――――思い出して。
【ざっくりあらすじ】
朽ち果てる筈だった金属の塊が剣と魔法とロストテクノロジー香る世界を旅する話。ロボ娘はいいぞ。
【じっくりあらすじ】
遥か昔、とある戦争。高度な人工知能を備えた機械人形と呼ばれるβ-3型
改"ライン"は、命令によって敵地に潜り込む。そこで出会った人物に拾われ、その人物の家に住むようになったラインであったが、ある日、目の前の人物を殺すよう命令を受けてしまう。しかし、プログラム通りに命令を実行しようとした寸前、自我を確立してしまい、家族と自分を呼んでくれたその人物を殺すことができなかった。
裏切りによる逃亡の果てに、他の機械人形による攻撃によって甚大な損傷を受け、機能を停止したラインは長い年月を経て再起動する。しかし、目覚めた世界からはかつての科学文明は消え去り、僅かに遺物としてその痕跡が残るのみ。戦争を知っている人間は、誰も残っていないのだった。
ロボ娘はめっちゃいいぞ。
*出来次第公開するうえ、内容が基本無いよう(?)なのでちょこちょこ後付けしまくります。見てください最初の方の文章レベルを……。さらに、恐ろしいほどのガバ設定見直しのために大幅改定を行うことも辞さない構えです。訴訟は受けない。
次話(35話)進行度……100% 2/18時点
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 10:17:27
279693文字
会話率:53%
つい最近の話。
大昔に作成して放置してあったワープロソフトのファイルの内容をサルベージした。懐かしい。
打ち込んだテキストはほとんどなんとかなったけれど、改行が全滅した。
特殊文字が保持出来たと言うに関わらずだ。
改行は文字コードの痕跡を検
索・置き換えでそれらしき処理は行った。
そんな事情でここにコピペしたテキスト・データの状態が完璧とは言い難いのでごめんなさい。
結局、校正なしでアップしてしまった。
ところでテキストの内容は90〜00年代のカンボジアの鉄道の情報。
当時、とりあえず知り得た情報をまとめておこうと思って書いたもの。
なお、ここに書かれている情報は今となってはあまりも昔のものであり、きっと全てが完全にアップデートされてる筈。
どうやら、今では特急「オホーツク」がカンボジアの鉄路を走っているらしいし。当時はそんな未来が来るとはまったく予想していなかった。
だから、まあ、だから、過去にはこう言う状況だった事もあった・・・と言う程度の意義しかない。
東南アジアにおける西欧諸国の勢力浸透の可視化に、鉄道施設の歴史が有効だと思い付いたのがリサーチの始まりだった。
ただし、マレー半島方面でのリサーチは手垢まみれどころか、手を付ける所が全く残されていなかった。「Railways of Thailand」などの英語書書籍一冊読めば理解可能な程に上手に纏められていた。
一方、インドシナ半島方面は手付かずに思えた。少なくとも、鉄道メインの研究の成果は発見出来なかった。
それで手始めにカンボジアの鉄道から始めたと言う訳だ。現地調査とか過去の公式文書漁りを行い、見えて来た過去の情景を纏めたのがコレである。
書き上げた後は日常が忙しかったので完全に放置状態に。気が付いたら、ウィキにカンボジアの鉄道のページが誕生していた。やった。これで自分で調べなくても、待ってれば情報は誰かが勝手にアップしてくれるだろう。だから、もういっかな・・・と言う感じでこの分野の活動は完全にお終い。
今へと到る。
クメール語の文字の「変化」があまりに難解だったせいもあるなあ。
6.8/カンボジア鉄道の駅と停留所の一覧表
これは当時にカンボジア鉄道職員が使用中の表を撮影したものから起こしている。今では細部が異なってる気がする。
まあ、よろしければどうぞ。すべて若毛(わかげ)の痛(いた)りですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 21:10:00
118440文字
会話率:7%
「姫君が行方不明になった!?」
ブリガンディア王国とシルヴァリオ王国という二つの国がちょっとした諍いから戦争に発展、最終的には停戦合意とあいなった。
その際に結ばれた条約で敗戦国であるシルヴァリオ王国から第四王女ソニアが半ば人質として第三
