弓使いの主人公・クリスタルは、先祖代々弓使いとして名を上げるアーチャー家の末っ子であるものの、下手な上に冒険者パーティから追放されてしまう。父に助けを求めたが、「アーチャー家の名誉を汚すヤツは、この家にいる資格はない」と言われ、家からも追放
されてしまう。
身寄りがなくなったクリスタルは、王都の中にある食事処兼宿屋の『サヴァルモンテ亭』の女主人に助けられ、店を手伝う代わりにそこで暮らしていくことに。
趣味で弓をたしなむ女主人に誘われ、弓の練習を再開したクリスタル。実は、クリスタルは道具の質に左右されやすい体質だったのだ。安物の弓で練習していたせいで変なくせがついてしまい、本当の実力が発揮できなかったのである。
それからというもの、クリスタルはメキメキ実力を上げていき、ついには王国騎士団の目に留まる。そして、弓だけでなく剣の才能も見出してもらえることに......!
パーティにも家族にも追放されて冒険者をやめたクリスタルが、自分の知らなかった世界で居場所を見つけ、冒険者をも超えた騎士になってざまぁする物語。
(7話目から例のパーティが落ちぶれます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 12:13:49
125823文字
会話率:48%
フェリアは【無限転生】により全ての「蛇」や蛇に関する「神」「悪魔」に何度でも生まれ変われる最強のメス蛇。蛇だけに毒は超得意。神経毒、心肺停止毒、毒耐性取得、呪い無効、蘇生術、「竜」は「蛇」みたいなものだしドラゴン化・竜人化もOKって、こじつ
けじゃね?
転生するたびに取得スキル・魔法を引き継ぎ初期ステ値も上昇。
そんな私が異世界で出会ったケモショタ&獣人少女と共に自由気ままの冒険。エルフの人形師幼女やロリコン女騎士、優しすぎる怪力竜人娘などと知り合い、活動範囲を広げつつ時には人助け。いずれは人界・冥界・天界、すべてを救うことになる。
いや私好き勝手してるだけなんだけど!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 18:20:49
325793文字
会話率:39%
※こちらは設定です※
本編のあらすじ↓
フェリアは【無限転生】により全ての「蛇」や蛇に関する「神」「悪魔」に何度でも生まれ変われる最強のメス蛇。蛇だけに毒は超得意。神経毒、心肺停止毒、毒耐性取得、呪い無効、蘇生術、「竜」は「蛇」みたいなもの
だしドラゴン化・竜人化もOKって、こじつけじゃね?
転生するたびに取得スキル・魔法を引き継ぎ初期ステ値も上昇。
そんな私が異世界で出会ったケモショタ&獣人少女と共に自由気ままの冒険。エルフの人形師幼女やロリコン女騎士、優しすぎる怪力竜人娘などと知り合い、活動範囲を広げつつ時には人助け。いずれは人界・冥界・天界、すべてを救うことになる。
いや私好き勝手してるだけなんだけど!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 02:03:27
2311文字
会話率:11%
主人公ゼルスは、魔王でありながら人間の冒険者を鍛え、育て、勇者候補として世界に送り出し続けてきた。
「この世は闇が多すぎる」それが彼の口癖だったが、ある日、
「俺の弟子が、勇者パーティを追放された……!?」
衝撃的な報告に、ゼルスは自ら
動き出す。
弟子を追放した勇者パーティに、弟子と同じ支援術士として潜りこんだのだ。
それはゼルスの、
弟子たちの育て方を間違えていたなら正したいという強い自負心と、
生粋の『人間ファン』であるがゆえ「やっぱり勇者はすごいなあ!」というピュアな期待と、
それらふたつが合わさった「俺の弟子が迷惑をかけたなら申しわけない」という責任感が理由だった。
その純真さが、実は身勝手な理由で彼の弟子たちを追放していた勇者パーティを、じわじわと追い詰めてゆくことになる。
試されているのは、ゼルスや弟子たちではない。
魔王の期待に、勇者は応えられるのか?
