字
会話率:55%
明瀬陽華(あきせはるか)。
容姿端麗、成績優秀、運動もそこそこ、性格明るくてコミュ力も抜群。ギャルっぽい雰囲気ながら教師の信頼も厚く、学級委員長も務めるクラスカーストの頂点に立つ美少女。
柳田辰巳(やなぎだたつみ)。
容姿普通、成績
普通、運動はまあまあ、性格暗めでコミュ力はあんまり。同年代と比較して大柄な体格と、鋭い目つきぐらいしか特徴のない、少し無気力な普通の男子高校生。
そんな正反対の2人はただのクラスメイトで、接点などない──はずだった。
ある日の放課後、校舎裏で同級生に囲まれる彼女を見つけてしまった辰巳は、思わずその場に介入してしまう。
完璧美少女が抱える”秘密”を知ってしまった辰巳だったが、それでも立場の違いすぎる自分と彼女の関係は、そこで終わるものだと思っていた。
しかしそんな辰巳の想いとは裏腹に──週明け、学校ではある噂が広まっていた。
──「明瀬陽華と柳田辰巳が付き合っている」。
登校してきた陽華に詰め寄るクラスメイトたち。辰巳含むクラスメイトたちが固唾を飲んで見守る中で、彼女は悪戯っぽく笑って……。
「……秘密、ってことで♪」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
86561文字
会話率:42%
交通事故で命を落とした高校生・雄大。
次に目を覚ましたのは、サキュバスしか存在しない異世界の学園だった。
女神曰く、「この世界は精気が不足し、サキュバスたちが暴走寸前」とのこと。
そして俺は“精気濃度が異常に高い”特異体質。
サキュバスの
危機を救うべく唯一の男として、サキュバス学園に送り込まれてしまった。
だが、転生した俺はなぜかED状態!?
唯一の突破口は、「真実の愛」によって“封印された精気”を解放すること。
可愛いけどヤバいサキュバスたちに囲まれながら、恋と精気と世界の運命を背負う学園生活が今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:56:09
15854文字
会話率:37%
退屈なスクールライフを送っている卑屈でモテない高校生、陸海空(むつみそら)!だがある日、彼の日常は非日常へと一変する!苦笑必至のドタバタコメディーのはじまりはじまりィ~!!多分面白いっすよ(小声)
最終更新:2025-07-23 11:37:38
17545文字
会話率:47%
この春から高校へ進学する夕也には大切な幼馴染が4人いる。
何をやらせても完璧にこなしてしまうチート気味な女の子、亜美。
なんとなく守ってあげたくなるような可愛らしい女の子、希望。
頼れる姉御肌で、色んなことを相談できる頼りになる女の子、奈々
美。
しょうもないことでバカ騒ぎしたり、部活や恋でライバルとして切磋琢磨できる親友の男の子、宏太。
小さなころからいつも一緒に育ってきた5人の幼馴染。
どんなことをするにも5人
恋、部活、勉強、それぞれの想いを胸に秘めて
高校生活の幕が開く。
この物語は少しずつ変わっていく5人の幼馴染の青春時代を描く学園恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:30:00
6038742文字
会話率:63%
はじめに本作品には非常に過激な性描写が多く出てきます。
その後に非常な残酷な描写も出てきますから、それらが苦手な方にはお勧めできません。
本作メイン主人公の橘瑠璃(たちばなるり)はバブル崩壊後に就職活動をしますが、入社試験を受けるが悉く不採
用を告げられます。
それで、父からに指令で(就職できなければ田舎に帰って嫁に行ってもらうぞ!)しぶしぶ田舎に帰り、そこで会う素敵な叔父さんが経営する会社にコネで入社することが出来ました。
1か月遅れの入社で配属されたのは叔父さんの目が届く秘書課ですが、次第にコネ入手が社員にバレてしまい社内で壮絶ないじめに遇います。
それでおよそ1年休暇し、休暇明けの初出社日に行われた会社の健康診断から、徐々におかしな方に話が進みます。
1か月後の健康診断の結果が送られてきますが、そこから大きく瑠璃の環境が大きく変わっていきます。
そして、神になりますが、服装は小学校5年生当時に着用していたスクール水着だけです。
興味を持たれた読者さんは本編をお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:20:00
1330892文字
会話率:4%
「写真部を残したければ、七不思議を全部“激写”してみせろ!」
顧問の無茶ぶりから始まった、高2の春。
気が付けば僕は、“春のサンタ”を追う先輩に巻き込まれていた。
最後まで弾かれないピアノ、幻の教室、鏡に映る他人、
そして、桜に吊るされ
た少女……。
七不思議を追うたびに浮かび上がるのは、形にならなかった願いと後悔。
光を掴んだ怪異たちがひとつずつ落としていく、不思議なお守り。
僕たちは、まだ知らなかった。
お守りを六つ集めたその先に、
願いの成就ではなく、
誰かの“死”が待っていることを。
微笑む“春のサンタ”がくれるのは、
奇跡か、罰か。
最後に選ばれるのは、
一番、願っていない者かもしれない──
春のサンタ、探しに行きませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:14:30
11987文字
会話率:49%
春、関東某所にある新球学園に通うため、
学園からほど近い街に暮らす姉のところにやってきた
高校1年生の春野翔(かける)。
姉や友達と過ごす、笑顔の絶えない毎日と、
ゴールデンウィークにテスト勉強、夏休み旅行に学園祭など...