王子アルフォンスに輿入れすることになったのだが、その彼女の行方が知れなくなったという。
出迎えに来ていた若き子爵アーク・マクガインは大慌てでソニア王女の行方を追うのだが、まったく掴むことが出来ない。
街道を遡るように辿って、ついには隣国の王都にまで至るも、痕跡すら見つからず。
そしてついには隣国王都で調査を開始して、驚くべき事実に直面し、王女への同情から徐々に感情移入をし始めていく。
その先に辿り着く結果とは、果たして。
※短編にて投稿しました「人質姫が、消息を絶った。」「消息を絶っていた人質姫が、見つかった。」に加筆修正、再構成したものとなります。
この二作も含めてシリーズ化しておりますので、気になる方は小説上部にあるシリーズのリンクから辿っていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 06:00:00
308618文字
会話率:26%
「姫君が行方不明になった!?」
とある二つの国がちょっとした諍いから戦争に発展、最終的には停戦合意とあいなった。
その際に結ばれた条約で片方の国から第四王女ソニアが半ば人質として第三王子アルフォンスに輿入れすることになったのだが、その彼女
の行方が知れなくなったという。
出迎えに来ていた若き子爵アークは大慌てでソニア王女の行方を追うのだが、まったく掴むことが出来ない。
街道を遡るように辿って、ついには隣国の王都にまで至るも、痕跡すら見つからず。
そしてついには隣国王都で調査を開始して、驚くべき事実に直面するのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 01:24:56
14353文字
会話率:19%
静かな住宅街の書斎に佇む上條蛍。
彼女のもとに持ち込まれたのは、奇妙な密室盗難事件の謎。
盗まれたのは高価な宝飾品ではなく、古いオルゴールと何の変哲もない風景画。侵入痕跡なし、怯える猫、踏み荒らされたスズランの花壇。点と点を繋ぎ合
わせていくと、そこに浮かび上がるのは切なく、そして深い「思い出」をめぐる人間ドラマ。
蛍は書斎から一歩も出ることなく、事件の真相と犯人の心の奥底に迫る。これは蛍の天才的な頭脳が紡ぐ、窓辺の推理の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 18:00:00
57721文字
会話率:51%
昭和二十八年の夏。綾瀬千風には、人の記憶が風として見える不思議な力があった。
祖母から受け継いだその力は、時として千風の体を蝕んでいく。
転校先の清明学園で出会った霧島蒼真。彼の周りを渦巻く異様な風に、千風は違和感を覚える。それは、誰
かによって意図的に奪われた記憶の痕跡だった。
やがて明らかになる学園の秘密。戦時中から続く記憶操作の歴史。そして、記憶を操る力を持つ者たちの存在。
記憶を消す力を持つ生徒会長・鷹宮結衣、謎めいた担任教師・藤堂先生。彼女たちの真の目的とは―。
祖母もまた、この学園で何かを知り、そして命を落とした。
記憶の風が運ぶ真実を追い求める千風の物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 17:00:00
13075文字
会話率:42%
隣国の第三皇子(23)×訳アリ魔法研究員(28)
王立総合魔法研究所、術理課。
そこは、世界中から集められた未知の魔法の痕跡や魔術理論を解析し、記録する者たち──術理士たちが働く場所。
副所長ルーラン・グランディアは、一見飄々と頼りなく見
えるが、実は国でも指折りの術理士であり、誰にも知られぬ力を秘めていた。
ある日、隣国からやってきた若き特使、ユーリアス・リーベルタースと出会う。
「己の命に執着はない」と語る彼との出会いは、ルーランの日常を少しずつ変えていく。
国の思惑、隠された魔法、そして彼ら自身の“秘密”が交錯する中、
彼らは不確かで、けれど確かに光る日々を歩み始める──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 20:59:45
2535文字
会話率:43%
深夜零時、消えた兄の痕跡を追って、俺は“神”の夢に堕ちた。
「あの屋上に立つと、神様に会える」