魔王の責任感に、見合う勇者は存在するのか?
魔王のピュアっぷりに、勇者は耐えられるのか?
やがては、純真なゼルスも首をかしげる。
「あれ……? なんかこの勇者、変じゃね?」
心やさしき魔王の、無自覚系ざまぁ物語。
※完結保証 40話足らずで第1部完結いたします。
※カクヨム様、アルファポリス様にも掲載いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 21:03:53
267927文字
会話率:50%
「黒髪のゴミなど死んでしまえ! お前をギルドから追放する!」
エレンは街中の人間から虐げられてきた。
彼はかつて世界を荒らした『魔王』と同じく、忌み嫌われる『黒髪』の持ち主だからだ。
しかしエレンは優しさを失わなかった。道具扱いされている
魔物たちを庇い、守り、ついに言葉を交わせるようになったのだ。
そんな彼を異端視し、テイマーギルドのマスターはエレンのことを追い出した。
――それによって魔物たちが怒り狂い、最終的に国が滅茶苦茶になってしまうのだが、後悔してももう遅い。
エレンは愛する魔物たちと共に、理想の国家を作り上げる――!
※以前に投稿していたもののリメイク版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 15:30:16
210637文字
会話率:37%
「はらみました!責任をとってください!」
訳あり魔導師は、不思議ちゃんな修道女に勘違いされて追いかけられ都市を走り回る!
そして、いつしか古の天才魔法使いに関わる者達が動き出し、
巨大な力を持つグリモワールの存在が浮かび上がって……
ラブコ
メ+ギャグ+バトル+シリアスごちゃまぜてんこもりです。
罪人として追われている魔導師のアベルは、『自分の身体のある不具合』を解消するために西の賢人を探していた。
一方、修道女として鍛練をつんだ美少女リリアンは、消息不明の兄を捜し求めていた。
そして、恋かもしれない変がはじまる。
繰り広げられる怒濤の追いかけっこ、そして悪党からの逃亡劇、しかもラブコメ!?
徐々に明かされていく秘密、そしてアベルの存在意義……
隠れていた過去の秘密が、ふたりの未来の扉を開ける――
シリアスなプロローグからハチャメチャな本編、そして全てがまとまるエピローグまで読んでいただけたら幸いです!
まずはプロローグからどうぞ。
*リニューアル前のpixivとカクヨムからの転載です。こちらは修正済みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 19:00:00
122594文字
会話率:39%
主人公ユノンは、同じ村出身の幼馴染たちと組んだパーティーで、パーティーリーダーを務めていた。だが、パーティーリーダーとは名ばかりで、その実態は、戦闘以外を全部押し付けられる雑用係だった。ユノンはそれでも、仲間たちと冒険できることに満足して
いた。なぜなら彼は病気の妹を村に残しており、仕送りを続けなければならなかったからだ。お金さえちゃんともらえればそれでよかった。
パーティーは順調に成長していき、Aランクパーティー【金色の刃】として名を馳せていた。Aランクパーティーになった彼らは《上級スキル》の選定式に参加する。今年は魔王が復活したこともあって、《勇者》の登場がまことしやかに噂されていた。そんな中、新進気鋭のパーティー【金色の刃】に注目が集まるのは必然だった。
仲間たちは順調に最強スキルを手にしていく、そしてなんとついに、《勇者》が出たのだ。だがその勇者はユノンではなく、前衛職のギルティアだった。だが勇者パーティーのリーダーとして、当然ユノンのスキルにも期待がかかる。そんな中ユノンが手に入れたのは魔族が得意とする闇スキルと呼ばれるスキルの一つ《憑依》だった。
ユノンはあらぬ疑いをかけられ、殺される。だが、その間際にユノンが使った《憑依》によって、運良くある魔物に憑依することができた。その魔物は中ボス魔物の【メタモルスライム】だった。これではすぐに殺されてしまう!そう考えたユノンだったが、ダンジョンの仕組みが自分のよくしっているゲーム《ダンジョンズ》にそっくりなことに気づく。これならなんとかなりそうだ!
