この小説は2022年4月1日 0時からスタートします(最終話 2022年4月2日 12時の予定)。
若き神様は、今日も自分の世界の管理に励んでいた。彼の世界は、魔素の発生を微調整することで、人類と魔物のバランスを取り続ける必要があったから
だ。だが、毎日の管理に飽きてくる。そんな時、定期的に開かれる新人世界管理者の研修に行くことになった。ちょっと魔素の量を多くした状態で研修に行ってしまった彼は、研修が楽しかったのか、すっかり自分が管理する世界のことを忘れていた。・・・100年後、彼が戻ってきたとき、彼が管理していた惑星は消滅していた。慌てて師匠のところに駆け込んだ彼は、師匠から処置の指導を受ける。少し時間を戻して、第3惑星に人類を移住させろというのだ。彼は、師匠が作った世界から一人の男に目を付け、46億年前の自分の星に召喚した。10年後に魔物が溢れ、その5年後に爆発する星に・・・。
辻褄を合わせるため、召喚者のために”異世界の蔵書”を作った。そして、そこに書かれたシナリオに従うように言ったのである。
これは、未来から召喚された一人の男が、自分と自分の前世を守るために、前世の能力を生かして神様の作ったシナリオを実行していくお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 12:00:00
74821文字
会話率:44%