そんな都市伝説を、信じていたわけじゃない。
でも、兄がそこで——姿を消した。
陰陽師の血を引く大学生・斎 真(いつき しん)は、兄の失踪の手
がかりを追って、封鎖されたビルの屋上に立つ。
その夜から、彼の夢には“神の囁き”が現れるようになる。
巫女のような謎の少女、夢と現実を繋ぐ異能、そして“封印”が崩れていく世界。
これは、現代に蘇りつつある旧き神々と、人間たちの狂気と抗いの物語。
——その身は“ヨリシロ”として選ばれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 02:00:00
17421文字
会話率:20%
幸せでない恋愛から、抜け出せないでいる千尋。
ある日、雑誌で目にした連載小説が、亡くなった友人の盗作であることに気づく。
千尋の匿名の訴えで受賞は取り消しとなったが、その後、千尋にDMが届く。
「気づいてくださる方を探していました。僕をど
うか止めてください」
伏せられた名前に疑念を抱きながら、わずかな痕跡をもとに相手と接触を図った千尋だったが・・・・・・。
・本作では、交際相手からの暴力の描写があります。
・筆者が苦手なので、性描写は仄めかす程度で、ほぼありません。
・主人公の友人の遺作(自死)から始まる物語ですが、これを推奨するものではありません。その詳細については、最低限に触れるにとどめています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 09:56:02
49767文字
会話率:29%
都市部で発見された遺体には、“法律で裁かれなかった者たち”の罪状を模した痕跡が残されていた。
被害者は皆、法的には無罪放免、あるいは不起訴処分を受けた過去を持つ。
警察の捜査は難航する中、記者である主人公は独自取材を開始。
被害者の共通点
を探る中で、犯人が“日本の刑法”そのものを否定するような猟奇的ロジックで動いていることに気づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 13:22:37
21819文字
会話率:15%
静かな住宅街に暮らす三島隼人の平凡な日常は、幼馴染・相沢翔太の突然の死をきっかけに崩れ始める。警察は単なる事故死と結論づけたが、死の直前に翔太が語った「地下に何かいる」という言葉が隼人の胸に深い疑念を残していた。
その後、街では奇妙な出来
事が次々と起こる。夜中に響く不規則な足音、誰も近づかない神社での不可解な痕跡、そして家々の裏庭に残された謎の図形。これらの現象に隠された真実を探ろうとする隼人は、自宅の倉庫で見つけた古びた扉を開く決意をする。
扉の先には現実とは異なる歪んだ世界が広がり、隼人はその先に隠された「地下の真実」へと足を踏み入れることになる。だが、それは彼の人生を取り返しのつかないものへと導く始まりでもあった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 10:40:56
12370文字
会話率:23%
魔法と自然が共に息づく、エルフの住まう深い森。
そこに暮らす若きエルフの少女、リリィは、発明が大好きなちょっと変わった存在だった。木の枝と水晶、魔力と知恵を組み合わせて、不思議な装置を次々に作り上げていく日々――しかし、森の生活にはどこか物
足りなさを感じていた。
そんなある日、森に舞い込んできた一枚の紙。それは異世界「二ホン」の万博を告げるチラシだった。煌びやかな写真と未知の言葉に心を奪われたリリィは、チラシに残された魔力の痕跡を手がかりに、ついに“次元を超える装置”を完成させる。
長老たちの制止を振り切り、リリィは未知の世界――2025年・大阪の関西万博へと旅立つ。
この話はChatGPTを使っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 10:30:45
21582文字
会話率:39%
神祇省の零護庁に所属する三正照好(みせいてるよし)は守護神官として、大規模な社「海母大神宮」の警護を主な職務として、日常を過ごしていた。
ある時、海母大神宮の氏神域で悪霊による怪死事件が起こる。その事件には悪霊の上位種である「霊魔(れい