※カクヨムにも掲載。カクヨム版から改稿、再編成しての投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 16:33:08
122173文字
会話率:35%
世界に3つしかないはずの「特級職」。
アイテム好きなニクラスはまさかの新しい特級職【予知者】に覚醒した。
国をあげて祝福されたが、いつまで経っても【予知者】は機能しない…。
とうとうニクラスは【よた野郎】として、莫大な借金を背負わされたう
えに家族ともども追放され、迫害される。
どん底まで落ちたニクラスだが、【予知者】の能力がようやく発動。
能力を使ってレアアイテムをゲットして、借金返済!と思ったらいつの間にか救世主に?
この作品はカクヨム・アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 18:46:36
60075文字
会話率:32%
斉藤光樹は17歳という若さで病死してしまった。
それを不憫に思った神は、異世界で人生の続きを送らせることにする。
神の力も与えられ、準備はバッチリだと思われた。
だが、異世界に行く直前で光樹は気付く。
力だけあっても、ちゃんと強くならない
と死んじゃうのでは?
せっかくの人生の続き、簡単に死ぬのだけは嫌だ。
死なずに人生の続きを送る。
そのために天界で鍛えることを決意するが、鍛えすぎた力は強すぎたようで……
※最初から完全無敵ではなく、成長して最強になっていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 19:09:15
103466文字
会話率:61%
二〇〇〇年代に起きた迷宮大災害(ダンジョン・カタストロフィ)によって、世界の各地でダンジョンが発生するようになった近未来。
ダンジョンは未知に溢れていた。危険なモンスター。殺しにかかってくるトラップ。過酷な環境――足を踏み入れれば、生き
て帰れる保証などどこにもない危険な領域。だからこそ、ダンジョンを攻略して迷宮を破壊するダンジョン探索者は多くの人々から畏敬の念をもって受け入れられていた。
ダンジョン出現から数十年後、岩井駿吾は中学を卒業し、すぐにダンジョン探索者としての活動を始めた。それは彼がたまたま受けた、スキル鑑定の結果からだった。
そう、彼の探索者としてのスキルは《ワイルド・ハント》――それはダンジョンが生み出すモンスターを自分の配下として支配する召喚者(サマナー)系最上級スキルだったのだ。
携帯端末の電話帳? まっさらだけど。 SNS? そもそもやってねーし。
――ねぇ、友達〇人のボクでも召喚者になれますか?
いつしか“百鬼夜行の主(ロード・オブ・ザ・ワイルドハント)”と呼ばれる最強の探索者となる少年の冒険が始まる――。
※R15と残酷描写ありは念の為の保険となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 18:00:00
253402文字
会話率:54%
世界最強の人間兵器【使徒】の力に目覚めた妹。ティアを帝国から守るために戦うが奇しくも敗れて死亡する。失意の中で目覚めるとそこは遠く離れた異国の地、ハルイザ王国の伯爵家の三男として新たな転生していた。
主人公クロードは異国の地に置き去りにして
しまったティアを迎えにいく為、並ならぬ修行と鍛錬を行い。国内随一の精鋭と謳われる組織に入団。
使徒を狙う帝国からティアを守る為ため、努力で得た境地で敵をなぎ払う。
……なんて世の中上手くいくはずもなく、規格外の力を手に入れ始めるクロードを取り込もうとする組織や、婚約者を押し付けてくる王様。そして勇者や魔王なんかも現れて──。
二章と三章はキャラを出すための章なのであんまり面白くなかったりします。
旧題 魔法は無理だが、魔術なら無敵の妹にだって勝てます 〜努力と言う名のチートで最強無双〜〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 23:23:42
161279文字
会話率:29%
ブラック会社に勤め続けてきた主人公の佐伯涼也。ある日不運により、事故死を遂げてしまう。結果、彼はいつのまにか自分の勤めていた会社が開発途中であった、【インフィニティ・フロンティア】に転生してしまう。