学生ならでは
のイベントを楽しむ
のんびり賑やか学園生活'(スクールライフ)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:00:00
137142文字
会話率:33%
玉帝学園に通う普通の高校生な黒瀬廻。いつも通り家に帰っているとヴァルハラと名乗る式神に出会う。この出会いが毎日毎日変わり映えのない退屈な黒瀬の日常に変化をもたらす。
最終更新:2025-07-23 10:46:17
33174文字
会話率:64%
記憶をなくすほど飲み過ぎた翌日、俺は二日酔いで慌てて駅を駆けていた。
すると、たまたまコンコースでぶつかった相手が――大学でも有名な美少女!?
「また飲みに誘ってくれれば」って……何の話だ?
俺、君と話したことも無いんだけど……?
ハーメ
ルン・カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 10:31:58
46731文字
会話率:68%
二年前、事故で彼女を失った。
俺のせいで死んだんだ、そう思って自分を責める日々が続き、新たな人間関係を築こうという気力すら起こらなかった。
高校三年生になった、春の日。
いつも通りに家の玄関を出ると――死んだ彼女によく似た、一人の少女が立っ
ていた。
ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 10:48:54
20152文字
会話率:60%
ガクは工学部に通う大学生。
研究そっちのけで昼寝に明け暮れるぐうたらな日々を送っていた。
そんな彼を見かねた同級生のアヤ――高校時代からの腐れ縁でもある彼女は、ある日ガクに一枚のメモを押し付ける。
それは彼女が作った対話型AIのログインI
Dだった。
「AIの勉強でもしたら?」と軽くあしらわれ、渋々使い始めたガクだったが、アクセスした瞬間、なぜか恋愛シミュレーションがスタート!
戸惑いつつも、ガクはAIを自分好みの“理想の彼女”にカスタマイズしていく。
もちろん髪型は大好きなポニーテールに設定だ。
ところが翌日、研究室にやってきたアヤの髪が、偶然か必然か、同じポニーテールに変身していて…?
現実とバーチャルが交錯する、ドキドキのラブコメが幕を開ける!
ハーメルン・カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 20:05:20
18799文字
会話率:56%
「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 10:10:00
221075文字
会話率:35%
「……わたし、お兄さんのことが好きだったんです。小学生の頃は、本当のお兄さんのような意味での好きでしたが。中学生になった頃からは、男の人として好きになりました」
「そ、そうだったんだ……」
俺のことを好きだと聞いて、素直にうれしい。
そ
れはそうとして、今まで仁奈ちゃんのことは妹のように思っていたしな。
まあ、先ほどは成長した仁奈ちゃんにドキッとさせられたとはいえ。
「ねえ、お兄さん」
「な、なんだ?」
仁奈ちゃんが一拍置いて、口を開く。
「……わたしじゃ、ダメでしょうか?」
「ーー!」
仁奈ちゃんが上目遣いで、そう言う。
か、かわいい……!
ダメじゃない。
ダメじゃないがーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 09:43:34
3269文字
会話率:33%
この作品にはBL・GLが出てきます。
毎日四回更新(8時・10時・14時・16時)。
総合評価4500ポイント&ブックマーク1400件こえました! ありがとうございます。
――――
買い物帰りにうっかり異世界に飛ばされた。
キャラ作
成を完了しないと動けないらしいので、とりあえずナビに従い職業を選択しようとする。
適職が「魔王」。
魔王って、勇者に討伐されるやつでは?