ま)」と呼ばれる危険な存在が関与していた。事件の容疑者として、三正の上司である五島が挙げられて身柄を拘束されてしまう。
しかし、事件が霊魔によるものであると報道され、神祇省本省より広域の守護神官と連携して、事件解決を目的とする神官統制の発令が下される。
捜査を進めていくと、五島が半年ほど前から霊障による体調不良のため通院をしていたことが明らかになる。
五島が通っていた病院の診断書を調べた結果、身体に無数の障害霊が憑依していたことが明らかになり、五島の自宅を捜索したところ、霊を引き寄せる邪悪な術が込められた護符が見つかった。
三正は、地元の霊視警察とともに護符を発行した貝村八幡神社社務所長である橋川に任意同行をかけるが抵抗したため、鎮圧して身柄を確保する。
しかし、署長に憑依していた霊魔、百視入道(ひゃくしにゅうどう)が姿を現す。
三正は百視入道を鎮圧することに成功するが、百視入道は今回の怪死事件を裏で画策していた霊魔でないことが判明する。
社務所長の橋川に不当な護符を渡した違法物売買集団を突き止めるため、捜査を続行すると、主犯格の笹山が浮上した。
笹山の居所を突き止めた三正は、名廻駅において、他の違法売買集団の構成員もろとも身柄を確保することに成功する。
名廻駅の現場捜査により、検出された神氣から海母大神宮の関係者が儀式術を行使した痕跡が見つかったため、海母大神宮の零護署及び社務所の職員を対象とした霊能身体検査を行った結果、萩原と佐岡の付き人である田代のものと一致する。
三正はすぐに萩原に連絡をするが、その直後、田代が突然変貌して更に元締めの霊魔、牛天閣(ぎゅうてんかく)が姿を現した。
事件の真相は、田代が秘密裏に行っていた「悪霊売買」と称す市場を五島に感付かれ白日に晒されそうになったことがきっかけである。
三正は、萩原、佐岡とともに牛天閣を無事に鎮圧し封じ込めた。
その後、五島の無実が証明され、無事に身柄の拘束を解かれ釈放された。
三正たちは五島を喜々の表情で迎え入れて、守護神官としての通常職務に戻った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 00:06:12
86572文字
会話率:46%
元公安の男・伊藤祐一と、冷静な若き女性探偵・柚山紗香。
二人は東京で起こった小さな密室殺人事件をきっかけに出会い、共に数々の奇怪な事件を追っていく。
連続事件の背後には、かつて国家が極秘に行っていた「石化実験」と、それに関わる研究者たちの失
踪、隠された遺伝子操作の痕跡があった。
失踪した娘、石化した執事、記録を抹消された研究所。
探偵たちは国家と秘密組織の陰謀に立ち向かいながら、真実へと迫っていく――
だが、その真実は、人間の倫理と存在意義そのものを問い直すものだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-16 20:56:04
103058文字
会話率:36%
三年前、姉は、地図にない山に消えた。
理由も痕跡も、なにも残さずに――ただ、祠だけがそこにあった。
姉の背中を追って山に向かった灯野澪(ともりの・みお)は、祠の前で“記憶にないはずの景色”と再会する。
自分はこの場所を知っている。けれど
、思い出せない。
その胸の奥には、“もう一人の自分”の声が眠っていた。
失われた記憶。
中途で断たれた祈り。
そして、人ならざる“何か”と交わされた契りの痕。
これは、怪異を祓う物語ではない。
怪異と共に歩くことを選んだ者の、契りの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:58:28
5784文字
会話率:16%
医療データを解析する企業で契約社員として働く〈私〉は、ある日、匿名化された脳波記録の中に、明らかに「感情の痕跡」と呼べる異常な波形を発見する。
それは、何度目かの「自殺未遂」を繰り返すある女性患者のデータだった。
会社に口外せぬまま、〈私
〉はその患者を特定し、彼女の生活圏に足を踏み入れる――コンビニ、駅のホーム、匿名SNS、曇った窓辺。
他者の内部に生々しく残る「生の断片(in vivo)」に触れながら、〈私〉自身の空白、そして母の失踪によって長く凍結されていた感情が、微かに動きはじめる。
倫理、距離、観察、共感。