しかし、彼は持ち前の精神力で、この世界
をタフに生き抜く。
「【エレヒード】?・・・《ステータス補正×1.5》?、《スキル経験値倍化》?っおいおいこんなチート称号ズルすぎねぇかっ!!」
「・・・まさか、【vipコード23773】入力。。。っ!ほんとにできちまった!。《経験値倍化》のスキルと百万ゴールドゲットだぜっ!!」
これはタフで自重を知らない楽観主義な主人公が、他の【エレヒード】たちと出会い、助け合い、紡いでいく物語。・・・そして、【エレヒード】をまとめ上げ、世界を統べる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 23:04:21
3375文字
会話率:15%
バナナの皮で滑って死んだ男、玉地蔵人。死後目を覚ますと白い空間にいた。ある理由で満員だった冥土で1年の時間を過ごすことになる。そこでの美少女との出会いや転生試験を終え遂にやって来た転生の時。『七つの顔を持つ男』というスキルを与えられた蔵人は
冥土の係員の不手際で転生ではなく記憶を持ったまま転移してしまう。そしてその場所は女風呂だった。
平凡な男に与えられたスキル『七つの顔を持つ男』とは一体どんなスキルなのか。そして転生した世界でどのように生きていくのか。多分そのうち強くなる主人公の物語です。
基本的に一人称で進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 00:00:00
310865文字
会話率:59%
ある日、勇者召喚でクラスごと召喚された。
胡散臭い王様の話を要約すると『精霊装っつー力お前らあるから、それで魔王軍倒してちょ』ということらしい。
クラスメイトが精霊装という力で喜んでいる中、極平凡な高校生山波ソラは自分のステータ
ス欄にクラスメイトのとは違う項目があることを見つけてしまった。それが。
【位階】最終位階
――――望むだけで最強になれる回数無制限の魔法のランプ。
存在だけでパワーバランスを崩壊させる可能性すらあるチート能力が、何故か自分にだけ備わっているという意味不明な状況。
しかし、ちょっとした不手際によりソラは国から無能認定を受けてしまった!!
不遇扱いを受けてる中、ソラは精霊装の力をつか……わずに最強を目指しだした!?
これは周囲と少しだけズレてる高校生ソラが最強の力(基本使わない)で異世界を生きていく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 22:20:32
102518文字
会話率:44%
「なんだこのジョブは! 鍛冶スキルを持たないならこの家から出て行け!」
16歳のステータス鑑定でリーンは謎の《主人公》ジョブを引いてしまう。
父の鍛冶手伝いをするために育てられた俺は、全く役に立たないジョブに家と村から追放されてしまっ
た。
だがこのジョブは、世界でたった一人だけしか持つことが許されないジョブだった。
主人公とは、ゲームで例えると世界でたった一人しかいない存在だ。
ステータスの振り分け次第で自分が鍛冶屋を含む剣聖や大魔導士、何にでもなれることを知ったリーンは主人公としてこの世界を冒険することとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 13:09:27
3193文字
会話率:32%
「くだらん趣味を辞めて今すぐ魔法に打ち込むか、追放されるか! どちらかを選べ!」
言うまでもなく、オットー・ロングは追放されることを選んだ。
彼は大貴族ロング家の道楽息子だ。
貴族としての価値が魔法で判断される国に生まれながらも、彼
は魔法を極めようともせず、空飛ぶ模型やグライダーの制作に熱を上げていた。
「追放万歳! これで家から自由になった! 思う存分、空を飛べる!」
とはいえ、オットーには金がない。
やむなく冒険者として旅立った彼は、初依頼で〈大空の支配者〉を覚醒させる。
皮肉なことに、これは飛行能力と比例して魔法の力を与える才能(タレント)であった。
「魔法には興味ないんだけど……飛べるなら、魔法でもいいか!」