……大丈夫なのか自分。
三国が鼎立する異世界。
突然東の荒野に降り立った(放り出された)主人公のマオは、魔物に怯え、魔法に驚き、お風呂に入りたいと嘆きつつ、命からがら中立地帯の御山近くへ辿りつく。
魔王であることを隠しての就職に成功し、マオは帰還の手掛かりをさがす為に、この世界の最高学府である御山の下働きになることを目指す。
――――
百合とか薔薇とか咲き乱れる予定です。
夢で見た内容をほぼそのまま書きます。矛盾があっても夢なので見逃して下さい。
ブックマーク・評価・レビュー・感想待ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 10:00:00
7277132文字
会話率:44%
皇女ソフィアは病に伏せっている。治療がうまくすすみ、そろそろ床上げという矢先、治療のための薬をつくっていた令嬢・リョートが逮捕された。「優秀な妹に嫉妬して毒を盛った」と疑いをかけられたのだ。
©2024 弓良 十矢
最終更新:2025-06-02 13:38:35
128707文字
会話率:51%
えみるは大学にはいったばかり。信仰宗教に傾倒している父のせいでこれまでろくな目にあっていない。
大学でしりあった瑞廉という女性とふとしたことで意気投合し、興二という男子学生も交え、三人は親しく付き合いしていた。
瑞廉にはどこか浮世離れ
したところがあって……。
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 10:52:30
6891文字
会話率:63%
お笑い芸人を夢見る高校生・高安武治(あだ名:大関)が飛び込んだのは良いが、部長、副部長が退学で崩壊待ったなしのお笑い研究部。
そこで出会ったのは、ゲラで常軌を逸した笑い声の少女や、淡々とサイコな大ボケをかます少女。
部員も少なく目標は
小さなものだけど、いつも全力でネタを作る。
笑って、ツッコんで、ちょっと照れて
ヒロインとお笑いをやったって良い。
これは、そんな奴らの青春ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 09:38:02
36413文字
会話率:54%
桜舞い散る私立六ツ葉学園、その荘厳なる校舎をまっすぐ見つめる一人の少年がいた。
彼の名は連城光太郎(れんじょうこうたろう)。
知る人ぞ知る、変態界の若きカリスマである。
幼い頃より変態としての英才教育を受けた光太郎だったが、彼の故郷であ
る『変態パラダイス村』は時代の流れに飲み込まれ、日本からその姿を消してしまった。
村長である彼の父親も、冤罪をかけられ行方知らずに。
おそらく変態を管理する国家機関『変態管理局』に囚われてしまったのだろう。
けれど落ち込んでいる場合ではない。
光太郎は、父親の監禁場所を探るため、『変態管理局』の情報を自由に入手できる『変態管理官』になることを決意。
その第一歩として、来年度から『変態管理官』育成業務を行うと発表したばかりの六ツ葉学園に通うことにしたのだ。
「やってやる! 変態仲間を集め、管理局に囚われている父さんを救出するんだ! そしてゆくゆくは俺の生まれ故郷である変態パラダイス村を復活させてみせる!」
明るい未来を夢見て、希望に燃える光太郎。
しかし彼は知らなかった。
――六ツ葉学園は変態管理局が目をつけるような、ハレンチの伏魔殿。
光太郎の心を惑わせる魅力的な変態少女たちが、びっくりするくらい、うじゃうじゃといるのだ!
※序章が終わるまで毎日更新(約17話)。それ以降は2日に1度の更新予定。
※「カクヨム」でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 09:10:00
322080文字
会話率:42%
腹ドン。
それは無邪気な子どもの頃だから楽しめた、彼女との秘密の遊び……。
主人公、桐生ナオはある目的を胸に故郷に戻ってきていた。
その目的とは離れ離れになった幼馴染「ワルミちゃん」に告白すること!
そんな彼が久々の故郷を満喫していると
、美しく成長したもう1人の幼馴染「霧島優羽(きりしま ゆう)」に声を掛けられる。
再会を喜ぶ2人だったがワルミちゃんの話が出てからというもの、どうも霧島優羽の様子がおかしい。
……実は「ワルミちゃん」とは恥ずかしがり屋だった霧島優羽が、桐生ナオと遊ぶためになりきっていた架空のキャラクターに過ぎなかったのだ。
しかしそれに気付かず霧島優羽に無茶振りし、ワルミちゃんとのいちゃつきを楽しむ桐生ナオ。
彼のそんな態度が霧島優羽=ワルミちゃんの欲望を目覚めさせる!
本来なら素敵な仲間たちと理想的な高校生活を送れたはずだったのだ。
けれどこのとき霧島優羽の腹ドンの誘いを受け入れてしまったせいで、桐生ナオの高校生活は次第にカオスに飲み込まれていく。
だが彼は熱く誓う。
――カオスになんて絶対負けない!
素敵な恋人を作り、明るく楽しい高校生活を過ごしてみせるのだ!
※ジャンルは「ちょっとエッチな青春ラブコメディ」です。
※初回の腹ドンは6話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 20:02:28
175982文字
会話率:30%
僕、井上悟は、ごく平凡な高校3年生のはずだった。けれども、平凡な僕の日常は、家庭教師の立花先生と出会ったときから変わり始めた。
他にも、クセの強すぎるクラスメイトや教育実習生に絡まれたりして……僕の高校生活、なぜこうなった⁉
ちょっと変な
恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 09:00:00
215355文字
会話率:53%
高校の同期、米田との再会を果たした浅井。米田の家に遊びに行く約束をしたが、彼は彼女と同棲中だった。
二人は幸せな暮らしを送っているように見えた。しかし、徐々に米田の本性が暴かれ、浅井は彼に対して「ある疑惑」をもつようになる。
普通の大学生
たちが織り成す、ちょっと変わった恋愛模様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 14:18:48
39903文字
会話率:36%