「じゃあメイドさん。私について来てくれないかしら? こう見えて何もできないし、何も知らないの」
「かしこまりました。まずは人に物を頼むときの言葉遣いと態度からお教えします♪」
「(ポトトに)あなたも。私達の頼れる足になってくれないかしら?」
『クルッ!』
「『嫌よ!』だそうです♪」
「……やっぱり、不安しかないわ」
※真面目なあらすじ
森で目覚めた記憶喪失のホムンクルスの少女。自身の名前も、どうしてここにいるかもわからない彼女。それでもなぜか、この世界の知識だけはあった。そんな彼女が出会ったのは『ポトト』と、美しくも血生臭い『メイドさん』だった。そんな3人(2体と1匹)の前に現れたのは、侮蔑を込めて“外来者”と呼ばれる男。彼はチキュウのニホンから召喚される強力なスキルを持った「召喚者」の1人だった。彼の強力なスキル〈支配〉の前に無力化された3人。抵抗できないまま男にひん剝かれ、好き勝手される主人公。そんな中、彼女は世界の意思を聞く――。
そんなこんなで危機を脱した3人は、己の役割を果たすための旅に出る。その時の会話が、上のそれ。果たして3人は仲良く旅を続けられるのか。繰り返す出会いと別れの中、死神と呼ばれるようになる少女は“命”を知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 20:25:38
1455028文字
会話率:51%
主人公の江端拓海はド田舎村に帰省したときに異世界から村ごと召喚されてしまう。
召喚者は大聖女アーシア。巻き添えで召喚された8人の老人たちはみな若返り、武器も強化されて勇者として戦えるのに、拓海だけはなぜかなにも変わっていなかった。
――と思
ったら、彼だけは声が武器になるという特殊能力を授かっていた。
アーシアは度重なる魔法の失敗により国外に3人のお供の騎士といっしょに追放されてしまってひどく落ち込むが、拓海に「ここに王国を作ろう!」と言われて機嫌を直す。拓海はアーシアを慰めるために言っただけだったのが、アーシアは本気になり、拓海+8人の勇者と大聖女の大魔法を使って村周辺を平定し本物の王国を作り始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 17:03:07
9655文字
会話率:45%
ある日、靴箱の中に、とある手紙が入っていた。
その名は【召喚者達の手紙】最近メディアを騒がせている異世界への片道切符を意味した手紙だった。
世界を救えば、どんな願いでも叶えてくれるという噂だった。
その怪しい手紙は自分だけではなく、親友の少
女にも届いていた。
少女には叶えたい願いがあった。捨て身の覚悟で手紙に記された場所へと向かう。
そんな彼女を失いたくない。主人公もその場所へ向かい、彼が異世界へ誘われた。
話の舞台は、自身の辿る運命が魔法となり、戦う術である世界。
あの時失った全ての大切な人を取り戻すために、大きな運命を背負わされた彼は、世界を救う英雄になるしかなかった。
完結するまで毎日投稿予定になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 15:00:00
149297文字
会話率:42%
主人公は、現実世界でいじめや家庭の問題に苦しんでいた高校生だった。彼は自殺を試みたが、突然異世界に召喚される。そこは、死のゲームに参加させられる者たちが集められた世界だった。主人公は、他の召喚者たちと共に、様々な試練に挑まなければならない。
しかし、彼に与えられたチート能力は、最弱のものだった。それは、自分の死に方を選べるという能力だったのだ。
主人公は、この能力をどう活かすか悩むが、次第に自分の死に方をコントロールすることで、死のゲームを乗り越える方法を見つけ出す。彼は、自分の死を犠牲にして仲間を救ったり、敵を欺いたり、謎を解いたりする。そして、彼は、死のゲームの裏に隠された真実に気づく。
主人公は、自分の死や仲間の死を受け入れることができるのか。彼は、生きたいと思うようになるのか。彼は、死のゲームから脱出することができるのか。そして、脱出ができたとき、彼は異世界で出会った仲間や恋人と別れることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:17:02
901文字
会話率:20%
ぼっちな高校生溝口 龍也(みぞぐち りゅうや)は、ある日クラス転移に巻き込まれる。
突然の事態に混乱するクラスメイトたちだが、
「どうかこの国を救ってください!」
という召喚者たるお姫様の声を聞くと、何故か落ち着きを取り戻し、おとなし
く言うことを聞いていく。
そこで明かされる異世界に存在するスキルという存在。異世界人は特に強いスキルを持つという事実。
次々に判明していくクラスメイトたちのスキル。だが、無情にも龍也に下されたのはスキルなしという無能宣告だった。
そのため、龍也は戦闘に役立たないスキルを持った河原 雪(かわはら ゆき)ともに山へと捨てられてしまう。
その山は、足を踏み入れた人間が二度と帰らないという死の山。そこは生物なら見境なく食おうとする魔族や魔物のすみかだった!