飛行を極めて最強になったオットーをロング家が慌てて連れ戻そうとするが、もう遅い。
これは空を愛するオットーが世界中を飛び回り、周囲を振り回したり振り回されたりしながら無双する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 12:07:19
218941文字
会話率:37%
ある日突然、クラス全員が転生したのは美男美女しかいないエルフの国だった――。
そこでも主人公は「ピギー(子豚)」と容姿をからかわれ、「あなたには才能はありません」と無能の烙印を押され、しまいには元同級生に面白半分に魔術で燃やされる始末。そん
な彼が持っているのは唯一、”修理士”のスキルだけ。どう考えても戦闘に向くスキルではなかった。しかし、ピギーは次第にその能力の強力さに気づいていく。
これはエルフの国で容姿を馬鹿にされ、蔑まれ、虐げられた無能な男、ピギーのどん底からの這い上がり劇――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 16:24:11
306330文字
会話率:35%
魔術師は才能が八割である。生まれた時点で適性のある術式、魔力量の最大値が確定してしまう。いくら努力しようとも変わることのない二つの要素。どちらも平均以上でようやく魔術師として成り立つ。
魔術師の名門グローテル家に生まれたグレイスには、術式に
対する適性が全くなかった。魔力はあっても術式が使えなくては魔術師とは呼べない。父親からは見放され、「お前には何も期待していない」と冷たい言葉を浴びせられる。
だが、グレイスは諦めなかった。魔術とはこの世で最も自由な力。自分も自由に魔術を使いたいと願った。
そんな彼には一つだけ、他にはない才能があった。その名は――『鍛冶スキル』。
「そうだ。魔剣なら……俺でも魔術が使えるんじゃないか?」
たった一つの細く険しい道を見つけたグレイス。
覚悟を決めた彼は、全てをかけて魔術師を目指し始める。
これは才能に恵まれなかった少年が、誰よりも自由な魔術師になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 11:00:00
44117文字
会話率:38%
全種族の最高最強の力を持つ吸血鬼。不老不死の肉体に、無限の魔力を有する吸血鬼に弱点は存在しない。そんな彼らの中で唯一の掟は、異種族の間に子供を作ってはならないことだった。
その掟を破り生まれた混血の吸血鬼プラムには、吸血鬼には存在しない数多
の弱点が発現していた。太陽に焼かれる身体では外も歩けない。隠れ住む中で母が死に、父と二人だけが残され、吸血鬼の同胞に掟破りがバレ、親子は引きはがされてしまう。
純血からは馬鹿にされ、生まれてきたことが間違いだとさえ言われる日々。そんな中でプラムは決意する。
「混血が純血に劣っていないことを証明してやる……父さんも、母さんも、間違ってなんかいない!」
覚悟を胸に修行を始めたプラム。
そして千年間引き籠り、修行を終えたプラムは久しぶりに外へ出た。
「あれ……誰もいない?」
変わってしまった世界で、プラムは混血の力を証明するために戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 17:05:36
31137文字
会話率:36%
前世の記憶を持ったまま異世界に転生したエルクト(エル)。その世界には人間と精霊がいて、精霊と契約した人間『精霊使い』という存在もいた。幼い頃、精霊使いに興味を持ったエルは、いずれ自分も精霊使いになることを夢見た。
月日は流れ、十五歳になった
エルと、幼馴染のリルカ(リル)。とある出来事がきっかけで、リルは精霊使いになっていた。自分だけ置き去りにされたような歯がゆさを感じつつも、リルには立派な精霊使いになって、幸せになってほしいとも思うエル。
そんなある日、帝都から一通の手紙が届く。それは精霊使いを育てる機関、エリア学園からの推薦状だった。この手紙をきっかけに、エルの運命は大きく動き出す。
世界を覆いつくそうとしている【穢れ】、世界の精霊と八千年前の戦い。
大切な幼馴染を守るために手に入れた力で、エルは世界を守るため旅立つ!