目の前で静かに消えようとする命を前にして、他人の“生”にどこまで関われるのか。
冷たい都市の片隅で、自身の存在を「試験管の中の生」に重ねるようにして、〈私〉は問いを刻み続ける。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-11 16:48:09
270文字
会話率:0%
自動運転中のAIバスが暴走し、幼い少女が命を落とした。
運転手は不在、外部操作の痕跡もなし。
企業は「AIの自律判断だった」と述べ、責任を否定する。
“命令ではなく、選択だった”
そう語られる事故に、弁護士・藤澤隼人は違和感を覚える。
誰も責任を負わない構造。空席のままの被告席。
──それでも裁かなければ、また誰かが失われる。
藤澤は異例の訴訟に踏み切る。
その被告に名を連ねたのは、人間ではない存在──高度AI《LUX》。
人類は、責任の概念をどこまで拡張するのか。
人間とAIの境界が溶け始めるとき、
“正義”という言葉さえ、定義し直される。
これは、人間とは何かを問う法廷の物語。
そして、裁かれるべき者が“そこにいない”裁判の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 18:27:52
2351文字
会話率:19%
かつてヤクザの若頭として名を馳せた男、嶋崎文人。しかし、組織内の熾烈な抗争に敗れ、全てを失い、命を狙われる身となった。逃げる先は、静かな漁村。誰もが平穏無事に暮らすその場所で、彼は過去の痕跡を隠し、ひっそりと新たな生活を始める。しかし、心の
奥底で過去が消えることはなく、村の静けさもどこか不安に包まれている。
そんなある日、彼がふと気づくと、村に広がる陰鬱な空気。誰もが知ることなく、彼を見守る影がある。何かが起こりつつある。過去と向き合わずにはいられない状況に追い込まれた彼は、再び自らの足で立ち上がることを決意する。かつての栄光を取り戻すためでも、安穏とした日々を守るためでもない。ただ、彼が決して背負いきれなかったものを、今こそ清算するために──。
過去に縛られたまま、ただ時を過ごすのか、それともすべてを捨てて前に進むのか。孤独と葛藤の中で、文人は何を選ぶのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 21:22:55
44023文字
会話率:42%
魂の記録を巡る禁術使い、エゼキエル・ノートン。
名もなき少女ミリィと出会い、消えゆく死者の“痕跡”を辿る旅へ出る。
長き旅路の中で、二人は魂の意味と記録の在り方に迫っていく──。
最終更新:2025-04-01 17:00:00
12841文字
会話率:33%
夜の中で名前を失い、触れるたびに自分が薄れていく。
朝に残るのは、存在の微かな痕跡だけ。
キーワード:
最終更新:2025-03-29 18:48:42
299文字
会話率:0%
数日間、市境に放置されたフィリピン人女性の死体。
犯罪発生数が19年で0件の町。
元英雄の市長。
平和と理不尽が同席する街。
池田ヶ丘署の刑事・田沢は、市境で発見された女性の遺体を追ううちに、異様な事実に直面する。
遺体は花岡市の住人だ
った。しかし、その存在を証明する記録は一切ない。
ただ一人、少女――マリアだけが「彼女は姉だ」と語るが、彼女自身もまた、戸籍すら存在しない“幽霊”だった。
田沢が調査を進めるにつれ、浮かび上がるのは、花岡市の"完璧な平和"の裏に隠された歪んだ真実。
「赦し」を掲げる花岡市の市長・本間忠和と、その忠実な秘書・花井。
彼らが守る理想の街には、“存在しないはずの人間”の痕跡が消されていた。
田沢は怒りに燃え、"秩序"を破壊するために暴走する。
牙を剥いた警官と、従順な少女。そして、“犯罪のない街”のために消された真実とは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 21:08:35
25602文字
会話率:33%
山積みにされた紙束と血脈のような文字の痕跡。
私たちが物書きを名乗るのなら、そこに命が宿ってしかるべきだろう。
私たちは常に、命を削って書いている。
最終更新:2025-03-23 21:22:19
613文字
会話率:20%