しかし、ここまで計画通りに事を進めた最高神の手によって龍也はスキルを超える権能を与えられる。
そこからというもの、ツンばかりだった河原がデレたり、周囲の魔族と協力し住環境を整えたりし、偵察に来た地上最強女子や近くの魔王すら魅了していく!
龍也は脅威すら魅了し、悠々自適な生活を掴む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 09:45:51
105018文字
会話率:53%
どこにでもいる高校生、秋月詠太(あきづき えいた)は、ある日偶然見つけた怪しい書店で怪しい書物を手に入れる。
帰宅後、書物に記載のあった召喚術を試してみた詠太であったが、逆に自分が召喚される立場となり異世界へ飛ばされてしまう。
そ
こは天使や悪魔、精霊やUМAなど、ありとあらゆる「架空の存在」が普通に存在し、生活している世界だった。
元の世界に戻るため、詠太は召喚者となる少女との契約を全うすることとなる。契約満了の条件は「召喚者の願いをかなえること」。
少女の願いを起点に世界を揺るがす大きな渦に巻き込まれていく詠太が、最終的に神をも超えるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 15:21:49
171601文字
会話率:48%
※試験的にタイトル変更しています。その為変更の可能性があります。
【旧】追放賢者の成り上がり ~その無能、有能につき史上最強の女帝を召喚す~
★幕間の物語1完結。現在幕間の物語2構想中★
“お前よりもっと役立つ賢者を見つけたから”
賢
者ながら初級魔法しか扱えないグリフ・オズウェルド。
彼はそんな無能の烙印を押され、世界最強ギルド『蒼穹の聖刻団』から追放されてしまう。
しかも嫌がらせの如く、どこかのダンジョンで拾ってきた【謎の石板】を退職金として強引に押しつけられるのだった……。
まさかそれが“最強の魔女帝”を召喚できる超レアアイテムなどとは知らずに――。
これはそんな底辺賢者グリフが異世界召喚者と共に《願いが叶うダンジョン》を攻略し、やがては偉大なる大賢者へと成り上がる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 13:02:00
633264文字
会話率:51%
張井涼成は勇者として異世界召喚され魔王軍と戦ってきた。
ついに魔王との決戦となった時、涼成はパーティメンバーと分断され差しで魔王に挑むことになる。
圧倒的不利に陥った涼成が起死回生を狙って魔王に解呪の魔法を使うと、魔王はみるみる姿を変え人間
の美女になってしまった。
正気を取り戻した女の話によると女は先代の勇者だったが召喚者にかけられた呪いで魔王に成り果てたのだという。
魔王を討滅すると、その呪いにより勇者の世界からありとあらゆる力が奪われ異世界に吸収されてしまう。
同時に勇者も呪いにより次の魔王となる。
それもこれも滅亡しかけた異世界を延命させるために行われてきたことだ。
だが、涼成が呪いを解いたことで召喚者たちの構築した呪いの術が崩壊。
涼成は先代勇者とともに元の世界へ帰還したのだが何か様子がおかしい。
涼成が異世界召喚された影響で世界各地に異世界のダンジョンができていたのだ。
それだけではなく天変地異によりいくつもの国々がすでに滅亡していた。
このことに危機感を覚えた世界中の国々は国の枠を越えて冒険者組織を設立しダンジョンが産み出す魔物に対抗していたが、情勢は芳しくない。
放置すれば、この世界も滅んでしまうことを察した涼成は先代勇者にして元魔王を相棒に再び戦いの日々へと身を投じるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 19:19:50
1108400文字
会話率:41%
天界の不手際により異世界転移を余儀なくされた元自衛官の工員でガンマニアの東雲龍海。その代償としてもらったチート能力「再現」で気ままに暮らそうと思っていた矢先、転移先であるアデリア王国の極秘計画で召喚された勇者と共に、隣接する魔導王国との、
やがて勃発する戦争で劣勢を覆して勝利へと導くゲームチェンジャーになる事を要求される。
だが当の召喚者は素質や称号こそ勇者だが戦いには丸っきりのド素人。龍海は武者修行と称して勇者と各地を飛び回ることにしたが、やがて王国に関わる列強国の思惑も絡んだ駆引きに巻き込まれていく。