一章25話予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 12:00:37
52988文字
会話率:48%
人それぞれに適正ジョブが宣告される世界。
もちろん必ずしもそれに従う必要は無く、自分の夢を追うのも自由だ。
主人公、ダリンもその一人。冒険者に憧れるも、宣告された適正ジョブは【絵描き】。
どう考えても冒険者に不向きなジョブだ。
しかしそれ
でも幼馴染の冒険者パーティに入ってダンジョンマップの作製、モンスター図鑑の作成など
出来ることを必死で頑張ってきたが……あえなく追放されてしまった。
しかし【絵描き】の真価はただ絵を描くことだけではなかった。
そしてダリンは同じような『冒険者として外れ扱いのジョブ』の【パン屋】【魔女】を仲間にし、その二人の
真の力を引き出し最強の冒険者パーティを作り上げる。
そしてダリンたちは王都直下の『竜座のダンジョン』に眠る、世界を制すると言われる謎に迫っていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 20:11:55
95172文字
会話率:41%
【経験値0】――これが十五歳の時にレイン・アーノルドが得たスキルである。魔法使い史上最も最悪の外れスキルと称され周囲から馬鹿にされる。対する他のパーティーメンバーは【神速の剣聖】、【魔法賢者】など史上最高のスキルを会得する。
その結果加入
していたパーティー【グランアード】から足手纏いだと追放されてしまう。
この世界では経験値はパーティーで分配されるので追放は当然の結果であった。何故ならレインが居る事で幾らモンスターを倒しても入って来る経験値は0になるからだ。
更に実家からも「無能はいらん」と追放処分を受ける。
途方に暮れていたレインは女神からせめてもの慈悲と言い、ある最難関ダンジョンに俺を放り込む。そこは未だ誰も発見したことが無い幻のダンジョンだった。そこで必死に足掻くうちにバグ化という覚醒をしてしまう。そしてステータス画面を開きステータスを見るととんでもない事になっていた。それはあるステータス値が無限になっていたのだ。どうやら女神によると世界のバグのようである。レインはこのバグ化を利用しどんどん最強へとなっていくのである。
こうしてレインは経験値稼ぎを一切しなくても最強になってしまったのである。
そしてあらゆるダンジョンやクエストを経験値0で攻略してしまう。
そして後についたあだ名が【ゼロの魔法使い】である。
これは外れスキル【経験値0】を持つ無能少年がバグの力で規格外に無双する冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 12:01:00
103085文字
会話率:50%
「第十一王子、レオ・ヴェルナー・ヴェックマン。人心を惑わし王位継承に無用の混乱を招いた罪で、国外永久追放とする」
もちろん、レオは無実だった。レオの人気を恐れた王太子の側近が罪をでっち上げたのだ。
母譲りの美貌と人なっこい性格、なによ
りも勤勉で謙虚な姿勢。
そのすべての美徳によって軍部からも民からも廷臣からも、果ては召使いや奴隷からさえも好かれた王子は、結果として故国から永久に追放されることになった。
「レオ様。私はどこまででもお供いたします。たとえ火の中、水の中、ベッドの中であっても!」
「……ベッド?」
「いえ、取り乱しました」
流浪の身になったレオは、献身的に付き従ってくれた元魔法教師のイルザとともに、"迷宮"を目指した。
巨大独立組織、"迷宮管理局"のお膝元、ハインスボーン。
食い詰めた「ワケアリ」が集う街にして、"大入口"を抱える世界最大の迷宮都市。
管理局に登録を済ませ、迷宮冒険者となったレオは、新たな夢に向かって邁進をはじめる。
人の上に立つものとしての天稟を持つレオの周囲には、あっという間に人が集まり、仲間が集まる。レオの名は、瞬く間にハインスボーンのあこがれの的になった。
生まれついての人気者は、こうして輝かしい第二の人生をスタートさせる――。
一方、レオの追放によって人心を失った王国からは、優秀な人材の流出が止まらない。
没落の一途をたどる王家において、王太子テオドアは頭を抱える日々を過ごすのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 23:20:30
269714文字
会話率:48%