そんな中で素人勇者や龍海にほのかな想いを寄せるお目付け役やその幼馴染らと共に、「ま、何とかなるっしょ」と剣と魔法が渦巻く中で銃火器を「再現」し、鉛弾をばらまきまくる「状況の人」龍海が異世界で無双する! かな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 18:00:00
557222文字
会話率:50%
人間界、天界、魔界を擁する魔法世界アデスに勇者召喚された木島良二他4名。
しかしホントの勇者は1人だけで良二以下は巻き込まれてこの世界に来てしまっただけだった。
召喚魔法陣が再び元の世界に繋がるまでの時間は1年間。
人の好い召喚者の尽力で良
二ら異世界人を軸に魔導特別遊撃隊が組織されたが
頼みの面子は学生の良二とJK2人に初老のおっさんと来たもんだ。
ゴツイ部隊名の割に実際は軍を動かすまでもない腐れ仕事を押し付けられるはずだったが…
戦略兵器級の能力を持つ神々や魔族、エルフやドワーフ、ケモ耳たちと、
飲んで、騒いで、闘って、ほんのちょっとの恋をして。
1年後、良二たちは無事に故郷へ帰れるか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 18:00:00
793835文字
会話率:48%
とある悪魔が奴隷の少女に召喚された。
悪魔とは人間に堕落を与えるための存在だ。
その悪魔はその少女の望みを叶えんとしたのだが、その望みはあまりにも少女が望むであろうそれとはかけ離れていて…。
「それならここにいるみ〜んな殺してほしいの
♪」
「…。」
…か…神様…。
思わず悪辣な考えから普通の思考に戻ってしまう悪魔と悪魔より恐ろしい少女。
そんな少女を人間らしくするという裏目標を果たす旅路を記す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 23:19:34
5761文字
会話率:35%
追放された側ではなく追放した側の物語です。
【第一章あらすじ】
「バーク、貴様はクビだ!」
《連邦認定勇者に最も近い男》と呼ばれた男ケンツ。
ある日ケンツは大して役に立たないという理由でポーター(荷物持ち)のバークに解雇を言い渡す。
ところがどうしたことか、バークが去ってからと言うもの、まるで力が出せなくなってしまい、今まで雑魚扱いしていた魔獣にも苦戦するようになってしまった。
その後もケンツのパーティーは堕ち続け、パーティー仲間のキリスとキュイがとうとう音を上げ、バークの元へ去って行った。
さらに半年後には幼馴染のシャロンもケンツの元を去った。
その後、冒険者達の過酷なイジメに遭いながら、ずっと独りでくすぶり続けるケンツだったがやがて転機が訪れる。
ラミア神殿から飛ばされて来たと言う謎の美少女アリサと強引にパーティーを組み、ケンツは再起を果たそうと目論むのだが……
【第二章あらすじ】
ついにシャロンをとり戻したケンツだが、同時期にリットールにおいて奇病が蔓延し始めた!
かつての仲間、キリスとキュイも奇病に倒れ、やがては愛するシャロンさえも奇病感染が発覚してしまった。
ケンツは奇病の原因を調べるべく調査に乗り出すのだが、そこには驚くべき事実が……
しかも奇病の影にはケンツをイジメた主犯格、バロンとブルーノの暗躍する姿も……
果たしてケンツは奇病の原因を特定し、愛するシャロンを、キリスを、キュイを、そしてリットールの民を救えるのか!?
なるべく早く読み終われるように、出来るだけ一投稿あたり二千文字前後でリリースします。
本作は『【ティラム逃亡記】幼馴染が聖女に覚醒したので勇者にストーキングされてます。現在全力逃亡中!』の第七章クロスオーバー作品です。しかし【ティラム逃亡記】を読まなくとも問題ありません。(むしろ読めばネタバレの可能性があります。すでに読まれている方は双方の進行差異をお楽しみください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 01:24:44
566152文字
会話率:42%
「朱里ぃぃぃぃ!!!スキだぁぁぁぁ!!!付き合ってくれぇぇぇぇ!!!」
「ぶっ、今のなに!?」
異世界召喚を食らった男の子と女の子の恋愛譚……
ではなく、告白できずにイジイジしている男の子が、別の召喚者の玩具にされて翻
弄されつつも、告白に向けて成長していくお話?
シリアス成分微量、ドラマチック展開皆無、コメディ成分七割、ひねり皆無、ざまぁ展開皆無、一応ハッピーエンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 18:15:25
11388文字
会話率:56%
「本当に異世界に来てしまったんだなあ……」
ホームセンターに勤務する榎本孝司は休日の日、趣味のサバイバルゲーム中に突如発生した濃霧に迷い込んでしまう――――そして霧の先にいたのはこの世の者とは思えない絶世の美女であった。
『儂の世
界を調べてもらえぬか?』
半ば強引に拉致同然に連れてこられたのは地球でも異世界でもない神の領域。
彼女は自身を異世界の神だと名乗り、自分が作り上げた世界に発生した異常を調べて欲しいと言う。
そして、
『お主には無名の神によって地球から無断で連れて来られた被召喚者たる日本人を探し出し、元の世界に送り返して欲しいのじゃ』
そう言われて異世界と地球を管理するそれぞれの神様によって依頼されて送り込まれた先は神が作った異世界。魔法と科学が混在し、文化や技術の差が著しく異なる国同士がひしめき合う箱庭のようなどことなく地球と似た文化や文明が存在する不思議な世界だった……
これは異世界各地を渡り歩き、世界を管理する神に代わって異世界の危機を解決する冒険譚。
剣と銃、魔法と科学、正義と謀略、神々と人々の思惑が交錯する異世界ファンタジー物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 12:00:00
600956文字
会話率:37%
中央神殿の敷地にある聖なる森に一筋の光が差し込んだ。
それは【異世界の扉】と呼ばれるもので、この世界の神に選ばれた使者が降臨されるという。
今回、招かれたのは若い女性だった。
☆他社でも公開
最終更新:2023-12-02 10:00:00
5158文字
会話率:24%
召喚者はこの世界の人間を不幸にする――。
日本から異世界転移した暗殺者・不動。能力によって異世界の人間を虐げる召喚者に理不尽を覚えた彼は、悪質な召喚者達の排除を誓う。そして圧倒的な力を持つ召喚者達を相手に彼は戦い続ける道を選んだ。これは
そんな彼と彼を取り巻く人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 21:54:01
331221文字
会話率:26%
非道なる転生者に支配されたカダ村。ある召喚者の手によって村から逃げ出した獣人の少女ルミルは、王都で支配者を倒せる者を探す。そうして出会ったある召喚者と共に、カダ村へ向かう。
最終更新:2018-06-24 19:43:33
21032文字
会話率:23%
ある村から、一人の少年が町へと辿り着く。その少年は姉の骸を背負い、村から逃げて来たのである。その村は召喚者に支配され、姉はその貢物としてその命を終えた。それを知った不動は、山城と共にその召喚者の討伐に乗り出す。
最終更新:2018-04-19 20:20:52
16579文字
会話率:30%
学校の帰り道、鈴宮涼夏はアスファルトに空いた黒い穴に吸い込まれた。吸い込まれた穴の先はどうやら異世界で、狂っている男に首を切られて、涼夏は捨てられた。それでも不思議なことに涼夏は生きていた。首なしとなった涼夏がさまよい歩いていると、『首なし
連続殺人事件』を追っている騎士・エヴラールと出会う。右も左も分からない涼夏は気づかないうちにエヴラールと魔力をつなげ、本来なら召喚者と行うはずの主従の契約を交わしてしまい―――?
異世界から召喚された首なし少女と、壮絶な美貌をもちながら膨大すぎる魔力に悩まされる氷の騎士。
魔力をつないで心もつないだ二人は、じんわりとかけがえのない存在になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 07:00:00
129043文字
会話率:40%
ある日突然、日常生活を奪われた。
自分たちを”召喚者”と呼び祝福する声の中、後に語られる最厄の魔法使いゲンジが誕生したのだった。
長きにわたる戦乱の歴史、新たに訪れる新時代の到来と人々の想い、思惑が錯綜する一切容赦なしの王道異世界小説
多少の残酷描写はありますが、過度な凌辱や流血表現はありません。
基本的にご都合主義はなるべくないようにしています。
ストックが大量に存在するため、読みやすいように切りながら毎日投稿します。
初めて書く小説ですので、お手柔らかに...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 20:00:00
1831499文字
会話率:38%
コモンでノーマルな一般人、古門野丸(ふるかどやまる)は旅行の帰りに痴漢冤罪をかけられてしまう。
憤る女性が犯罪者は消えればいい!と叫んだそのとき、野丸は剣と魔法が存在する異世界に飛ばされてしまった。
強制的に召喚され救世主の一人として呼ば
れた野丸だったが、実は十人同時召喚を行えば確実に現れる【英雄】と対を成す【外れ】として呼ばれた事が判明する。
それはさながら必ず一体は当たりを引けるガチャの外れ枠の様だった。
【外れ】として呼ばれた瞬間に役目を終えた野丸は国が求めたような能力も無く、また日本に帰ろうにも手段が無いわけではないが使えない個人のためにその様なことは出来ないと放り出されてしまう。
彼は決めた。
帰る手段である【召喚石】を作る手立てがあるのならば、自らの手でそれを用意しようと。
しかし特別な才能も技量も何も無い一般人でしかない野丸はその手段の確立が見えず、周囲に笑われながらも地道に日銭を稼ぐ日々。
そんなある日、魔法の才能が無いからこそ手に入れられた生活魔法をきっかけに、彼は大戦果と言って差し支えない程のことを偶然ながらも成し遂げる。
そのおかげで相棒となる子狼のポチ、更には頼りになる傭兵少女コロナが仲間になり、彼の世界は動き始めた。
野丸は知っている。
自分には秀でた才も高い能力も備えていない、あくまでただの一般人である事を。
だからこそ仲間を頼り、自分に出来る範囲を見極め前に進もうと。
いつか必ず日本に、住んでいた世界へ帰る為に――。
※タイトルの頭に『★』がある話には挿絵があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 23:20:42
2100095文字
会話率:36%
魔物の発生を、瘴気を封印することで抑えていた世界で封印が解かれてしまった。魔物が大陸に溢れ始める。そこで、昔、瘴気を封印したという異世界からの召喚者に倣って、この世界に残された神殿で召喚を行ったところ・・・何故か飛行中の小型飛行機が召喚さ
れた。突如出現する滑走路付の謎の基地。
飛行機ごと異世界に召喚された“波高 進”。彼はウェブハイトとしてこの大陸での歩みを始める。
<<魔物のいない世界にくらしたい>>
と思いながら・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 06:00:00
254407文字
会話率:43%
この小説は2022年4月1日 0時からスタートします(最終話 2022年4月2日 12時の予定)。
若き神様は、今日も自分の世界の管理に励んでいた。彼の世界は、魔素の発生を微調整することで、人類と魔物のバランスを取り続ける必要があったから
だ。だが、毎日の管理に飽きてくる。そんな時、定期的に開かれる新人世界管理者の研修に行くことになった。ちょっと魔素の量を多くした状態で研修に行ってしまった彼は、研修が楽しかったのか、すっかり自分が管理する世界のことを忘れていた。・・・100年後、彼が戻ってきたとき、彼が管理していた惑星は消滅していた。慌てて師匠のところに駆け込んだ彼は、師匠から処置の指導を受ける。少し時間を戻して、第3惑星に人類を移住させろというのだ。彼は、師匠が作った世界から一人の男に目を付け、46億年前の自分の星に召喚した。10年後に魔物が溢れ、その5年後に爆発する星に・・・。
辻褄を合わせるため、召喚者のために”異世界の蔵書”を作った。そして、そこに書かれたシナリオに従うように言ったのである。
これは、未来から召喚された一人の男が、自分と自分の前世を守るために、前世の能力を生かして神様の作ったシナリオを実行していくお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 12:00:00
74821文字
会話率:44%
20年前、弟を守るため非業の死を遂げた魔法国家ハーデンベルギアの第一王子アイビー。
彼は死ぬ直前まで王家の呪いに悩まされ、多くの秘密と罪を1人背負っていた。
しかし、呪いの殺意の強さが結果としてアイビーを悪魔へと生まれ変わらせ、彼を第2の人
生(?)へと送り出した。
悪魔召喚で呼び出された場所は深い夜の森で、呼び出したはずの召喚者は影も形もない。何か再び面倒なことに巻き込まれている予感を感じはしたが、それ以上に波乱万丈な旅が彼を呼ぶ。
手違いから始まった契約ではあれど、息はぴったりな悪魔「雹華」と少女「蝶蘭」。彼らを取り巻く冒険と呪いの闇が、やがて国を巻き込む大騒動へと発展する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 22:39:37
64102文字
会話率:35%
異世界召喚者であり元勇者のユキヤは魔王を討伐し、異世界から日本へと戻る。一緒に冒険したパーティメンバーである三人の美女たちも一緒に日本へ来ることとなった。そんなパーティメンバーと日本に残してきた幼馴染が主人公争奪戦を行う。そんなラブコメディ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 23:03:36
15896文字
会話率:32%